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動画記事 8:58
徳川家康ゆかりの静岡県の「可睡斎ひなまつり2023」の見どころは約1200体のひな人形!飾られているひな人形には「ものの命を大切に」の思いが込められています
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「可睡斎ひなまつり」動画紹介 今回は『旅の映画館 -travel cinema-』さん制作の『大河ドラマ「どうする家康」ゆかりの地【静岡・可睡斎ひなまつり】』という動画を紹介します。 静岡県にある徳川家康ゆかりのお寺、秋葉総本殿可睡斎で行われるのが「可睡斎(かすいさい)ひなまつり」です。国内最大級の32段、約1200体のひな人形が飾られている様子は、まさに圧巻の一言。 動画では、一般的なひな人形のほか、めずらしい雛飾りや傘福、さるぼぼなどの展示。また、日本一美しいと言われている男女兼用トイレである東司も紹介されています。 可睡斎の国内最大級のひなまつりイベントの様子を、まずは動画でお楽しみください。 徳川家康ゆかりの地である可睡斎とはどんな寺院? 写真:静岡県袋井市・可睡斎 静岡県袋井市にある可睡斎は、曹洞宗の寺院。「可睡斎ひなまつり」で有名なこの寺院は、室町時代の初期、応永8年(1401年)、如仲天誾(じょちゅうてんぎん)禅師によって開山されました。 第11代住職の仙隣等膳(せんりんとうぜん)が、徳川家康の幼少期の教育を担ったことから徳川家と縁を持ったとされています。寺院の名前は、恩義に感じていた家康が旧交を温めようと、等膳和尚を城に招いたことに由来します。 その際、居眠りをしてしまった姿を見た家康は、和尚が安心し親愛の情を見せてくれたことを喜び「和尚、眠るべし」と言ったことから、「可睡斎(眠ってもいい寺)」と呼ばれるようになったとか。 可睡斎では、長年にわたり子供の成長を見守ってきた人形やぬいぐるみの供養などの人形供養を行なっており、供養の終わったひな人形の一部が「可睡斎ひなまつり」で飾られています。 「可睡斎ひなまつり2023」の見どころをご紹介! 可睡斎ひなまつり2023の開催期間は、1月1日~3月31日。例年、同期間に開催されているようです。期間中にいただける限定御朱印は、御朱印集めをしている方にも人気。 1月22日〜3月12日の期間には、可睡斎の典座(料理長)が作る特別な精進料理がいただけます。身体にやさしい春の食材を使った精進料理をぜひ食べてみたい!という方は、事前予約が必要なのでお忘れなきよう。 また来場のお子様には、健やかな成長を願う人形お守りが授与されます。訪れた記念にもなりますね。 可睡斎をひと通り巡るための滞在時間は4時間半ほど。見どこたっぷりの可睡斎をどうぞゆっくりとお楽しみください。 それでは、可睡斎ひなまつりのさまざまな見どころを詳しくご紹介していきましょう。 国内最大級の32段!約1200体のお雛様が飾られる瑞龍閣 写真:静岡県袋井市・雛人形 可睡斎ひなまつり期間中、寺院内の至るところに飾られるひな人形、その数はなんと約3000体以上。中でも壮観なのが瑞龍閣に飾られるお雛様です。国内最大級の32段、約1200体を飾る雛段は壮観のひとこと。2階の大広間に飾れたひな壇の大きさや数は、驚きとともに、思わず見入ってしまう美しさ!インスタ映えすること間違いなしです。 【動画】2:25〜 瑞龍閣 32段、約1200体のひな人形 また、その対面には高さ3.5m、重さ50キロにもなる傘福が飾られています。傘福は山形県酒井市周辺で作られる、日本三大つるし飾りの一つ。小槌や亀など縁起の良い飾り物が999個つるされ、見るだけでも幸運が授かれそうな華やかさです。 【動画】3:40〜 傘福 動画では、御殿型のひな飾りもご覧いただけます。御殿飾りは、京の御所をモチーフにした御殿の中に内裏雛を配置したもので、ドールハウスを思わせるつくりは、珍しく可愛らしいひな飾りです。 【御殿飾り】5:33〜 御殿型のひな飾り 子宝や安産に恵まれると言われている「さるぼぼ」の飾りも、可睡斎ひなまつりの名物。つるし雛のように吊るされた約2000体の可愛いさるぼぼもぜひご観覧ください。 【動画】5:56〜 さるぼぼ 宝物館では大河ドラマの主人公、徳川家康公人形がお出迎え! 