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動画記事 4:54
日本各地で古くから継承されてきた職人技が込められた「伝統的工芸品」とはどんなもの?日本国内に数ある芸術的な「伝統的工芸品」の匠の技をチェック!
伝統文化 伝統工芸 歴史- 76 回再生
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伝統的工芸品を紹介する動画をチェック! こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」による「伝統的工芸品「匠の技」伝統工芸 青山スクエア」です。 伝統的工芸品とは、各地の職人が匠の技で手作りする伝統的技術または技法のことをいい、英語では「Traditional crafts」と呼びます。 「伝統工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」で定められており2020年2月時点で指定されている品目は230品目です。 多くの伝統的工芸品の技術は、時代を超えて100年以上継承されてきました。 伝統的工芸品産業振興協会による伝統的工芸品の全国大会「KOUGEI-EXPO」は、2020年には京都を舞台にオンラインで開催されました。 動画で紹介されている伝統的工芸品とは? 写真:陶芸 伝統的工芸品とは長年受け継がれている技法で作られる工芸品のことで、製造過程の主要部分が手作りなのが特徴です。 伝統的工芸品は、さまざまな工芸品のことを指す伝統工芸品とは少し意味が違い、国によって明確に指定された品目のみを指します。 伝統的工芸品にほかにも以下のような条件があります。 ・日常生活に使われるアイテムであること ・一定の地域で産地を形成していること ・伝統的に使用されてきた原材料を使っていること ・伝統的技術または技法を使っていること 動画で紹介されている伝統的工芸品の分野とは? 写真:職人が作る手漉き和紙 伝統的工芸品の分野は以下のように分類されています。 ・織物 ・染色品 ・その他繊維品 ・陶磁器 ・漆器 ・木工品 ・竹工品 ・金工品 ・仏壇 ・仏具 ・和紙 ・文具 ・石工品 ・貴石細工 ・人形 ・こけし ・その他工芸品 動画で紹介されている伝統的工芸品の種類とは? 写真:津軽焼のお盆 こちらの動画に紹介されているのは、以下の伝統的工芸品です。 ・青森の「津軽塗」 [動画: 0:32~] ・大分の「別府竹細工」 [動画: 1:18~] ・島根の「石州和紙」 [動画: 2:01~] ・兵庫の「丹波立杭焼」 [動画: 2:42~] ・神奈川の「鎌倉彫」 [動画: 3:22~] ・石川の「山中漆器」 [動画: 4:05~] 日本国内にはほかにも多くの伝統的工芸品があります。 伝統的工芸品の紹介動画まとめ 動画には、フォトジェニックな雰囲気の伝統的工芸品がたっぷりと紹介されています。 動画で紹介されているような伝統的工芸品の多くはウェブショップ・オンラインショップでも購入できます。 日本の歴史と伝統が詰まった工芸品は実際に体験することができるのもあります。 気になる工芸品があれば是非チェックしてください。 【公式ホームページ】伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 3:13
「揚浜式製塩」は石川県珠洲市の能登に500年続く塩づくり方法。国の重要無形民俗文化財に指定される手間暇のかかる製法が美味しい塩を作る!
