【滴る鹿しょうゆ】
ある商品の発売に向けて奮闘するチームがいます。
「ある商品」というのが、鹿しょうゆです。
西興部村はエゾシカが多く生息している地域。
農作物や森林への被害、交通事故等を防ぐため
ハンターさんたちが鹿を獲り、村内の鳥獣処理加工センター等で食肉加工を行っています。
肉に含まれるタンパク質を発酵させればしょうゆができる。
豚肉でできるなら、エゾシカやヒグマの肉からもしょうゆがつくれるのではないか。
発案者の考えに賛同した村民有志らが
専門家の助言を借りながら、2024年12月にしょうゆづくりを始めました。
活用したのはエゾシカの首肉です。
筋や脂が多く食肉としては扱いづらいため、廃棄されることの多かった部位。
わたしが参加した作業では
3ヶ月間の熟成を終えた肉を搾り、ろ過する工程にとりかかっていました。
搾り器で圧をかけて抽出した液体を
布やコーヒーフィルター、ろ紙を用い、何度も何度も時間をかけて余分な脂やタンパク質を取り除きます。
最初は滞りなく下へ落ちていた液体がぽたっ、ぽたっと、だんだん勢いを弱めていきました。
ろ過を重ねるごとに滴る雫が透明度を増し、きらめきます。
西興部村の自然の中で生きていたエゾシカの生命力を感じるようです。
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製造と並行して
パッケージ選びなど、販売へ向けた準備が進められています。
Instagramの @sanganosizuku から
鹿しょうゆ、熊しょうゆの情報を発信しておりますので、チェックしてみてください。
発売をどうぞお楽しみに。
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