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動画記事 6:32
日本三大流鏑馬のひとつ神奈川県鎌倉市「鶴岡八幡宮」の流鏑馬神事!日本古式の弓馬術
祭り・イベント 伝統文化- 111 回再生
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神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮「流鏑馬神事」動画紹介 写真:鎌倉の鶴岡八幡宮 今回は『keity』さん制作の『鎌倉 鶴岡八幡宮 流鏑馬 20連発』という動画を紹介します。 神奈川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)。「鶴岡八幡宮例大祭」の神事である流鏑馬(やぶさめ)は、狩装束に身を包んだ射手(いて)が、馬を操りながら鏑矢で的を射る神事です。 動画では、流鏑馬神事の儀式から始まり、射手が次々と馬上から鏑矢を放つ様子が映し出されています。動く馬を制しながら矢を放つには、高度な技術が必要です。 まずは、鶴岡八幡宮で行われる勇壮な流鏑馬の様子を、動画でご覧ください。 流鏑馬とはどんな神事?歴史や何のために行われるのかを解説します! 写真:流鏑馬 日本の古式弓馬術として知られる流鏑馬の歴史は古く、6世紀の欽明天皇時代まで遡ります。大分県にある宇佐八幡宮に神功皇后と応神天皇を祀り、「天下泰平」と「五穀豊穣」を祈願し、馬上から三つの的を射させた神事として始まったそうです。流鏑馬の語源は、「矢馳せ馬(やばさめ)」、「馬に乗り鏑矢を射流す」ことからきています。 鶴岡八幡宮の流鏑馬は800年以上の歴史がある伝統行事。源頼朝が1187年、鶴岡八幡宮放生会(ほうじょうえ)において天下泰平を願い、全国から集めた弓の名手たちによる流鏑馬を奉納したのが始まりとされています。 頼朝が奨励した流鏑馬は、武士たちが技量を高め、鎌倉武士の質実剛健さを表すために欠かせない神事でした。 流鏑馬には2つの流派があります。源氏の祖である源経基が伝承し、源義光へと伝わり、そこから武田家と小笠原家に受け継がれたのです。そのため、流鏑馬には「武田流」と「小笠原流」が存在しています。鶴岡八幡宮で執り行われる流鏑馬は小笠原流です。 全国各地の神事やお祭りで行われている流鏑馬、何か所か訪れることで流派の違いを楽しめるかもしれませんね。 日本三大流鏑馬とは?鶴岡八幡宮以外は何県のどこで行われている? 写真:下鴨神社の流鏑馬神事 鶴岡八幡宮、長野県の若一王子神社、京都府下鴨神社(賀茂御祖神社)の流鏑馬をあわせて日本三大流鏑馬とされています。ここでは、若一王子神社と下鴨神社の流鏑馬について解説していきましょう。 ●長野県・若一王子神社の流鏑馬神事 若一王子神社の流鏑馬神事は、例祭奉祝祭において行われます。本神事の特徴は、射手は子どもが担っているという点。顔に化粧を施し、昔ながらの射手の装束を身にまとい町内を一巡、神社境内の3か所の的に矢を射て豊作を祝う神事です。 ●京都府、下鴨神社(賀茂御祖神社)の流鏑馬神事 下鴨神社の流鏑馬神事は、「葵祭(賀茂祭)」の前儀として執り行われます。下鴨神社の流鏑馬の歴史は三つの流鏑馬神事の中で最も古く、日本書紀において457年頃に行われていたと伝わるほど。特徴的なのは、他の二つが武家の装束を着ているのに対し、下鴨神社では公家装束を着て行われる点です。 鶴岡八幡宮の流鏑馬、見どころをご紹介! 写真:鶴岡八幡宮の流鏑馬の風景 鶴岡八幡宮で執り行われる流鏑馬の見どころといえば、何と言っても射手の装束でしょう。鎌倉時代の武士が狩りを行う際に着ていた狩装束を身にまとい、綾藺笠(あやいがさ)という、藺草(いぐさ)を綾織に編み、裏に布を張った特徴的な帽子を被ります。直垂(ひたたれ)という上着を着て、腰に太刀をはいたその姿は凛々しくとても華やかです。 流鏑馬が行われる際の特徴ある掛け声も見どころの一つ。射手が馬を走らせながら矢を放つ際に「イン、ヨー、イ」と声を発します。これは、「陰、陽、射」を表しており、鎌倉時代の武士の教えに取り入れられていた陰陽道に起因するもの。小笠原流の祖である小笠原長清も鎌倉武士であったことから、陰陽道を軸に据えていため、このような掛け声になっているのだそう。 そして、掛け声以上に聞いていただきたいのは、矢が的を射抜いた時の「パーン」という乾いた音。武士が命懸けで臨んだとされる、弓馬術の技量が最大限に発揮された瞬間に注目してみてください。 2024年の鶴岡八幡宮の流鏑馬神事はいつ?場所はどこ? 写真:鎌倉の鶴岡八幡宮の本宮 鶴岡八幡宮の流鏑馬神事は、例年9月16日の例大祭と10月の崇敬者大祭に執り行われています。しかし、直近の2022年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、中止となりました。現状、鶴岡八幡宮のホームページ上では2023年の流鏑馬神事の日程に関する情報は発表されていません。しかし、行動制限がなくなったこともあり、今年は執り行われる可能性が高いので、開催の発表を心待ちにしておきましょう。 鶴岡八幡宮の社務所玄関を出立し、下拝殿において神事が執り行われたのち、騎馬の流鏑馬馬場入りが行われます。その後、華やかな狩装束に身をつつんだ射手により流鏑馬神事が執り行われます。 日本三大流鏑馬神事「鶴岡八幡宮」まとめ 写真:鎌倉の鶴岡八幡宮の本宮 鶴岡八幡宮例大祭の神事として執り行われる流鏑馬は、華やかな衣装と磨かれた武芸、華麗な馬術が見られる貴重な機会です。 鶴岡八幡宮は「勝負運・仕事運・出世」のほか、「安産」や「縁結び」などのご利益を授かるので、流鏑馬神事で訪れた際には、ぜひお参りもお忘れなきよう。 また、例大祭の後に行われる神幸祭の神輿渡御や、緑の千早と緋袴も身にまとった巫女さんが奉仕する八乙女の舞も、ぜひご覧ください。 鎌倉時代から受け継がれてきた武士たちの技が見られる流鏑馬。長い歴史を受け継いできた華やかな神事にぜひ立ち会ってみたいものですね。 【公式ホームページ】鶴岡八幡宮 【トリップアドバイザー】鶴岡八幡宮 -
動画記事 8:13
秋の紅葉に彩られた「鎌倉」の魅力をノスタルジックな雰囲気漂う動画で 神奈川県鎌倉市のおすすめコースを気ままに散策!
