[画像1]【なまこ壁】 伊豆松崎には、古き良き時代に建築された「なまこ壁」の住家や土蔵が多く残されています。 なまこ壁は、土蔵などに用いられる、日本伝統の壁塗りの様式の一つで、壁面に平瓦を並べて貼り、目地に漆喰

【なまこ壁】
 伊豆松崎には、古き良き時代に建築された「なまこ壁」の住家や土蔵が多く残されています。
 なまこ壁は、土蔵などに用いられる、日本伝統の壁塗りの様式の一つで、壁面に平瓦を並べて貼り、目地に漆喰を蒲鉾形に盛り付けて塗る工法によるもので、目地の盛り上がった形が「なまこ(海鼠)」に似ていることから、名づけられました。
なまこ壁は
1.保温・防湿・防虫
2.火災・盗難予防
の目的で造られたもので、多額の経費と多くの労力を要しています。
 この近藤家のなまこ壁は、江戸末期に建築されたもので、なまこ壁の続く通りは、「なまこ壁通り」と呼ばれています。