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動画記事 5:14
日本一の桜の名所、奈良県吉野山は目の前一面がピンクに染まる!約200種3万本の桜の大パノラマは一度は目にしたい美しい光景!
観光・旅行 自然- 129 回再生
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吉野山の桜とは? 今回ご紹介するのは「Japan Explorers」が公開した動画『Yoshino Cherry Blossoms 吉野山の桜 [8K]』です。 4Kをも凌ぐ高画質の8K動画で吉野山の美しい桜をじっくりとご堪能ください。 動画で紹介されている吉野山は奈良県吉野郡吉野町にある吉野川の南岸から大峰山脈へと通ずる尾根続きの山稜の総称です。 (金峯山寺を中心とした寺社が点在する広域地域の名称という説もあります) 吉野山一帯は桜を筆頭とした花の名所と言われ、かつては豊臣秀吉も花見に訪れたという記録が残されています。 動画1:29からは世界遺産吉野山 金峯山寺本堂(蔵王堂)の前で見事に咲き誇る美しい桜をご覧になることができます。 吉野山の桜の見頃は?日本一の桜の名所と呼ばれる理由 写真:奈良県吉野郡吉野町・吉野山の千本桜 日本国内には桜の名所が多数存在し、どこもその名に相応しい見事な桜の花を咲かせていますが、中でも吉野山の桜が「日本一」と言われるのにはちゃんと理由があります。 ボーカロイドの名曲「千本桜」は吉野山の千本桜からインスピレーションを得たと言われています。 しかも吉野山には4月初旬から末にかけて山の麓から下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)が順に見ごろを迎え、その様はまさに百花繚乱という言葉がぴったり。 つまり、花見を吉野山だけで1ヶ月近くも楽しむことができるのも「日本一」の称号に相応しいと言えます。 また、吉野山を含む吉野熊野国立公園は国の名勝・史跡に指定されており、『紀伊山地の霊場と参詣道』はユネスコの世界遺産に選ばれています。 もちろん日本一の桜の名所なので「日本さくら名所100選」に選ばれているのはいうまでもありません。 吉野山の桜の見頃は、例年4月上旬から中旬にかけて。2023年は例年よりも早く3月30日から4月3日かけて満開を迎えました。開花状況をチェックし、ぜひこの春にお出かけしてみてはいかがでしょうか。 日本一の桜の名所「吉野山」の歴史 写真:奈良県吉野郡吉野町・吉野ロープウェイ 吉野山の桜の歴史は非常に古く、すでに平安時代頃から桜が植えられていたという文献が残されています。 吉野の名前をもつソメイヨシノは江戸時代に改良された観賞用の桜なので、吉野山に植えられている種類はソメイヨシノよりも、白山桜(シロヤマザクラ)というヤマザクラの方が多く、その数は約30,000本にも及ぶと言われています。 吉野山が桜の名所となった理由は桜が蔵王権現の神木と考えられていたからです。 修験道の開祖と言われている役小角は金峯山で修行を積み、金剛蔵王菩薩が顕現して悟りを得たと言われています。 その時、桜の木で金剛蔵王菩薩像を彫り、それを祀ったことから、昔の山岳修験者たちは吉野山の桜の木で蔵王菩薩像を彫りそれを祀ることが風習とりました。 そうして至る所に桜の木が植えられ、その後見事な桜の山々は「一目千本」の桜を見ることができると庶民の間でも話題となり、日本一の桜の名所としての地位を獲得したのです。 さらに日本最古の歴史を持つ吉野ロープウェイも見逃せません。 創業は1929年ですから90年以上もの歴史があり、支柱は開業当時の1928年に建てられたものが現役で活躍し、日本の建築技術の高さが伺えます。 吉野山のおすすめルートは 写真:奈良県吉野郡吉野町・花矢倉展望台から見る千本桜 吉野山は桜の時期はもちろんのこと、秋の紅葉、初夏の紫陽花、冬の雪景色、吉野温泉に神社仏閣巡り、森林浴スポットと四季を通じて楽しめるレジャーの聖地です。 特に桜ツアーでのおすすめルートは吉野駅から西行庵に至るルートで、途中には ・雲井の桜 ・滝桜 ・布引の桜 ・天人桜 ・夢見桜 ・御所桜 ・嵐山の桜 ・関屋桜 ・四本桜 ・千本桜 ・花園山の桜 など数々のヤマザクラが咲き誇る名所に立ち寄ることができます。 また、標高約600mの花矢倉展望台と下千本展望所から見る景色は約200種3万本の桜の大パノラマ!見頃を迎えるころにはライトアップも催行され、絶景の夜桜見物が楽しめます。 吉野山はとても広いので、自家用車やレンタカー、バスで巡るドライブコースとしてもおすすめです。 日本一の桜の名所「吉野山」の桜紹介まとめ 今回は満開の桜の動画と合わせて、吉野山の歴史や見どころをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか? 吉野山周辺には世界遺産・蔵王堂や世界遺産・吉水神社など他にも見所がたくさんあります。 また元々山岳修験道の聖地ということもあり、桜本坊など元は修験者向けだった宿泊施設も充実しています。 吉野山への交通アクセス、駐車場情報、開花予想や開花状況は吉野山観光協会の公式ホームページで確認してください。 マスコットキャラクター「ピンクル」ちゃんが案内してくれます。 【公式ホームページ】ようおこし、奈良県 吉野山観光協会 http://www.yoshinoyama-sakura.jp/ 【トリップアドバイザー】吉野山 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121327-d1384139-Reviews-Mt_Yoshino-Yoshino_cho_Yoshino_gun_Nara_Prefecture_Kinki.html -
動画記事 9:35
壺阪寺の桜大仏の魅力に迫る!奈良県の名所である壺阪寺の桜をドローン映像でお届け!