観光・旅行 自然 芸術・建築物- 92 回再生
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神奈川県鎌倉市の紅葉動画紹介 今回は『絶景ひとり旅Vlog 〜on the Sofa〜』さん制作の『【鎌倉の旅】鎌倉の紅葉 紅葉とスイーツとJAZZ』という動画を紹介します。 北鎌倉駅からスタートして、紅葉スポットとしても有名な名所や名古刹に立ち寄り、江ノ電に乗り長谷寺まで至る、まるでモデルコースのような順路。 散策日和の秋晴れ空に似合う優しいジャズの音色に乗せて、美しい紅葉と、ゆったりとカフェで過ごすスイーツタイムなど、どのシーンを切り取っても癒される動画です。ぜひご覧ください。 【動画】0:13~ 北鎌倉駅に到着 秋の鎌倉観光。紅葉が見頃な時期はいつ? 写真:鎌倉の秋の街並み 海と山に囲まれて自然が豊かな古都・鎌倉。鎌倉時代には国の中心として幕府が置かれていたため、歴史に名を残す名所も多い街です。また今年になって大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も放映され、さらに観光地として注目されています。 鎌倉の四季は草花に彩られており、春には桜、初夏にはあじさい。そして深まる秋には紅葉が大変な見頃となります。 秋の鎌倉観光、紅葉が見頃を迎える時期も気になるところですね。動画に登場する名所ごとに見頃や拝観時間を合わせて紹介します。ぜひ事前にチェックしておいてくださいね。 紅葉の名所を求め、いざ秋の鎌倉へ。日帰りで行けるおすすめコースを辿る 動画で実際に訪れているスポット順に、それぞれの観光スポットの見どころも合わせてお伝えします。 ●円覚寺 北鎌倉駅を降りたらすぐに見える鎌倉有数の巨刹。夏目漱石「門」の舞台にもなった山門は荘厳で迫力があり円覚寺のシンボルです。また、「佛牙舎利(ぶつげしゃり)」というお釈迦様の歯が祀られている舎利殿も有名です。 円覚寺の紅葉は秋の鎌倉の風物詩とも言われており、広い境内には紅葉スポットも数多く点在しています。 見頃時期:11月下旬~12月上旬 拝観時間:11月は8:00~16:30、12月は8:00~16:00 【動画】0:20~ 紅葉の名所「円覚寺」 写真:紅葉の鎌倉・円覚寺 ●東慶寺 かつては女性の駆け込み寺であった「東慶寺」、男子禁制の寺法で出入りなどが厳しく取り締まりが行われていましたが、明治4年に廃止。現在は、悪縁を切り良縁を結ぶパワースポットとして人気を集めています。さらに戦後に整備された境内には、紅葉だけでなく季節の花が美しく咲き誇り、花の寺として知られるように。多くの参拝客が訪れる北鎌倉の花の名所になっています。 見頃時期:11月中旬~12月下旬 拝観時間:8:30~16:00 写真:鎌倉・東慶寺の紅葉 ●明月院 あじさい寺として名高い明月院ですが、秋の紅葉も見どころのひとつ。明月院といえば本堂にある「悟りの窓」の丸窓が有名で、そこから覗く庭園は、まるで絵画のような美しさ。インスタ映えするフォトジェニックな写真が撮れるでしょう。 また、ハナショウブと紅葉・黄葉の季節に特別公開されている本堂後庭園には、赤地蔵様と青地蔵様、花想い地蔵というお地蔵様もいらっしゃるので、巡ってお参りしてみては。 見頃時期:11月下旬~12月中旬 拝観時間:9:00~16:00 【動画】0:40~ 「悟りの窓」の丸窓が有名な「明月院」 写真:鎌倉・明月院の悟りの窓 ●長寿寺 足利尊氏を弔うために創建された長寿寺ですが、春と秋の季節限定で公開されているため、まさにこの時期の穴場スポット。明媚な枯山水庭園と見事に染まった紅葉は、まるで別世界のような美しさです。小方丈では、毛氈の上に置かれた座布団に座り、ゆっくりと庭園を眺めることも。 見頃時期:11月中旬~12月上旬 拝観時間:10:00~15:00 【動画】3:14~ 春と秋の季節限定で公開される「長寿寺」 写真:鎌倉・長寿寺の秋景色 ●建長寺 鎌倉五山の第一位、日本初の本格的な禅寺です。