小島操

2023年6月23日
[画像1]山本有三は、1887(明治20)年、栃木県下都賀郡栃木町(現・栃木市)に生まれました。 高等小学校を卒業後は丁稚奉公に出され、家業の呉服商に就いた時期もありましたが、向学心を持ち続け一高へ入学。 そし

山本有三は、1887(明治20)年、栃木県下都賀郡栃木町(現・栃木市)に生まれました。 高等小学校を卒業後は丁稚奉公に出され、家業の呉服商に就いた時期もありましたが、向学心を持ち続け一高へ入学。 そして、東京帝大独文科へと進学しました。 大正期半ばに劇作家として出発し、大正末期に小説の世界に進出し、「波」「女の一生」「真実一路」など多数を発表しました。 特に国民的作品の「路傍の石」は、多くの人に感動を与えました。 私の生涯の小説の中で、ベスト3に入ります。 未読の方は、是非とも読んでください。
山本有三ふるさと記念館は、生家の近くにあり、お墓のある近龍寺は、東隣にあります。