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動画記事 4:13
宮城県鳴子の伝統工芸品「こけし」制作の工房を紹介!職人が匠の技で作る可愛らしい姿はいつの時代でも人々を魅了するお土産品。
伝統工芸- 480 回再生
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宮城県鳴子で作られている伝統工芸「こけし」の紹介動画について こちらは「Esther Bellido」が公開した宮城県鳴子の伝統工芸こけしを実演で製作する様子がご覧になれる動画「Relaxing & Calm - Making a traditional Japanese wooden Kokeshi Doll」です。 こけしとは東北地方で作られている伝統工芸品。 日本へ観光の際にはお土産として購入すりのも良いでしょう。 こちらの動画では職人が匠の技を披露し、こけしを手仕事で作る様子がご覧になれます。 日本の伝統工芸品!こけしの歴史・由来・意味とは? こけしの起源は江戸時代、東北地方の温泉へ来た観光客にお土産として木の人形「こけし」を販売したのが発祥。 こけしは地域により形に違いがあり、津軽系・南部系・木地山系・鳴子系・作並系・遠刈田系・弥治郎系・肘折系といった多くの種類があり技術・技法も違います。 値段は1000円ほどから高級なものは数万円になります。 芸術品こけしの制作工程 こちらの動画の舞台は宮城県鳴子にあるこけしの岡仁。 ここではこけしを作る様子を実演で見ることができます。 近年では、こけしは可愛いと、若い女性や訪日観光客を中心に人気となり、ブームとなりました。 インテリアとしてこけしを自宅に飾る人も。 こけしの製作の工程は0:26からご覧になれます。 こけしの原料となる原木を切る玉切り。 次に余分な木を切る木取り、木地挽きという作業では回転させて削っていきます。 最後はカンナで仕上げ挽きをして、形が出来上がったら絵付け。 高速で回転するこけしに丁寧に色をつけていきます。 鳴子のこけしの特徴は蝋引き(ろうひき)をすること。 蝋引きをすることで色が鮮やかになります。 頭と胴体を別々に作製したものを、最後に頭と胴体を繋げ作品の完成。 宮城県鳴子で伝統工芸のこけしを楽しむ! 鳴子には多くのこけし職人がおり、職人によって技法・作り方も独自のものであり、こけしも作る人によって形が違うとも言われています。 日本の伝統工芸品「こけし」紹介まとめ 今回は日本の伝統工芸品のこけしの制作風景の動画を紹介いたしましたが、一つ一つが手作りだということがわかったと思います。 また、今回動画で取り上げたこけしの岡仁はお店でこけし作りの体験ができ、通販サイトで商品の販売をしています。 こちらの動画では4分ほどでこけしづくりの職人の技を感じることができます。 日本の伝統工芸品「こけし」の魅力をこの動画で堪能ください! -
動画記事 1:59
可愛らしい風貌は海外のお土産やコレクションとしても大人気の「こけし」。日本に古くから伝わる宮城県の伝統工芸品を愛する強面の職人が語るこけしへの愛。
伝統工芸- 353 回再生
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宮城伝統こけし紹介動画について こちらの動画は「東北STANDARD」の制作した、東北に古くから伝わる伝統工芸品「宮城伝統こけし」を紹介した「東北STANDARD 07 宮城県 仙台こけし」です。 宮城伝統こけしの歴史、起源は古く、江戸時代の中期以降に東北地方の温泉地のお土産として生まれました。 宮城県内には、鳴子こけし(なるここけし)、作並こけし(さくなみこけし)、遠刈田こけし(とおがつたこけし)、弥治郎こけし(やじろうこけし)、肘折こけし(ひじおりこけし)の5つ種類の伝統こけしがあり、製作者により形や描かれる彩色が異なります。 画像引用 :vimeo screenshot この動画で紹介されている、宮城県仙台市秋保温泉にある「秋保工芸の里」のこけし工房「玩愚庵」のこけし工人・鈴木明さんは、明治時代のこけし職人「高橋胞吉(たかはしえなきち)」の制作した「胞吉こけし(えなきちこけし)」の復元に取り組んでいます。 インタビューでは、鈴木明さんの作るこけしの特徴や、受け継がれてきた伝統について語っています。 昔から変わらぬ、日本伝統文化をこの動画で堪能してください。 