[画像1]#004 ちょっとずつ暑くなってきましたね! 九州南部では今日梅雨入りしたそうですが、私は雨嫌いじゃないですよ!さて、これから梅雨明けしていくと一気に夏がやってきます。 暦の上ではもう夏ということで、
[画像2]#004 ちょっとずつ暑くなってきましたね! 九州南部では今日梅雨入りしたそうですが、私は雨嫌いじゃないですよ!さて、これから梅雨明けしていくと一気に夏がやってきます。 暦の上ではもう夏ということで、
[画像3]#004 ちょっとずつ暑くなってきましたね! 九州南部では今日梅雨入りしたそうですが、私は雨嫌いじゃないですよ!さて、これから梅雨明けしていくと一気に夏がやってきます。 暦の上ではもう夏ということで、
[画像4]#004 ちょっとずつ暑くなってきましたね! 九州南部では今日梅雨入りしたそうですが、私は雨嫌いじゃないですよ!さて、これから梅雨明けしていくと一気に夏がやってきます。 暦の上ではもう夏ということで、
[画像5]#004 ちょっとずつ暑くなってきましたね! 九州南部では今日梅雨入りしたそうですが、私は雨嫌いじゃないですよ!さて、これから梅雨明けしていくと一気に夏がやってきます。 暦の上ではもう夏ということで、
[画像6]#004 ちょっとずつ暑くなってきましたね! 九州南部では今日梅雨入りしたそうですが、私は雨嫌いじゃないですよ!さて、これから梅雨明けしていくと一気に夏がやってきます。 暦の上ではもう夏ということで、
[画像7]#004 ちょっとずつ暑くなってきましたね! 九州南部では今日梅雨入りしたそうですが、私は雨嫌いじゃないですよ!さて、これから梅雨明けしていくと一気に夏がやってきます。 暦の上ではもう夏ということで、

#004
ちょっとずつ暑くなってきましたね!
九州南部では今日梅雨入りしたそうですが、私は雨嫌いじゃないですよ!
さて、これから梅雨明けしていくと一気に夏がやってきます。暦の上ではもう夏ということで、宮崎県都農町の夏の風物詩である「都農神社夏大祭」をご紹介していきます!

【都農神社夏大祭の起源】
夏と言えば、花火、屋台、盆踊りなど思い浮かべますよね。地域によっては、青森のねぶた祭りや祇園祭など、様々な伝統行事があります。
都農町での伝統行事は何なのか、それが「都農神社夏祭」なんです。
そもそも、祭というのは理由もなく行うものではなく、何か目的があって行う事がほとんどです。例えば、害虫や自然災害から守るためや疫病退散、地域住民の交流など様々です。
では、都農神社夏大祭はどうでしょう。実は都農神社夏大祭には起源があります。この祭りの起源は神功皇后(じんぐうこうごう)が新羅遠征(しらぎえんせい)の際に、祭事を御船に招いた旧事によるものとされています。
この祭りの意味としては、都農町は農畜産業が盛んな町であるため、豊作を妨げる害虫、また、宮崎県は台風もあるためそのような被害を追い払う、そして、疫病退散などを祈願するといった目的があります。
ですが、実は都農神社に祀っている大己貴命(おおくにぬしのみこと)は水の神様でもあるため、祭の日に雨が降ったり、数年前には台風が直撃することもありました。
それでも、町民はこの祭りを停めることなくやり続けているのです。

【この祭りの魅力】
都農町で生まれ育った人々が「盆や正月は帰らんけど、夏祭だけは帰る」「夏祭に行かんと夏じゃない」と口をそろえるほど毎年心待ちにしている夏祭なんです。そんなに?と思われるかもしれませんが、私自身もそうなんです。都農町生まれ都農町育ちの私は、小さい頃からこの祭りが大好きで、中学校三年生になると必ず、中学校の太鼓台を担ぐんです。それを経験すると太鼓台のカッコよさや、やりがいなどを感じるとともに、自分もいつかどこかの太鼓台を担ぎたいという気持ちになります。そんな「都農神社夏大祭」の魅力をご紹介していきます。

◆祭りの日程について
毎年8月1日・2日

◆太鼓台などの紹介