伝統文化- 246 回再生
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石川県珠洲市に残る「揚浜式製塩」の紹介動画について こちらは、「nippon.com」が公開した石川県に受け継がれる塩の製塩方法「揚浜式製塩」の作業を紹介する約3分の動画「【4K動画】能登に国内で唯一残る「揚浜式製塩」:石川・珠洲 | nippon.com」です。 こちらの記事と動画は、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「揚浜式製塩」の伝統技術とはどんなものなのか、どのように作られているのかを詳しくご紹介しています。 手作業で丁寧につくられる天然塩は、ミネラルなどの栄養価が高く、うま味がたっぷり。 シンプルに塩でいただくお料理に使うと味の違いが歴然で、「揚浜式製塩」の塩は国内の料理人から高い評価を受けているほか、石川県のお土産として観光客にも人気です。 石川県「揚浜式製塩」とは 写真:塩 「揚浜式製塩」は、造成した塩田に海水を汲み上げて塩を作る古来の技術です。 この塩づくりには熟練の技術が必要になります。 能登塩田の歴史は16世紀末に始まったとされ、当時、農民救済と財源確保のために加賀藩主が奨励したと言われています。 農民は塩を作りそれを納めることで、米を貸し付けてもらえました。 2008年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2018年には当時皇太子だった天皇陛下が製塩の作業を視察されました。 現在は、石川県珠洲市の1カ所だけで伝承されています。 石川県「揚浜式製塩」の製塩方法 画像引用 :YouTube screenshot 「揚浜式製塩」は、目の前の海から海水を汲み上げて運ぶ「海水運び」から始まります。 こちらは動画の0:17よりごらんになれます。 動画の0:36からご覧になれるように汲んだ海水は引桶(しこけ)にためて、塩田に均一にまく「潮撒き」がおこなわれます。 すぐに乾くように細攫え(こまざらえ)という道具で塩田に筋を入れて、太陽の光の熱と風によって水分を蒸発させます。 柄振(いぶり)という道具で砂を集める「カン砂集め」のあと、組み立てられた垂舟(たれふね)に、しっぱつ(または、こみ)で砂が入れられます。 垂舟に海水が入れられて砂に付着した塩分とともに濃い鹹水(かんすい)が集められます。 動画の1:38からは、このあとの釜屋作業が紹介されます。 かん水を約6時間かけて荒焚きして煮詰めて冷ましてから、胴桶(どうけ)でろ過。 そして16時間程度の本焚きがおこなわれて、結晶化した塩があらわれます。 い出場(いでば)または塩床(しおどこ)と言われる場所で4日間寝かして、塩と苦汁(にがり)に分けられたあと、塩から不純物を取り除き梱包して完成です。 約600リットルの海水からできる塩は、たった120キログラムです。 石川県「揚浜式製塩」の紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 石川県の「揚浜式製塩」の塩は、50グラム400円で販売されています。 塩サイダーやハーブじおのほか、ソフトクリームなどのスイーツも知られています。 また、石川県珠洲の道の駅では塩づくり体験が旅行者に人気です。 こちらの動画では、「揚浜式製法」はどんな製法なのかわかりやすくご紹介しています。 昔ながらの製塩技術に興味がある方はぜひご覧ください。 【公式ホームページ】揚げ浜式製塩の塩づくり|奥能登塩田村 https://enden.jp/making_salt/ -
動画記事 3:30
石川県金沢市の加賀百万石「金沢おどり」は豪華絢爛の舞台のほか、お茶席やお座敷も!3つのお茶屋街から「おもてなしの心」を極めた金沢芸妓が総結集。
伝統文化- 302 回再生
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石川県金沢市の加賀百万石の伝統芸能「金沢おどり」動画紹介 こちらの動画は「nippon.com」が公開した「芸妓衆が舞う金沢おどり:加賀百万石の城下町 金沢 | nippon.com」です。 加賀百万石と呼ばれ、江戸時代から加賀前田家の手によって城下町として栄えた石川県金沢市。 その一方で伝統文化や伝統芸能も発展しました。 動画で紹介されている「金沢おどり」もそのひとつ。 動画をご覧になれば金沢おどりの美しい演目や、金沢芸妓の歴史に触れることができます。 「金沢おどり」を盛り上げる金沢芸妓とはなにか?特徴や歴史、マナーもご紹介! 写真:石川県金沢・東茶屋街 金沢おどりとは、三茶屋街の金沢芸妓たちが総出演し、演目を披露する9月の祭典です。 金沢おどりは例年、石川県立音楽堂で4日間開催されます。 