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壷阪寺「桜大仏」動画紹介 今回は『DRONE ENTERTAINMENT - Sakura Drone Project』さん制作の『Tsubosaka-dera Temple, Nara (Long Ver. )|壷阪寺 奈良県』という動画を紹介します。 桜が満開の季節、壷阪寺の桜と大仏を空から撮影した美しい映像をおさめた動画です。大仏様の目線から桜を見られるのもドローン撮影ならでは。ライトアップされた境内は昼間とはまた違った幻想的な世界。まずは、思わず目が釘付けになるほどの美しい映像をゆっくりとご覧ください。 壺阪寺とは? 写真:奈良県・壺阪寺のお釈迦様 桜大仏として有名な壺阪寺(つぼさかでら)は、奈良県高市郡高取町にある真言宗系の寺院です。桜大仏や壷阪寺の愛称で親しまれていますが、正式名称は南法華寺(みなみほっけじ)。神仏霊場奈良25番西国霊場第六番の札所であり、開基当初から眼病封じの寺院としても知られています。703年に僧弁基上人により創建されました。 名前の由来は、修行をしていた元興寺の僧弁基上人が坂の庵に水晶の壺をおさめ、観音様を祀ったことが始まりといわれています。 ご本尊は十一面千手観音、眼病封じのご利益があることから、壷阪寺では眼のお守りなども授かることができ、全国から眼病封じ祈願の参拝者が訪れています。 十一面千手観音のまわりに約3,000体の雛人形が飾られる大雛曼荼羅なども有名です。また壷阪寺の奥の院と呼ばれる場所には、五百羅漢岩といわれる石仏も。 寺院では珍しい太陽光発電システムを設置しているなど、日本各地から注目を集めています。 壷阪寺の桜大仏の見頃、ライトアップは? 写真:奈良県・壷阪寺の桜大仏 壷阪寺といえば桜大仏と言われるほど、日本国内でも有数の桜の名所です。大きな石仏の中でもひときわ目をひくのが中央に位置する「壺阪大仏」。高さ5mの台座の上におられる大仏様の高さはなんと10m。桜の季節には、桜と大仏様を入れた構図の写真は、インスタ映え間違いなしです。 【動画】1:36~ 桜に囲まれた桜大仏 壺阪寺の桜の見頃は例年3月下旬から4月上旬にかけて。2024年の奈良県の開花予想日は3月25日頃、満開予想日は4月1日と例年よりも少し早めです。 壺阪寺のSNSを見ると、2023年は3月25日にほぼ満開となったようです。ぜひその頃にチェックしてからお出かけください。 2024年3月23日~4月3日(予定)には、ライトアップ拝観が予定されているので、境内の堂塔や大仏、さらにライトアップされた桜をお楽しみいただけます。 【動画】3:35~ ライトアップされた壷阪寺 壷阪寺周辺観光スポットを紹介 写真:奈良県・奈良公園 壺阪寺周辺にはさまざまな観光スポットがあります。国の史跡に指定されている高取城跡やキトラ古墳などの日本の歴史を感じる場所にも訪れてみてはいかがでしょうか。 ランチは、薬膳料理の茶寮「花大和」や郷土料理がいただける「奥明日香さらら」もおすすめです。観光の合間には「のこのこカフェ」でひと息つくのもいいですね。 壺阪寺から吉野や奈良公園など、奈良県のメジャーな観光スポットを巡りたい方は、ぜひ宿泊してじっくりと奈良をお楽しみください。 壷阪寺「桜大仏」まとめ ドローン撮影された春の壺阪寺、桜と大仏が織り成す絶景が映し出された動画はもうご覧いただきましたか? 桜大仏で知られる奈良県にある壺阪寺には、日本全国から多くのお花見目的の観光客のほか、西国三十三所巡礼の旅で壺阪寺に訪れる方も多いでしょう。大仏と桜の刺繍が施されたオリジナル御朱印帳も見逃せませんね。 奈良市内からのアクセスもよい壺阪寺、奈良旅行の際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。 ◆壷阪寺◆ 【住所】〒635-0102 奈良県高市郡高取町壷阪3番地 【交通アクセス】 車 / 南阪奈道路 葛城ICから南東へ、車で約30分 鉄道 / 近鉄大阪阿部野橋より吉野行き壺阪山下車(特急で約40分)バスまたはタクシー 【電話番号】0744-52-2016 【参拝時間】8:30~15:00 【入山料(個人)】大人(18歳以上)600円、小人100円、幼児(5歳以下)無料(2023/2/2時点) 障がい者の方は障害者手帳提示で300円 【駐車場】あり (詳細は公式ホームページをご確認ください) 【公式ホームページ】壷阪寺 【トリップアドバイザー】壷阪寺 -
動画記事 7:41
森に囲われた、古より続く神々しい自然の姿を残す奈良県「石上神宮」は日本最古の神社!境内の様子は動画で!御祭神や七支刀、起死回生のお守りまで解説!
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日本最古の神社「石上神宮」の紹介動画 今回は『channel WASABI』さん制作の『【奈良県天理市】石上神宮 - Rainy scenery of the Isonokami Jingu Shrine in NARA, JAPAN -』という動画をご紹介します。 紅葉の季節に撮影された映像からは、自然の美しさに加え、神々しさも伝わってきます。まずは、7分40秒の動画をぜひご覧ください。 石上神宮とは。歴史やご利益は? 写真:奈良県天理市・石上神宮 奈良県天理市にある石上神宮は竜王山の西の麓に位置する神社。拝殿は現存最古のものとして、国宝に指定されています。 石上神宮は、飛鳥時代の豪族、物部氏の総氏神として信仰されてきました。健康長寿や病気平癒、除災招福、百事成就といったご利益があり、神仏霊場巡拝の道十九番に指定されていることでも知られています。神仏霊場巡拝の道は伊勢神宮を含めた近畿地方の152ヵ所の霊場を指します。 石上神宮に祀られている神様、御祭神は? 石上神宮には、3体の主祭神が祀られています。一体どのような神なのでしょうか。 布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)の「布都御魂」とは、日本神話に登場する剣のこと。武甕雷神(たけみかづちのかみ)が持たれていた剣の霊威を祭神としています。 布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)は、天神御祖(あまつかみみおや)が饒速日命(にぎはやひのみこと)に授けた「天璽十種瑞宝(あまつしるしとくさのみづのたから)」とその霊威のことではないかと言われています。 布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)は素戔嗚尊(すさのおのみこと)がヤマタノオロチを退治した際に用いた「天十握剣(あめのとつかのつるぎ)」とその霊威を指します。 石上神宮で出迎えてくれるニワトリは神様のお使い 写真:奈良県天理市・石上神宮の神鶏 石上神宮の約30~40羽いる東天紅鶏、烏骨鶏などのニワトリは、御神鶏と呼ばれ国の天然記念物に指定されています。石上神宮にて放し飼いにされており、訪れた方達を歓迎します。古事記や日本書紀にも登場しているニワトリは、神様の使いとされ、その鳴き声は魔除けと考えられているそうです。境内には、鶏を象った入れ物に入った御神鶏みくじや東天紅が描かれた絵馬も人気。 【動画】2:05~ 石上神宮のニワトリ 石上神宮の見どころは? 写真:奈良県天理市・石上神宮の出雲建雄神社 重要文化財に指定されている楼門は、鎌倉末期の文保二年に造営、かつて上層には鐘が吊るされていました。国内最古のもので、国宝に指定されている拝殿の後方は禁足地となっており、御神体が鎮まる霊域とされています。 摂社の出雲建雄神社拝殿(いずもたけおじんじゃはいでん)も国宝に指定されています。歴史ある荘厳な雰囲気と神々しさが動画から伝わってくるようです。 【動画】3:25~ 摂社「出雲建雄神社拝殿」 石上神宮の「七支刀」とは? 起死回生のお守りや御朱印についても紹介 写真:奈良県天理市・石上神宮 七支刀(しちしとう)とは、石上神宮の神庫(ほくら)に伝世した古代の遺品。むかし、百済から献上されたという「七枝刀(ななつさやのたち)」にあたると推測されています。 全長74.8cmの独特な形をしている剣は、鉄製で左右それぞれ3本の枝刀があります。この七支刀を象った「御神剣守」と呼ばれるお守りは、ピンチを救う起死回生のご利益があるお守りなのだそう。また、御朱印にも、七支刀と呼ばれる剣が描かれています。 石上神宮についてのまとめ 石上神宮はパワースポットとして知られており、ご利益を求めて多くの方が訪れています。 奈良県は石上神宮の他にも魅力的な歴史観光スポットがたくさんあります。奈良観光の際には、石上神宮へも足を運んでみてはいかがでしょうか。 【公式ホームページ】石上神宮[いそのかみじんぐう]公式サイト|奈良県天理市 【トリップアドバイザー】石上神宮 -
