[画像1]こんにちは、愛媛県伊予市観光物産協会ソレイヨです!さて、山吹神社、五色姫伝説と続き、今回は「鎌倉神社」のお話しを。「源平合戦」といえば、源頼朝や平清盛などの名前がすぐに浮かんできますが、「源範頼」なる
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こんにちは、愛媛県伊予市観光物産協会ソレイヨです!
さて、山吹神社、五色姫伝説と続き、今回は「鎌倉神社」のお話しを。

「源平合戦」といえば、源頼朝や平清盛などの名前がすぐに浮かんできますが、「源範頼」なる人物はご存じでしょうか?
令和4年に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場した、源頼朝の弟の一人が、「源範頼」です。遠江国蒲御厨(現在の静岡県浜松市)で生まれ育ったので 蒲冠者 ( かばのかじゃ ) 、 蒲殿 ( かばどの ) とも呼ばれていました。

愛媛県伊予市の行道山のふもとにひっそりと佇む「鎌倉神社」に、源範頼の墓が建てられています。

源義経と供に木曽義仲を討ったり、壇ノ浦の戦いでは平家追討に功績を残すなど、源氏のために大いに活躍した範頼でしたが、ただ一度の不用意な発言から謀反の疑いをかけられ、伊豆の修禅寺に幽閉されます。
その後の行方については諸説ありますが、その中の一節が、伊予の河野氏を頼って愛媛県伊予市に逃れたというものです。

神社脇の池の麓にあった五輪塔を範頼の墓として弔っていたのは、すぐ側に建つ称名寺です。範頼が持っていたという一寸八分(5.5㎝程)の金の毘沙門天像が、称名寺内のエノキを伐採した時に出てきたと古蹟誌に記されています。
江戸時代に大洲藩主が墓石を建立し、鎌倉神社として源範頼を祀るようになりました。古来より戦いの神として遠く他県からも戦勝祈願に訪れる人が多くいたと伝えられています。

社殿前に、夏目漱石の句碑があります。全国にある漱石の句碑としては最古のもので、2句1基のめずらしい句碑です。

「蒲殿の いよいよ悲し かれ尾花」
「木枯らしや 冠者の墓撲つ 松落葉」

鎌倉神社
*住所:愛媛県伊予市上吾川1492
*参詣自由(お車の駐車は称名寺の駐車場をご利用ください)

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2025年7月2日
前回の投稿で、愛媛県伊予市には「源平合戦」にまつわる史跡や伝承が多く残っていることをお伝えしました。 今回はその第2弾、「五色姫伝説」についてご紹介します。 JR伊予市駅から海に向かって歩くこと徒歩15分、ヤシの木が立ち並ぶ南国ムード満点の「五色姫海浜公園」があります。 夏になると海水浴客でにぎわい、ビーチバレー高校生女子の全国大会が毎年行われます。 また、秋になると公園内では「観月いもたき」も楽しめます。 そんな海浜公園周辺は昔から「五色浜」と呼ばれています。 この名前には悲しい伝説が残されています。 源平の戦で敗れ伊予市の浜辺に隠れ住んでいた平家の5人の姫たち。 ある日姉姫が赤いカニを見て平家の赤い旗色を思い出し、源氏への恨みを募らせてしまいます。 姉姫は源氏の旗色である白いカニを、宿敵に見立て敵討ちをしたいから探してくるようにと妹たちに命じますが、幾日探しても白いカニは見つかりません。 疲れ果てた妹たちは、カニに白粉を塗って姉姫に渡すものの、すぐに嘘だと見抜かれ、激怒した姉姫に末の妹が切られてしまいます。 悲嘆にくれた妹たちは海に身を投げ、残された姉姫も末の妹の亡きがらを抱いてほどなく海に身を投じます。 こうして亡くなった5人の姫が、赤・白・緑・黄・黒の5色の石になり浜辺に打ち寄せたことから、この浜辺を「五色浜」と呼ぶようになりました。 「五色姫海浜公園」として平成8年(1996年)に整備された際、伝説にちなんで5色の石が設置された「かに広場」が設けられています。 また、姫たちを哀れみ生き返ることを願う土地の人々の涙が、5色の石の上に落ちると、海の彼方から姫たちが蘇ったという後日譚にちなみ、毎年3月の第4日曜日には女性の祭典「五色姫復活祭」が開催されます。 「五色のねがい石」という、「ますます、いよし。ブランド」に認定された名菓もあります。 伝説にある五色の石を、小豆、青えんどう豆、白いんげん豆、スイートコーン、栗で表現。 それらを、じっくりと煮込んで蜜漬けされた国産小豆で包んでいます。 お土産にいかがでしょう。 去る6月29日が海開きだった、五色姫海浜公園。 いよいよ夏到来です。 美しい白砂と穏やかな波が打ち寄せる浜辺で、思いっきり海水浴を楽しみましょう! *五色姫海浜公園* 住所:伊予市尾崎 お問い合わせ先:伊予市役所 089-982-1111(代表)