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日本刀・刀剣の販売買取「和敬堂」が投稿しました
和敬堂から二所の紹介
品番 F381104
題目 粟穂図二所
Title Awaho zu Futatokoro
銘 一斉東明(花押)
Sign Issai Toumei(kao)
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Tokubetsuhozon Tousougu
寸法 小柄 長さ 97,5mm 横 15mm
笄 長さ 167mm 横 10mm
Size kozuka Length 97,5mm Width 15mm
kougai Length 167mm width 10mm
時代 幕末
Period Last of Edo
系統 後藤一乗門
School Goto ichijyo school
解説
荒木東明は後藤一乗門の名工である。 荒木東明は文化十四年に京都に生まれる。十三歳の時、後藤東乗に師事し東の一字を許され東明と名乗り、後に後藤一乗の門に学び一斎の工名を許され一斉東明と銘して、吟松亭と号す。東明の粟穂は最も得意とした図柄で、東明の代名詞となっている。鏨運び鋭く実った粟穂が見事に表現され、彫技術は他の追随を許さない独壇場の世界観といえる。
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和敬堂から小柄の紹介
品番 K381102
題目 竹虎図小柄
銘 宗珉(花押)
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具
寸法 長さ 96,3mm 横 14,5mm
時代 江戸中期
系統 横谷派
解説
横谷宗珉は江戸時代を代表する名工で、後藤家に対して町彫りと言われる一派の祖となる人物である。横谷派から柳川派、石黒派、大森派と多くの分派を生み出し、江戸金工を形成した。
宗珉は寛文十年に生まれる、通称長次郎といい、のちに次兵衛と改める。初銘を宗知としたが、父の没後の元禄七年ごろに宗珉と名乗る。宗珉は絵画で有名な狩野派の画風を勉強し、それを彫金技術に取り入れた。これまでの高彫りという作風に加え、片切彫りという新しい境地を確立させた。この横谷派の彫技は世の中の賞賛を受け以後の彫金界に大きな影響を与えた。
本作は片切彫りの逸品となる。それは一幅の軸を見ているような感覚になる。宗珉得意の竹虎図であるが、虎の表情など愛嬌があり上手である、これをすべて片切彫で描いている、鏨の強弱が見事でまさに名人である。
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和敬堂から刀のご紹介
品番 K381002
銘文 薩摩官工秩父末葉 平正良(新々刀上々作)
天明五年巳八月 為市来喜納次惟宗政詺造之
鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣
寸法 長さ 2尺8寸5分(86,5cm) 反り 2,1cm 目釘穴 2個 元幅 35mm 先幅26mm 元重 mm
国 薩摩国
時代 天明五年
形状 鎬造り、庵棟、身幅広く、元先の差殆ど開かず、重ね厚く、長寸、反り深くつき、上半は反り浅く、大切先
鍛え 板目肌に杢目・流れ肌交え、肌立ちごころ、地沸厚くつき、地景頻りに入る
刃文 のたれ調に互の目・尖りごころの互の目交じり、足よく入り、匂い深く、沸厚くつき、荒めの沸が目立ち、刃縁盛んにほつれ、金筋・枠筋・砂流し頻りにかかる
帽子 乱れ込み、先尖りごころに掃きかける
中心 生ぶ、先入山形、鑢目勝手上り
白鞘 有
解説
伯耆守正幸は二代伊地知正良の子で、享保十八年に生まれ、三代目を引き継いで正良と名乗った。寛政元年奥元平と時を同じくして、伯耆守を受領し、正良の名を嫡男に譲り、自らは正幸と改めた。文政元年八十六歳で没す。正幸は父祖に優る技術を示し、出藍の誉が高く、薩摩新々刀鍛冶の中では奥元平と共に双璧である。正幸の作品は、身幅広く、長寸で、重ねも厚く、切先が延び、一般的に頑丈な造り込みのものが多く、刃文はのたれに互の目・尖りごころの刃を交え、匂口深く、荒めの沸がつき、金筋・砂流しかかるなど、相州伝、とりわけ志津に倣った作柄を得意としている。