動画記事 9:15
鑑真建立の奈良県の世界遺産「唐招提寺」を動画で堪能!国宝「金堂」は奈良時代から現在までそのままの姿を伝える!貴重な伽藍をご紹介
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鑑真建立の唐招提寺動画紹介 この記事は『channel WASABI|和作美』さん制作の『【奈良/世界遺産】唐招提寺/鑑真建立の古社(解説編) -Toshodai-ji Temple in NARA, JAPAN (Commentary edition) -』という動画をご紹介します。 奈良の「唐招提寺」とは 写真:奈良県奈良市・世界遺産唐招提寺の石碑 唐招提寺(とうしょうだいじ)は、奈良県奈良市五条町にある寺院。天平宝字三年(759)年に鑑真和上(がんじんわじょう)が建立され1300年の歴史のある古寺で、南都六宗の一つである律宗の総本山です。 境内には天平文化を伝える国宝や重要文化財の建物が多くあり、唐招提寺は世界遺産に指定されています。 唐招提寺を建てた人「鑑真」について 唐招提寺を建立した鑑真は、中国が唐と呼ばれる時代の高僧。奈良時代、約11年間に5回にわたり渡航の失敗を繰り返し、苦労の末に日本にやってきました。日本に渡ってきたときにはすでに鑑真は66歳になっていました。 来日後5年は東大寺で過ごし、日本の律宗の祖として、戒律の確立を行いました。そして、戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きます。それが「唐律招提」です。その後、鑑真を支持する人により金堂などの多くの建物が建てられ、唐招提寺となりました。 境内の御影堂(みえいどう)には鑑真和上坐像(国宝)があり、6月に扉が開かれて毎年特別公開が行われています。また、東山魁夷が10年もの歳月を費やし完成させた圧巻の障壁画も同時に公開されます。 唐招提寺の金堂について 写真:奈良県奈良市・唐招提寺 南大門の先にある金堂(国宝)は、奈良時代の大規模な仏殿木造建築を今に残す唐招提寺の代表的な建物。本堂の中央には3mを超える座像の「盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)」、右には「薬師如来立像」、左には「千手観音立像(すべて国宝)」が安置されています。 動画では、迫力のある荘厳な金堂がご覧いただけます。 【動画】1:13〜 唐招提寺の金堂 唐招提寺の金堂以外の見どころ 写真:奈良県奈良市・唐招提寺の講堂 世界遺産の唐招提寺には、多くの貴重な伽藍があり、国宝が並ぶ景観を写真に撮ればインスタ映えも狙えます。 唐招提寺を訪れると、まず南大門があり、その先に現れるのが金堂。金堂と講堂の間に位置するのが2階建ての鼓楼です。石段が鎌倉時代から残されている戒壇の横には、鑑真が持ち込まれたと言われる蓮池があり、前述の御影堂、高床式の経蔵・宝蔵などが建ちます。 弥勒如来像が安置されている講堂はこちらでご覧いただけます。 【動画】6:42〜 講堂 また唐招提寺では、年間を通して様々な行事が行われています。特に知られているのが、鼓楼から数百本のうちわがまかれる「うちわまき」。うちわを授かることは、病魔退散や魔除けのご利益があるとか。 毎年、大悲菩薩覚盛(だいひぼさつ・かくじょう)上人の命日に執り行われる中興忌梵網会の後にうちわがまかれます。当日にうちわまき参加券を配布されるとのこと。 唐招提寺まとめ 日本を代表する寺院の唐招提寺の厳かな魅力を伝える動画はご覧になりましたか?1998年に奈良の文化財として、ユネスコにより世界遺産にも登録されている「唐招提寺」。多くの国宝・重要文化財を有する見どころたっぷりの唐招提寺にぜひ訪れてみてくださいね。 ◆唐招提寺◆ 【住所】奈良県奈良市五条町13-46 【電話番号】0742-33-7900 【参拝時間】8:30~17:00(受付は16:30まで) 【拝観料(個人)】大人・大学生 1000円、高校生・中学生 400円、小学生200円(令和4年5月20日時点) 【交通アクセス】 最寄り駅:近鉄西ノ京駅 奈良交通バス「唐招提寺」「唐招提寺東口」 【駐車場】あり(有料) 【公式ホームページ】唐招提寺 https://www.toshodaiji.jp/ 【トリップアドバイザー】唐招提寺 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298198-d319882-Reviews-Toshodai_ji_Temple-Nara_Nara_Prefecture_Kinki.html -
動画記事 2:57
奈良県奈良市「なら燈花会(ならとうかえ)」を動画で、ろうそくの灯りに祈りを込めて。2024日程と東大寺など会場も紹介
観光・旅行 伝統文化 祭り・イベント- 121 回再生
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奈良県奈良市「なら燈花会」の動画紹介 『なら燈花会の会工法』さん制作の『第23回なら燈花会映像』という動画を紹介します。 奈良の夏の風物詩ともいわれる「なら燈花会(とうかえ)」では、世界遺産に囲まれた奈良公園一面にろうそくが並べられ幻想的な雰囲気の街並みを見ることができます。 なら燈花会とは?なら燈花会の歴史に迫る! 写真:なら燈花会 なら燈花会は1999年にはじめて開催されました。灯心の先にできる花の形をしたロウのかたまりを「燈花」といい、これができると縁起がよいとされています。訪れた人々の幸せを願いながら、ろうそくに灯りをともすイベント。 なら燈花会は、コロナの影響により無観客開催の年もあったものの、毎年開催され、90万人以上が参加する奈良の夏の大イベント。毎年、多くの地元企業が協賛しており、協賛金額により、ポスター掲載などの特典が設けられています。 「なら燈花会」2024はいつ?予約は必要? なら燈花会は、8月上旬から中旬の10日間に行われます。2024年の開催日程は下記のとおり。 開催日程:2024年8月5日(月)~8月14日(水) 点灯時間:19:00~21:30 なら燈花会への参加は、とくに予約等は必要ありませんが、公式サイトでは下記のようなお願いをしています。ルールやマナーを守ったうえで、参加しましょう。 ・三脚を用いての写真撮影はご遠慮ください。 ・ゴミはお持ち帰りください。 ・鹿にえさを与えないでください。 ・違法駐車はお止めください。 ・小雨決行です(ろうそくの灯が消えてしまうと中止になる場合もあり) ・貸し出し用車椅子の用意はございません。下記にて車椅子の貸出はあります。詳しくはお問合せください。 奈良市観光センター( TEL:0742-22-3900 ) 奈良市総合観光案内所( TEL:0742-27-2223 ) 近鉄奈良駅総合観光案内所( TEL:0742-24-4858 ) 「なら燈花会」2024の会場と見どころは? 写真:なら燈花会 なら燈花会開催期間中は、さまざまな屋台や出店が集まり、浴衣姿の来場者で賑わいを見せます。奈良公園一帯がお祭り雰囲気に包まれ、東大寺や浮見堂、猿沢池などはインスタ映えスポットに。そのほか、五十二段や興福寺、春日大社も人気。 ・浮雲園地 一面にろうそくが並び地上に天の川が描かれ、幻想的な雰囲気に。ひとつひとつの灯りに願いを込めれば叶うと人気のスポット。 ・浅茅ケ原 浅茅ケ原では、竹のオブジェの間にちりばめられたろうそくが立ち並び、木々を照らします。 写真:なら燈花会・浮見堂 ・浮見堂 浮見堂の鷺池のまわりに灯るろうそく。夜空と柔らかなろうそくの灯を映す水面は、まさに絵になる美しさ。 ・猿沢池、五十二段 猿沢池ではほたるを見ることも。水面にはろうそくの灯りが反射して心地よい雰囲気を味わえます。 ・興福寺 北参道にはやわらかなろうそくの灯りが、より神秘的な美しさを際立たせ、昼間とは違った凛とした空気が漂う境内に。 ・東大寺 まさに世界遺産ともいえる迫力の東大寺。燈火の灯りによってより一層幻想的な空間へと変わります。 ※8/13、8/14のみ開催 ・春日大社 春日大社には万灯篭とろうそくが立ち並び、独特な世界観を楽しめます。 ※8/14のみ開催 「なら燈花会」ボランティアとサポーター なら燈花会では当日のボランティアとしてサポーターを募集しています。会場での来場者導や各所の案内係など、なら燈花会開催にはなくてはならない存在です。 来場者としてではなく、歴史的なイベントにスタッフとして携われるのも魅力の一つ。 サポーターの方が運営・準備する様子をご覧いただけます。 【動画】0:58~ サポーターの方が運営・準備する様子 「なら燈花会」まとめ 写真:なら瑠璃絵 夏の風物詩として注目を集めている「なら燈花会」、冬には「なら瑠璃絵」というイベントもあります。 毎年2月に夜の春日大社や東大寺で特別法要・祈願に参加できる冬のおすすめのイベント。ライトアップなどの光の演出はまさにインスタ映えする美しさです。 なら燈花会は全国から90万人以上もの来場者が集まります。夜空を彩る花火のような華やかさはないものの、ろうそくの優しくあたたかな灯りが織り成す風景は、人々の心を惹きつけます。 「なら燈花会」のメインビジュアルは、デザインコンペティションによって選ばれました。公式サイトや公式instagramでは随時最新情報を発信されているので、詳細はぜひチェックの上、お出かけください。 「なら燈花会」を見るだけでなく、取り組みに参加したいという人は、サポーターという選択肢も。動画では、さまざまな年代のサポーターが登場しています。作り上げる過程から携わることで、また違った感動が味わえるかもしれませんね。 ◆なら燈花会◆ 住所:〒630-8244 奈良市三条町547 電話番号:0742-21-7515 開催期間:2024年8月5日~8月14日 アクセス:開催期間中は混雑が予想されますので、会場へは公共の交通機関をご利用ください。 最寄り駅:近鉄奈良駅・JR奈良駅 各会場最寄りのバス停:近鉄奈良駅・JR奈良駅とも「春日大社本殿行」、「市内循環」、「高畑町行」に乗車してください。 【会場別のバス停名】 ・奈良国立博物館-氷室神社・国立博物館前 ・浮雲園地/春日野園地/東大寺-大仏殿春日大社前 ・浅茅ヶ原・浮見堂-春日大社表参道 ・春日大社-春日大社本殿(「春日大社本殿行」のみ停車) 【公式ホームページ】なら燈花会 https://www.toukae.jp/ -
動画記事 8:21
世界遺産・奈良県の「吉野山の桜」の見頃を動画で!山岳宗教と密接に結びついた信仰の桜が織り成す「一目千本」の光景とは
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奈良県「吉野山の桜」の動画紹介 写真:奈良県の吉野山の桜 今回は、映像作家の保山耕一氏が運営されているYouTubeチャンネル『koichi hozan』の『吉野山の桜 2020』という動画を紹介します。 奈良県にある吉野山は、ユネスコの世界遺産に登録されている観光名所です。また東京の皇居・千鳥ヶ淵や青森の弘前公園、北海道の五稜郭公園などとともに、日本さくら名所100選に選出されたこともある全国有数の桜の絶景スポットでもあります。 吉野山の美しい桜をまずは動画でお楽しみください。 桜の国「日本」、桜はどんな植物?花言葉も紹介 写真:桜 日本の国花は、パスポートにもデザインされている「菊」と、もうひとつの花が「桜」であることは知っていますか? では、そもそも桜とはどのような花なのでしょう? 基礎的な知識をお伝えします。 桜は、バラ科サクラ亜科サクラ属(国によってはスモモ属)の落葉広葉樹の植物。北半球の温帯地域に広く分布していますが、美しい花が咲くのはアジア地域に多く、中でも日本に多くの種類が集中しています。その種類は、9種の基本種を中心に100以上のサクラが自生していると言われています。 桜の花言葉は、「精神美」や「優美な女性」、「純潔」など。日本国や日本人の品格を表す象徴として、美しさを託したとの推察もあります。 日本では春の風物詩と知られる桜。多くの桜の開花時期は春ですが、10月など秋に咲く桜の品種もあります。 山岳信仰発祥の地「吉野山」、金峰山寺の歴史 写真:奈良県の金峰山寺の銅鳥居 吉野山は他の桜の名所のような、いわゆる「お花見」のために桜並木を整備した場所ではありません。吉野山の桜は山岳信仰と深く結びついた「信仰の桜」として、現在まで大切にされてきたという背景があります。 吉野山の歴史は、約1300年前まで遡ります。当時、山々には神が宿り、吉野はその神々が住む理想郷として考えられていました。後に修験道の開祖と言われる役小角(えんのおずぬ)が、桜の木に蔵王権現の尊像を桜の木に彫り、それを祀ったと言われています。 その権現をご神体として祀ったのが金峰山寺。金峰山寺は、銅鳥居(かねのとりい)でも有名です。 銅の鳥居は、安芸の宮島の朱塗りの鳥居、大阪四天王寺の石の鳥居と合わせて、日本三大鳥居のひとつ。ご本尊が祀られている金峯山寺蔵王堂は、今なお多くの参拝客が訪れる信仰の中心地になっています。 「一目千本」とは?吉野山の桜2024年の見頃と見どころ 写真:奈良県の吉野山の桜 吉野山の桜は、シロヤマザクラを中心に、約200種3万本の桜があり、春になると美しく咲き誇ります。その様子は、「一目に千本の桜が見える豪華さ」という意味で、「一目千本(ひとめせんぼん)」と言われています。 シロヤマザクラは、山岳地帯の下・中・上・奥の4箇所に密生して咲いており、それぞれ下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれています。見頃は、3月下旬から4月中旬にかけて。2023年の満開日は下千本3月29日、中千本は3月30日でした。2024年の奈良の桜の開花予想日は3月25日。吉野山の桜は、下から順に奥へと開花していくため、長く桜を楽しめるのが特徴です。 吉野山観光協会では桜の見事の時期には、随時開花状況を公式ホームページで更新されているほか、夜間ライトアップの情報も公開されるので、ぜひ事前にチェックしてからお出かけください。 吉野山の桜のお花見スポット 写真:奈良県の吉野山の花矢倉展望台からの景色 吉野山の桜を代表するお花見スポットは、上千本エリアにある花矢倉展望台です。吉野山全体を眺められ、奈良県と大阪府の県境である金剛山まで見渡せます。 中千本エリアからの眺望も人気です。特に吉水神社の山門を入ったところからの眺めは、「一目千本」として知られるようになったスポット。ここから見る景色は、豊臣秀吉が感動したと伝えられるほど。「一目千色」とも言われる美しい眺望は見逃せませんね。 「一目千本」と言われる絶景は、ソメイヨシノの桜色だけでなく、淡紅色や白色など様々な色のシロヤマザクラがつくるグラデーションの美しさからくるものと思われます。 中千本エリアには、穴場と呼べるスポットも。それが如意輪寺の花見座敷から眺める桜です。ゆっくりと桜を楽しみたい方にはおすすめスポット。 【動画】7:23~ 如意輪寺の花見座敷から眺める桜 下千本エリアにある通称「御野立ち」と呼ばれる展望台からは、美しく咲く七曲り坂の桜が見られます。近く通っている吉野山ケーブルのロープウェイからも素晴らしい桜の景色が楽しめますよ。 「吉野山の桜」についてのまとめ 写真:奈良県の吉野山の桜のライトアップ 桜の時期はマイカー規制が行われるため、駐車場が使えなくなりますので、交通アクセスはバスがおすすめです。 吉野山の桜が見頃の時期には、ライトアップイベントが行われて夜桜も楽しめます。闇の中に幻想的に浮かびあがる桜の美しさも必見です。 吉野山周辺では様々なグルメも楽しめます。ランチに名物の柿の葉寿司や葛うどんを、ハイキングがてら登り、ひと休みに如意輪寺で桜を見ながら抹茶と和菓子もいいですね。美味しい食べ物とお花見観光をぜひお楽しみください。吉野山の3万本の桜が織り成すグラデーションの美しい光景を、ぜひ実際に見てみたいものですね。 【トリップアドバイザー】吉野山 -
