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動画記事 4:54
日本各地で古くから継承されてきた職人技が込められた「伝統的工芸品」とはどんなもの?日本国内に数ある芸術的な「伝統的工芸品」の匠の技をチェック!
伝統文化 伝統工芸 歴史- 92 回再生
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伝統的工芸品を紹介する動画をチェック! こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」による「伝統的工芸品「匠の技」伝統工芸 青山スクエア」です。 伝統的工芸品とは、各地の職人が匠の技で手作りする伝統的技術または技法のことをいい、英語では「Traditional crafts」と呼びます。 「伝統工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」で定められており2020年2月時点で指定されている品目は230品目です。 多くの伝統的工芸品の技術は、時代を超えて100年以上継承されてきました。 伝統的工芸品産業振興協会による伝統的工芸品の全国大会「KOUGEI-EXPO」は、2020年には京都を舞台にオンラインで開催されました。 動画で紹介されている伝統的工芸品とは? 写真:陶芸 伝統的工芸品とは長年受け継がれている技法で作られる工芸品のことで、製造過程の主要部分が手作りなのが特徴です。 伝統的工芸品は、さまざまな工芸品のことを指す伝統工芸品とは少し意味が違い、国によって明確に指定された品目のみを指します。 伝統的工芸品にほかにも以下のような条件があります。 ・日常生活に使われるアイテムであること ・一定の地域で産地を形成していること ・伝統的に使用されてきた原材料を使っていること ・伝統的技術または技法を使っていること 動画で紹介されている伝統的工芸品の分野とは? 写真:職人が作る手漉き和紙 伝統的工芸品の分野は以下のように分類されています。 ・織物 ・染色品 ・その他繊維品 ・陶磁器 ・漆器 ・木工品 ・竹工品 ・金工品 ・仏壇 ・仏具 ・和紙 ・文具 ・石工品 ・貴石細工 ・人形 ・こけし ・その他工芸品 動画で紹介されている伝統的工芸品の種類とは? 写真:津軽焼のお盆 こちらの動画に紹介されているのは、以下の伝統的工芸品です。 ・青森の「津軽塗」 [動画: 0:32~] ・大分の「別府竹細工」 [動画: 1:18~] ・島根の「石州和紙」 [動画: 2:01~] ・兵庫の「丹波立杭焼」 [動画: 2:42~] ・神奈川の「鎌倉彫」 [動画: 3:22~] ・石川の「山中漆器」 [動画: 4:05~] 日本国内にはほかにも多くの伝統的工芸品があります。 伝統的工芸品の紹介動画まとめ 動画には、フォトジェニックな雰囲気の伝統的工芸品がたっぷりと紹介されています。 動画で紹介されているような伝統的工芸品の多くはウェブショップ・オンラインショップでも購入できます。 日本の歴史と伝統が詰まった工芸品は実際に体験することができるのもあります。 気になる工芸品があれば是非チェックしてください。 【公式ホームページ】伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 3:56
富山県中新川郡立山に伝わる「布橋灌頂会」は歴史風情溢れる伝統儀式。白装束に身を包み荘厳華麗な姿は日本古来の伝統を重んじる。
伝統文化- 223 回再生
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富山県中新川郡立山の伝統儀式・布橋灌頂会(ぬのばしかんちょうえ)動画紹介 こちらは「富山県立山町公式チャンネル」が公開した富山県立山町に古くから伝わる儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんちょうえ)」を紹介する動画「日本ユネスコ未来遺産 布橋灌頂会(富山県立山町)Nunobashi Kanjoe Purification Ceremony (Long version) Tateyama Town, Japan」です。 布橋灌頂会(ぬのばしかんちょうえ)は、富山県立山市にある芦峅寺(あしくらじ)に古くから伝わる伝統儀式です。 こちらの記事では、日本ユネスコ未来遺産に登録された日本伝統の儀式の「布橋灌頂会(ぬのばしかんちょうえ)」について詳しくご紹介いたします。 富山県立山町に伝わる布橋灌頂会とは?歴史は 画像引用 :YouTube screenshot 富山県の名所として知られる立山は日本三大霊山の1つに数えられ、古くから霊的な山として信仰を集めてきました。 富山県の立山はもともと女人禁制で、江戸時代には女性が登ることは許されていませんでした。 そんな女性たちが、立山の姥堂川にかかる布橋という架け橋を渡って極楽往生を願ったことが、布橋灌頂会の始まりとされています。 富山県立山町に伝わる布橋灌頂会の儀式はどう執り行われる? 画像引用 :YouTube screenshot 布橋灌頂会では、白装束姿の女性たちが薄暗い閻魔堂に入り、極楽往生のために読経などの儀式を行ないます。 こちらは動画の2:41からご覧になることができます。 布橋灌頂会の儀式は江戸時代より盛んに行われていましたが、明治期の廃仏毀釈で一旦廃止され、平成に入ってから復興されました。 布橋灌頂会は現在では3年に1回のみ開催される、めったに見ることのできない貴重な儀式です。 歴史的かつ貴重な儀式であることが評価され、2012年に布橋灌頂会は日本ユネスコ未来遺産に登録されました。 富山県立山エリア周辺の観光スポットは? 写真:富山県・立山博物館遥望館 布橋灌頂会が行なわれている地にある立山博物館遥望館は、立山の歴史や布橋灌頂会の詳しい儀式内容を学べる映像ホールです。 富山県立山観光へ行くときには、ぜひ周辺エリアの情報イベントをチェックするのがおすすめです。 立山博物館の敷地内には、地獄をイメージしたという人気テーマパーク「まんだら遊園」もあるので立ち寄ってみてくださいね。 富山県立山町に伝わる伝統儀式・布橋灌頂会紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 動画でもごご覧になれるように、富山県の立山エリアに伝わる布橋灌頂会は、日本の伝統文化を今に伝える貴重な儀式です。 富山県立山エリアに立ち寄ったときには、布橋灌頂会に関する資料が豊富な立山博物館で、その幽玄の世界を体験してみてくださいね。 -
動画記事 3:13
「揚浜式製塩」は石川県珠洲市の能登に500年続く塩づくり方法。国の重要無形民俗文化財に指定される手間暇のかかる製法が美味しい塩を作る!
