[画像1]この鏝塚は左官名工の魂である鏝を奉る施設として(社)日本左官業組合連合会が建設母体となり平成17年に11月に完成しました。 建物は高さ5.5ⅿ・直径3.4mの円筒系。 木本勝己氏(建設委員長)の意匠と

この鏝塚は左官名工の魂である鏝を奉る施設として(社)日本左官業組合連合会が建設母体となり平成17年に11月に完成しました。 建物は高さ5.5ⅿ・直径3.4mの円筒系。 木本勝己氏(建設委員長)の意匠と技術のもと伝統的な左官技法にこだわり、建物の内外共に左官技術の粋を結集させた建物です。
 施行にあたっては神奈川県左官業組合連合会の左官職人が中心となり松崎町の左官職人と共に外壁になまこ壁、全面には青海波の洗い出し、鳳凰の中心飾りがついている天井は星七宝の石膏型抜き・竜虎や牡丹の花・飛翔する鶴の群れなど漆喰鏝絵も匠に描かれています。 正面に掲げられている「鏝塚」の文字は、時の総理大臣小泉純一郎氏の揮毫によるものです。 全国規模の鏝塚は日本でここ唯一であり、左官施工によって建立された鏝塚も他に類をみません。 内部のお社には鏝鍛冶師がこのために打ち込んだ大きさ60㎝、日本で唯一の黒打ち「御魂鏝」が奉納されています。