この祭りには神社の金の神輿以外にも複数の太鼓台が存在します。その太鼓台がこの祭りの魅力と言っても過言ではありません。
・浜若太鼓台(下浜地区)
・新町太鼓台(新町地区)
・北若太鼓台(北町地区)
・井戸端太鼓台(主に松原地区)
この4町太鼓台が町を2日練り歩き、2日目の宮入後にケンカをするのです。
他にも、都農中学校太鼓台、下浜子ども太鼓台、四町子ども太鼓台、一の宮保育園みこしなどがあり、祭を盛り上げます。
また、祭を盛り上げるのはこれだけではなく、都農青年太鼓、ジェンベ太鼓、松原獅子、よさこい弥勒連、各小学校による踊りなどもあり、2日間とうしていろんなところで太鼓の音が響き渡ります。

◆2日間の内容
まず、1日目は「浜下り」が行われ、猿田彦と獅子が通り道の邪気を払いながらお神輿を先導していきます。ガタイの良い猿田彦が木の枝を地面にたたきつけ、獅子が見物客の頭を噛みながら歩きます。あまりの迫力に泣きじゃくる子供もいます。そうしていると、後ろからは、男子中学生が担ぐ金の神輿がやってきます。つぎに現れるのは都農中学校の太鼓台です。浜下りまでは女子が太鼓台を担ぎます。次は、4町の太鼓台が中学生に負けない掛け声で担ぎながら連なります。そうして、浜下りを行うのです。
2日目には、町内を太鼓台が練り歩き、夕方になると商店街通りを神輿が出発しそれに他の太鼓台も続きます。その先にはフィナーレの場所「日向国一之宮都農神社」が待っています。都農神社東側鳥居前には迫力のある光景を一目見ようと数千人の見物客が集まり、太鼓台の音がする方を見ながら今か今かと待っています。午後7時に合わせて神輿と太鼓台の全台が鳥居をくぐれば宮入りが終了します。実は見物客の目的は宮入りの後なんです。
宮入り後何が行われるかというと上記でも少し触れましたが、「太鼓台どうしのケンカ」です。ケンカと聞いて、殴り合い⁉警察は⁉などいろいろな事が頭に浮かぶと思います。大丈夫です!殴り合いもありませんし、警察官はしっかりおられます。昔は事故があったり、本当の喧嘩があったようですが、今はそんなことありません。この祭りのケンカは太鼓台どうしをぶつけて押し合いをします。
数メートル押したら勝ちとなります。これだけを見るために県外や外国から来られる方もいらっしゃいます。それぐらい魅力のあるこの祭り、来る価値ありです。

◆まとめ
都農町の魅力の一つ「都農神社夏大祭」は歴史とこれまで受け継がれてこられた方々の想いが込められています。全国各地には同じような祭りは沢山あります。ですが、その祭りごとに歴史や魅力、景色というのは様々です。
都農町民が何十年も作り上げてきた夏大祭、是非一度お越しください。

次のSNS投稿
6 時間前
#005 今回はJリーグ加盟を目指す都農町のサッカーチーム「ヴェロスクロノス都農」について、ご紹介します。 現在、宮崎県児湯郡都農町を本拠地として活動するヴェロスは九州サッカーリーグに所属し、Jリーグ加盟に向けて頑張っています。 この投稿では、ヴェロスの詳細や歴史、取り組み、私が一緒に仕事をした一人の選手について触れていきたいと思います。 ◆ヴェロスの詳細 ホームタウンは都農町、ホームスタジアムは都農町藤見公園陸上競技場とし、日々目標に向けて練習をしています。 クラブカラーは浅葱色で、運営法人は「株式会社J.FC宮崎」で2014年に創設されました。 ◆ヴェロスの歴史 2019年にJ.FC MIYAZAKI(ヴェロスの元のチーム)と都農町の一般社団法人ツノスポーツコミッションとの間で、「つの職育プロジェクトに関する協定」を締結し、翌年にはホームタウンを宮崎市から都農町に移し、クラブカラーが現在の浅葱色となりました。 またその翌年には、クラブ名が「ヴェロスクロノス都農」に変更され、チームロゴやエンブレムなどが刷新されました。 ヴェロスとしての歴史は短いですが、本当はもっと長い歴史があります。 今回は端折らせていただきます。  