動画記事 3:32
奈良県「大台ヶ原」は山全体が特別天然記念物!秘境と呼ぶにふさわしい絶景が広がる
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貴重な植物の楽園、奈良県「大台ヶ原山」動画紹介 写真:奈良県・秋の大台ヶ原 今回は、『kamikitayama』さん制作の『【公式】奈良県上北山村・東大台ヶ原(HIGASHI ODAIGAHARA)プロモーション映像(短編)』という動画を紹介します。 日本百名山のひとつ「大台ヶ原山」は、山全体が吉野熊野国立公園に指定されています。誰でも訪れることができる東大台ヶ原と、自然環境保護のため事前に入山許可が必要な西大台ヶ原に分けられています。登山やハイキング、ウォーキングが楽しめる魅力的な東大台ヶ原をまずは動画でお楽しみください。 東大台ヶ原は登山・ハイキング・トレッキングが人気!初心者コースも 写真:奈良県・大台ケ原の吊り橋 大台ヶ原山は、奈良県上北山村に広がる「日本百景」「日本の秘境100選」にも選ばれている観光スポットです。なかでも、東大台ヶ原は制限なく入山することができるため、登山やハイキングをする人に人気。 大台ヶ原は、登山・ハイキングコースができるトレッキングコースが4つあり、初級者から上級者向けのコースまであります。 初心者向けのA(中道)コースは、大台ヶ原駐車場から出発し、日出ヶ岳、正木ヶ原、尾鷲辻、牛石ヶ原、大蛇ぐら、尾鷲辻を通って再び駐車場へ戻ってくるコース。 日之出岳の展望台からは大峰連山など大パノラマを楽しめ、天気の良い早朝に富士山まで見えることも。そして、名前の通り山頂から美しい朝日が見られることから、日の出観賞スポットとしても知られています。 正木ヶ原手前にある正木峠は、広い丘に立ち枯れの樹木や倒木が広がる神秘的な景色が広がり、その先には熊野灘まで見渡せる絶景スポット。 野生の鹿が頻繁にあらわれる正木ヶ原は、広大な草地に木々があり、正面には正木峠が見渡せます。 東大台ヶ原の初心者コースのハイライトは、なんと言っても「大蛇ぐら」。800メートルの断崖絶壁の上はまるで大蛇の背に乗ったようなスリルが味わえ、大峯山系のパノラマビューが訪れる人々を楽しませています。 この初心者向けのAコースは、全長約9km、所要時間約4時間。中級者向けのコースのBコースでは、Aコースにシオカラ谷が加わっています。シオカラ谷までには、毎年5月20日~1週間程度シャクナゲが咲き誇る「シャクナゲ坂」と呼ばれる坂がある人気のコース。シオカラ谷は吊り橋があり、川へ下りて散策することもできます。 入山許可が必要な西大台ヶ原は大自然の宝庫 写真:奈良県・大台ヶ原の西大台の原生林 大台ヶ原は、大きく2つの地区に分けることができます。誰もが登山やハイキングを楽しめる東大台地区と、入山に事前の許可が必要な西大台地区です。 西大台地区は、自然環境を保護するために特別保護地区に指定され、入山人数の制限が行われています。 西大台ヶ原は、およそ5000ミリという屋久島と並ぶほどの年間降雨量があり、雨に育まれた原生林が特徴、原生的な植生景観を楽しめます。 野生動物が多く生息する大台ヶ原は、大自然の四季が五感で楽しめる 写真:奈良県・大台ケ原の天の川 大台ヶ原には、多くの野生動物が生息しています。正木ヶ原の鹿だけでなく、日本カモシカやキツネ、たぬき、テン、二ホンリスのほか、野鳥も多く、カケスやミソサザイ、アカゲラなども。 また大台ヶ原は、新緑や雲海、美しい星空が見えることから、撮影スポットとしても人気。きっとインスタ映えの写真が狙えますよ。秋には紅葉、冬の寒い時期には運が良ければ霧氷を見られるなど、大自然を五感で体感することができる場所、それが大台ヶ原なのです。 奈良「大台ヶ原」まとめ 写真:奈良県・大台ヶ原の大杉谷 ユネスコエコパークにも登録されている大台ヶ原は、自然と人間社会の共生を目的とした取り組みも行われています。 大台ヶ原へのアクセスは、公共交通機関の利用がおすすめ。近鉄大和上市駅発のバスに乗れば、約2時間で大台ヶ原へ着きます。車の場合、紅葉などのハイシーズンは、駐車場が満車になることもありますので、注意が必要です。 別名「近畿の屋根」とも呼ばれている大台ヶ原は、避暑地としても有名です。東大台ヶ原は、登山客やハイカーのために、ウォーキングマップも用意されています。大自然に囲まれた東大台ヶ原を、ゆっくりと時間をかけて体感してみてはいかがでしょうか。 【トリップアドバイザー】大台ケ原山 -
動画記事 3:25
奈良県の美しい池「龍王ヶ淵」はインスタ映えもする絶好の写真撮影スポット!まずは動画でその美しさをご堪能あれ!
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写真家にも人気がある龍王ヶ淵とは? 奈良県の山奥に神秘的な池があることをご存知ですか? 今回は「SOTOBURA」が公開した「【日本の絶景】新緑の龍王ヶ淵 Ryuogabuchi Superb view of Nara Japan 4K」の動画をご紹介します。 奈良県宇陀市にある水鏡撮影スポットとして有名な龍王ヶ淵(りゅうおうがぶち)。 透き通っている池は周囲の山々が鏡のように水面に映るので写真家にも人気スポットにもなっています。 また、インスタ映えする場所としても有名です。 それでは一緒に龍王ヶ淵の動画を見ていきましょう。 龍王ヶ淵の基本情報をご紹介! 写真:奈良県・龍王ヶ淵 龍王ヶ淵とは大和富士「額井岳」の山腹にあり、標高530mほどの山から流れる水は透き通り、神秘的な池を作っています。 動画では1:08より、額井岳の木々を水面に映す神秘的な映像をご覧になることができます。 東西150メートルに南北100メートルの池はハイキングコースとしても人気です。 一部遊歩道は湿地となっていて、湿っている場合もありますので訪れる際は履きなれたスニーカーなど用意してください。 龍王ヶ淵は昔から信仰の池とされていたため、近くにある堀越神社には昔話、浦島太郎の乙姫にも出ている豊玉姫命(とよたまひめのみこと )が祀られています。 動画の全編に渡り静かな湖面が映し出されていますが、休日は観光客も多く平日の午前中に行くと静かな時間を過ごせるでしょう。 龍王ヶ淵へ行くにはいつの時期に行くのがいいのか? 写真:奈良県・龍王ヶ淵の星空 龍王ヶ淵は夏の新緑をはじめ秋の紅葉の時期に行くのもいいでしょう。 また、冬の時期は雪景色も楽しめます。 ただし冬に車で行く場合はスノータイヤなどの準備が必要です。 晴れた風のない日は湖面が揺れず、周りの風景が綺麗に映し出されると言われています。 山奥にあるため、晴れた日の夜は星を見えるでしょう。 なお、龍王ヶ淵は信仰の池とされているため、釣りは禁止されています。 龍王ヶ淵周辺の観光名所もご紹介 写真:奈良県・室生寺 奈良県にある龍王ヶ淵周辺にはお寺を初めとした観光名所が多数あります。 特に近くにあるのは最寄駅である「室生口大野駅」の名にもなっている室生寺や大野寺。 芳野川堤防上に約100本の桜並木がある水分桜はライトアップもされて、市内でも人気の観光スポット。 龍王ヶ淵は名阪国道針ICからも10分程度なので車で訪れるのもよいでしょう。 駐車場も完備なので気軽に訪れることができます。 龍王ヶ淵周辺のまとめ 写真:奈良県・龍王ヶ淵 龍王ヶ淵の動画をご覧になれば澄み渡る青空を静かな池に心が和むのではないでしょうか。 仕事の疲れなどで癒されたい人は龍王ヶ淵へ訪れてみてくださいね。 魚やカエルが跳ねる音を聞きながら楽しむのもいいでしょう。 大自然の景色を見ながら遊歩道を一周するだけできっと心が和むでしょう。 【トリップアドバイザー】龍王ヶ淵 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022867-d19690682-Reviews-Ryuogabuchi_Pond-Uda_Nara_Prefecture_Kinki.html -
動画記事 2:54
古都「奈良・斑鳩町」で世界遺産、日本の伝統文化や歴史、そして豊かな自然に触れる!奈良県の人気観光スポット8選を一挙紹介!
