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こんにちは! 若狭美浜観光協会です。
クールジャパンビデオで福井県三方郡美浜町(みはまちょう)の観光おすすめ情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします!

◆福井県美浜町とは? ◆
福井県美浜町は日本海に面した名前の通り美しい浜を持つ町です。
人口は約8,600人(2024年時点)で、雄大な自然景観や、美浜町でしか味わえない数々の特産品が訪れる観光客を魅了します。
北陸新幹線が隣接する敦賀市まで延伸したことにより、関東からのアクセスも非常にスムーズになりました。

◆福井県美浜町のおすすめの観光スポット「三方五湖」の魅力◆
福井県美浜町で最も人気のある観光スポットが、ラムサール条約湿地や日本農業遺産に認定されている「三方五湖(みかたごこ)」です。
「三方五湖」とは福井県美浜町と若狭町にまたがる以下の5つの湖の総称です。
久々子湖(くぐしこ)
日向湖(ひるがこ)
三方湖(みかたこ)
水月湖(すいげつこ)
菅湖(すがこ)

「美浜町レイクセンター」は三方五湖観光を十二分に楽しむ拠点としておすすめです。
施設内にはオシャレなカフェ、鹿のフランクを使用したホットドックなどの飲食店や、湖を眺めながら癒しの時間を過ごせる屋外テラスなどがあります。

湖面から三方五湖を楽しみたい方は、遊覧船がおすすめです。
太陽光パネルから蓄電された再生可能エネルギーを動力とする、湖上モビリティ(電池推進遊覧船)です。 再生可能エネルギーのみを動力とした船は日本初。 往復約50分のガイド付き遊覧を楽しむことができます。

美浜駅レンタサイクルは、湖周から三方五湖を楽しみたい方におすすめです。
湖沿いを自転車でぐるりと一周する「五湖一周=ゴコイチ」は、約33キロメートルのコースを約4時間をかけてサイクリングを楽しみます。
三方五湖の風を感じながら、湖ごとに異なる景色を満喫してください。

天空から三方五湖を楽しみたい方には、5つの湖の絶景を上空から眺めることのできる「三方五湖レインボーライン」がおすすめ。
全長約11キロメートルのドライブコースで、途中にあるレインボーライン山頂公園に、リフトやケーブルカーで登ることができます。
山頂には三方五湖や日本海の360度の絶景パノラマを見渡すことができる、足湯やソファーテラスなど5種類の天空テラスがあり、スイーツや特製ランチボックスを楽しむことができます。

三方五湖は天空(レインボーライン)から、湖面(電池推進遊覧船)から、そして湖周(サイクリング)からと、異なる視点で三方五湖の魅力を満喫できます!

◆福井県美浜町の観光地の紹介◆
・水晶浜海水浴場
美浜町には7カ所の海水浴場があり、その中でも人気が高いのが「日本の水浴場88選」に選ばれた水晶浜海水浴場です。
細かい砂が白く輝く海岸と、エメラルドグリーンの遠浅の海が美しいビーチで、毎年15万人以上の海水浴客が訪れます。

・若狭国吉城歴史資料館
戦国時代の山城「国吉城址」と、その城下町を学ぶことのできる資料館です。
国吉城址の周辺の地形模型で歴史的町並みを紹介しています、

・道の駅 若狭美浜はまびより
2023年にオープンした道の駅で、福井県美浜町の新鮮な野菜や果物、グルメなどここでしか楽しめないものがたっぷりと詰まっています。
観光情報の提供や休憩所としても利用できるので、旅の途中に立ち寄るのに最適です。

◆福井県美浜町の特産品◆
・へしこ
福井の郷土料理「へしこ」は、福井県に古くから伝わる伝統的な発酵食品で、サバ糠で1年間漬け込んだものです。
その風味豊かな味わいは、地元の食卓で愛されています。 お土産にも最適です。

・海鮮
ぶり・かに・ふぐ料理は冬の美浜町のおすすめの特産品です。
水揚げされたばかりの海鮮品は多くの観光客の舌を唸らせます。
福井県美浜町には旅館・民宿などの宿が多くあり、夕食ではこれらの旬の新鮮な海鮮を味わうことができます。

◆福井県美浜町のイベント紹介◆
・日向の水中綱引き
毎年1月に開催される400年近く続く国選択無形民俗文化財「水中綱引き」は。 太さ30㎝・長さ40メートルもの大綱を、日向湖と日本海をつなぐ運河に張り、鉢巻き姿の男衆が綱を豪快に引きちぎり、1年の豊漁と海の安全を祈ります。

・宗像神社 弁天祭
毎年7月に行われる「宗像神社 弁天祭」は、鮮やかなのぼりを立てた船で神輿を移動させ、その船の上では若衆が相撲を取り、荒っぽく海へ落とし合いをします

◆福井県美浜町のおすすめ観光情報を発信◆
福井県美浜町は、豊かな自然と歴史が魅力的な町です。
福井県美浜町観光をたっぷりと楽しんでいただけるようなおすすめ情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします!

