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北海道積丹町(しゃこたんちょう)は、積丹ブルーと呼ばれる美しい海や新鮮な魚介類が魅力の町です。
神威岬(かむいみさき)は人気の絶景スポット、遊歩道「チャレンカの小道」を歩いた先に現れる水平線と積丹ブルーの海は必見。 周辺にある売店では、青いソフトクリームもいただけます。

◆北海道積丹郡積丹町◆
【住所】北海道積丹郡積丹町
【交通アクセス】札幌から車で約90分

積丹観光協会
2023年6月17日
クールジャパンビデオをご覧の皆様こんにちは。
今回は積丹半島の突端部の神威岬をご紹介いたします。

小樽から車で1時間半ちょっとも場所にある神威岬は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されており、北海道内唯一となる海域公園です。

アイヌ語の「シャク=夏」と「コタン=村」を足して「積丹」と呼ばれるようになったように、夏の景色は素晴らしく、鮮やかに青い海は「積丹ブルー」と呼ばれるようになりました。

岬の駐車場から全長770mの遊歩道「チャレンカの小道」を歩くと約30分で先端にたどり着き、先端付近からは周囲300度が見渡せます。
遊歩道「チャレンカの小道」には源義経伝説があります。

~チャレンカ伝説~
義経に強く思いを寄せる首長の娘チャレンカ。
しかし義経は大陸へ向かって旅立ってしまい、チャレンカはその後を追い神威岬までたどり着きましたが義経の船は沖の彼方へ。
悲しみにくれたチャレンカは「和人の船、婦女を乗せてここを通れば転覆せよ」と恨みの言葉を残して海に身を投げてしまいました。
悲しみと恨みを抱いたチャレンカの身体は神威岩と化し、以来、その周辺に女性を乗せた船が近づくと必ず転覆したことから、神威岬は女人禁制の地になりました。
この決まりは明治時代初期まで続きました。

神威岬には今も「女人禁制の門」がありますが、現在は女性もその門を通って先端に行くことができます。
しかし、元々風の強い地域である神威岬ですから風速13メートル以上の風が吹く日は女人禁制の門は閉じられ、先端に行くことはできません。

6月~7月にかけてはエゾカンゾウの花が咲き乱れ、霧が濃い日には、とても幻想的な風景が見られます。

アイヌ語で「神」を意味する「カムイ」と名付けられた岬は、とても美しい夕暮れが見られ、神の存在を感じる絶景を眺めることができます。

2004年に「積丹半島と神威岬」が北海道遺産に選定されました。