可睡斎ひなまつり期間中、宝物館では今年の大河ドラマ「どうする家康」に合わせて、「徳川家康公ゆかりの展示」が開催されています。 三方原の戦いで武田信玄に敗れた際に描かせたとされる「しかみ像」をモデルにしたしかみ像人形。可睡斎の由来となった等膳和尚との逸話をモデルにした「可睡和尚と家康」人形、つまようじで作られた浜松城や駿府城などの国宝五城が展示されています。大河ドラマや徳川家康好きな方は必見です。 見頃を迎えた美しい牡丹が数多く展示される「室内ぼたん苑」 写真:可睡斎・室内ぼたん苑 花の寺としても有名な可睡斎、なかでも4月〜5月にかけて見頃となるぼたん庭園は有名です。 可睡斎ひなまつり期間中は、その牡丹の花を一足早く楽しめます。室内ぼたん苑の会場は瑞龍閣。華麗に花を咲かせている約20品種、70鉢の牡丹にきっと心を奪われることでしょう。 また牡丹が飾られている和室の襖絵も一見の価値あり!です。襖絵は、日本画家の山口玲煕画伯が40年の歳月を費やして描いたもの。花鳥風月を描き続けてきた山口画伯の趣ある襖絵が、牡丹の花の美しさをより際立たせています。 【動画】6:24〜 室内ぼたん園 トイレの神様が見守っているトイレ「大東司」をご紹介! 写真:可睡斎の水洗トイレ「大東司」 可睡斎には、日本一と謳われているものがあるのをご存知ですか? それが、男女兼用の水洗トイレ「大東司(だいとうす)」です。完成が昭和12年と歴史は古く、完成当時には、水洗トイレが珍しかったために大勢の人が押し寄せたというエピソードもあるとか。 天井には陰影の美しい網代模様が施され、ドーム型の天井のモダンな照明など、昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。 中央には禅宗で東司の仏様として知られ、不浄なものを燃やすとされる烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)の迫力ある姿が。木彫仏像作家として知られる高村晴雲氏の一代傑作です。美しく磨き上げられている大東司は、現役でトイレとして使用されていることにも驚きですね。 【動画】4:37〜 大東司 【動画】5:08〜 烏蒭沙摩明王 「可睡斎ひなまつり」まとめ 日本最大級のひな壇が飾られる「可睡斎ひなまつり」。人形供養を終えたひな人形を「ものの命を大切に」という教えのもと行われています。 旅行会社では可睡斎ひなまつりツアーなどもあるようです。可睡斎の周辺にはホテルなどの宿泊施設も充実。春の旅行先に静岡県を検討されている方は、ぜひお立ち寄りください。お子様連れの場合は、健やかな成長を願うとともに、ものの命を大切にする心を育む機会にもなるかもしれませんね。 新しく命を吹き込まれた美しいひな人形が、きっと皆さんを楽しませてくれることでしょう。 ◆秋葉総本殿 可睡斎◆ 【住所】静岡県袋井市久能2915-1 【電話番号】0538-42-2121 【拝観時間】8:00~16:30 【拝観料】500円 【交通アクセス】 電車:JR「袋井駅」下車。北口1番のりばから遠州森町行きまたは気多行きに乗車、「可睡斎入口」下車 【公式ホームページ】可睡斎ひなまつり 【公式ホームページ】秋葉総本殿 可睡斎 -
動画記事 1:18
京都府の下鴨神社の神事「流し雛」は雅やかな平安装束も見どころ!歴史や日本各地で行なわれている流しも併せてご紹介
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京都市下鴨神社「流し雛」動画紹介 今回は『京都新聞』さん制作の『【過去動画】下鴨神社「京の流しびな」』という動画を紹介します。 例年3月3日に行われている下鴨神社の「流し雛(ながしびな)」。まだ寒さが残る早春、御手洗川(みたらしがわ)の上空に広がる静謐な空気と梅のつぼみが春の到来を感じさせてくれます。 十二単(じゅうにひとえ)をまとったお雛さま、衣冠装束のお内裏さま、ゆるキャラなど。和紙で作られたお雛様を桟俵(さんだわら/藁で編んだ入れ物)に乗せて、御手洗川に流す下鴨神社の「流し雛」の様子を動画でぜひご覧ください。 ひな祭りのルーツと言われる「流し雛」の歴史について 写真:京都府・賀茂御祖神社(下鴨神社)の流し雛 世界遺産である京都の賀茂御祖神社は、通称「下鴨神社」とも呼ばれています。例年3月に行われる「流し雛」は、雛祭りのルーツとも言われている伝統行事です。 