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2024年6月27日
佐柿国吉城 1、“難攻不落”朝倉勢の侵攻を食い止めた堅城 2、発掘調査で姿を現した“石垣の城” 3、四季折々の“城跡の彩り”と、城跡から見える“若狭の絶景” 国吉城は、美浜町東部の「佐柿」にあった山城で、戦国時代は若狭国と敦賀国の国境を守る「境目の城」でした。 若狭国守護大名武田氏の重臣、粟屋越中守勝久が、弘治2年(1556)に古城を利用して築いたと伝わります。 国吉城の勇名を轟かせた「国吉籠城戦」は、永禄6年(1563)、越前朝倉氏の侵攻を撃退したのが始まりで、朝倉氏が滅亡する天正元年(1573)まで、ほぼ毎年襲来する朝倉勢を、粟屋勢が国吉城に立て籠もって迎え撃ち、一度も落城しませんでした。 この戦いの様子は、粟屋勢に参加した地侍、田辺半太夫安次の昔語りが、軍記『国吉籠城記』として世に広まりました。 因みに、城は当時「佐柿城」と呼ばれていましたが、『国吉籠城記』の広まりで「国吉城」が定着してしまいました。  元亀元年(1570)には、朝倉氏攻めに向かう織田信長率いる3万の軍勢を迎え入れました。 木下藤吉郎(豊臣秀吉)や徳川家康、そして今年の大河ドラマの主人公、明智光秀らと共に国吉城に入城した信長は、籠城戦を戦った勝久と地侍たちと謁見し、褒め称えたと『国吉籠城記』には記されます。 その後、天正11年(1583)には豊臣秀吉の家臣、木村常陸介が城主となり、城下町を開きました。 現在の佐柿集落の起源であり、江戸時代は丹後街道の宿場として繁栄しました。 町並みには当時の面影が色濃く残ります。  城は、江戸時代前半の寛永11年(1635)に京極氏に代わり酒井忠勝が小浜藩主となった折に廃城となり、代わって城跡の南に佐柿町奉行所が建てられました。 その跡地には、平成21年(2009)に若狭国吉城歴史資料館が開館しました。 昭和58年(1983)に町史跡に指定され、郷土の歴史遺産である国吉城址を保存し、活用を図るため、平成12年度(2000)から始まった発掘調査では、朝倉勢の猛攻を退けた戦国期山城がそのまま残ると考えられていましたが、調査の結果、大規模な礎石建物群や、一様に上半分を崩し、下半分を埋めた破城痕跡を示す石垣、 山上本丸北西虎口の巨大な礎石と鏡石、本丸南隅土壇上の建物跡(天守か)などが発見され、国吉城のイメージを大きく覆しました。 これらの遺構は、豊臣大名の木村常陸介が、新領主の力を誇示するよう大改修をした結果とみられますが、資料にはありませんでした。 発掘調査によって始めて判明した「真実」なのです。 平成29年(2017)、公益財団法人日本城郭協会より“続日本100名城”に選定され、春には城下町佐柿に咲く桜と城跡を彩るシャガ、夏には葉が白く染まる半夏生の群生、秋には青蓮寺や徳賞寺の紅葉、冬は一面の銀世界と、四季折々の彩りを見せながら多くの見学者を出迎えます。 本丸までは遊歩道が整備されていますが、九十九折れの坂道は終わりが見えず、実際に“難攻不落”を体感する感覚になります。 しかし、ようやく辿り着いた本丸跡では、雄大な若狭の自然と美しい風景が皆様を出迎えてくれ、ここまでの苦労を忘れさせてくれるでしょう。 佐柿国吉城 福井県三方郡美浜町佐柿 お問合せ 若狭国吉城歴史資料館(電話0770-32-0050)