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奈良県の人気観光地8選を紹介した動画について こちらの動画は「斑鳩町観光協会法隆寺iセンター」が公開した「Best 8 things to do in NARA & IKARUGA」です。 近年日本の観光地の中で奈良県の人気が急上昇しているのをご存知ですか? 奈良県は京都府よりも古い都、「平城京」が開かれた土地で、法隆寺や中宮寺、法起寺、法輪寺、滝田神社などの名刹や神社が数多く点在する地域です。 ここではそんな奈良県の人気観光スポット「斑鳩町(いかるがちょう)」の人気観光スポット8選を紹介します。 【奈良県&斑鳩町のおすすめ人気観光地1】東大寺・春日大社周辺エリア 写真:奈良県・東大寺 こちらは動画の0:14からご覧になれます。 世界最古の木造建築物と言われる東大寺は世界文化遺産に指定されていて、周辺エリアは歴史ロマンと伝統文化に溢れています。 また、東大寺から春日大社に向かうルートは自然豊かな景色が人気の散策スポットです。 【奈良県&斑鳩町のおすすめ人気観光地2】奈良県&斑鳩町の和スイーツ 写真:奈良県・葛きり こちらは動画の0:32からご覧になれます。 奈良県を代表するスイーツグルメといえば本場の吉野葛を使った葛きりや葛餅など。 散策の合間の休憩に和スイーツとお茶はいかがですか? 【奈良県&斑鳩町のおすすめ人気観光地3】奈良県&斑鳩町の日本酒 写真:日本酒の酒蔵 こちらは動画の0:51からご覧になれます。 日本酒といえば北陸から東北、または瀬戸内海周辺に銘酒が多いと思われがちですが、日本酒を作る時に発酵を助ける掛け米の高級ブランド「山田錦」は奈良県周辺が産地です。 そして奈良県には吉野の名水と山田錦を使った銘酒を作る穴場の酒蔵が数多く存在します。 【奈良県&斑鳩町のおすすめ人気観光地4】奈良県&斑鳩町の散策 写真:奈良県・法隆寺 こちらは動画の1:10からご覧になれます。 寺院仏閣が多く緑豊かな奈良・斑鳩エリア。 散策するなら西里の町並みを是非訪れてみてください。 歴史建造物などの名所、おしゃれな和風カフェなど歴史と文化を感じるスポットが点在している散策ルートです。 【奈良県&斑鳩町のおすすめ人気観光地5】奈良県&斑鳩町の旅館 写真:旅館の温泉 こちらは動画の1:26からご覧になれます。 日本文化を満喫できる宿といえば「旅館」ですね。 歴史の街奈良・斑鳩の旅行ならやはりホテルよりも旅館がおすすめです。 【奈良県&斑鳩町のおすすめ人気観光地6】奈良県&斑鳩町のお茶 写真:ほうじ茶 こちらは動画の1:42からご覧になれます。 今カフェやコンビニドリンクでも人気急上昇中なのが「ほうじ茶」ですが、このほうじ茶は奈良県が発祥の地と言われています。 奈良観光の折に疲れを癒す時はお茶で一服が良いですね。 【奈良県&斑鳩町のおすすめ人気観光地7】奈良県&斑鳩町の自然 画像引用 :YouTube screenshot こちらは動画の2:05からご覧になれます。 緑豊かな奈良旅行で満喫したいのはやはり「自然」ですね。 四季折々の豊かな自然に恵まれた奈良・斑鳩エリアは町並みそのものが自然公園のよう。 ぶらぶらするだけでも日本の歴史と自然、そして伝統文化を感じることができます。 【奈良県&斑鳩町のおすすめ人気観光地8】奈良県&斑鳩町の鹿 写真:日本鹿 こちらは動画の2:23からご覧になれます。 奈良県といえばやはり日本鹿! 奈良公園だけでなく街中のあちこちで野生の鹿が出没するので、散策途中に鹿とばったり!なんてハプニングが期待できます。 ただし、奈良の日本鹿は国の天然記念物に指定されているので優しくそっと近づいてくださいね。 奈良県の人気観光地ランキングを紹介した記事のまとめ 写真:奈良県・春日大社 日本に仏教が伝来し根付いたのも奈良飛鳥時代と言われていますので、奈良から斑鳩(いかるが)周辺エリアには寺院や古墳などの歴史的な遺産が数多く残されています。 今回はそんな奈良斑鳩エリアの人気観光スポット情報を8つのカテゴリーに分けて動画と共に紹介しました。 あなたはどの観光スポットが気に入りましたか? 【公式ホームページ】奈良 法隆寺観光、いかるがの里観光案内所 法隆寺iセンター http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/ -
動画記事 2:55
奈良県観光で絶対外せない「天理市」。今から1300年ほど前は有力な皇族の本拠地でもあった日本の歴史を体感できる街へ出かけてみよう!