ちなみに、ヴェロスクロノス都農の由来は、都農町の矢研の滝に因む「矢」のギリシャ語「ヴェロス」とギリシャ神話の農耕の神「クロノス」を組み合わせたものです。 ◆最近のヴェロス   私が都農町観光協会に勤め始めたのは去年の4月で、そこからヴェロスについて知ったり、仕事でご一緒することもあり、応援するようになりました。  実はヴェロスの選手たちはプロサッカー選手と会社員の二足の草鞋の選手が沢山いるのです。 その元になるのが「地域おこし協力隊」です。 地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域や条件不利地域に移住し、地域おこし活動を行うことで地域活性化に貢献する制度です。  この制度をヴェロスは取り入れており、午前中はサッカーに専念し、午後はそれぞれの場所で働くということになります。  働き先には、農家や都農町の会社や団体などがあり、デジタル班や農業班と言われています。 去年一年間だけこの観光協会に1人だけ協力隊として来られている選手もいました。  また、ヴェロスのアンダー世代にも注目が集まっています。 一般社団法人ツノスポーツアカデミーの取り組みの一環であり、スポーツ、生活、教育、職育、地育を通じて少年期から青年期までの若者を育てる、地域を巻き込んだ独自のプロジェクトを行っています。 一人のスポーツ選手である前によき社会人として、地域社会の模範となり、地域を引っ張っていく人材育成はこの町ならではなのかもしれません。   そもそも、自分がプロのスポーツ選手だったらと考えると、とてもじゃないですが、プロでありながら仕事もすることは納得出来ないし、なんで俺がこんなこと、など思ってしまうでしょう。 その疑問もあり、選手に聞いたことがあります。 ◆観光協会に協力隊として来られていた選手の話 「確かに、プロでありながら農業をしたりパソコンを触る事に対して疑問を持っている選手は少なからずいると思う。 このチームのやり方や方針に不満を持つ選手もいるのが現状。 でも、他のチームにはほとんどない特色だし、そもそも社会を経験してない自分達にとって貴重な経験だよ。 やりがいも感じるし、日常的な考え方なども変わってきた。 この観光協会に入って一番感じるのは自分はベテランと呼ばれる年齢だから、チームの手本とならないといけないし、ここで行った成果が地域住民とのつながりにもなる。 この年だから引退した先を考えた時に社会に出る人やサッカーチームに携わる人もいると思う。 その中で社会に出るとなるとこれまでの経歴は全くと言っていいほど効き目がない。 だからこそ、このヴェロスに入団したことは引退した後を考えるきっかけになったし、社会に出た時の自分を考えるきっかけにもなった。 これだけは言っておきたいのは、この経験は生きていく上で素晴らしい財産になるってこと。 あの経験があったから、とか、ヴェロスにいたからこそ、って感じることがこの先絶対にあるんだよ。 若手にとっては今は分からないことかもしれないけど、今いる場所で一生懸命にやる事で、チームメイトや監督・スタッフ、もっと言えば地域住民に認めてもらえるようになる。 それは自分だけでなくチームも応援されるようになると思う。 小さい町だからこそ共に手を取り合い助け合うことで、地域に根付いたチームになるし、もっと上を目指せるようになると思うよ。」 と語ってくれました。 この方は現在、神奈川県に移住し議員さんの秘書として活動しています。 これもまたびっくりですよね。 でもこれは紛れもなく、彼自身が積み上げてきたものの結果だと思います。  次は、彼と一緒に仕事をした去年1年間の中で感じたことなどを話していきます。  私が観光協会に入社した2024年の4月、彼は2カ月ほど前に観光協会初の協力隊として派遣されていました。 チャラそうだなが第一印象でした。 ですが、男同士すぐ仲良くなって一緒に行動することも増えました。 夏祭りでは炎天下のなか、チームで神輿を担いだりもしていました。 