Hiroaki Okuyama

2021年4月16日
[画像1]山形市唐松観音堂は、日本一の芋煮会で有名な馬見ヶ崎川の上流にあります。 1661年当時の城主松平忠弘公により建立されました。 本尊の観音様は弘法大師の作と言われ、お堂は京都清水寺を模した懸造りとなって

山形市唐松観音堂は、日本一の芋煮会で有名な馬見ヶ崎川の上流にあります。
1661年当時の城主松平忠弘公により建立されました。 本尊の観音様は弘法大師の作と言われ、お堂は京都清水寺を模した懸造りとなっています。
この観音様は、清水観音のお告げに従い、炭焼き籐太に嫁いできた豊丸姫が持参したものと言い伝えられています。 奥州藤原氏の黄金文化を背景として、炭焼籐太伝説や二代目金売吉次伝説、姫が源義経を招いたとする伝説もあり、昔話に趣を感じさせられるものでした。