石川県の金沢芸妓の起源は、三茶屋街が誕生した藩政時代、文政の頃とされています。 加賀藩は文化発展を後押しし、どんな職業の者も能楽に親しめるようになりました。 動画の0:44からご覧になれる「空から謡(ウタイ)が降ってくる」という言葉は、大工は屋根の上から、庭師は木の上から謡を口ずさむくらい、金沢では能楽が盛んだという意味です。 金沢芸妓は発展当時から芸を磨き続け「おもてなしの心」を現代に継承し、石川県金沢の文化に根付いていきました。 その証拠に、金沢芸妓の活躍の場である三茶屋街は、日本の情緒や花街文化を色濃く残しています。 ひがし茶屋街、にし茶屋街、主計(カズエ)茶屋街で構成されている三茶屋街は、大正時代の大ベストセラー『地上』の作家・島田清次郎が、幼少期暮らしていたことでも有名。 平成13年には、ひがし茶屋街、平成20年には主計茶屋街が国の重要伝統的建築物群保存地区に指定されました。 金沢芸妓は小説や建築文化にも影響を与えているのです。 石川県金沢に来たのならお座敷体験をしたいところですが、マナーもあるので注意が必要です。 お茶屋さんの座敷は金沢芸妓の真剣勝負の場です。 お酌がほどよく進み会話も楽しんだところで、飲食と会話を慎み、雅な時間を堪能します。 「金沢おどり」の見どころは3つ!グランドフィナーレの「金沢風雅」、お座敷体験プランやお茶席も! 画像引用 :YouTube screenshot お茶屋さんは「一見さんお断り」のしきたりもあり、観光客がお座敷遊びをするにはハードルが高い事実もあります。 しかし、金沢おどりではお座敷体験プラン「加賀の宴」のチケットを販売しているので、気軽にお座敷気分を味わうことができます。 さらに金沢おどりの期間中は、お茶席も設けられます。 金沢芸妓の魅力を、もっと身近に感じることができるでしょう。 そして、金沢おどりの醍醐味である演目には様々な種類があります。 小鼓と舞による「一調一舞」、動画の1:59からご覧になれる歌や舞が無く三味線や太鼓などで演奏される「素囃子」、締太鼓と大太鼓による「お座敷太鼓」などの多彩な芸があります。 なかでも、動画の2:31からご覧になれる三茶屋街の金沢芸妓が結集する総おどり曲「金沢風雅」は必見です! 作詞は直木賞作家の村松ともみさん、作曲は大和楽家元である大和久松さん、振り付けは日本舞踊西川家元(現総師)の西川右近さんが担当しており、金沢おどりは豪華絢爛のグランドフィナーレを迎えます。 金沢おどりまとめ 金沢芸妓の文化は日々の精進の賜物。 画像引用 :YouTube screenshot 動画でもご覧になれる金沢おどりで披露する演目は、日本内外で高く評価されています。 それはひとえに金沢芸妓の精進のなせる業。 「おもてなしの心」を持って日本の伝統を体現し、金沢おどりのステージで優雅に舞う姿を、この動画で堪能してください。 【公式ホームページ】金沢おどり http://www.kanazawaodori.jp/ -
動画記事 2:51
石川県七尾市の青柏祭を4K動画で!青空にそびえる日本一巨大な山車「でか山」、辻廻しなど見どころもご案内します
祭り・イベント 伝統文化 観光・旅行- 70 回再生
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石川県七尾市「青柏祭のでか山」動画紹介 今回は『officeliquid』さん制作の『青柏祭 でか山が街を行く 2017 in 4K』という動画を紹介します。 石川県七尾市の青柏祭(せいはくさい)の様子を、4K映像で撮影された迫力ある動画です。ユネスコ無形文化遺産に認定された青柏祭では、通称「でか山(でかやま)」と呼ばれる日本一大きな山車が街の中を曳き歩きます。路地から路地へとでか山が進む光景は勇壮そのもの。掛け声と5月の風、まるで目の前で繰り広げられているかのような臨場感は高精細映像ならではです。まずは2分50秒の動画で能登への初夏旅をお楽しみください。 ユネスコ無形文化遺産に登録された青柏祭はどんな祭り?その歴史と由来を紐解きます。 写真:石川県七尾市・青柏祭 青柏祭は、遡ること平安時代に源順(みなもとのしたごう)が国祭りとして始めたといわれています。能登畠山氏3代城主義統(よしむね)が京文化を取り入れようと京都の祇園山鉾にならい、曳山(山車)を青柏祭に奉納したのが「でか山」の始まりなのだそう。 神様に供える食べ物(神饌:しんせん)を、青柏の葉に盛って供えた事が名前の由来となっている青柏祭。能登に下向した際に大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)に参詣し、神前に青柏を奉納したと伝えられています。大地主神社にて、毎年行われている春祭り、それが青柏祭なのです。 