本作は、地鉄は板目に杢目・流れ肌を交え、肌立ちごころとなり、地沸厚くつき、地景頻りに入り、刃文はのたれ調に互の目・尖りごころの互の目交じり、刃縁盛んにほつれ、足よく入り、匂深く沸厚くつき、荒めの沸が目立ち、金筋・沸筋・砂流し頻りにかかるなど、地刃に伯耆守正幸の典型かつ出色の出来口が示されている。薩摩新刀・新々刀は示現流の影響を受けて身幅の広く手持ちのずっしりと重い豪壮な造り込みのものが多く、中でも正幸には特に豪壮なものが目立つことが知られている。しかし、本作ほど長寸豪快で手持ちの重い作は類例がなく、地景を頻りに交えた鍛えは常にもまして強く、荒沸の目立つ刃文の雄大さも格別である。伯耆守正幸畢生(ひっせい)の大作にして白眉としょうされるべきものである。
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和敬堂から刀のご紹介
品番 K381001
銘文 肥前国近江大掾藤原忠広
同国住人陸奥守忠吉 (新刀最上作・最上大業物)
鑑定 財)日本刀剣保存協会 重要刀剣
寸法 長さ 2尺4寸3分8厘(73,9cm) 反り 2,2cm 目釘穴 1個 元幅 30mm 先幅20mm
国 肥前国
時代 江戸時代 万治頃
形状 鎬造り、庵棟、身幅、重ね頃合い、反りやや深くつき、中切先
鍛え 小板目肌がよく詰み、米糠肌と称される地鉄となり、地沸こまかにつく
刃文 直刃調に浅くのたれ、小沸出来となり匂口締まりごころに明るく冴える
帽子 直ぐに小丸にかえる
中心 生ぶ、先剣形、鑢目勝手上り
白鞘 有
解説
近江大掾忠広と陸奥守忠吉は肥前、鍋島藩お抱えの刀匠であった肥前刀正系の二・三代目の刀工である。
二代目近江大掾忠広は初代忠吉の子で寛永九年に父・忠吉がなくなると十九歳の若さで二代目の当主となり寛永十八年に近江大掾を受領した。元禄六年に没するまでたくさんの優品を残している
三代目陸奥守忠吉は近江大掾忠広の子で、万時三年に陸奥大掾を受領し、寛文元年には陸奥守となる。二代は長生きだったこともあり、父に先立ち亡くなる。作刀期間が短かった事と父の代作に任じていた期間が短かったことで、作品数が極めて少ない。また父以上に地鉄の処理は定評があり、非凡な才能を示し、三代陸奥と称さる。
本作は二代近江大掾と三代陸奥守の合作で、地刃共に出来が良く、傑作といえるだろう。三代の作は少ないが、合作はさらに貴重で資料的価値も高い。
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催事情報
『五箇伝の名刀展』 第2期:相州伝・美濃伝
が2026年9月12日(土)~2027年2月14日(日)まで本能寺大宝殿宝物館にて開催されております。
是非ご来場ください。
第二期は相州伝・美濃伝を取り上げ、国綱(粟田口)や新藤五国光、正宗、七ツ胴兼房、孫六兼元などの名刀が並びます。
「五箇伝の名刀展」刀剣展示リスト
【相州伝】
太刀 国綱(粟田口)
短刀 国光(新藤五)
刀 金象嵌銘 行光 本阿(花押)(光常)
短刀 正宗
刀 相州住伊勢大掾綱広 寛文七年三月吉日
【美濃伝】
刀 兼房 金象嵌 七ツ胴落 延宝九年二月廿八日 切手中西十郎兵衛如光(花押)
刀 兼元(孫六)
刀 若狭守氏房 元亀三年二月日
刀 兼常作
脇指 兼綱
会場:本能寺大宝殿宝物館
住所:京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522
会期:2026年2月21日(土)~ 9月6日(日)
休館日:年末年始・展示替え日
開館時間:午前9:00〜午後5:00(入館は午後4:30まで)
料金:一般:700円 中・高校生:500円 小学生:300円
修学旅行生:300円 身体障害者:300円
ホテル本能寺利用者:500円 団体(一般30名様以上):600円
https://nihontonobi.jimdosite.com//
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和敬堂から刀の紹介
品番 K380911
銘文 無銘 直江志津
Sign Mumei Naoe Shizu
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
Certif [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Touken
鞘書 佐藤寒山鞘書
寸法 長さ 2尺0寸6分(63,4cm) 反り 1,7cm 目釘穴 2個内1個埋 元幅 28,5mm 先幅21,8mm 元重 7,2mm
Size Blade length 74,3cm Curvature 1,35cm Mekugi 1Hole
国 美濃国
Country Mino
時代 南北朝時代
Period Nanbokucyo
