One of Japan's Three Major Fire Festivals, the "Night of Demons" at Daizenji Tamataregu in Kurume, Fukuoka Prefecture. A Traditional Ritual That Draws 8,000 People Every Year to Pray for the Safety of Their Homes!
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大善寺玉垂宮の鬼夜の動画をご紹介
こちらの動画は「ふくおかインターネットテレビ」が公開した「「大善寺玉垂宮(だいぜんじたまたれぐう)の鬼夜(おによ)」をご紹介します」です。
こちらの動画では九州福岡県久留米市の奇祭「大善寺玉垂宮の鬼夜」を紹介しています。
「大善寺玉垂宮の鬼夜」は毎年大晦日から1月7日にかけて行われる裸祭りで、日本三大火祭りの一つにも数えられる勇壮な日本伝統の神事をとくとご覧ください。
大善寺玉垂宮の鬼夜とは
「大善寺玉垂宮の鬼夜」は1,600年以上の歴史をもつ日本の伝統行事の一つです。
大善寺とありますが、現在大善寺はなくなり、玉垂宮だけが残っています。
鬼夜は玉垂宮にまつわる神事で、平成6年に重要無形民族文化財に指定された由緒ある祭りの一つです。
「鬼夜」というのは祭りの最終日(1月7日)に行われる「大善寺玉垂宮の鬼夜」のクライマックスです。
午後になってから鬼面尊神の神事が執り行われた後、境内参集(シオイカキ)から大松明への点火。
そして裸の大松明大回しから一番松明の惣門くぐりを経て、汐井場で大松明の火を消し、鬼(御祭詞)役はシャグマの子供や棒頭に守られて密かに汐井場で禊(みそぎ)を受け神殿へと帰ります。
祭りの興奮が最高潮に達するのは惣門くぐりの前に行われる、大松明始動の瞬間です。
裸の男たちが火の粉を浴びながら燃え盛る6本の大松明を勇壮に、神殿を時計回りに駆け巡り「大松明廻し」の力の入る緊張の連続はとても勇壮な景色です。
そして23時ごろに大松明の灯りが消され「大善寺玉垂宮の鬼夜」の全日程が終了します。
「大善寺玉垂宮の鬼夜」は吉山旧記という文献に由来が記載されています。
時は仁徳天皇の御治世の頃、旧暦の1月7日に藤大臣(玉垂命)が勅命により、久留米の地を荒らしていた賊徒「肥前国水上の桜桃沈淪(ゆすらちんりん)」を討伐命じられ、闇夜に大松明を照らし、みごと首を打ち取り焼却したという言い伝えによる伝統神事で、五穀豊穣、家内安全、無病息災を祈祷するために行われます。
大善寺玉垂宮の鬼夜のまとめ
毎年多くの観光客が訪れる歴史のあるイベントなので、周辺の駐車場は大変混み合います。
来場する時はできるだけ公共交通機関をご利用ください。
アクセスや周辺のホテル情報などは大善寺玉垂宮の公式ホームページで確認することができます。