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動画記事 2:16三重県津市の専修寺の法会に供えられる和菓子落雁とは?美しい伝統菓子を4K動画で堪能!作り方や由来、特徴など
伝統文化 グルメ- 159 回再生
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三重県津市「専修寺」法会に供えられる落雁の動画紹介 今回は『nippon.com』さん制作の『【4K動画】専修寺(せんじゅじ)の法会に供される落雁:三重県津市一身田町| nippon.com』という動画を紹介します。 実際にこの目で見ているかのような4K映像で、専修寺の法会に供される岡田屋の美しい「落雁(らくがん)」という伝統菓子をご覧いただけます。 【動画】0:28~ 落雁 【動画】1:50~ 専修寺の法会 専修寺は、全国に600余ヶ寺ある真宗高田派の本山寺院。三重県津市一身田町に位置し、三重県初の国宝建造物、如来堂・御影堂(みえいどう)に加え、国宝の法宝物や国指定の重要文化財が数多くあります。毎年1月9日から16日まで、真宗最大の法会「報恩講」が行われています。 このような大切な専修寺の法会の祭壇にお供えされる代表的な伝統菓子が「落雁(らくがん)」です。こうした落雁を専修寺に納めているのが「岡田屋」。「岡田屋」は、明治元年に創業し、専修寺と同じ三重県津市で老舗の和菓子屋として親しまれてきました。現在は、落雁・桜おこし・おたふくまんじゅうといった和菓子に加え、旬の食材を使用したフレッシュで色とりどりのバースデーケーキ・ウェディングケーキ・イラスト入りケーキといった洋菓子も取り扱っています。 落雁とは?由来や特徴、作り方など 写真:落雁 落雁は、お茶菓子やお供え物としてよく使われる日本の伝統菓子。作り方は、穀物由来の粉に砂糖や水あめを入れて練り、型に押し入れて成形し、乾燥させて作ります。 落雁は、水分が少ない和菓子を意味する干菓子の一つ。 干菓子とは、水分の少ない乾燥した和菓子のこと。水分20%以下の和菓子を指し、主な千菓子としては落雁・金平糖・煎餅・八つ橋などがあります。和菓子は、生菓子・半生菓子・干菓子の3つに分類することができ、干菓子の中に落雁・和三盆・八つ橋などが含まれます。 非常に固い作りになっている落雁は、ほとんどが砂糖でできているため、素材の風味がそのまま楽しめ、水分が少ないのでカビが生えにくく、日持ちします。特有の固さから表面に紋様を形成しやすく、花や家紋、鶴亀といった縁起物を象った紋様を作ることができ、食紅で様々な色にすることも。このような落雁の特徴がお供え物として適しているため多用されています。 落雁という名前の由来には、有力な説が2つあります。1つ目は、中国のお菓子「軟落甘(なんらくかん)」の「軟」がなくなったものという説、2つ目は、近江八景の「堅田落雁(かたたのらくがん)」にちなんで名付けられたという説です。 起源は、お釈迦様の弟子がお盆に僧侶達に落雁を振る舞ったこととされています。落雁というなんとも優雅な響きの言葉は、空から舞い降りる雁を意味しており、秋の季語としても知られています。 落雁・和三盆・白雪羹の違いや用途は? 写真:和三盆 同じ千菓子の中でも落雁・白雪羹(はくせつこう)・和三盆(わさんぼん)は、区別が難しいです。ここでは、落雁・白雪羹・和三盆、それぞれの違いや用途を紹介します。 落雁と白雪羹は、どちらも紅白に着色し紋様をつけることができ、お盆のお供えに用いられる代表的な伝統菓子です。落雁はすでに蒸して乾燥させた米の粉を用いるのに対し、白雪羹は生の米の粉を使う点で製法が異なります。和三盆は、砂糖の和三盆のみを型押ししたものなので、落雁と白雪羹とは材料も作り方も異なります。 和三盆は、香川県と徳島県の特産品で、さとうきびの搾り汁を精製して作られています。現在は生産業者の減少から希少価値が高まり、高級な砂糖として知られています。