伝統文化- 254 回再生
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石川県珠洲市に残る「揚浜式製塩」の紹介動画について こちらは、「nippon.com」が公開した石川県に受け継がれる塩の製塩方法「揚浜式製塩」の作業を紹介する約3分の動画「【4K動画】能登に国内で唯一残る「揚浜式製塩」:石川・珠洲 | nippon.com」です。 こちらの記事と動画は、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「揚浜式製塩」の伝統技術とはどんなものなのか、どのように作られているのかを詳しくご紹介しています。 手作業で丁寧につくられる天然塩は、ミネラルなどの栄養価が高く、うま味がたっぷり。 シンプルに塩でいただくお料理に使うと味の違いが歴然で、「揚浜式製塩」の塩は国内の料理人から高い評価を受けているほか、石川県のお土産として観光客にも人気です。 石川県「揚浜式製塩」とは 写真:塩 「揚浜式製塩」は、造成した塩田に海水を汲み上げて塩を作る古来の技術です。 この塩づくりには熟練の技術が必要になります。 能登塩田の歴史は16世紀末に始まったとされ、当時、農民救済と財源確保のために加賀藩主が奨励したと言われています。 農民は塩を作りそれを納めることで、米を貸し付けてもらえました。 2008年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2018年には当時皇太子だった天皇陛下が製塩の作業を視察されました。 現在は、石川県珠洲市の1カ所だけで伝承されています。 石川県「揚浜式製塩」の製塩方法 画像引用 :YouTube screenshot 「揚浜式製塩」は、目の前の海から海水を汲み上げて運ぶ「海水運び」から始まります。 こちらは動画の0:17よりごらんになれます。 動画の0:36からご覧になれるように汲んだ海水は引桶(しこけ)にためて、塩田に均一にまく「潮撒き」がおこなわれます。 すぐに乾くように細攫え(こまざらえ)という道具で塩田に筋を入れて、太陽の光の熱と風によって水分を蒸発させます。 柄振(いぶり)という道具で砂を集める「カン砂集め」のあと、組み立てられた垂舟(たれふね)に、しっぱつ(または、こみ)で砂が入れられます。 垂舟に海水が入れられて砂に付着した塩分とともに濃い鹹水(かんすい)が集められます。 動画の1:38からは、このあとの釜屋作業が紹介されます。 かん水を約6時間かけて荒焚きして煮詰めて冷ましてから、胴桶(どうけ)でろ過。 そして16時間程度の本焚きがおこなわれて、結晶化した塩があらわれます。 い出場(いでば)または塩床(しおどこ)と言われる場所で4日間寝かして、塩と苦汁(にがり)に分けられたあと、塩から不純物を取り除き梱包して完成です。 約600リットルの海水からできる塩は、たった120キログラムです。 石川県「揚浜式製塩」の紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 石川県の「揚浜式製塩」の塩は、50グラム400円で販売されています。 塩サイダーやハーブじおのほか、ソフトクリームなどのスイーツも知られています。 また、石川県珠洲の道の駅では塩づくり体験が旅行者に人気です。 こちらの動画では、「揚浜式製法」はどんな製法なのかわかりやすくご紹介しています。 昔ながらの製塩技術に興味がある方はぜひご覧ください。 【公式ホームページ】揚げ浜式製塩の塩づくり|奥能登塩田村 https://enden.jp/making_salt/ -
動画記事 3:30
石川県金沢市の加賀百万石「金沢おどり」は豪華絢爛の舞台のほか、お茶席やお座敷も!3つのお茶屋街から「おもてなしの心」を極めた金沢芸妓が総結集。
伝統文化- 310 回再生
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石川県金沢市の加賀百万石の伝統芸能「金沢おどり」動画紹介 こちらの動画は「nippon.com」が公開した「芸妓衆が舞う金沢おどり:加賀百万石の城下町 金沢 | nippon.com」です。 加賀百万石と呼ばれ、江戸時代から加賀前田家の手によって城下町として栄えた石川県金沢市。 その一方で伝統文化や伝統芸能も発展しました。 動画で紹介されている「金沢おどり」もそのひとつ。 動画をご覧になれば金沢おどりの美しい演目や、金沢芸妓の歴史に触れることができます。 「金沢おどり」を盛り上げる金沢芸妓とはなにか?特徴や歴史、マナーもご紹介! 写真:石川県金沢・東茶屋街 金沢おどりとは、三茶屋街の金沢芸妓たちが総出演し、演目を披露する9月の祭典です。 金沢おどりは例年、石川県立音楽堂で4日間開催されます。 石川県の金沢芸妓の起源は、三茶屋街が誕生した藩政時代、文政の頃とされています。 加賀藩は文化発展を後押しし、どんな職業の者も能楽に親しめるようになりました。 動画の0:44からご覧になれる「空から謡(ウタイ)が降ってくる」という言葉は、大工は屋根の上から、庭師は木の上から謡を口ずさむくらい、金沢では能楽が盛んだという意味です。 金沢芸妓は発展当時から芸を磨き続け「おもてなしの心」を現代に継承し、石川県金沢の文化に根付いていきました。 その証拠に、金沢芸妓の活躍の場である三茶屋街は、日本の情緒や花街文化を色濃く残しています。 ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計(カズエ)茶屋街で構成されている三茶屋街は、大正時代の大ベストセラー『地上』の作家・島田清次郎が、幼少期暮らしていたことでも有名。 