【動画】0:22 ~ 見上げるほど大きな「でか山」 1,000年以上の歴史ある「青柏祭」、1983年に曳山祭事が国の重要無形民俗文化財として指定され、さらに2016年にはユネスコ無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」が登録された、由緒ある伝統的な春祭りです。 青柏祭の代名詞「でか山」とは?人形見・人形宿とは?特徴と大きさを紹介 「でか山」とは、日本一の大きさを誇る山車の通称です。高さ12メートル、重さ12トン、車輪の直径2メートルもある、巨大な山車が人力で曳かれるさまは迫力満点。でか山の素晴らしさは、その大きさだけではありません。でか山の前面に飾りつけられる歌舞伎の名場面をあらわした舞台や人形も見どころ。舞台には悪疫退散や豊かな暮らしを祈念し、神々の降臨を仰ぐ一本の若松も立てられます。 でか山の舞台で飾られる人形は「人形見(にんぎょうみ)」として、きめられた「人形宿(にんぎょうやど)」にてお披露目されます。人形見は、いわば青柏祭の前夜祭のこと。5月2日の夜には各町の人形宿にてお披露目が始まり、一般観光客の見物可能となります。 人形見は、でか山を間近で見られる貴重な機会。この機を逃さず一度はゆっくりと見てみたいものですね。こうしてひと晩のお披露目ののち、毎年新しく作られた人形たちはでか山の舞台に上がっていきます。でか山は、まさに能登の歴史と文化が感じられるスケールの大きな主役的存在なのです。 青柏祭の見どころ「辻廻し(つじまわし)」!花火は曳き出しの合図!! 画像引用 :YouTube screenshot 青柏祭の見どころは、辻廻しと呼ばれる山車の旋回です。 辻廻しは、車輪に梃子(おおてこ)を差し込み、方向転換を行うもの。街中の狭い通りで行われる8mの大梃子による辻廻しは最大の見せ場。 大梃子の上に、次々と若連中がのり、てこの原理で前の車輪を浮かせ、そこに回転用の地車を固定させます。危険を伴いながら、山車を回転させるシーンは見ごたえたっぷりです。 【動画】2:35 ~ 大梃子に乗る若連中、辻廻しの様子 迫力満点の辻廻しは、5月3日の夜から5日の夜まで市街地各所で行われます。 そして、青柏祭のもう一つの見どころが花火。と言っても、青柏祭の花火は夏の花火大会などの花火とは異なり、3つの町の「でか山曳き出し」の合図になっています。5月3日の20時半ごろに上がる一発目の花火は、最初に曳き出す鍛冶町の時間です。続いて、府中町の曳き出時間5月4日の深夜1時に2発目が、最後の魚町は5月4日の朝8時に上がります。魚町だけが他の2町と異なり、7時と8時に2度の花火の合図があります。花火の打ち上げ時刻は開催年によって変更があり、雨天や曇りの日には花火は上がらないことも。事前情報および気象情報を現地にてご確認ください。 2024の青柏祭はいつ開催?開催場所は? 七尾市街地中心部にある大地主神社で行われる青柏祭は、例年5月3日~5日に開催されます。ですが2020年からは新型コロナウイルス感染拡大の影響で神事のみが行われていました。終息後の2023年に「でか山巡行」は4年ぶりに再開され、大いに賑わいました。 しかし、2024年の青柏祭は、能登半島地震の影響により中止が決定。一日もはやく地元の方の日常生活が戻り、復興後に青柏祭が再開されることを願います。 開催期間中の周辺エリアは大変混雑します。交通規制も行われますので自動車でお出かけの際は、臨時駐車場の情報を含め、事前確認をおすすめします。 青柏祭、山車の曳き手として一般参加できる?できない? 画像引用 :YouTube screenshot 例年、曳き手としての一般参加が可能な青柏祭。ですが2022年は残念ながら新型コロナウイルス感染症拡大防止のために適いませんでした。2023年の曳き手の一般参加についての詳細は現時点では発表されていません。 国の方針として3月13日以降マスク着用が個人判断にゆだねられるなど、新しい生活様式が進化しています。曳き手の一般参加の実現を願いつつ、正式発表を待ちましょう。青柏祭の期間中は地域でたくさんの観光イベントが開催されますので、そちらも併せてお楽しみください。 石川県七尾市「青柏祭」まとめ 青柏祭は、能登の代表的な祭りと称される春祭り。古来より続けられてきた曳山の儀式には、多くの民の願いが込められてきました。 最大の見せ場である「でか山巡業」の前に、毎年趣向を凝らした人形や飾りが間近で見ることができる人形宿にぜひ足を運んでみてください。より青柏祭を楽しめることでしょう。 七尾市は、観光スポットが多い金沢市から電車でも車でも約1時間の距離という、アクセスのよい絶好の周遊観光地のひとつです。伝統行事を楽しみつつ、能登のグルメや多彩な観光をゆっくり楽しむ旅をおすすめします。 -
動画記事 0:59
幻の駄菓子「金花糖」は食べるのがもったいない美しい和菓子!石川県金沢市で雛祭りを彩る縁起物の秘密に迫る!