形状 鎬造り、庵棟、身幅、重ね頃合い、反りつき、帽子伸びごころとなる。
鍛え 板目肌大肌となり、地沸つく
刃文 互の目乱れ刃、ややのたれ調となり足入り、沸出来となり刃中砂流し、金筋入る。
帽子 乱れ込み、先掃きかけ火焔風となる。
中心 大摺上、先栗尻
白鞘 有
解説
美濃国志津の地に正宗十哲の一人に数えられる兼氏が来住して一派は栄えたが、後に門人である兼友、兼次、兼重、兼信らは、同国の直江に移住して作刀したため、かれら一門の刀工群を一括して直江志津と総称している。
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和敬堂から刀の紹介
品番 K380911
銘文 若狭守藤原氏房作
鑑定 財)日本刀剣保存協会 特別保存刀剣
寸法 長さ 2尺4寸5分(74,3cm) 反り 1,35cm 目釘穴 1個 元幅 30,7mm 先幅23mm 元重 7,6mm
国 尾張国
時代 室町後期 天正頃
形状 鎬造り、庵棟、身幅、重ね頃合い、やや反りつき、帽子伸びごころとなる。
鍛え 板目肌よく詰み、鉄冴えて、地沸微塵につく。
刃文 五の目丁子乱れ刃、匂い勝ちに小沸つき、匂口明るく冴える。
帽子 乱れ込み、先掃きかけごころに丸く返る
中心 生ぶ、やや刃上がりの栗尻、鑢目筋違い
白鞘 有
解説
若狭守氏房は、関の兼房の子ではじめは同じく兼房と名乗るが、今川氏真に府中に招かれ鍛刀し、氏の字を名乗ること許され氏房と銘するようになる。永禄十三年に若狭守を受領し、元亀・天正頃に活躍した。その後は尾張に移住し長男、飛騨守氏房と共に尾張鍛冶の中心的な存在となる。
作風は兼房風の互の目丁子刃で匂い出来のものと、のたれに互の目を交え沸の強いできのものなどが見られる。
本作は前者の出来で、匂い出来の互の目丁子刃を見事に焼き出来が良く、若狭守の傑作である。
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和敬堂から小柄の紹介
品番 K380910
題目 這龍図小柄
銘 無銘 栄乗
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 重要刀装具
(附) 延享貳年代金貳枚五両光孝折紙
寸法 長さ 97mm 横 14mm
時代 桃山時代
系統 後藤宗家六代目
解説
後藤宗家六代目栄乗は五代徳乗の嫡男で、天正五年の生まれである。幼名を亀市、俗名は源四郎、諱は正房といった。文禄三年十八歳の時、家督相続し名を四郎兵衛正光と改め、宗家六代目となっている。また若年のころから父祖と共に豊臣秀吉に仕えたが、豊臣家滅亡後は一時期浪人していた。元和二年、叔父長乗の推薦により徳川家に仕えることとなり、将軍秀忠より、分銅、大判及び彫物の役に任命され、改めて山城国の旧領二百五十石と江戸詰料二十人扶持を支給されたが、翌元和三年、四十一歳の若さで病歿した。栄乗の作風は乗真に似て少し大振りなものが多いとされているが、細工は乗真よりも細やかにできているものが多い。
本作は、惣金魚子地の上に金紋の這龍をしつらえている。その這龍は流麗で品格があり桃山時代における後藤家の特徴が表れており、とりわけ栄乗に鑑せられるもので、附帯した延享貳年の十三代光孝の極めも首肯される。総じて華やかであり栄乗ならではの魅力が堪能できる逸品である。
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和敬堂から縁頭のご紹介
品番 F380904
題目 海老図縁頭
Title Ebi zu Fuchikashira
銘 宗珉斎辰成(花押)
Sign Sominsai Tokinari(kao)
鑑定 財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具
Certif [N.B.T.H.K.] Hozon Tousougu
寸法 縁 縦 38,5mm 横 22,5mm 腰の高さ 14m
頭 縦 34mm 横 16,5mm
時代 江戸時代後期
Period Late Edo Priod
系統 大森派
解説
新井辰成は大森英辰の門人で、横谷式の赤銅魚子に高彫を得意とする。
大森派は横谷系の中では石黒派、柳川派に並ぶ名門で横谷宗珉のもとで修業をした英昌を祖として、二代目の英秀で大成する。それから数多くの門人を輩出した。辰成もその一人である。
本作も横谷式の赤銅魚子地に伊勢海老を高彫りしいる。迫力があり、技量も高い。
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