[動画1]和敬堂から太刀のご紹介品番 K381120 銘文 無銘 粟田口Sign     Mumei   Awataguti  鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣Certif    [N.B.T.H.K]  0:59
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和敬堂から太刀のご紹介

品番 K381120

銘文 無銘 粟田口
Sign Mumei Awataguti

鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Jyuyo Touken

鞘書 本間董山先生鞘書

寸法 長さ 2尺2寸9分(69,5cm) 反り 1,4cm 目釘穴 2個 元幅 27mm 先幅15,5mm
Size Blade length 69,5cm Curvature 1,4cm Mekugi 2Hole

国 山城国
Country Yamashiro

時代 鎌倉初期
Period First of Kamakura

形状 鎬造り、庵棟、細身、元先の幅つき、重ねころあい、やや踏ん張りがあり、腰反りつき、先付さりごころとなり、小切先

鍛え 板目肌、杢交じり、所々流れごころの肌合を見せ、地沸微塵に厚くつき、地景入り、沸映り立つ

刃文 細直刃調、小互の目、小乱れ交え、足、葉入り、匂口やや深く、小沸出来、総じて細やかにほつれ、打ちのけ・喰違刃風を交え、金筋・砂流しかかり、匂口明るい

帽子 表は直ぐ、裏はのたれ込み、やや掃きかけて、共に先小丸に返る。

彫物 表に腰樋を搔き流す

中心 生ぶ、先浅い栗尻、鑢目勝手下がり


解説
山城国では、平安時代末期及至鎌倉時代初期に三条・五条派等の古京物の存在が知らてているが、その後、鎌倉時代初期から中期にかけて粟田口派が台頭して栄え、鎌倉時代中期より南北朝期にかけては来派が栄えている。粟田口派は、鎌倉時代初期の国友を長兄とする久国・国安・国清・有国・国綱の六兄弟が世に名高く、何れも秀抜な技術を示し、その後も則国・国吉・国光・吉光など名工を輩出し、古来より『鉄色青く刃白し』と評されるなど同派の作風は上作物として長く賞賛されている。
この太刀は、細身で腰反りがついて先が伏さりごころとなり、切先を小さく結ぶなど古様な姿形を呈している。鍛えは板目肌に杢が交じり、地沸が微塵に厚くつき、地景が入り、沸映りが鮮やかに立ち、刃文は、直刃調に小互の目・小乱れを交えて小沸がつき、所々打ちのけや喰違刃をみせる作風を示しており、粟田口派の特徴がよく表れている。よく練れた精良な地鉄に地刃の明るさも相俟って優美な出来であり、腰に掘られた樋も古色がある。またこの時代の生まれたままの生ぶ姿というのがとても貴重で、焼き出しも残っており、資料的価値も高く、見ごたえのある一口といえる

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株式会社和敬堂
山城国では、平安時代末期及至鎌倉時代初期に三条・五条派等の古京物の存在が知らてているが、その後、鎌倉時代初期から中期にかけて粟田口派が台頭して栄え、鎌倉時代中期より南北朝期にかけては来派が栄えている。粟田口派は、鎌倉時代初期の国友を長兄とする久国・国安・国清・有国・国綱の六兄弟が世に名高く、何れも秀抜な技術を示し、その後も則国・国吉・国光・吉光など名工を輩出し、古来より『鉄色青く刃白し』と評されるなど同派の作風は上作物として長く賞賛されている。  この太刀は、細身で腰反りがついて先が伏さりごころとなり、切先を小さく結ぶなど古様な姿形を呈している。鍛えは板目肌に杢が交じり、地沸が微塵に厚くつき、地景が入り、沸映りが鮮やかに立ち、刃文は、直刃調に小互の目・小乱れを交えて小沸がつき、所々打ちのけや喰違刃をみせる作風を示しており、粟田口派の特徴がよく表れている。よく練れた精良な地鉄に地刃の明るさも相俟って優美な出来であり、腰に掘られた樋も古色がある。またこの時代の生まれたままの生ぶ姿というのがとても貴重で、焼き出しも残っており、資料的価値も高く、見ごたえのある一口といえる  
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2026年10月28日
和敬堂から鍔の紹介 品番 E381101 題目  円相枝垂桜図鍔 Title   Enso shidare sakura zu Tsuba 銘  無銘 彦三 Sign  Mumei Hikozo 鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 重要刀装具 Certif [N.B.T.H.K.]    Jyuyo Tousougu 寸法 竪 80mm 横 77mm 切羽台厚さ 5mm Size Length 80mm Width 77mm Thickness 5mm 時代  室町末期から江戸初期 Period Last of Muromachi to First of Edo 流派  肥後 平田 school Higo Hirata 解説  戦国時代、肥後国において、細川家藩主、細川三斎は千利休と交流が深くお茶や和歌など美術、芸術などに秀でた文化人であった。その三斎の指導により肥後拵や肥後鍔などが生まれ、刀装具界で光彩を放っており、たくさんの数奇者を魅了している。その肥後の中で平田、林、西垣、志水の四家をもって四支流を形成し、いずれも藩主に仕え代々繁栄し幕末まで及んでいる。  肥後平田家は、正阿弥系であるが、初代彦三は京都で細川三斎に仕え、同家の移封に伴って熊本に下向し、嘉永十二年同地で歿している。その門下からは、志水甚五、西垣勘四郎が輩出し、尾張系の林又七と共に肥後金工の四大流派を形成した。技術的には正阿弥の伝統を多く継承し、素材には鉄地もあるが、山銅・真鍮・赤銅などの色金が多く、象嵌はもとより阿弥陀鑢や翁鑢を施すなどして雅趣溢れる装飾性を加えている。  本作は味わい深い地鉄と、金象嵌の枝垂桜の織り成すハーモニーが絶妙である。全体に格調高く、古雅な趣に加え質実さも兼備し、彦三極めの優品といえよう。 https://wakeidou.com/pages/736/