鳴虎

2025年3月8日
[画像1]千葉県の稲毛区で毎年行われる「夜灯(よとぼし)」での写真です。 稲毛と言う地域は昔、遠浅の浜辺が広がっており、新月で海が暗い夜にカンテラに灯りを点し魚やエビを獲る「夜灯漁」が盛んでした。 埋め立てによ
[画像2]千葉県の稲毛区で毎年行われる「夜灯(よとぼし)」での写真です。 稲毛と言う地域は昔、遠浅の浜辺が広がっており、新月で海が暗い夜にカンテラに灯りを点し魚やエビを獲る「夜灯漁」が盛んでした。 埋め立てによ
[画像3]千葉県の稲毛区で毎年行われる「夜灯(よとぼし)」での写真です。 稲毛と言う地域は昔、遠浅の浜辺が広がっており、新月で海が暗い夜にカンテラに灯りを点し魚やエビを獲る「夜灯漁」が盛んでした。 埋め立てによ

千葉県の稲毛区で毎年行われる「夜灯(よとぼし)」での写真です。 稲毛と言う地域は昔、遠浅の浜辺が広がっており、新月で海が暗い夜にカンテラに灯りを点し魚やエビを獲る「夜灯漁」が盛んでした。 埋め立てにより稲毛から海は無くなってしまったものの、この夜灯漁を再現出来ないかと当時を知る方たちの話を元に大学生や町内自治会を始め多くの地域団体などが協力して「稲毛あかり祭(夜灯)」が始まりました。
この可愛らしい絵が描かれた灯篭は稲毛にある学校で全て手作りで作っているそうで、祭り当日はあちこちで自分の灯篭を探す子供たちの姿が見えました。
LEDや蛍光灯など眩しい灯りが24時間いつでもどこでも見える今、ひとつひとつ灯った蝋燭の温かな色は夜の冷えた空気の中でもほっとするものがありました。
決して規模の大きいお祭りではありませんが、だからこそ地域の手作り感を強く感じられる時間でした。