グルメ 伝統文化 祭り・イベント- 158 回再生
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石川県金沢市で雛祭りに飾られる金花糖を紹介する動画について こちらの動画は「nippon.com」が公開した「【4K動画】北国の雛(ひな)祭りを彩る金花糖:石川県金沢市| nippon.com」です。 女の子の健やかな成長を願う毎年3月3日の日本の伝統行事である雛祭り(桃の節句)で雛人形とともに飾られる縁起物の砂糖菓子「金花糖(読み方:きんかとう)」を紹介する動画です。 石川県金沢市では、北国の長い冬の終わりとともに訪れる桃の節句をカラフルに演出する和菓子文化として幻の駄菓子「金花糖」を飾る伝統が続いています。 こちらの記事では、金花糖の文化や風習について解説します。 動画では、雛壇の雛人形とともに飾られる、鯛やヒョウタンなどが形作られた金花糖が紹介されます。 まずは動画で金花糖とはどのようなものなのか、是非ご覧ください。 動画でご覧になれる金花糖とは 写真:雛人形 江戸時代、加賀百万石の城下町だった金沢で、雛祭りに君主に献上された南蛮菓子・金平糖(こんぺいとう)や有平糖(あるへいとう)が金花糖の発祥・ルーツと言われています。 加賀藩政期以降は、雛人形とともに飾られる砂糖菓子として庶民にも広がり、結婚式の引き出物としても利用されました。 金花糖の作り方・製造方法は、煮溶かして水飴状になった白ザラ糖(ザラメ)を、熟練菓子木型職人が彫った木型に流し込み、徐々に冷やしながら中を空洞にして作られます。 そのあと型から出して、和菓子職人が一つ一つ食紅で彩色して完成します。 金花糖は、気温・水温・湿度などを見極めて作る技術のいる繊細な手作りの品なのです。 画像引用 :YouTube screenshot 金花糖では、鯛やハマグリ、サザエなどの魚介、たけのこやナス、キュウリなどの野菜、キノコ、桃やブドウなどの果物と海の幸・山の幸が形作られます。 他にオシドリなどの縁起物も作られます。 金花糖と似た商品で「琥珀糖」がありますが、琥珀糖は砂糖と寒天で作られるという違いがあります。 金沢の老舗和菓子屋が現在も丁寧に手作りされていて、通販で山本製菓やまんねん堂などの商品を購入することも可能です。 熟練の和菓子職人でないと作れない手の込んだ難しいお菓子なので、2〜3アイテムの小さな飾りでも価格は3000円程度、大きなものは1万円を超えるものもあります。 また、桃の節句の時期のみと、期間を限定して販売されることが多くなります。 動画の0:20からは、金花糖がアップで捉えられますので、色鮮やかで繊細な手仕事をご確認ください。 また、飾り終わった金花糖はどうするのか気になられる方もいらっしゃると思います。 金花糖の一番多い利用法は、煮物料理の味付けです。 ほかに、小さく砕いてアメのようにおやつとしていただいたり、コーヒーに入れたりも。 金花糖はお砂糖として使えるゴミが出ない飾りなのですね。 ハッカ味も販売されており、そのまま気軽に食べれる商品もあります。 石川県金沢市の春の訪れを告げる風物詩・金花糖のまとめ 動画「【4K動画】北国の雛(ひな)祭りを彩る金花糖:石川県金沢市| nippon.com」は、雛人形とともに飾られる金花糖を美しく鮮明な画像で紹介していますので、ぜひ動画をご堪能ください。 この動画をご覧になってカラフルでどこかユーモアのある可愛らしい金花糖の魅力に気づかれたら、春の訪れとともにご自宅に飾られてみてはいかがでしょうか。 -
動画記事 6:50
石川県七尾市にある名城「七尾城」は「難攻不落の天宮」として名を馳せた!名武将「上杉謙信」が苦戦を強いられた七尾城の秘密を公開!
