先日(4月中旬頃)、神戸の六甲山地で撮影した乙女椿(おとめつばき)の花です。
この六甲山地は瀬戸内海国立公園に指定され、明治時代から保養、避暑の適地とされてきました。
山地のあちこちには山荘や保養所が建てられ、スイスの山岳牧場をイメージした六甲牧場や枕草子(まくらのそうし)の三名泉に数えられた有馬温泉などの観光スポットがあります。
神戸居留地の外国人たちによって開かれた山には、カスケードバレイ(たくさんの小さな滝の谷)やトゥエンティクロス(20の沢渡り山道)などのカタカナ名が多く残され、外国人の方々が開山していった歴史が偲ばれます。
さて、今回の乙女椿は和名の場所、まむし谷のかわうそ池で撮影したものです。
昨年にこちらで紹介させて頂いた猩々(しょうじょう)池など、江戸時代からの名前も多く残る六甲山地、まむし谷はともかくとして、かわうそ池は……
昔はかわうそがたくさん生息していた池なのではないかと、私は今でもじっと気配をうかがってみたりしています。
椿の開花時期はもう終わりをむかえていますが、今はツツジの花がドライブウェイのあちこちで鮮やかに彩っています。
動物も植物も自然豊かな六甲山、ハイキングなどいかがでしょうか?
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