仙台こけしとは 写真:こけし こけしとは、一般的には球形の頭と円柱の胴のシンプルな形の木製の人気の玩具で、女の子の人形遊びや、おままごとの道具として使用され販売されている為、胴体部分は子供でも握りやすい形状に作られています。 こけしの語源のひとつとして言われているのが、“こふけし”という鳴子周辺での呼び名です。 こけしには地域によっては、「きぼこ」「でく」「こげす」「ほうこ」など様々な呼び名があり、こけしにも「木偶子、木形子、木芥子、木削子、小笥子」など多くの当て字がありました。 昭和15年(1940年)に開催された、東京こけし会総会「第一回現地の集まり・鳴子大会」で研究家や工人たちが議論の末、“こけし”との名前で統一されました。 画像引用 :vimeo screenshot この動画でご覧になれる鈴木明さんの作るこけしは「作並こけし」で、その中の「仙台こけし」に分類されています。 インタビューの0:33から語られているように、仙台こけしの特徴は胴体の下部が持ちやすいように、くびれており、赤と黒のシンプルな色使いです。 先代から伝わる伝統的な形をこけしの他に、鈴木明さんは動画の0:57から紹介されている「百想こけし」などの可愛らしいこけしを作り分けています。 古くから伝わる伝統の技法、技術で作られる当時から変わらぬ形状のものから、現代の文化に合わせた形状と、時代に合わせて幾つもの作品が作られています。 こけしの作り方 こけしは、主にミズキやイタヤカエデの木が原料・材料として、職人の手仕事による匠の技で作られます。 生産工程1 玉切り、木取り 乾燥した木材適度な寸法に整えることを玉きり、こけしを作るために適した形に製材することを木取りと言います。 のこぎりなどで木を切り、角を落としたりして円筒形にし、こけしの原型を作ります。 画像引用 :vimeo screenshot 生産工程2 木地挽き(動画 0:14~) 頭の部分と、胴体の部分をろくろに取りつけ、それぞれカンナで削ります。 生産工程3 仕上げ挽き 木地挽きである程度の形に削られたら、バンカキという仕上げ用のカンナで削って形を整えます。 続いて、サンドペーパーでさらにきめ細かく、なめらかに仕上げます 画像引用 :vimeo screenshot 生産工程4 絵付け(動画 0:41~) ろくろを回しながら胴体に線を書いたり、顔を丁寧に書いていきます。 生産工程5 完成 頭に穴を開けて、胴体と繋げます。 その他のこけし情報紹介 写真:こけしの絵付け体験をする子供 鳴子こけしの産地の鳴子温泉では、日本各地の伝統こけしが勢ぞろいする「全国こけし祭り」が開催され、フェスティバルパレードや、こけしの制作実演展示即売会が行われます。 また宮城県仙台の「こけしのしまぬき」では、東北地方の様々な民芸品、工芸品を取り扱っており、こけしの絵付け体験もあります。 伝統のこけしを缶に詰めた「こけし缶」や、災害に備え胴体が光る「明かりこけし」など様々なこけしグッズが販売されています。 「こけしのしまぬき」で取り扱っている商品は、オンラインショップ(通販)での購入も可能です。 他にも人気のこけしグッズは、紙製のご当地こけしクリップや、マスキングテープ、こけしキーホルダー、お菓子のこけしボーロがあります。 また、宮城県の方言を話すユニークなキャラクター「仙台弁こけし」も人気で切手やLINEスタンプも販売されています。 「仙台弁こけし」の巾着は女優の石原さとみさんが使用していることで注目を浴びました。 仙台こけし紹介動画まとめ 画像引用 :vimeo screenshot 鈴木明さんはインタビューの1:24より、「昔からのものをただ受け継ぐだけでは、伝統を守れない。 どんどん新しいものに挑戦して伝統を守る」と語っています。 子どもの玩具としての古くから親しまれてきたこけしですが、現在では、芸術品、美術品として海外へのお土産や収集品としても人気があります。 この記事と動画をご覧になって、東北こけしに興味を持たれた方は、鳴子町にこけしの博物館「日本こけし館」があります。 こちらに訪れてみるのもおすすめです。 この動画でインタビューに答えている鈴木明さんは一見強面の風貌ですが、こけしへの愛情が約2分の中にたっぷり詰まっています。 きっとこの動画を見終わった時、あなたもこけしの虜になっているでしょう。 秋保工芸の里 玩愚庵こけし屋 http://www.city.sendai.jp/kankokikaku/akiukoge/koge/ganguan.html -
動画記事 3:51
宮城県仙台市の伝統工芸品「仙台箪笥」の美しいインテリアで部屋を鮮やかに!日本の職人文化の技術が集結した家具の魅力や歴史にきっとあなたも感銘を受けるはず!