主に和菓子用の砂糖として用いられており、その中でも特に干菓子に用いられるものとして有名です。 お供えに使った落雁はいつまで楽しめる?気を付ける時期や保管方法など 写真:お盆のお供え 落雁がなぜお供えに使われているのかというと、日持ちするという特徴がお供え物に適しているためです。では、お供えに使った落雁はいつまでに食べれば良いのでしょうか。 落雁は、正しい保存方法で保管ができていれば1か月以上置いても問題なく食べられます。一方で、正しい保存方法で保管しなければすぐに品質が劣化してしまう恐れがあります。落雁の品質を保つ上で重要なのは、湿気と日光を避けること。砂糖が多く含まれる落雁は、特に梅雨の時期などは湿気を吸収しやすく、湿気を吸収すると劣化が起こりやすくなります。また、色が付いた落雁は日光に当たると色が抜けていってしまいます。 お供え物としてお供えしたあとにいただくのであれば、湿度や日差し、お供えする時期などに気を配る必要があります。湿気対策のため、フィルムなどに包まれた落雁もおすすめです。お茶菓子としての落雁は、密閉できる容器に入れ、直射日光を避けて保管することで品質を落とすことなく保存できます。 落雁のおいしい食べ方やリメイクレシピ 写真:落雁・砂糖 落雁のおいしい食べ方やリメイクレシピを紹介します。落雁の主な原料は砂糖なので、おろし金やフードプロセッサー、ミルなどを使って粉状にすることで、砂糖の代わりとして多様な用途で使えます。例えば、コーヒーや紅茶などの飲み物に入れたりヨーグルトやパンケーキに入れたりする活用方法が特に簡単なのでおすすめです。このようにアレンジをすることで、お供え後に時間が経って固くなってしまった落雁をそのまま食べるよりも、より美味しく味わうことができます。 千菓子「落雁」まとめ 今回は、専修寺の法会にもお供えされる干菓子「落雁」について紹介しました。長い歴史を持つ落雁は、日本三大銘菓に選ばれるほど日本各地で愛されてきました。見た目も華やかでおしゃれな落雁をお供え物としてはもちろん、プレゼントやお茶菓子としても利用してみてはいかがでしょうか。 【公式ホームページ】岡田屋 | 三重県津市の和・洋菓子屋 -
動画記事 1:53三重県伊勢市伊勢神宮の美しいご祈祷の御神楽で日本の風情を感じる!伊勢志摩観光で必ず立ち寄りたい人気の観光スポットの見どころを一挙紹介!
伝統文化 歴史- 696 回再生
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三重県伊勢市「伊勢神宮」のご祈祷「御神楽」動画紹介 こちらの「伊勢神宮 公式チャンネル (ISE-JINGU)」が制作した動画、「【伊勢神宮】神宮のご祈祷 御神楽 ISE-JINGU」では、日本古来の雅な伊勢神宮の、ご祈祷「御神楽」の様子が紹介されています。 伊勢神宮は、神話の時代から、日本で崇められてきた長い歴史を持つ神社。 内宮と呼ばれる皇大神宮の祭神は天照大御神、外宮と呼ばれる豊受大神宮の祭神は豊受大御神です。 内宮への入り口である宇治橋を進んだところにある、自然たっぷりの魅力的な神社は、観光客に「お伊勢さん」と呼ばれ親しまれます。 普段なかなか見ることのできない、伊勢神宮のご祈祷の様子を動画でじっくりとご堪能ください。 三重県伊勢神宮のご祈祷「御神楽」の様子を動画でチェック! 写真:神楽鈴を持つ巫女 伊勢神宮の神楽殿にて、奉納される御神楽は、神前に御饌(みけ)の献饌(けんせん)をする修祓(しゅばつ)の儀式です。 動画の0:35から紹介されている、祝詞奏上(のりとそうじょう)は、神道の最も重要な儀式の1つです。 祝詞奏上のあとには、動画の0:53から倭舞(やまとまい)の様子が、1:08からは蘭陵王(らんりょうおう)という人物による人長舞(にんじょうまい)といった舞楽奉奏があります。 動画の1:40以降にあるように、御神楽のあとには参拝者が拝礼をします。 