平成13年には、ひがし茶屋街、平成20年には主計茶屋街が国の重要伝統的建築物群保存地区に指定されました。 金沢芸妓は小説や建築文化にも影響を与えているのです。 石川県金沢に来たのならお座敷体験をしたいところですが、マナーもあるので注意が必要です。 お茶屋さんの座敷は金沢芸妓の真剣勝負の場です。 お酌がほどよく進み会話も楽しんだところで、飲食と会話を慎み、雅な時間を堪能します。 「金沢おどり」の見どころは3つ!グランドフィナーレの「金沢風雅」、お座敷体験プランやお茶席も! 画像引用 :YouTube screenshot お茶屋さんは「一見さんお断り」のしきたりもあり、観光客がお座敷遊びをするにはハードルが高い事実もあります。 しかし、金沢おどりではお座敷体験プラン「加賀の宴」のチケットを販売しているので、気軽にお座敷気分を味わうことができます。 さらに金沢おどりの期間中は、お茶席も設けられます。 金沢芸妓の魅力を、もっと身近に感じることができるでしょう。 そして、金沢おどりの醍醐味である演目には様々な種類があります。 小鼓と舞による「一調一舞」、動画の1:59からご覧になれる歌や舞が無く三味線や太鼓などで演奏される「素囃子」、締太鼓と大太鼓による「お座敷太鼓」などの多彩な芸があります。 なかでも、動画の2:31からご覧になれる三茶屋街の金沢芸妓が結集する総おどり曲「金沢風雅」は必見です! 作詞は直木賞作家の村松ともみさん、作曲は大和楽家元である大和久松さん、振り付けは日本舞踊西川家元(現総師)の西川右近さんが担当しており、金沢おどりは豪華絢爛のグランドフィナーレを迎えます。 金沢おどりまとめ 金沢芸妓の文化は日々の精進の賜物。 画像引用 :YouTube screenshot 動画でもご覧になれる金沢おどりで披露する演目は、日本内外で高く評価されています。 それはひとえに金沢芸妓の精進のなせる業。 「おもてなしの心」を持って日本の伝統を体現し、金沢おどりのステージで優雅に舞う姿を、この動画で堪能してください。 【公式ホームページ】金沢おどり http://www.kanazawaodori.jp/ -
動画記事 1:01
長野県安曇野市の穂高神社「御船祭り」、山車のぶつかり合いは迫力!奥宮の明神池も必見
祭り・イベント 伝統文化- 76 回再生
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長野県安曇野市「穂高神社」御船祭りの動画紹介 画像引用 :YouTube screenshot 今回は『あづみ野テレビ』さん制作の『穂高神社御船祭り』という動画を紹介します。 長野県安曇野市穂高神社で行われる御船祭り。動画では、子どもから大人まで地域一丸となって取り組む御船祭りの様子が映し出されています。冒頭の舞巫女さんの可愛さとは異なり、巨大な山車を激しくぶつけ合う様子は迫力満点! まずは勇壮なお祭りの様子を動画でご覧ください。 6世紀にまで遡る古い歴史を持つ「御船祭り」とはどんなお祭り? 画像引用 :YouTube screenshot 長野県無形民俗文化財に指定されている「御船祭り」は、毎年9月26日~9月27日に長野県安曇野市の穂高神社で行われます。 御船祭りの起源は、紀元6世紀まで遡ります。九州の海人族と現在の安曇野市に暮らす人々の祖先である安曇族が、移住し住み着いた歴史を祝うお祭り。また、白村江(はくすきのえ)の戦いで将軍として戦死したとされる安曇比羅夫(あづみのひらふ)を追悼する行事ともいわれています。 御船祭りでは、高さ6mもの大人船とやや小ぶりの子供船など、合わせて5台の山車が使用されます。海人族が移住してきたことになぞらえて山車は船を模した形をしており、山車の上にはさまざまな歴史を手作りで表現した穂高人形が飾られています。 【動画】0:01~ 穂高人形 安曇野の人々によって継承された穂高人形を乗せた御船は、各町内を曳行したあと穂高神社に集結します。地域の子どもたちも参加するお囃子に合わせ、大人船と呼ばれる2台の山車を激しくぶつけ合う様子に群衆は大きく沸き、御船祭り最大の見どころを迎えます。 【動画】0:37~ お囃子と御船をぶつけ合う様子 穂高神社の御祭神は?ご利益や限定御朱印もご紹介 写真:長野県安曇野市・穂高神社本宮 穂高神社の御祭神は、海神である綿津見命(わたつみのみこと)と、安曇氏の祖神であり綿津見命の子にあたる穂高見命(ほたかみのみこと)、天照大御神の孫である瓊々杵命(ににぎのみこと)です。 位の高い複数の神々を祀る穂高神社は、金運や商売繁盛、交通安全、学問、夫婦円満など多くのご利益があるとされ、お守りも多数用意されています。 また、穂高神社境内には日本一といわれるほど大きなステンレス製の健康長寿道祖神があります。2013年に長野県が日本一長寿な県と認定されたことを記念し作られたもので、健康長寿や縁結びのご利益を得られるといわれています。 御朱印は毎日9時~17時に穂高神社本宮でいただけます。また、正月期間や、奉射祭・例祭などには限定の御朱印を頒布されているので、御朱印を集めている方はその時期を狙ってお参りするのもよいでしょう。 嶺宮遥拝所(穂高神社旧嶺宮)に参拝すると、穂高神社本宮または奥宮社務所にて「嶺宮御朱印」をいただくこともできます。 ひと月を無事に過ごせたことに感謝し、新たな月のご加護を祈願する月詣(つきまいり)。穂高神社の四季折々の美しい絵柄を添えた「月詣 御朱印」は月ごとに柄が変わります。毎月参拝して御朱印を集めたくなりますね。 