伝統工芸- 49 回再生
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日本の伝統工芸品である「仙台箪笥」の動画について 「伝統工芸 青山スクウェア」が制作する「手技TEWAZA【仙台箪笥】SENDAI Chests Woodwork」は、繊細で美しいインテリア「仙台箪笥」の歴史や作り方などを紹介している動画です。 日本の職人のモノ作りに対する思いや、繊細な仕事に目を奪われ、感銘を受けるはず。 美しいアンティークで部屋を彩りたいと思っている人には必見の動画です。 この記事では、日本の伝統工芸・文化である仙台箪笥の魅力や作り方などを解説しています。 日本の伝統工芸品である仙台箪笥の歴史 日本の伝統工芸品である仙台箪笥の起源は、江戸時代の末期と言われており、仙台藩の地場産業として成長しました。 仙台箪笥はもともと武士や侍などの権力がある人だけが持つことができた、とてもぜいたくな家具でした。 江戸時代に成長した仙台箪笥の製造技術は、職人たちが代々受け継ぎ、今も日本の職人たちが丁寧に作っています。 ただ、仙台箪笥を作る職人の数は年々少なくなっているのが現状。 国内外で高く評価されている日本の伝統文化を残すためにも後継者探しや育成には力を入れているようです。 こちらの動画では、伝統工芸品の技術を受け継ぐ職人の仙台箪笥に対する思いを聞くことができますよ。 日本の伝統工芸品である仙台箪笥の特徴 日本の伝統工芸・文化である仙台箪笥は、国の伝統工芸品に指定されています。 その美しい佇まいや、重厚感のある外観で海外からも人気がある日本家具です。 仙台箪笥の特徴は、ツヤのある表面から木目が透けて見える木地呂(きじろ)塗りと、豪華な金具が施されているところ。 指物や塗り、金具をすべて手作業で行った仙台箪笥の値段は6桁以上。 それでも美しい見た目や、100年以上使えると言われている丈夫さなどから購入する人がたくさんいるそうです。 日本文化の仙台箪笥を購入して、お部屋のインテリアに取り入れるのはいかがでしょうか? 欅産業オフィシャルサイトにて、仙台箪笥の実物が見られるショールームが紹介されているので、ぜひ見てください! 日本の文化である仙台箪笥の作り方を紹介 日本の伝統文化である仙台箪笥は、大きく分けて3つの工程で出来上がります。 指物(さしもの)→漆塗→金具の3工程です。 まず指物は動画の0:10から紹介されている木の板を指し合わせていく作業のことを言います。 金属の釘は使わず、木釘だけで組み合わせていくのが特徴。 凹凸を使って精巧に組み合わせていくことで仙台箪笥の頑丈な仕上がりが生まれます。 丈夫な仙台箪笥の土台を作るうえで重要な工程です。 次の工程である漆塗は動画の1:06より紹介されています。 漆を何度もけやきに塗り、ツヤを出していきます。 けやきの綺麗な木目が透けて見えるのが特徴です。 金具の作業は動画の1:54より紹介されています。 金属を鏨(たがね)で何度も何度も叩き削っていきます。 とても繊細な作業によって出来上がった金具はとても美しく、仙台箪笥に欠かせない部品です。 日本の文化である「仙台箪笥」の記事のまとめ 美しい伝統工芸・文化である仙台箪笥。 インテリアとして使えばお部屋が和風にがらりと変わり、楽しめるのではないでしょうか? また、会席料理用の仙台箪笥もあり、お祝い事などに使うのもおすすめ。 欅産業オフィシャルサイトにはショールームの紹介、仙台箪笥の手入れの仕方や修理の受付なども行っているので、気になる方はチェックしてみましょう! -
動画記事 2:15
「玉虫塗」の美しい輝きはきっとあなたも虜になる!オリンピックのオフィシャル商品にもなった宮城県仙台市で生まれた漆器は海外からの観光客の気軽なお土産としても大人気!