友好都市である北海道佐呂間町出張や姉妹都市沖縄県糸満市出張も一緒に行き、現地のイベントでは地鶏の炭火焼を焼く担当をしていました。 今思うと、働く人だったなという感じです。 最も一緒に頑張ったのは都農町の有名祭の一つである、産業まつりでした。 出店やキッチンカーの手配や会場の下見、新しいことへの挑戦も彼と一緒に行いました。 私は彼をサッカー選手というよりも、仕事場の尊敬する先輩として見ていたかもしれません。 それぐらい仕事の時はサッカー選手感を出さなかったのだと思います。  そして、2024年年末をもって、サッカーを引退、協力隊をやめて、議員さんの秘書となったのです。  プロのスポーツ選手は基本的に引退後スポーツに携わる事が多いイメージです。 例えば、監督やコーチ、スポーツディレクター、チームの経営側にまわったりいろいろあると思います。 引退後に秘書に、ましてや議員さんの!? と私は驚きました。 それもそのはず、しっかりインターネットのニュース記事にもなっていました。  そんな方と社会人1年目からお仕事が出来た私にとっても貴重な経験となりました。 私がここまで書くのは、ヴェロスクロノスの取り組みには意味があると思っているからです。 この取り組みはサッカー選手の引退後のキャリアにも大きく影響すると思います。 ヴェロスに来て都農町を好きになり、引退後に住んでいる選手もいます。 ただただ、チームを応援するだけでなく、地域住民と協力することで都農町もヴェロスも発展していくのだと確信しています。 今年も圧倒的強さでリーグ戦5勝1負、天皇杯もJ3のガイナーレ鳥取を破り、2回戦J1名古屋グランパスとの試合が6月11日に挑みます。 ジャイアントキリングを起こしてほしいですね。  今後もヴェロスクロノス都農の動向に注目です!!
前のSNS投稿
2025年5月15日
#003 都農町には自然豊かな場所が多数存在します。 その中でも尾鈴山は特別な場所と言えるでしょう。 さて今回は、宮崎県を代表する尾鈴山についてご紹介します。 都農町の西側には日本二百名山に選ばれている尾鈴山が位置いています。 その尾鈴山の中には、1944年(昭和19年)3月7日に名勝尾鈴山瀑布群に指定された場所があります。 そこには沢山の滝が存在します。 まずは各谷ごとに滝のご紹介します。 ◆欅谷(けやきだに) ・紅葉の滝(もみじのたき) ・石南花の滝(しゃくなげのたき) ・簾の滝(すだれのたき) 100m ・狭霧の滝(さぎりのたき) ・更紗の滝(さらさのたき) ・安らぎの滝(やすらぎのたき) ・葉隠の滝(はがくれのたき) ・篠懸の滝(すずかけんのたき) ・白滝(しらたき) 75m ・曙の滝(あけぼののたき) ◆甘茶谷(あまちゃだに) ・岩見滝(いわみだき) ・紫陽花も滝(あじさいのたき) ・次郎・四郎の滝(じろう・しろうのたき) ・太郎滝(たろうたき) ・蜂の巣滝(はちのすだき) ・榎の葉滝(えのはたき) ・千畳滝(せんじょうだき) ・甘茶滝(あまちゃだき) ・甘茶小滝(あまちゃこたき) ・擬宝珠滝(ぎぼしたき) ・万吉滝(まんきちだき) ◆矢研谷(やとぎだに) ・鈴見滝(すずみだき) ・二見滝(ふたみだき) ・青葉滝(あおばだき) ・若葉滝(わかばたき) ・時雨滝(しぐれだき) ・一枚滝(いちまいだき) ・五段滝(ごだんたき) ・矢研の滝(やとぎのたき) 73m ・魚止滝(うおどめだき) これらは、尾鈴山瀑布群の主な滝になります。 瀑布群だけでもこれだけの滝が存在するのです。 夏には欅谷をコースとする滝めぐりイベントも行われ、毎年多くの登山好きや滝好き、登山初心者の方まで来られます。 【私がオススメする滝2選】 次に私がオススメする滝を2つご紹介いたします。 ◆白滝 そもそも、尾鈴山瀑布群は修験者の行場でもありました。 白滝では、金剛院貞祐 (こんごういんせいゆう)という方が1822年に、欅谷にかかる白滝にこもり7日7夜、断食修行を行ったと言われています。 