「明神池」にある穂高神社の奥宮は四季を通して自然が美しいパワースポット 写真:長野県安曇野市・穂高神社奥宮 穂高神社奥宮は、安曇野市上高地河童橋から1時間ほど歩いた明神岳のふもとにあります。奥宮のすぐそばの明神池は、古来より雨乞いが盛んに行われ神域ともいわれています。 また、毎年10月8日には登山の安全祈願や山への感謝のため、二艘の舟で明神池を一周する御船神事「穗髙神社奥宮例大祭(明神池お船祭り)」が行われます。 手前から一之池、二之池と呼ばれる明神池は、湧水や伏流水により冬になっても氷結しません。このことから「鏡池」とも呼ばれる明神池は、年間を通して静かな水面に美しい自然を映しています。明神池の見学には拝観料300円が必要です。 「神竹灯」や「風鈴祭り」など穂高神社はイベントがたくさん! 写真:長野県安曇野市・穂髙神社の神竹灯 穂高神社では、御船祭り以外にも季節によってさまざまなイベントが催されています。毎年12月の週末には、夕方から夜にかけて数週間にわたり「神竹灯」が開催されます。およそ10,000本もの竹灯籠が並び、境内は神秘的な雰囲気に。指定された時間までに点灯用のライターを持参していくと、点灯式に参加できるかもしれません。 避暑地として知られる長野県安曇野市。穂高神社では「音色さわやか風鈴祭り」というイベントが毎年7月~8月に行われます。色や形がさまざまな風鈴には願いが込められた短冊がつけられ、本殿の前にある神楽殿の軒下で涼しげな音色を響かせています。 穂高神社のお祭りまとめ 写真:長野県安曇野市・穂髙神社奥宮の境内にある明神池 信州安曇野の人々に継承されている伝統文化には、海人族という海に面していない長野県からは想像もつかないほど古い歴史と背景がありました。 動画からも伝わるように、穂高人形を乗せた巨大で豪華な山車をぶつけ合う様子は、周囲から驚きの声が上がるほど迫力があり見応え抜群!インスタ映えする写真も撮れることでしょう。 スピリチュアル好きな方にもおすすめの穂高神社・明神池はアクセスも良好なので、御船祭りを見に来た際や、周辺に旅行で訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。 【公式ホームページ】穂高神社 【トリップアドバイザー】穂高神社 -
動画記事 3:21
新潟県新潟市で開催される白根大凧合戦の大迫力を動画で!思わず惹き込まれる300年の歴史ある勇壮な合戦のルールや楽しみ方もあわせて解説!
祭り・イベント 伝統文化 観光・旅行- 87 回再生
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新潟県新潟市「白根大凧合戦」動画紹介 今回は『ぴきねこ-pikineko【photographer】』さん制作の『空に舞う大凧を撮ってきた・白根大凧合戦2022・令和4年6月5日 大高組VS謙信組 役者組VS一心太助組 japanese Shirone Giant Kite Battle』という動画を紹介します。 毎年6月上旬に新潟県新潟市南区白根と、同区西白根(味方地区)で開催される白根大凧合戦(しろねおおたこがっせん)。東軍、西軍に分かれた13組が大凧をぶつけ合い、勝敗を競う勇壮なお祭りです。インスタ映えするお祭りとしても知られています。 動画では、東軍大高組、役者組と西軍謙信組、一心太助組の勝負の様子が映し出されています。見るからに巨大な凧が空中で戦う様子は、見ているだけでも心が躍るのではないでしょうか。歴史と伝統を受け継いできた白根大凧合戦の様子をまずは動画でご覧ください。 白根大凧合戦が行われる目的は?歴史や込められた願いを解説! 写真:白根大凧合戦 新潟県新潟市南区白根と味方地区で開催されている白根大凧合戦は、300年の歴史を誇るお祭り。新潟の初夏の訪れを知らせる風物詩として親しまれています。 白根大凧合戦の始まりは、江戸時代の中期頃にまで遡ります。中ノ口川の堤防改修工事完成のお祝いを目的に白根側の人々が凧を揚げたことがきっかけでした。ところが、対岸の西白根側へ落ちてしまい、田畑が荒れてしまう結果に。それに怒った西白根側の人々も凧を揚げ、白根側にたたき落としたことが起源と言われています。 白根大凧合戦には、各地のお祭り同様に願いも込められています。子どもの誕生のお祝いや、五穀豊穣の祈りが天に届きますようにとの願いを込め、凧を高く揚げているのです。 白根大凧合戦のルールは?勝敗の決め方は?これさえ押さえれば、白根大凧合戦をさらに楽しめる! 写真:大凧 白根大凧合戦は、中ノ口川を挟んで、東軍6組(白根側)と西軍7組(西白根側)に分かれます。そして、両岸から大凧を揚げて空中で絡ませ、相手の綱が切れるまで引き合い勝負を決めるのです。 白根大凧合戦に使用される大凧の大きさは、何と畳24畳分もあり、重さはなんと50kg。 東軍が低空で大凧を飛ばし、西軍は東軍の大凧に覆い被さるように綱を交差させ、真っ逆さまに川の水面に叩きつけ、綱が切れるまで引き合います。 綱を切れば「勝ち」となり、1勝を獲得。制限時間内に綱を切れなかった場合は引き分け、どちらの組も0.5勝となります。また、綱を引き合う前に凧同士が離れてしまうと、「ナキワカレ」となり勝敗がつきません。 これが、大凧合戦の基本的な勝敗の決め方ですが、実際には複数の組が同時に凧を揚げるため、いくつかの凧が一緒に掛かることも。状況によって勝敗のつけ方が変わるため、観客もハラハラドキドキしながら勝負の行方を見守ることになります。 期間中の成績によって各組の順位が決まって、優勝の組が決定します。 2023年の白根大凧合戦の日程は?大凧合戦の他にも花火やパレードなど見どころいっぱいです! 