伝統工芸- 106 回再生
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仙台でつくられる宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」プロモーション動画について こちらは「TohokuKogei Showroom」が制作した、仙台でつくられる伝統工芸品「玉虫塗」の漆器のプロモーション動画「宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」」です。 2分ほどの動画ですので、「玉虫塗」の歴史と、作り方を手軽に確認したいという方におすすめです。 こちらの記事では、日本の東北地方・宮城県仙台市で作られる伝統工芸品「玉虫塗」の歴史と、魅力について動画に沿って詳しく説明します。 「玉虫塗」の商品は時代にあう、海外の方に喜ばれるようなデザインのものが揃っているのが特徴です。 2020年のオリンピックオフィシャル商品としても、「玉虫塗」の小物入れが紹介されています。 随所で手仕事による匠の技が見られる、日本が誇る伝統文化の美術品ともいえる「玉虫塗」の美しさをこの動画で堪能してください。 日本の伝統工芸品・玉虫塗とは?歴史を紹介 画像引用 :YouTube screenshot 日本の東北地方・宮城県仙台市でつくられる「玉虫塗」は、その名の通り「タマムシ」の羽根のように、光の加減で色合いが変化する美しい光沢が特徴の漆芸です。 動画の0:11からご覧になれる、蒔絵によって描かれた鳳凰はまさに芸術品の域です。 「玉虫塗」の起源は昭和7年(1932年)に仙台の国立工芸指導所で、「輸出用」に開発されたことに始まります。 この動画で紹介されている宮城県仙台市の「東北工芸製作所」は、昭和14年(1939年)に特許実施権を得て制作を続けています。 その後、昭和60年(1985年)には、宮城県の「伝統的工芸品」にも指定されました。 現代的なデザインの商品も多く、タンブラーやワイングラスなど、訪日観光客の日本のお土産としても人気のほか、宮城県仙台の特産品として、日本人の生活にもなじんできました。 日本の伝統工芸品「玉虫塗」の伝統的な作り方 画像引用 :YouTube screenshot 仙台でつくられる「玉虫塗」は、ほかの漆器同様に丁寧な下地づくりから始まります。 その後、何度も漆を塗っては研磨する作業を繰り返して、より滑らかな表面をつくります。 そして、伝統工芸「玉虫塗」ならではの工程は、「銀粉」を蒔き、赤や緑の鮮やかな染料「玉虫漆」を塗ります。 これによって、光の当たり具合によって微妙に色が変化して、独特な光沢を放つ伝統工芸品「玉虫塗」の漆器ができあがります。 動画では1:07から、職人が工房で銀粉をかけ磨きあげる様子、ワインレッドの漆が吹きかけられる制作過程が紹介されていますのでぜひご覧ください。 日本の伝統工芸品「玉虫塗」の価格や商品 画像引用 :YouTube screenshot 商品はお盆や花瓶、茶碗、オルゴールのほか、小ぶりでお土産にも喜ばれる手鏡やしおり、箸、ボールペン、万年筆など様々な種類が揃います。 完成した商品は1:57よりご覧になれます。 サイズの大きな金胎花瓶は8万円からですが、手鏡は1200円、箸は800円とちょっとしたプレゼントにもおすすめです。 2019年には、人気ゲームポケモンのキャラクター「ラプラス」とコラボグッズも販売されました。 こちらの動画で紹介されている「東北工芸製作所」は、宮城県仙台市青葉区にショールームがあり、定番の商品からガラス製品を加工した新商品まで直営販売されています。 日本の伝統工芸品「玉虫塗」の魅力まとめ こちらの動画では、仙台の自然とともにある製作所の風景や、漆芸の生産工程や技法が見られます。 タマムシの羽根のように美しく輝く日本伝統工芸の漆器の世界にご興味のある方は、ぜひ「玉虫塗」の魅力を動画でご確認ください。 【公式ホームページ】東北工芸製作所 「玉虫塗総本舗」 http://www.t-kogei.co.jp/ -
動画記事 3:30
可愛らしい宮城県の伝統工芸品「宮城伝統こけし」の魅力を探る!こけし木地師の匠の技で子ども達に笑顔を届ける。
伝統工芸- 220 回再生
