シンガーソングライターの松山千春さんの出身地でもあり、人気の観光施設【道の駅あしょろ銀河ホール21】には「松山千春ギャラリー」のほか、レストランやショップもございます。
NPO法人あしょろ観光協会が投稿しました
厳しい寒さも終わり、足寄町もだんだんと過ごしやすい季節となってきました。
暖かくなるにつれて雌阿寒岳の登山者も増えているようですが、今一度雌阿寒岳登山についての注意事項をお伝えいたします。
近年登山者の増加に伴い、登山中の事故が増えています。特に下山の途中で足が痛くなり、通報される方が多いようです。自分の体力、筋力、技術、経験に合わせて、しっかりと準備をし、絶対に無理はしないでください。
雌阿寒岳は比較的初心者でも上りやすい山ではありますが、北海道の1500m級の山となります。夏(7月頃)でも天候により気温が0℃近くになることもあれば、35℃以上の猛暑となることもあります。また、足寄町市街地が晴れていても雌阿寒岳は悪天候という場合も多々あります。急な天候の変化もあります。単独峰のため、山頂付近は強風で小石が飛んでくることがあります。登山口の時点で木々が風でゴーゴー音を出しているときは、地元の人は登りません。活火山ですので、火山情報を確認の上、活火山である事を十分認識した上で登山の判断をしてください。
・軽装では登らない。
靴はきちんとした登山靴が望ましいです。登山道には網目のようになった木の根も多く、特に濡れていると滑りやすいです。山頂付近は木がなく石や砂の地面で、特に下りは滑ります。転倒し頭を打ってヘリ搬送された方もいます。また、天候の変化や気温の変化、木がない山頂付近の風を考えると、登山用のレインジャケット等の雨具の準備は必須です。私たちが6月頃登るときは、防寒用のフリースは最低でも1枚は持って登るようにしています。7~8月で、前日が30℃を超える日でも、翌日は10℃以下になることもあります。防寒対策は必要ですし、飲み物と食べ物の準備もしっかりする必要があります。地図とコンパスも忘れずに。
・登山道以外に外れない、動植物の採取はしない。
ピンクテープや岩のマーキングで迷わないように毎年登山道整備をしています(2025年度は5月22日実施予定)。動植物の保護のためにも登山道から外れないようにしてください。また、国立公園内です、動植物の採取は厳禁です。
その他注意事項などについては、下記ホームページをご確認ください。
https://www.town.ashoro.hokkaido.jp/kanko/spot/spot-9.html...