写真:花火 これまで開催期間を短縮していた白根大凧合戦が2022年は通常開催となりましたが、イベントは中止されていたため、お祭りを満喫できなかったという観光客も多かったかもしれません。 しかし、2023年の開催期間は6月1日から5日までの5日間、これまで中止されていた子ども大凧大会が5月31日に、市中パレードが6月1日に開催されることが発表されています。 さらに、大凧合戦を盛り上げる一大イベント、花火大会も開催されることが予想されます。例年であれば、期間中の土曜日に開催、雨天の場合は翌日曜日に開催されます。 いよいよ本格的な復活が予想される白根大凧合戦。詳細は新潟市南区観光協会のホームページに掲載されていきますので、ぜひチェックしておいてください。 大凧合戦や凧の魅力を学べる「しろね大凧と歴史の館」の見どころをご紹介! 大凧合戦はもちろん、凧の魅力を学び、体験できる世界最大級の凧の博物館。それが、新潟市南区にある「しろね大凧と歴史の館」です。国内はもちろん、世界の珍しい凧も展示されているので、お子様連れもきっと楽しめることでしょう。 エントランスで出迎えてくれる大凧合戦で使われている実寸大の凧は迫力満点!展示コーナーでは、大凧に使われている材料も見ることができます。 館内は、大凧合戦の様子を壁の写真や映像などで体感できるので、大凧合戦の時期に来られないという人にもおすすめ。 また、風洞実験室で実際に揚げることもできる本格的な凧の製作体験もできます。ぜひ童心にかえり凧揚げを楽しんでみましょう。天気が良い日は、外で凧を揚げることも。 さらに、お土産コーナーでは、気に入った絵柄の凧に名前を入れて購入できるので、お祝いの品として人気。白根大凧合戦の開催期間中には臨時駐車場が設けられ、駐車場から会場へは無料シャトルバスも出ています。交通アクセス等についての詳細は、新潟市南区観光協会のホームページにてご確認ください。 白根大凧合戦まとめ 畳24畳分もある巨大な凧が空を舞い戦いを繰り広げる様は、まさに合戦と呼ぶのにふさわしい光景でしょう。大迫力の白根大凧合戦は、ぜひ実際に見ていただきたいお祭りです。 屋台などの露天も、2022年から復活しているので、今年もさらなる賑わいをみせることでしょう。 お祭り好きな人、新潟の伝統技術で作られた巨大な凧を見たい人、大凧合戦の様子に血が騒ぐという人は、ぜひ6月に新潟観光の予定を組んでください。大迫力の白根大凧合戦の観戦は、きっとエキサイティングな体験になることでしょう。 -
動画記事 2:51
石川県七尾市の青柏祭を4K動画で!青空にそびえる日本一巨大な山車「でか山」、辻廻しなど見どころもご案内します
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石川県七尾市「青柏祭のでか山」動画紹介 今回は『officeliquid』さん制作の『青柏祭 でか山が街を行く 2017 in 4K』という動画を紹介します。 石川県七尾市の青柏祭(せいはくさい)の様子を、4K映像で撮影された迫力ある動画です。ユネスコ無形文化遺産に認定された青柏祭では、通称「でか山(でかやま)」と呼ばれる日本一大きな山車が街の中を曳き歩きます。路地から路地へとでか山が進む光景は勇壮そのもの。掛け声と5月の風、まるで目の前で繰り広げられているかのような臨場感は高精細映像ならではです。まずは2分50秒の動画で能登への初夏旅をお楽しみください。 ユネスコ無形文化遺産に登録された青柏祭はどんな祭り?その歴史と由来を紐解きます。 写真:石川県七尾市・青柏祭 青柏祭は、遡ること平安時代に源順(みなもとのしたごう)が国祭りとして始めたといわれています。能登畠山氏3代城主義統(よしむね)が京文化を取り入れようと京都の祇園山鉾にならい、曳山(山車)を青柏祭に奉納したのが「でか山」の始まりなのだそう。 神様に供える食べ物(神饌:しんせん)を、青柏の葉に盛って供えた事が名前の由来となっている青柏祭。能登に下向した際に大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)に参詣し、神前に青柏を奉納したと伝えられています。大地主神社にて、毎年行われている春祭り、それが青柏祭なのです。 【動画】0:22 ~ 見上げるほど大きな「でか山」 1,000年以上の歴史ある「青柏祭」、1983年に曳山祭事が国の重要無形民俗文化財として指定され、さらに2016年にはユネスコ無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」が登録された、由緒ある伝統的な春祭りです。 青柏祭の代名詞「でか山」とは?人形見・人形宿とは?特徴と大きさを紹介 「でか山」とは、日本一の大きさを誇る山車の通称です。高さ12メートル、重さ12トン、車輪の直径2メートルもある、巨大な山車が人力で曳かれるさまは迫力満点。でか山の素晴らしさは、その大きさだけではありません。でか山の前面に飾りつけられる歌舞伎の名場面をあらわした舞台や人形も見どころ。舞台には悪疫退散や豊かな暮らしを祈念し、神々の降臨を仰ぐ一本の若松も立てられます。 でか山の舞台で飾られる人形は「人形見(にんぎょうみ)」として、きめられた「人形宿(にんぎょうやど)」にてお披露目されます。人形見は、いわば青柏祭の前夜祭のこと。5月2日の夜には各町の人形宿にてお披露目が始まり、一般観光客の見物可能となります。 人形見は、でか山を間近で見られる貴重な機会。この機を逃さず一度はゆっくりと見てみたいものですね。こうしてひと晩のお披露目ののち、毎年新しく作られた人形たちはでか山の舞台に上がっていきます。