歴史を紐解くと、五節句のひとつ「上巳の節句(じょうしのせっく)」が中国から伝わったことが由来とされています。 3月3日は、二番目の五節句である「上巳節句」にあたります。この日、中国では、水辺で身体を清め、宴会を催して災いを祓う風習がありました。これら古の中国での節句行事と、日本に伝わる禊祓(みそぎはらい)信仰、お祓いをした人形(ひとがた)を流して無病息災を祈願した風習などが混じり合い、現代の流し雛になったと考えられています。 この「ひとがた」が、現代のひな人形のはじまりとも。人の形(かたしろ)をお祓いし、船に乗せて須磨の海に流したことは平安時代中期に書かれた「源氏物語」にも登場しています。 下鴨神社の「流し雛」は、いつ?どんな行事? 写真:京都府・賀茂御祖神社(下鴨神社)の流し雛の儀 下鴨神社で行われる流し雛をご紹介します。平安装束に身を包んだお雛さまとお内裏さまは、一般公募により結婚予定のカップルが選ばれるのだそう。 【動画】0:25 ~ 公募で選ばれたお雛さまとお内裏さま 日にち:2023年3月3日(金) 時間:11時から 流し雛の儀式が行われるのは、境内末社である御手洗社(みたらししゃ)・井上社(いのうえしゃ)の前を流れる御手洗川。和紙で作られたお雛さまを桟俵に入れて流し、子どもの無病息災を祈願します。 見どころは、平安装束の十二単の着付けが公開されるほか、十二単の衣装をまとったお雛さま、衣冠装束のお内裏さまという人の姿をしたお雛様が見られること。流し雛儀式のシーンは、古都京都らしい歴史情緒を感じられることでしょう。 神事は無料で観覧できます。流し雛は、有料(小:500円 大:1000円)で授与いただけます。 【動画】1:02 ~ 川面に浮かぶたくさんの流し雛 当日は、甘酒もふるまわれるとか、肌寒い季節に嬉しい接待ですね。 全国各地で行なわれている「流し雛」 写真:流し雛 京都の下鴨神社のほか、全国各地でも「流し雛」の神事やイベントが行われています。いくつかをご紹介しましょう。 ●和歌山県/淡嶋神社「雛流し」 宮司のお祓いののち、全国各地から奉納された雛人形と願い事を書いた形代を海に流す神事として知られ、3隻の白木の小舟に乗せて行う「雛流し」とも呼ばれています。例年3月3日に開催。 ●東京都/江戸流しびな振興会「江戸流しびな」 古き良き伝統行事を子どもたちに伝えると共に明るい未来を築くことを願い、行われている「江戸流しびな」。2023年は2月26日(日)に開催。詳細はホームページでご確認ください。 ●鳥取県用瀬町/用瀬流しびな実行委員会「用瀬の流しびな」 無病息災を願い旧暦の3月3日に千代川に流す行事。1985年に「用瀬の流しびな」として県無形民俗文化財に指定されています。 ●山口県下関市/赤間神宮「平家雛流し神事」 壇ノ浦の戦いで幼くして没した安徳天皇と平家一門の霊を慰める神事として、毎年3月に「平家雛流し神事」が執り行われます。 流し雛まとめ 時代や地域に関わらず、いつの世も無病息災を願い、明るい子どもたちの未来への思いが込められた「流し雛」。全国各地で祓い人形をわが身として模り(かたどり)、穢れを水に流して清める意味があります。 梅の香り漂う春3月に行なわれる行事。各地で行われる神事や風習には、それぞれの地で少しずつ形を変えていますが、源に流れる思いは古よりなにひとつ変わることなく今に伝えられています。春のはじまりに、各地のイベントや観光を兼ねて「流し雛」を体験してみてはいかがでしょうか。 【公式ホームページ】下鴨神社|賀茂御祖神社 【トリップアドバイザー】下鴨神社 -
動画記事 5:25
「おひなさまめぐりin二見」賓日館のお雛様を動画で! 三重県伊勢市二見町の春の風物詩、見どころやイベントもご紹介します