三重県伊勢神宮は見どころたっぷりの歴史ある観光名所 写真:伊勢神宮 伊勢神宮への参拝のために、三重県伊勢市を訪れる観光客やツアー客は多いもの。 参拝の折には御朱印帳を忘れずに。 参拝後には、ご利益のあるお守りを購入するのがおすすめですよ。 伊勢神宮では、神楽祭や新嘗祭り、神御衣祭りといった祭典も行なわれるので、こういったイベントや催しものも、ぜひ見学しておきたいですね。 伊勢神宮の外宮参道には「豊恩館(1F勢乃國屋、鉦治郎/2F勾玉亭)」「mirepoix」「フランス料理 Bon Vivant(ボンヴィヴァン)」「三ツ橋ぱんじゅう」「伊勢 菊一」「赤福外宮前特設店」などのランチやご当地グルメが楽しめるお店がいっぱい! 赤福餅や団子などの和菓子を楽しんだり、食べ歩きもできますよ。 外宮をお参りしたら、日本人の総氏神様、八百万の神々の中心に君臨する天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮(ないくう)を観光しましょう。 「手水舎」「宇治橋」「五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)」「瀧祭神(たきまつりのかみ)」「御正宮(ごしょうぐう)」「風日祈宮(かざひのみのみや)」など、見どころはいっぱい! 宿泊施設は「鳥羽国際ホテル」「志摩観光ホテル ベイスイート」「いかだ荘」などの、ホテル・旅館もあるので、1泊2日以上の旅行で思いっきり伊勢志摩旅行を楽しむこともできます。 ご利益スポット・パワースポットを思いっきり満喫してください。 三重県伊勢神宮エリアにはおすすめの観光スポットがたくさん! 写真:おかげ横丁の提灯 他にも、伊勢神宮周辺には境内別宮の多賀宮、猿田彦神社、佐瑠女神社といった見どころもあります。 また、伊勢志摩エリアの皇大神宮や荒祭宮、子安神社、二見興玉神社、夫婦岩も観光しておきたいですね。 おかげ横丁やおはらい町には、お土産屋さんやグルメスポットが軒を連ねるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。 三重県伊勢神宮のご祈祷「御神楽」の観光情報まとめ 三重県の伊勢神宮といえば、平成25年(2013年)に式年遷宮が行われたことを覚えている方も多いと思います。 これは20年に一度造り替えられる御社殿に、大御神をお遷りいただく伊勢神宮最大のお祭りです。 伊勢神宮のある三重県伊勢市、及び志摩市では、2016年5月に各国の要人が集まり、世界経済や国際問題について話し合う会議「伊勢志摩サミット」も開催されました。 伊勢神宮は、日本国内でも特に観光地として人気の高いおすすめスポットです。 訪れるタイミングが良ければ、動画のような雅で風情あるご祈祷や、お祓いの御神楽を見ることができるかもしれないので、ぜひ出かけてみてくださいね。 ◆伊勢神宮 施設概要紹介◆ 【住所】〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1 【交通アクセス】外宮は伊勢市駅より徒歩5分、内宮は五十鈴川駅より徒歩30分 【参拝料金】無料 【参拝時間】5:00~18:00 【定休日】無し 【駐車場】あり 【電話番号】0596-24-1111 【公式ホームページ】伊勢神宮 https://www.isejingu.or.jp/ 【公式ホームページ】伊勢市観光協会 https://ise-kanko.jp/main/ 【トリップアドバイザー】伊勢市 https://www.tripadvisor.jp/Tourism-g303159-Ise_Mie_Prefecture_Tokai_Chubu-Vacations.html -
動画記事 8:281000年以上の歴史を持つ書道に欠かせない墨汁、三重県鈴鹿市の墨職人の高品質な墨作りの技術を動画で
伝統文化- 163 回再生