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奈良県天理市とは こちらの動画は「天理市役所」が制作した、奈良県天理市の観光情報をご紹介する動画「天理市観光PR(天理市の魅力紹介)」です。 今から1300年ほど前に日本の都だった奈良県。 長い時間を経て磨かれた建材の奈良には当時の様子を感じられる寺社・風景・文化があります。 ここで紹介する天理市は古代の都である飛鳥・藤原京・平城京の中間に位置し、有力な皇族の本拠地でもありました。 当時は日本の政治・文化に欠かすことの出来ない重要な土地でした。 この動画では約3分で天理市の魅力をたっぷりと紹介しています。 奈良県天理市のおすすめ観光スポット 画像引用 :YouTube screenshot 奈良盆地の絶景を眺めながらハイキング気分で歩ける日本最古の道「山の辺の道」は、古く『日本書紀』にもその名が残るという歴史的な観光名所です。 特に、気候のいい紅葉の時期になるとその素晴らしい景勝を一目見ようと、山の辺の道には多くの観光客が訪れます。 また、市内には西山古墳や大和天神山古墳、景行天皇陵の渋谷向山古墳といった興味深い史跡もありますよ。 自然の景色を堪能できる観光ルートを清々しい気分で歩いてみましょう。 動画では1:16より山の辺の道と古墳群が紹介され、国家の始まりの場所を感じさせると語られています。 古墳に興味を持たれた方は、国指定史跡黒塚古墳のガイダンス施設の天理市立黒塚古墳展示館に訪れてみるのも良いでしょう。 奈良県天理市の寺社を巡ってみよう 画像引用 :YouTube screenshot 日本最古の神社の1つとされる石上神宮はぜひ見ておきたい名所です。 ほかに、氷室神社や善福寺といった穴場観光地へも足を運びたいものです。 自然の景観を楽しめる寺社周辺では、可愛い鹿に出会えることも多いので、ぜひ散策を楽しんでみましょう。 これらの寺社は動画の0:28より紹介されています。 他にも長岳寺や大和神社など、天理市に訪れたら押さえておきたい寺社は多数あります。 奈良県天理市で食べておきたいグルメ 天理市にある中西ピーナッツは、遠方から買いに来る人も多いというピーナッツの名店。 また、天理市には美味しいうなぎランチを食べられるスポットもたくさんあります。 天理市へ観光旅行をするなら、天理市のグルメである天理ラーメンもぜひ食べておきましょう。 天理市の氷室神社は氷の神様を祀っており、毎年5月1日に行なわれる献氷祭のイベントでは美味しいかき氷が振る舞われ賑わいます。 イベントの折には、天理市の穴場スポットでインスタ映えするステキなかき氷を食べるひとときを楽しみましょう。 奈良県天理市まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 人口65,466人(※2019年7月1日)の奈良県天理市は交通アクセスも良く大阪や京都から約1時間で訪れることができます。 市の中心部に天理協会総本部(神殿)がある日本最大の宗教都市「天理市」の名前の由来は宗教団体の「天理教」からきており、21世紀の日本で唯一市名に宗教団体の名称が使われています。 天理市内には天理教関連の施設・建物も多く、天理大学もあります。 動画で紹介されているように、この奈良県天理市には魅力的な観光スポットが数多くあります。 奈良県は、日本の歴史文化を感じられる観光地として人気を集めます。 まずはこちらの動画をご覧になり、天理市の魅力を堪能してください。 奈良県内で観光旅行を楽しむのなら、東大寺や奈良公園といった定番スポットだけでなく、ぜひ天理市の観光名所へも足を運んでみてくださいね。 天理市周辺にはホテルや旅館の宿泊施設も多数あるので、泊まりでの観光も安心です。 【公式ホームページ】奈良県天理市 市役所ホームページ http://www.city.tenri.nara.jp/ -
動画記事 3:45
奈良の冬の風物詩の若草山焼き!鑑賞スポットから歴史まで徹底解説!
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若草山焼き動画紹介 今回は『奈良観光コンシェルジュ JUN』さん制作の『冬の風物詩・奈良の伝統行事『若草山焼き』:『Yamayaki』Mountain Burning and Fireworks at Mt.Wakakusa in Nara』という動画を紹介します。 若草山焼き(わかくさやまやき)は、奈良県奈良市にある若草山で行われる冬の伝統行事です。若草山山頂にある前方後円墳の鶯塚古墳(うぐいすづかこふん)の被葬者への鎮魂として始まりました。現在では、奈良を代表する3大社寺である春日大社と興福寺と東大寺の神仏が習合し、先人の鎮魂と慰霊、奈良全体の防火、世界の人々の平安など様々な願いを込めて開催されています。 奈良の若草山焼きと大輪の花火を見に、毎年1月の第4土曜日には多くの観光客が訪れます。厳かな雰囲気の中、古都奈良の夜空が花火と燃え広がる炎で染まり、暗闇の中で山が浮かび上がる様子は神々しさが感じられます。まずは動画で若草山焼きならではの不思議な力を感じてみてはいかがでしょうか。 【動画】0:53~ 若草山焼き 【動画】1:50~ 若草山焼き 【動画】2:55~ 若草山焼き 若草山の見どころと特徴 写真:奈良県・若草山の鹿 若草山は、奈良のシンボルとも言える有名な観光スポットで、ノシバと呼ばれる芝生が一面に広がる標高342メートルの小さくなだらかな山です。山頂に5世紀頃に築造された前方後円の巨大な鶯塚古墳があることから「鶯山(うぐいすやま)」と呼ばれ、3つの笠を重ねたように見えることから「三笠山」とも呼ばれています。山の中にはたくさんの鹿が生息しています。 頂上からは奈良公園や奈良市街地が一望でき、山頂から見る奈良の夜景はその美しさから新日本三大夜景のひとつに認定されています。山開きの期間中は、頂上まで約30分の登山が楽しめ、桜や紅葉、山焼きなど季節ごとに美しい表情を見せてくれます。 春の訪れを知らせる炎の祭典の若草山焼きは、奈良の冬の風物詩として奈良県民や観光客に人気があります。毎年1月の第4土曜日に行われ、2024年は1月27日に開催される予定です。 若草山焼きはなぜ行われる?意味や歴史について 写真:若草山・鶯塚古墳 若草山焼きは、若草山山頂にある鶯塚古墳に葬る霊魂を鎮めるための祭礼に由来しています。昔の人々は鶯塚古墳に葬られた幽霊が出てくることを恐れ、山を焼くことで幽霊が出てこないようにしようと考えました。そこから若草山を焼かなければ良くないことが起こるという迷信が広がり、山を通る人が勝手に火をつける事件が何度も起こりました。 奈良奉行所は1738年12月に「若草山の放火禁止令」を出しましたが、その後も放火は続き、世界遺産として有名な東大寺などの近隣社寺が延焼の危険に晒されました。そのため、江戸時代末期頃には、若草山に隣接する東大寺と興福寺と奈良奉行所が合同で山を焼くようになったという歴史があります。 現在では、春日大社と興福寺と東大寺の神仏が習合し、先人の鎮魂と慰霊、奈良全体の防火、世界の人々の平安を祈るという意味を込めた伝統行事として定着しています。 若草山焼きや花火が楽しめる鑑賞スポット 写真:奈良県・若草山焼き 冬の花火が楽しめることも、若草山焼きが人気な理由の一つ。若草山焼きでは、点火開始を知らせるため花火師によって大きな花火が真冬の夜空に打ち上げられます。そして花火開始後に、若草山焼きの一斉点火が行われます。打ち上げられる花火の中には、奈良県唯一の尺玉も。これは1尺の大きさのある花火のことで、打ち上げ花火の花が開くと直径320mにもなる見応えのある巨大花火。奈良県最大級の大迫力の花火により若草山焼きへの期待も高まります。 【動画】0:25~ 花火 【動画】1:22~ 花火 【動画】2:18~ 花火 【動画】3:01~ 花火 ここでは、花火も若草山焼きも存分に楽しめる鑑賞スポットを紹介します。まずは奈良公園周辺の鑑賞スポットです。 ●大仏殿前交差点(浮雲園地) 大仏殿前交差点(浮雲園地)では、目の前で若草山焼きが楽しめます。