でか山は、まさに能登の歴史と文化が感じられるスケールの大きな主役的存在なのです。 青柏祭の見どころ「辻廻し(つじまわし)」!花火は曳き出しの合図!! 画像引用 :YouTube screenshot 青柏祭の見どころは、辻廻しと呼ばれる山車の旋回です。 辻廻しは、車輪に梃子(おおてこ)を差し込み、方向転換を行うもの。街中の狭い通りで行われる8mの大梃子による辻廻しは最大の見せ場。 大梃子の上に、次々と若連中がのり、てこの原理で前の車輪を浮かせ、そこに回転用の地車を固定させます。危険を伴いながら、山車を回転させるシーンは見ごたえたっぷりです。 【動画】2:35 ~ 大梃子に乗る若連中、辻廻しの様子 迫力満点の辻廻しは、5月3日の夜から5日の夜まで市街地各所で行われます。 そして、青柏祭のもう一つの見どころが花火。と言っても、青柏祭の花火は夏の花火大会などの花火とは異なり、3つの町の「でか山曳き出し」の合図になっています。5月3日の20時半ごろに上がる一発目の花火は、最初に曳き出す鍛冶町の時間です。続いて、府中町の曳き出時間5月4日の深夜1時に2発目が、最後の魚町は5月4日の朝8時に上がります。魚町だけが他の2町と異なり、7時と8時に2度の花火の合図があります。花火の打ち上げ時刻は開催年によって変更があり、雨天や曇りの日には花火は上がらないことも。事前情報および気象情報を現地にてご確認ください。 2024の青柏祭はいつ開催?開催場所は? 七尾市街地中心部にある大地主神社で行われる青柏祭は、例年5月3日~5日に開催されます。ですが2020年からは新型コロナウイルス感染拡大の影響で神事のみが行われていました。終息後の2023年に「でか山巡行」は4年ぶりに再開され、大いに賑わいました。 しかし、2024年の青柏祭は、能登半島地震の影響により中止が決定。一日もはやく地元の方の日常生活が戻り、復興後に青柏祭が再開されることを願います。 開催期間中の周辺エリアは大変混雑します。交通規制も行われますので自動車でお出かけの際は、臨時駐車場の情報を含め、事前確認をおすすめします。 青柏祭、山車の曳き手として一般参加できる?できない? 画像引用 :YouTube screenshot 例年、曳き手としての一般参加が可能な青柏祭。ですが2022年は残念ながら新型コロナウイルス感染症拡大防止のために適いませんでした。2023年の曳き手の一般参加についての詳細は現時点では発表されていません。 国の方針として3月13日以降マスク着用が個人判断にゆだねられるなど、新しい生活様式が進化しています。曳き手の一般参加の実現を願いつつ、正式発表を待ちましょう。青柏祭の期間中は地域でたくさんの観光イベントが開催されますので、そちらも併せてお楽しみください。 石川県七尾市「青柏祭」まとめ 青柏祭は、能登の代表的な祭りと称される春祭り。古来より続けられてきた曳山の儀式には、多くの民の願いが込められてきました。 最大の見せ場である「でか山巡業」の前に、毎年趣向を凝らした人形や飾りが間近で見ることができる人形宿にぜひ足を運んでみてください。より青柏祭を楽しめることでしょう。 七尾市は、観光スポットが多い金沢市から電車でも車でも約1時間の距離という、アクセスのよい絶好の周遊観光地のひとつです。伝統行事を楽しみつつ、能登のグルメや多彩な観光をゆっくり楽しむ旅をおすすめします。 -
動画記事 0:59
幻の駄菓子「金花糖」は食べるのがもったいない美しい和菓子!石川県金沢市で雛祭りを彩る縁起物の秘密に迫る!
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石川県金沢市で雛祭りに飾られる金花糖を紹介する動画について こちらの動画は「nippon.com」が公開した「【4K動画】北国の雛(ひな)祭りを彩る金花糖:石川県金沢市| nippon.com」です。 女の子の健やかな成長を願う毎年3月3日の日本の伝統行事である雛祭り(桃の節句)で雛人形とともに飾られる縁起物の砂糖菓子「金花糖(読み方:きんかとう)」を紹介する動画です。 石川県金沢市では、北国の長い冬の終わりとともに訪れる桃の節句をカラフルに演出する和菓子文化として幻の駄菓子「金花糖」を飾る伝統が続いています。 こちらの記事では、金花糖の文化や風習について解説します。 動画では、雛壇の雛人形とともに飾られる、鯛やヒョウタンなどが形作られた金花糖が紹介されます。 まずは動画で金花糖とはどのようなものなのか、是非ご覧ください。 動画でご覧になれる金花糖とは 写真:雛人形 江戸時代、加賀百万石の城下町だった金沢で、雛祭りに君主に献上された南蛮菓子・金平糖(こんぺいとう)や有平糖(あるへいとう)が金花糖の発祥・ルーツと言われています。 加賀藩政期以降は、雛人形とともに飾られる砂糖菓子として庶民にも広がり、結婚式の引き出物としても利用されました。 金花糖の作り方・製造方法は、煮溶かして水飴状になった白ザラ糖(ザラメ)を、熟練菓子木型職人が彫った木型に流し込み、徐々に冷やしながら中を空洞にして作られます。 そのあと型から出して、和菓子職人が一つ一つ食紅で彩色して完成します。 金花糖は、気温・水温・湿度などを見極めて作る技術のいる繊細な手作りの品なのです。 画像引用 :YouTube screenshot 金花糖では、鯛やハマグリ、サザエなどの魚介、たけのこやナス、キュウリなどの野菜、キノコ、桃やブドウなどの果物と海の幸・山の幸が形作られます。 他にオシドリなどの縁起物も作られます。 金花糖と似た商品で「琥珀糖」がありますが、琥珀糖は砂糖と寒天で作られるという違いがあります。 