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「神戸、再発見」
シリーズ第八段を迎えた今日は、摩耶山(まやさん)の掬星台(きくせいだい)からの眺望をお届け致します。
前回の「神戸桜のトンネル」の、その上り坂を登ったすぐ近くには摩耶ケーブルの駅があります。
このケーブルカーとさらに上の摩耶ロープウェーを合わせて摩耶ビューラインといい、二つを乗り継ぐ事で摩耶山の頂上へ辿り着く事ができます。
そこには掬星台という展望台があり、眼下には神戸市街から大阪湾、そして対岸の大阪市街までの1000万ドルの夜景が広がっております。 掬星とは「星を掬(すく)う」という意味で、夜景の無数の灯りを星にたとえ、手で掬えるようなその星々を眼下に眺められる事から名付けられました。
今回の一枚は夜明け直前、東の空が朝焼けに染まり始める頃、夜空から地上へ降りそそいだ星々を掬おうとして、逆に星々に埋もれてしまったバイクを撮影したものです。
頂上は標高700mほどで市街地と気温差があり、とても空気が新鮮です!!
この日、私はドライブウェーをこいで登りましたが、摩耶ビューラインは輪行袋使用で自転車を携行して乗車できるそうです。 また頂上では電動アシスト自転車のレンタルもでき、六甲牧場へも行けるそうですよ。
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シリーズ「神戸、再発見」の今日は、桜の名所、灘区にある「桜のトンネル」を第七段としてお届け致します。
いよいよ時候も立春を過ぎ、今年もまた桜の季節が近づいております。
神戸市灘区高尾通にあるこの名所は南北に400mほどの坂道で、道の両脇にソメイヨシノの老木が70本も植えられています。
この桜並木は大正時代に摩耶ケーブル開通と同時に植えられた古木。 その佇まいは両側の枝葉がトンネルのように道路へ覆い被さる形になっておりますので、ゆったりと徒歩でくぐり抜けると気持ちよく桜並木を堪能できると思います。
写真は昨年の4月2日に撮影したもので、ちょうど満開の頃でした。 手前の花びらが赤く染まっているのは信号機によるものです(夜明け前の夜桜を撮影)
開花時期はやや人通りが多くなり、ここは市バスも通り抜ける道ですのでご注意下さいね。
坂をのぼった先には摩耶ケーブルの駅があります。
ケーブルカーでは摩耶山の頂上へ行く事ができますので、次回はその掬星台(きくせいだい)からの夜景をお届け致したいと思います。
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「神戸、再発見」
シリーズ第6段はアートな港町、神戸港をお届け致します。
港湾内の突き出た埠頭に佇む大きなホテルには、豪華客船などの様々な大型船が停泊します。
私は帆船が停泊している時が一番好きで(写真は日本丸)、港はもう海外のリゾート地のような雰囲気に!!
波をイメージしたデザインのホテルはとても芸術的で、風の力で進む帆船はまさに機能美の極み。
そして背景には、偉大な自然の朝焼けが描かれました。
朝のこの時間帯は散歩やランニングをされている方々があちらこちらに……
私はTwitterをよくしますが、このホテルの写真を投稿した折には「想い出の場所」とのご返信をよく頂きました。
人と空と海の街、これからもたくさんの想い出が生まれる事を祈って。
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シリーズ「神戸、再発見」の第五段は、神戸ハーバーランドから大観覧車ワンダーホイールをお届け致します。
とてもシンボリックなこの観覧車は、もともと六甲アイランドのAOIAというレジャー施設でオープンし、世界で初めてのイルミネーション機能を持つ大観覧車として脚光を浴びておりました。 私はこの頃の印象がとても強く、夜になると海に煌めくこの観覧車を山からよく眺めていたものでした。
しかし震災によりレジャー施設が被害を受け、観覧車はここハーバーランドへ移設…… 今ではもうすっかり主(ぬし)的な存在に??
昼間は日の光で観覧車は虹色に、夜は人の灯すイルミネーションによって幻想を醸し出しております。
ハーバーランドは昼も夜もとても賑やかです。 その賑わいに、いつも花を添えている大観覧車なのです。
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