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「おひなさまめぐり in 二見」動画紹介 今回は『Discover Nippon』さん制作の『Hina Matsuri (Doll Festival) ひな祭り「おひなさまめぐり in 二見」三重県伊勢市』という動画を紹介します。 夫婦岩で有名な「国の名勝二見浦(ふたみうら)」がある三重県伊勢市二見町において、毎年開催される「おひなさまめぐりin二見」。 賓客のための休憩、宿泊施設だった賓日館(ひんじつかん)では、約1500体のお雛様が展示され、来館者の目を楽しませます。さまざまなお顔をしたお雛様が並ぶ博物館のような賓日館をまずは動画でお楽しみください。 「おひなさまめぐりin二見」とは? 写真:雛人形 「おひなさまめぐりin二見」は毎年2月から3月にかけての約1か月間、夫婦岩表参道を中心とした二見浦一帯で開催されます。 施設の老朽化や交通網の変化などにより、観光客が減少していた地域を再生するために、地元有志が「第1回おひなさまめぐりin二見」を開催したのが始まりです。 期間中、公共施設や旅館、飲食店、土産物店、一般の住宅の庭先など、あらゆる場所でひな祭りの飾り付けを見ることができます。趣向を凝らした展示も多く、見どころ満載です! 「おひなさまめぐりin二見」では、ひな祭りを楽しむワークショップやイベントがあり、多くの人が参加する春の風物詩になっています。 2023年「おひなさまめぐりin二見」の開催日程や見どころは? 「第19回おひなさまめぐりin二見」は、2023年2月4日(土)から3月5日(日)の期間、三重県伊勢市二見町、二見浦一帯で開催されます。 江戸時代より伊勢神宮参拝の前に身を清める場所として、多くの人が訪れた二見浦。イベント開催中は、夫婦岩表参道の旅館街に軒を連ねる、風情ある旅館などにも雛人形が飾られます。 二見生涯学習センターでは、お雛様のつぶやきが付いた段飾りと吊るし飾りが人気。創作展示は、賓日館とのコラボレーションが楽しめますよ。 賓日館に展示される貴重な江戸時代の雛飾りや創作雛はなんと約1500体!御殿飾りも見応えがあります。 【動画】1:11~ 立派な御殿飾り それでは、「おひなさまめぐりin二見」の展示会場のひとつ賓日館の見どころを詳しくご紹介しましょう。 「おひなさまめぐりin二見」イベントが目白押しの「賓日館」 写真:三重県伊勢市二見町・賓日館 国指定重要文化財「賓日館」では、「第19回おひなさまめぐりin二見」期間中、企画展示やワークショップ、イベントが企画されています。 館内は、江戸時代から昭和時代までの絢爛豪華なお雛様が所せましと飾られ、ノスタルジーあふれる空間に。神宮御遷宮御用材の残材が着物に織り込まれた檜織込親王揃をはじめ、歴史を感じさせる雛飾りや御殿飾り、源氏枠飾り、親王飾りなど。珍しいお雛様をゆっくりと鑑賞できます。 【動画】2:22~ 貴重な檜織込親王揃 毎年テーマが変わる創作展示も好評です。2023年は「懐かしの修学旅行」をテーマに、ひな人形を使って昭和30年代の修学旅行をユニークに再現しています。 ワークショップでは、子どもから大人まで楽しめる真珠雛作り体験を。週末には、ゴスペルコンサート、二胡や箏、尺八の演奏会、落語会、マジックショーなどさまざまなイベントが用意されています。 着物で賓日館を訪れよう! 土・日・祝日は「着物入館無料デー」! 「おひなさまめぐりin二見」期間中の土、日、祝日に着物で賓日館を訪れると、入館料が無料に!着物入館無料デーには、お抹茶席も設けられます。格式高い賓日館の建物や手入れの行き届いた回遊式庭園を見ながら、着物でお抹茶席へ。インスタ映えする写真が撮れそうですね。 【動画】0:22~ 国指定重要文化財「賓日館」 おひなさまめぐり in 二見まとめ 写真:二見興玉神社の夫婦岩の画像 三重県伊勢市二見町の地域再生のために始まった「おひなさまめぐりin二見」は、今や二見浦の春の風物詩、多くの人々が楽しめるイベントです。この時期に観光に伊勢市に来られた際には、着物レンタルをしてお出かけするのもいいですね。 JR二見浦駅から夫婦岩、二見興玉神社まで、約1.5キロメートル。普段はなかなか見られない貴重なお雛様が見られるチャンス。スタンプラリーを完成させると記念品がもらえるので、楽しみながら巡ることができます。 おひなさま御膳など、開催期間限定の特別メニューをいただけるお食事処も。風光明媚な春の二見浦をゆっくりと散策して、ひな祭りをお楽しみください。 ◆賓日館◆ 【住所】三重県伊勢市二見町茶屋566-2 【開館時間】9:00〜16:30 【休館日】火曜日(祝日の場合は翌日休) 【入館料】大人:310円 小人(小・中・高):150円 ※おひなさまめぐり期間中は、大人400円・小人200円 【駐車場】なし 【アクセス】最寄り駅:JR参宮線「二見浦」駅から徒歩約12分 【公式ホームページ】賓日館 | 国指定重要文化財 【トリップアドバイザー】賓日館