金沢の老舗和菓子屋が現在も丁寧に手作りされていて、通販で山本製菓やまんねん堂などの商品を購入することも可能です。 熟練の和菓子職人でないと作れない手の込んだ難しいお菓子なので、2〜3アイテムの小さな飾りでも価格は3000円程度、大きなものは1万円を超えるものもあります。 また、桃の節句の時期のみと、期間を限定して販売されることが多くなります。 動画の0:20からは、金花糖がアップで捉えられますので、色鮮やかで繊細な手仕事をご確認ください。 また、飾り終わった金花糖はどうするのか気になられる方もいらっしゃると思います。 金花糖の一番多い利用法は、煮物料理の味付けです。 ほかに、小さく砕いてアメのようにおやつとしていただいたり、コーヒーに入れたりも。 金花糖はお砂糖として使えるゴミが出ない飾りなのですね。 ハッカ味も販売されており、そのまま気軽に食べれる商品もあります。 石川県金沢市の春の訪れを告げる風物詩・金花糖のまとめ 動画「【4K動画】北国の雛(ひな)祭りを彩る金花糖:石川県金沢市| nippon.com」は、雛人形とともに飾られる金花糖を美しく鮮明な画像で紹介していますので、ぜひ動画をご堪能ください。 この動画をご覧になってカラフルでどこかユーモアのある可愛らしい金花糖の魅力に気づかれたら、春の訪れとともにご自宅に飾られてみてはいかがでしょうか。 -
動画記事 10:06
おばあちゃんが作る伝統的な日本のおせち料理。そこには人生の教訓が詰まっていた!? まさみおばあちゃんのおせち料理を通して人生の本質が学べる動画
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おばあちゃんのおせち料理動画紹介 今回紹介するのは『Grandma's Recipes』が作成した『Grandma's Recipes|まさみおばあちゃんのおせち』という動画です。 日本では、お正月になると食べられる伝統的な日本料理の「おせち料理」。何気なく口にしているおせち料理には、さまざまな願いが込められていることは知っていますか? 今回は大正、昭和、平成、令和と激動の時代を生き抜いた『まさみおばあちゃん』のおせちレシピを通じて、おせち料理について再確認してみましょう。 まさみおばあちゃんは、8歳の時から親元を離れてご奉公に出て現在99歳。おばあちゃんの半生には2度の戦争、関東大震災や伊勢湾台風、阪神淡路大震災、東日本大震災など、いくたびもの苦難に見舞われました。それでもおばあちゃんは「平凡に生きちゃったもんな」と笑顔で話してくれます。「平凡に生きる」ことが難しい現代において、この言葉はとても重い意味を持つのではないでしょうか。 激動の人生を送った80歳以上のロックなおばあちゃんたちに「おふくろの味」という幸せレシピを学ぶのがこの動画の趣旨。今回は長野県に伝わるばあちゃんの幸せレシピ「御節料理(おせちりょうり)」を見てみましょう。 おせち料理の歴史と由来 写真:おせち料理 おせち料理というのはそもそも節会や節句など季節の節目(五節供)に歳神様に捧げる供物として調理される料理でした。五節供の中でも特に重要とされてきたのが正月、現代のように重箱に盛り付けて正月料理として作られるようになったのは江戸時代からだと言われています。 おせち料理の「おせち」にはお節、御節などの漢字が当てられます。このネーミングも五節供が由来で、意味は節会(せちえ)の略というのが一般的な解釈です。 おせち料理の地域性と定番レシピ 写真:おせち料理・祝い肴三種 おせち料理には地域性がありますが、祝い肴三種(三つ肴、口取り)、煮しめ、酢の物、焼き物で構成されるというのが基本的なレシピです。 三つ肴のうち、全国的に共通しているのは「黒豆と数の子を用いる」こと。ですがもう一品は、関東ではごまめ(田作り)、関西ではたたきごぼうという違いがあります。重箱は四段重を用いて、20~30種類の料理を盛り付けるというのが最も一般的なおせち料理のスタイル。 おせち料理の中でも特に人気が高い定番料理といえば、伊達巻き、きんとん、紅白なます、かまぼこ、鯛の姿焼き、鰤の照り焼き、車海老艶煮、煮蛤、昆布巻き、筑前煮などですね。鯛や鰤、車海老など縁起の良い高級食材が使われていることで、ハレの日の祝い善という雰囲気に。 近年はスーパーでもクリスマスが過ぎるとおせち料理の具材が並びます。ほぼ調理済みなものも多くあるので、今はおせち料理は比較的簡単に食べられるようになりました。 おせち料理に込められた意味 写真:おせち料理・栗きんとん おせち料理にはどのような意味や願いが込められているのか、いくつかご紹介します。 ●栗きんとん 黄金色の見た目の豪華さや美しさに加え、「勝ち栗」といわれる栗を食べることで、勝負運がよくなる、豊かさを願う料理です。 ●黒豆 「まめに働く」のごろ合わせとともに、健康でこの一年も働けますようにという願いが込められた料理。 ●数の子 子宝や子孫繁栄の願いが込められています。ニシン(二親)の卵である数の子のように、多くの子どもに恵まれるイメージからきているおめでたい食材です。 写真:おせち料理・昆布巻き ●昆布巻 「喜ぶ」「よろこぶ」「養老昆布」の言葉にかけて、昆布はお祝いの品として使われます。またニシンを昆布で巻くことで「結び」を意味し、子孫繁栄の願いも込められています。 まさみおばあちゃんの一人用おせち料理 おせち料理は家庭で作るよりも市販やネット通販を利用し、大晦日や元日に配送してもらうことの方が一般的になりつつ現代。おせち料理そのもののバリエーションも増え、和風一辺倒ではなく中華風、フランス料理風、また子供向けおせち料理なども登場し年の瀬の市場を賑わせています。 