広く奥深い境内には国宝の梵鐘(ぼんしょう)をはじめ、多くの文化財があります。境内最奥の半僧坊まで登れば、紅葉に染まった壮大な建長寺の絶景が見下ろせます。 見頃時期:11月中旬~12月下旬 拝観時間:8:30~16:30 【動画】4:33~ 立派な門構えの「建長寺」 写真:建長寺の紅葉・半僧坊への石段 ●鶴岡八幡宮 応神天皇、神功皇后、比売神の三柱の神様が御祭神の「鶴岡八幡宮」は、勝負運・仕事運・縁結びなどのご利益があるパワースポットとしても有名です。鎌倉を代表する史跡であり、源頼朝ゆかりの神社。秋は有数の紅葉の名所で、広い境内には紅葉が点在していますが、源氏池の弁財天、鎌倉国宝館が紅葉スポットとしておすすめです。 見頃時期:11月下旬~12月上旬 拝観時間:6:00~20:00 【動画】5:51~ 鎌倉の代表的な史跡「鶴岡八幡宮」 写真:鎌倉・鶴岡八幡宮 ●長谷寺 あじさいで有名な長谷寺ですが、秋の紅葉もまた格別です。日没~19:00まで境内は、ライトアップされます。ライトアップされた紅葉を楽しめるのは鎌倉では長谷寺のみ。 また、長谷寺には可愛らしい笑顔の和み地蔵も。「良縁地蔵」と呼ばれており縁結びにご利益があると言われています。 見頃時期:11月中旬~12月下旬 拝観時間:8:00〜16:30 【動画】6:45~ 紅葉スポット「長谷寺」 写真:鎌倉長谷寺の紅葉ライトアップ 鎌倉観光でおすすめのお店やカフェでランチやスイーツを堪能しよう 写真:鎌倉小町通り 紅葉散策の途中でひと息入れるなら、鎌倉ならではの老舗やほっこりカフェがおすすめ。特に北鎌倉エリアは落ち着いた雰囲気でお洒落なお店が多くみられます。 鎌倉といえば禅寺の鎌倉五山が有名ですが、その中でも五山一位の建長寺を元祖とする、けんちん汁発祥のお店がこの「鎌倉五山 本店」。けんちん汁は建長寺の精進料理が元祖で、建長汁(けんちょうじる)がなまって、そう呼ばれるようになったとか。建長寺開山当時に思いを馳せながら、歴史あるけんちんうどんをいただいてみては? 【動画】1:48~ 元祖けんちん汁のお店「鎌倉五山 本店」 「喫茶ミンカ」は北鎌倉で人気の古民家カフェ。店内のみならず、窓から見える外の風景も素敵、どれも写真におさめたくなるお洒落な空間です。動画のプリンはもちろん自家製。それ以外にも、フレンチトーストやコーヒーゼリーなどシンプルなスイーツメニュー、カレーなどもあります。 【動画】2:20~ レトロな雰囲気に癒される古民家カフェ「喫茶ミンカ」 小町通りの「不二家」。不二家のレストランは、意外と見かけないので貴重です。スイーツは当然の安定感ですが、洋食メニューもなかなか本格派です。 【動画】4:43~ スイーツだけじゃない食事もできるレストラン「不二家」 路地にひっそりと佇む「納言志るこ店」は老舗の甘味処で、おしるこの名店として知られています。カフェというよりも昔ながらの昭和な店内はエモくて妙に落ち着く場所。紅葉の季節は体も冷えますので、温かいおしるこでほっとひと息するのもいいですね。 【動画】5:22~ 鎌倉の老舗甘味処「納言志るこ店」 鎌倉紅葉おすすめ観光スポットまとめ どのシーズンに訪れても魅力的な古都・鎌倉ですが、秋の紅葉の季節はまた格別。時代を重ねた名だたる寺社と真っ赤に染まった紅葉はまさに絶景、ドラマチックな秋を楽しめるでしょう。秋の鎌倉散策で、インスタ映えの1枚を狙ってみましょう。 例年、鎌倉まで直行できる特急「鎌倉」や、鎌倉紅葉号などの臨時列車も運行されているので、美しい紅葉を眺めに秋の鎌倉旅行してみませんか。 【トリップアドバイザー】鎌倉市 https://www.tripadvisor.jp/Tourism-g303156-Kamakura_Kanagawa_Prefecture_Kanto-Vacations.html