夜明けの「明かり」にゆれる、街並みの「灯り」……
今回の穴場の一枚は、神戸市章のイルミネーションで有名な市章山からの一枚です。
夕暮れ時になると山並みにライトアップされる市章とイカリのマーク……
このとても象徴的な神戸のランドマークから、逆に神戸や大阪平野までを眺める夜景の一枚を撮影してみました。
見晴らしのよいロケーションでは、想像以上に遠くまでを見渡せます。
写真の彼方の夜景は大阪平野で、その背景に見える山並みは生駒山地。 さらにその山向こうはもう奈良県となります。
神戸から奈良が肉眼で見える事にはとても驚きでした。
そして見晴らしのよいロケーションはさらに、様々な「あかり」を見せてくれます。
ーーはじめ真っ暗だった夜空は、近づく日の出に徐々に青みを増してゆき、そうしてやがて、東の地平にこぼれあふれるように夜明けの明かりが現れました。
音もなく、まだ眠りから覚めない街並みの灯りが、涼やかで心地のよい風にゆらゆらと瞬いていたのです。
自然の醸(かも)すその神秘的な光も、人の灯すこの温かみのある光も、私はどちらも好きです。
その両方を美しいと感じた瞬間、この世界は「自然と人」ではなく「自然の中の人」が強く感じられるのです。
今回はそんなふたつの「あかり」を同時に楽しめる、とっておきの穴場からの一枚をお届け致しました?
…他###count###件
翻訳の間違いを報告
翻訳の間違いを報告
クールジャパンビデオでは、神戸市に関する記事も公開しています。
よろしければこちらもご覧ください。
兵庫県神戸市の摩耶山掬星台からの夜景は、北海道函館市の函館山、長崎県長崎市の稲佐山とともに、日本三大夜景の名所に数えられています。
掬星台にある遊歩道「きらきら小径」には、蓄光石と呼ばれる自然光で紫外線を充電でき、その光を放出してひかり輝く「蓄光発光セラミックス」が埋め込まれており、天の川のような幻想的な雰囲気。 山上にはレストランもあるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
掬星台のある摩耶山だけでなく、昭和天皇が行幸した六甲山天覧台や六甲アイランドもおすすめのスポットです。
原文を表示する 原文を非表示にする