今回の動画の主役まさみおばあちゃんは現在99歳!現在一人暮らしですが、毎年おせち料理は手作りなのだそう。一人用のシンプルなおせちに見えますが、煮干しの出汁から丁寧にとった手作りの鯉こく風おみそ汁、くるみ餅、おやき、ごぼうとニンジンのきんぴら、大根のなます、お煮しめはどれも美味しそうです。 【動画】5:00~ ごぼうとニンジンのきんぴらを作る様子 【動画】7:14~ 野沢菜のおやきを作る様子 長生きの秘訣は食事にあり!? 完全食材の「大豆」 写真:大豆 まさみおばあちゃんに長生きの秘訣を聞くと、「貧乏で働き詰めだったけど、大豆や豆類はよく食べていたからそれが健康の秘訣かもしれない」と語ってくれました。 醤油や味噌、納豆、豆腐、おから、きなこなど。日本の食卓は米と同じぐらい大豆が重要な食材であることがわかります。おせち料理を作るときにも欠かせない食材ですね。 大豆にはレシチン、食物繊維、イソフラボン、タンパク質、炭水化物、各種ビタミンやミネラルがバランスよく配合されている完全食材と言われています。日本人の長寿の秘訣は大豆にありといっても過言ではないのです。平安の昔から日本の食と日本人の健康を支えてきた影の主役が大豆ということですね。 おばあちゃんのおせち料理まとめ 豪華なお重のおせち料理は目にも鮮やかですが、まさみおばあちゃんのレシピのような素朴で健康的な手作りおせち料理もいいですね。この冬、まずは一品から挑戦してみてはいかがでしょうか。 -
動画記事 6:50
石川県七尾市にある名城「七尾城」は「難攻不落の天宮」として名を馳せた!名武将「上杉謙信」が苦戦を強いられた七尾城の秘密を公開!
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日本100名城のひとつ石川県七尾市「七尾城」動画紹介 こちらの「channel WASABI|旅気分名所案内」が制作した「【石川/日本100名城】七尾城/難攻不落の天宮 4K - Nanao castle in ISHIKAWA, JAPAN / The Top 100 Castles in Japan No.34 -」は、石川県七尾市にある山城跡を4K映像で紹介する動画です。 日本の100名城のひとつ、かつ国指定の史跡「七尾城(ななおじょう)」は標高300mにあり、本丸からは七尾湾や能登半島が一望できます。 堅牢な城は「難攻不落の天宮」と言われ、主要な箇所は石垣が積み上がります。 この記事では、七尾城の観光情報や旅行のポイントをご紹介いたします。 動画では、尾根に広がる七尾城の景色を美しい映像で紹介しています。 戦国時代に想いを馳せながらぜひご覧ください。 動画で紹介されている七尾城の歴史とは 写真:石川県七尾市・七尾城の本丸跡 七尾城は、「七つの尾根」(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾)に各曲輪(くるわ)を配した山城です。 「松尾城」「末尾城」とも呼ばれていたという資料が残っています。 七尾城は、16世紀前半に能登守護畠山氏の居城として築かれました。 日本五大山城のひとつと言われるほど強固な城で、上杉謙信との約1年もの戦いの末に落城しました。 その後、前田利家が織田信長より与えられ、利家が金沢城へ移ったことで廃城となります。 動画で紹介されている七尾城の見どころと観光情報 写真:石川県七尾市・七尾城からの展望 七尾城は規模の大きな山城。見どころはほぼ当時のまま残る多くの石垣と、山頂から見渡せる七尾湾や能登半島の景色です。 登城ルートは、木チップが敷かれていますが、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。 麓から登山する場合は七尾城登山口駐車場を利用するほか、七尾城史資料館の駐車場に車を停めて七尾城御城印の購入や日本100名城スタンプを記念にもらってからスタートしてもよいでしょう。 七尾城史資料館は七尾城に関する出土品などの展示や、CGによる七尾城の復元も見ることができます。 また、隣接する国登録文化財の「懐古館」(旧飯田家住宅)も観光スポットになっています。 登山の所要時間は、七尾城史資料館の駐車場から出発して古道(旧大手道)を通り、本丸跡まで約40分。 広大な七尾城を制覇するなら150分コースもあります。 写真:JR七尾線「七尾駅」 公共交通機関で訪れる場合の交通アクセスは、七尾城史資料館までJR七尾線「七尾駅」から市内巡回バス「まりん号」で「城山の里」下車徒歩約60分です。 動画の0:40から映る調度丸から見上げた桜馬場跡の石垣と、2:42からの本丸跡の石垣が圧巻です。 本丸には城山神社があり、上杉謙信が絶賛したとして知られる七尾城山展望台からの景色は動画の3:52から紹介されます。 七尾城紹介動画のまとめ こちらの「【石川/日本100名城】七尾城/難攻不落の天宮 4K - Nanao castle in ISHIKAWA, JAPAN / The Top 100 Castles in Japan No.34 -」は、天宮と呼ばれた山城を美しい映像で紹介しています。 こちらの記事を参考に、能登観光の際際には七尾城に訪れていただけると嬉しいです。 【トリップアドバイザー】七尾城址 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1021236-d1424256-Reviews-Nanao_Castle_Ruins-Nanao_Ishikawa_Prefecture_Hokuriku_Chubu.html