芸術・建築物 歴史 観光・旅行 伝統文化- 51 回再生
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日本100名城のひとつ石川県七尾市「七尾城」動画紹介 こちらの「channel WASABI|旅気分名所案内」が制作した「【石川/日本100名城】七尾城/難攻不落の天宮 4K - Nanao castle in ISHIKAWA, JAPAN / The Top 100 Castles in Japan No.34 -」は、石川県七尾市にある山城跡を4K映像で紹介する動画です。 日本の100名城のひとつ、かつ国指定の史跡「七尾城(ななおじょう)」は標高300mにあり、本丸からは七尾湾や能登半島が一望できます。 堅牢な城は「難攻不落の天宮」と言われ、主要な箇所は石垣が積み上がります。 この記事では、七尾城の観光情報や旅行のポイントをご紹介いたします。 動画では、尾根に広がる七尾城の景色を美しい映像で紹介しています。 戦国時代に想いを馳せながらぜひご覧ください。 動画で紹介されている七尾城の歴史とは 写真:石川県七尾市・七尾城の本丸跡 七尾城は、「七つの尾根」(松尾・竹尾・梅尾・菊尾・亀尾・虎尾・龍尾)に各曲輪(くるわ)を配した山城です。 「松尾城」「末尾城」とも呼ばれていたという資料が残っています。 七尾城は、16世紀前半に能登守護畠山氏の居城として築かれました。 日本五大山城のひとつと言われるほど強固な城で、上杉謙信との約1年もの戦いの末に落城しました。 その後、前田利家が織田信長より与えられ、利家が金沢城へ移ったことで廃城となります。 動画で紹介されている七尾城の見どころと観光情報 写真:石川県七尾市・七尾城からの展望 七尾城は規模の大きな山城。見どころはほぼ当時のまま残る多くの石垣と、山頂から見渡せる七尾湾や能登半島の景色です。 登城ルートは、木チップが敷かれていますが、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。 麓から登山する場合は七尾城登山口駐車場を利用するほか、七尾城史資料館の駐車場に車を停めて七尾城御城印の購入や日本100名城スタンプを記念にもらってからスタートしてもよいでしょう。 七尾城史資料館は七尾城に関する出土品などの展示や、CGによる七尾城の復元も見ることができます。 また、隣接する国登録文化財の「懐古館」(旧飯田家住宅)も観光スポットになっています。 登山の所要時間は、七尾城史資料館の駐車場から出発して古道(旧大手道)を通り、本丸跡まで約40分。 広大な七尾城を制覇するなら150分コースもあります。 写真:JR七尾線「七尾駅」 公共交通機関で訪れる場合の交通アクセスは、七尾城史資料館までJR七尾線「七尾駅」から市内巡回バス「まりん号」で「城山の里」下車徒歩約60分です。 動画の0:40から映る調度丸から見上げた桜馬場跡の石垣と、2:42からの本丸跡の石垣が圧巻です。 本丸には城山神社があり、上杉謙信が絶賛したとして知られる七尾城山展望台からの景色は動画の3:52から紹介されます。 七尾城紹介動画のまとめ こちらの「【石川/日本100名城】七尾城/難攻不落の天宮 4K - Nanao castle in ISHIKAWA, JAPAN / The Top 100 Castles in Japan No.34 -」は、天宮と呼ばれた山城を美しい映像で紹介しています。 こちらの記事を参考に、能登観光の際際には七尾城に訪れていただけると嬉しいです。 【トリップアドバイザー】七尾城址 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1021236-d1424256-Reviews-Nanao_Castle_Ruins-Nanao_Ishikawa_Prefecture_Hokuriku_Chubu.html