また、嵐により川が増水してしまい、流木や4kgもある石が流れて来たが、身に着けていたホラ貝に当たって、難を逃れたという話もあります。 しらたき自体は矢研の滝に比べ水量などは少なく、斜めに尚且つ4段になって落ちているため、真下から見てみるとそこまで迫力はありませんが、南側の登山道(白滝展望台)から遠望する姿は、そそり立つ岸壁や周囲の木々などと調和され、一幅の山水画のようですよ。 夏には、この白滝を折り返しとする「尾鈴山フェスティバルの滝めぐり」イベントも開催されます。 ◆矢研の滝 尾鈴山を代表する滝と言えば、矢研の滝です。 最近まで道の舗装工事などで通行止めされていましたが、開通してからは多くの観光客が一目見ようと来られています。 なんと、外国人の方も来られています。 ちなみに私は開通後2回行きましたが、やはり矢研の滝は非常に圧巻です。 写真では伝えられない匂いや音、景色の広さ、光の差し具合など自分自身で体感することによって矢研の滝の良さを実感できると感じました。 なぜ、矢研の滝と呼ばれているかというと、神武天皇が東征の際に、この滝の水で矢を研いだという伝説からその名が付けられました。 矢研の滝付近にはその説明看板が設置されています。 ちなみに、矢研の滝を正面に見て左手前の岸壁には「神壯」(かみさかんなり) の二文字が彫られています。 この二文字は秋月種樹公という方が明治に矢研の滝を鑑賞し、その勇壮神秘さに感動され書いたものを昭和15年に記念事業の一つとして岸壁に彫られたそうです。 【尾鈴山の名称と語源】 尾鈴山ってなんで尾鈴山って言うのだろう。 今では地名やその周辺のまちを尾鈴地区と言ったりしますが、その元は何なのでしょうか。 もともと、都農町やその周辺は新納院(にいろいん)と呼ばれ、尾鈴山も新納山と呼ばれていました。 その後の説は様々ですが、今なお伝えられている話があります。 昔から都農町は馬牧が設けられていて良馬を生産していたそうです。 その中には白馬が一頭いたのですが、その白馬だけが中々捕まることなく尾鈴山の中に入ってしまい、そこで神馬となりました。 山の神様は時々この白馬に乗り都農神社の真上を飛んで都農町の浜にお参りをされていたそうです。 その白馬についた鈴が響く事で、この神様を「お鈴様」と呼び、やがて山を「尾鈴山」と呼ぶようになったと伝えられています。 ですが、山の麓の集落では御前上と呼ぶ人もいらっしゃるそうです。 そんな尾鈴山には様々な植物がある事でも有名です。 【尾鈴山の植物】 尾鈴山地には、世界中でここだけでしか見られない珍しい植物や、尾鈴山で誕生し次第に分布域を広げている植物がいくつかあります。 ◆キバナノツキヌケホトトギス 世界で尾鈴山系でしか見られない大変貴重な植物です。 この草は名前からも分かるように茎が葉を突き通して伸びているのが特徴です。 矢研の滝や白滝などの湿気がある日陰の崖に垂れ下がって生えています。 見頃は9月の下旬から10月上旬にかけて黄色い奇麗な花を付けます。 ◆寒ラン(尾鈴寒ラン) 寒ランの主な自生地は、四国・紀伊半島・九州地方など黒潮の影響を受ける温暖な地方です。 その中でも尾鈴山系は自生域が広く、品質を優れているため寒ランの宝庫ともいわれています。 自生する環境は、薄明かりの射す湿潤でしかも水はけのよい雑木林の中です。 ですが、この寒ランは昭和の寒ランブームで異常な高値での取引が行われるようになったことから、激減してしまったのです。 ◆ツクシシャクナゲ 5月から6月上旬にかけて薄いピンクの花をつけるこの花は、アサガオのような形で開いており、枝の先に数多くつくのが特徴です。 開花はその年によって変動はありますが、一斉に咲き誇った様は圧巻ですよ。 登山者の中にはこの花を目的に登られる方も多いです。 さあ、尾鈴山の紹介どうでしたでしょうか。 尾鈴山にはまだまだいろんな魅力が詰まっています。 登山好き嫌い関係なく、楽しめるのが尾鈴山です。 キャンプ場などもあるため今後はそのような投稿もしていきたいと思います。