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日本の伝統工芸「宮城伝統こけし」 こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「宮城伝統こけし」miyagi traditional wooden doll/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square」です。 こちらの動画では宮城県の伝統工芸「宮城伝統こけし」の制作過程をご紹介しています。 動画に出てくるのは全部で11種類あると言われる日本の伝統こけしの中の1つ「鳴子こけし」。 工房では熟練した職人さんの手仕事で丁寧に「こけし」が作られているのがわかりますね。 驚くのは宮城伝統こけしはこけし工房で一人の職人さんの手仕事によって木地造りから絵付け、仕上げまで行われているということ。 名工の手技は迷いがなく見ているこちらのほうが気持ちよくなる「癒し系」の動画です。 近年では訪日観光客のお土産としても人気の「こけし」を動画でご堪能ください。 伝統工芸「宮城伝統こけし」の歴史と文化 画像引用 :YouTube screenshot この鳴子こけしは首を回すと鳴る「キュ、キュ」という可愛らしい音が名前の由来です。 昔はどの家にも1体はこけし人形があったものですが、そもそも「宮城伝統こけし」にはどのような歴史と文化があるのでしょう? 「こけし」の歴史は非常に古く、今からおよそ1,300年前、称徳天皇の時代に4種類の陀羅尼経を収める入れ物が始まりとされています。 この陀羅尼経は100万本あったことからそれを入れるこけしも「百万塔」と言われていました。 その後、清和天皇の時代に第一皇子である惟喬親王が近江の国でろくろの技術を学び、それを木地師達に教え広めました。 その一派の中で関東から東北へと広がった木地師達が作る工芸品が今の宮城伝統こけしの始まりといわれています。 女の子が遊ぶ玩具というイメージが強いですが、日本の歴史と共に発展してきた由緒正しき伝統文化なのです。 宮城の民芸文化を象徴する伝統工芸 画像引用 :YouTube screenshot 東北地方は雪深く、作物が育ちにくいため冬場の産業が乏しく、湯治や旅行で訪れる人たちのお土産品として作り出された文化と言われています。 そして宮城伝統こけしが現在の形になったのは今から283年前の江戸時代のことです。 長い歴史を持つ伝統工芸ですね。 全国に11ある系統のうち以下に紹介する5種類のこけし文化が宮城県付近で盛んに作られるようになります。 宮城伝統こけしは宮城の発展を支えてきた伝統工芸品なのです。 伝統工芸文化「宮城伝統こけし」の系譜 画像引用 :YouTube screenshot 宮城伝統こけしは ・鳴子こけし ・作並こけし ・遠苅田こけし ・弥次郎こけし ・肘折こけし の5種類です。 動画で紹介した鳴子こけしの特徴は「古風な日本美人をイメージさせる」という点です。 宮城県の有名な温泉地に鳴子という地域がありますが、その地名がこの鳴子こけしが起源という説もあります。 地名の由来が宮城伝統こけしにあるというのも驚きですね。 気候の厳しい東北にとってこけし産業という文化が非常に重要な伝統工芸であったことがわかります。 伝統工芸文化「宮城伝統こけし」の生産工程・制作工程・作り方 画像引用 :YouTube screenshot 動画でご覧になれる「宮城伝統こけし」の制作工程を動画に沿ってご紹介します。 1、 原料・材料となる原木の乾燥(木の皮をむいて6ケ月~1年間自然乾燥させる) [動画:0:18~] 2、玉切り(寸法に合わせて原木を切る) [動画:0:27~] 3、木取り(木の余分な部分を切り取る) [動画:0:35~] 4、荒挽き、頭挽き、胴挽き、ロクロ挽き [動画:0:51~] 5、磨き(サンドペーパー、とくさなどで磨く) [動画:1:16~] 6、さし込み、はめ込み、首入れ [動画:2:06~] 7、描彩(顔や胴の絵柄を描く) [動画:1:53~] [動画:2:28~] 8、仕上げ(仕上げにロウをひく) 日本の伝統工芸文化「宮城伝統こけし」のまとめ 画像引用 :YouTube screenshot このように日本の文化と歴史を色濃く今に伝える宮城伝統こけしを通して日本史のロマンに触れてみませんか? きっとあなたも芸術作品、美術作品のような美しさ、そして可愛らしさを併せ持つ日本伝統の玩具の魅力に取りつかれるでしょう。 【公式ホームページ】宮城伝統こけし 宮城県 | 東北の伝統的工芸品ホームページ https://www.tohoku.meti.go.jp/s_cyusyo/densan-ver3/html/item/miyagi_01.htm -
動画記事 2:12
宮城県の伝統工芸品「常盤紺型染」の手ぬぐいは世代を超えて人々を魅了する!伝統の灯を絶やすことなく未来へ伝えていく一人の女性を紹介した動画は必見!