バス停や駐車場があり利用しやすい定番鑑賞スポットです。 ●春日野園地 春日野園地は、大仏殿前交差点の近くにある芝生の広場。広々とした場所なので、抜群の見栄えで花火と若草山焼きが楽しめます。 交通規制などの詳細については、公式ホームページにて最新情報を事前にご確認の上、お出かけください。 その他の鑑賞スポットは、以下の通りです。 ●猿沢池(さるさわいけ) 猿沢池は、興福寺五重塔の下で花火を楽しめる穴場スポット。山焼きは興福寺五重塔のあたりまで坂を登らないと鑑賞できないのですが、花火と若草山焼きの炎に照らされた興福寺五重塔を写真に収めることができます。 ●奈良県庁屋上 奈良県庁では若草山焼き当日に屋上を開放しています。抽選制なので事前に申し込む必要がありますが、眺めの良い奈良県庁の屋上からゆったりと観覧できます。 ●平城宮跡 平城宮跡では、朱雀門と花火と山焼きの幻想的なコラボレーションが楽しめます。ロマンティックな光景が見られるのでデートにもおすすめ。 また若草山焼きの一連の様子はYouTubeでライブ配信される予定なので、どうしても都合が合わない場合は自宅でも鑑賞してみてはいかがでしょうか。 若草山焼きまとめ 写真:奈良県・若草山焼き 古都奈良のシンボルである若草山に炎が燃え広がる光景は圧巻、一度見たら忘れられません。直前に打ち上げられる花火と若草山焼きの炎で夜空が染まり、暗闇の中で山が浮かび上がる神々しさを堪能できることでしょう。この冬は若草山焼きを鑑賞しに、奈良へ足を運び春の訪れを感じてみませんか。 ◆若草山◆ 住所: 奈良県奈良市雑司町469 開山期間:3月第3土曜日~12月第2日曜日 時間:9:00~17:00(臨時開山を除く) 拝観料:大人(中・高・大含む) 150円 小学生 80円 アクセス: 【公共交通機関】JR奈良駅、近鉄奈良駅から 市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車、徒歩12分 【車】奈良奥山ドライブウェイ「新若草山コース」 【トリップアドバイザー】若草山 -
動画記事 4:45
春の訪れをつげる「お水取り」とは? 奈良で1200年以上続く東大寺二月堂の伝統行事を動画で!火の粉が舞うお松明は大迫力
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東大寺のお水取り動画紹介 今回は『KYODO NEWS』さん制作の『東大寺二月堂「お水取り」 1200年以上続く不退の行法』という動画を紹介します。 毎年3月1日~14日までの2週間、東大寺二月堂(とうだいじにがつどう)で行なわれる「お水取り(おみずとり)」。動画では初日から最終日までの伝統的儀式の様子を紹介しています。「籠松明(かごたいまつ)」が行われる最終日には、多くの観光客や無病息災を願う人々で賑わっています。まずは、4分44秒の動画をゆっくりとご覧ください。 奈良の東大寺「お水取り」とは?その歴史と意味 写真:奈良県の東大寺 東大寺といえば「奈良の大仏様」、ご本尊は盧舎那仏(るしゃなぶつ)です。奈良時代に聖武天皇の勅願により建立されました。春の訪れを告げる伝統行事「お水取り」は、その東大寺にて行われています。 1200年以上続く歴史の起源は、752年(天平勝宝4年)、良弁(ろうべん)の高弟実忠(じっちゅう)によってはじめられたと伝えられています。 もともと旧暦の2月に「修二会(しゅにえ)」という2週間以上に渡る不退の行法が行われてきました。広く知られている「お水取り」は、この行中の一部の儀式のこと。 修二会では、昼から深夜にかけて「六時の行法」と呼ばれるの時(じ)が勤められます。「日中(にっちゅう)」、「日没(にちもつ)」「初夜(しょや)」「半夜(はんや)」「後夜(ごや)」「晨朝(じんじょう)」の計6回、練行衆らによる美しい声明(しょうみょう)が唱えられます。 広く知られている「お水取り」という通称は、若狭の荘園(もとの東大寺領)からお香水(おこうずい)運搬したことが由来です。お香水とは、練行衆のみが入れる建物の中にある井戸(若狭井)からくんだ水のこと。お香水を飲めば万病が治るとされてきました。 「お水取り」の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」といい、井戸(若狭井)から汲み上げる儀式のことを指します。 期間中、練行衆(心身を清めた僧)たちは、十一面観音の前で宝号を唱え、荒行によって懺悔し天下安穏などの祈願をし続けます。 近年、コロナ禍の影響で中止を余儀なくされた行事が数多くある中、この修二会・お水取りはさまざまな天災・疫病等が発生した時でさえ、一度も中止されることなく現在に至っています。 奈良東大寺「お水取り」の見どころを紹介 写真:奈良県・東大寺のお水取り 東大寺「お水取り」の有名なシーンは、「お松明(おたいまつ)」と呼ばれる二月堂舞台から松明の火の粉が舞う勇壮な光景です。この火の粉には無病息災のご利益があることで知られており、毎年多くの観光客が「お松明」を目指して東大寺二月堂にお参りします。 松明の燃えかすのことを「杉葉の燃え差し」といい、持ち帰って半紙などに巻き、水引で結んだものを玄関や台所に飾ると、災難厄除けのご利益があるのだそう。 【動画】0:53 ~ 大きな松明に導かれた僧侶が次々と二月堂へ 行中に毎夜灯される「お松明」は10本ですが、3月12日の夜には、最も大きな籠松明が登場し11本に。荘厳な鐘の音が響くなか、長さ約8メートル、重さ約70キロもの松明が、火の粉を散らしながら練行衆たちを誘導するさまは圧巻です。 【動画】1:40 ~ 大掛かりな籠松明が準備される様子 日付が変わった13日未明には、名前の由来となったお水取りが始まります。極めて神聖な儀式であるため、お水取りそのものの内部の様子は秘密とされています。 【動画】2:10 ~ 水取りに向かう松明と僧侶たち 「2024年お水取り」修二会の日程や松明の時刻は? 2024年のお水取り、修二会の開催予定は、次のとおり。 【日程】2024年(令和6年)3月1日~14日 【お松明時刻】期間中/19:00から ※但し、12日19:30、14日18:30から 期間中、練行衆自らが作った「椿(つばき)」の造花が堂内に飾られ、観光客の目を楽しませます。1200年以上絶えることなく続いている伝統行事ですが、今後のコロナ禍の状況により影響がないとも限りません。日程や時間については事前に確認されることをおすすめします。 東大寺お水取りとお松明見学について 写真:お水取りの舞台・奈良県東大寺二月堂 「お水取り」が行なわれる舞台となる、東大寺二月堂の拝観料は無料ですが、例年、日を追うごとに混雑具合が増します。ゆっくりと見学できるのは、「お松明」が始まる3月1日から週末を除く前半の方が比較的空いていると言われています。 ダイナミックな「籠松明」が行なわれる12日は人出がピークを迎え、東大寺近隣の奈良公園周辺には警察が出動し観光客を誘導するほどの混雑ぶり。 そのため、二月堂へのアクセス方法は公共交通機関がおすすめです。最寄り駅は近鉄奈良駅。車をご利用の方は、東大寺境内には駐車場がありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。 東大寺お水取りまとめ 東大寺二月堂で行なわれる「お水取り」。行中の満行後の3月15日には、小さな子どもを対象に「だったん帽いただかせ」が執り行われます。行中に達陀(だったん)を勤める僧侶が被っていた帽子「達陀帽」を子どもの頭に被せ、健やかな成長を祈る儀式です。これをもって、東大寺「お水取り」の伝統行事はすべてを終えることとなります。 春を告げる行事とはいえ、3月上旬の奈良は身震いするほど寒い日もあるので、お出かけの際の服装にはご注意ください。家族や友人同士、ひとり参加も可能なツアーも各種出ています。スケジュールを確認して、あれこれ考えながらの春旅行計画も、また楽しからずや!です。勇壮な「お松明」の火の粉を目の当たりにすれば、1200年という長い歴史の1ページに自身を投影体験することができるでしょう。 【公式ホームページ】東大寺 【トリップアドバイザー】東大寺二月堂