伝統工芸- 173 回再生
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常盤紺型染紹介動画について この動画は「東北STANDARD」が制作した「宮城県 常盤紺型染(ときわこんがたぞめ)」です。 動画で紹介されている女性は、東北地方の宮城県仙台市にある染物屋「名取屋染工場(なとりやそめこうじょう)」の染物職人「佐々木邦子」さんです。 動画では伝統工芸品の常盤紺型染との出会いや発祥、伝統をインタビューで答えています。 日本の伝統工芸品である常盤紺型染とは 画像引用 :vimeo screenshot 常盤紺型染とは、江戸時代後期に生まれ、宮城県仙台市で発達した型染めの技法のことです。 当時、東北には何色かに染め分けた糸を使って模様を織る、織物の技法の絣(かすり)織りが無かったため、絣の紋様を元に型紙をつくって染める「常盤紺型染」が生まれました。 秋田県の染め物屋「最上屋」が、仙台の染め物屋達に常盤紺型染の技術を伝え、体に馴染む柔らかさと、華やかではっきりあらわれる紋様から、明治から昭和初期にかけて発展を遂げました。 織物と違い大量生産が可能なのも特徴のひとつです。 常盤紺型染は秋田県の横手の発祥ですが、常盤紺型染が発展したのは宮城県仙台市でした。 画像引用 :vimeo screenshot 常盤紺型染を使って染められた品々は「仙台浴衣」と呼ばれ、日本全国で親しまれました。 以前は藍色のみを使って染めていたため「常盤紺型」と言われていましたが、現在では、さまざまな色を使用しているため、「常盤型」と呼ばれることもあります。 第二次世界大戦を境に、日本人が和装から洋装に変わったことにより、服飾に使われることは減少しましたが、動画で紹介されている名取屋染工場では、常盤型を用いた手ぬぐい、のれん、旗、幕、幟(のぼり)、半纏(はんてん)や小物が生産されています。 常盤紺型染の作り方 画像引用 :vimeo screenshot 動画の0:41からご覧になれるように、白い布に常盤紺型を当て、糊を塗っていきます。 この糊が塗られたところが、布を染めたときに白く残り、模様となります。 布を染める作業は動画の1:49からご覧になれます。 型紙には、繊細な模様を表現する為に考案された、型紙に糸を埋め込む「糸入れ」という技術が使用されています。 全て職人の手作りによって作られているのが動画からもわかります。 常盤紺型染紹介まとめ 画像引用 :vimeo screenshot 動画で紹介されている、「名取屋染工場」の佐々木邦子さんが、常盤紺型染を始めたきっかけは、20年ほど前に蔵を掃除していた際に100年以上前の常盤紺型の型紙を見つけ、昔の職人の心が、このまま無くなるのがもったいなく思い、少しでも伝えていきたいとインタビューで答えています。 佐々木邦子さんが館主を務める「常盤型伝承館」では常盤紺型染の体験教室も開催されています。 日本伝統の染物に興味を持たれた方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。 常盤紺型染はインターネット通販でも購入可能です。 人気の手拭い(手ぬぐい)は、1,000円前後からのお値段で購入可能です。 若者や外国人にも人気の常盤紺型染をまずはこの動画でご堪能ください。 【公式ホームページ】名取屋染工場 http://www.some-kobo.com/index.html