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三重県鈴鹿市「墨職人の墨作り技術」動画紹介 こちらは「ANA Global Channel」が公開した、書道に使われる墨汁を作る様子を撮影した映像「Japanese ink artisan/Interview - IS JAPAN COOL CRAFTSMANSHIP(墨職人)」です。 書道は日本文化の1つとして国内外から注目を集めます。 書道の文化には、墨汁が必要不可欠です。 日本の書道には1000年以上の深い歴史があります。 1000年以上前に書かれた書物を現在でも読むことができるのは、当時の紙と墨を作る職人の技術の高さのおかげです。 日本の高品質な墨作りの技術は、1000年の時を超えて現在に継承されているのです。 動画では一人の墨職人が墨へのこだわり語り、そして職人技による魂のこもった墨が出来上がるまでがご覧になることができます。 動画で紹介されている、墨汁の作り方について 画像引用 :YouTube screenshot 日本の書道用や染色用の墨を作るための主な材料は、職人が油を燃やして採取した煤(すす)や膠(にかわ)です。 また松脂(まつやに)の成分や金属を炭の材料に使うこともあります。 一流の職人はこれらの原料を選別し、良い墨を作り上げていくのです。 墨を作るためにはまず材料となる煤煙を溶解させ、膠と合わせてしっかり練り合わせてから型に入れて固めます。 この工程で、墨を作る職人の手は真っ黒に汚れます。 職人が固めた墨は1ヶ月から数ヶ月という長期間乾燥させ、最後に磨いて彩色をして仕上げられます。 墨を作り上げる作業の工程の様子は動画の2:43よりご覧になることができます。 動画で紹介されている墨汁を購入するには? 画像引用 :YouTube screenshot 日本の小学校では習字の学習があり、墨汁をはじめとした書道用品も数多く販売されています。 書道用の墨には固形のものだけでなく、墨滴と呼ばれる液体のものなどさまざまな種類があります。 有名メーカーの呉竹や開明墨汁は、リーズナブルな値段の墨汁も多く取り扱っています。 これから書道を始めてみたいと考えている方は、まずはお手頃価格の商品を選んでみましょう。 日本の墨液は年月が経過してもなかなか消えないという特徴をもちます。 そのため、洋服などに墨汁の汚れがつくと洗濯してもなかなか落とせないので注意しましょう。 日本の墨職人の紹介動画まとめ 写真:書道 動画でご覧になれるように、書道に使われる墨汁は日本の墨職人が時間をかけて作り上げています。 墨と筆を使って美しい文字を描く書道は、日本が誇る文化といえます。 動画の6:19からは天然の鉱石を使用した、色が付いた珍しい墨も紹介されています。 日本文化に興味を持った方は、ぜひ墨汁をはじめとした書道用品を購入してみてはいかがですか。 -
動画記事 22:07はじめての御朱印旅にもおすすめ|秘境感あふれる日本の神社仏閣案内
観光・旅行 伝統文化- 8 回再生
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静かな森の中、鳥のさえずりだけが響く参道を歩き、歴史ある社殿へ一歩ずつ近づいていく。そんな“秘境”と呼ばれる神社仏閣を巡る旅が、今、多くの人々を惹きつけています。 本記事では、YouTube動画【日本の神社仏閣旅】の内容をもとに、実際に紹介された神社仏閣の情報と見どころを、観光目線でわかりやすくご紹介します。御朱印の魅力や参拝マナー、アクセスのコツまで、御朱印旅初心者にも役立つ内容です。 秘境神社仏閣18選の特徴・歴史・ご利益を一挙ご紹介 以下では、動画内で紹介された18の神社仏閣すべてについて、特徴・歴史・由来・ご利益を詳しく紹介します。 榛名神社(群馬県高崎市) 榛名山の中腹に静かに佇む榛名神社(はるなじんじゃ)は、歴史と自然の両方の魅力を深く感じられる神社です。用明天皇の時代に創建されたと伝わり、古くから山岳信仰の聖地として崇められてきました。 写真:群馬県高崎市・榛名神社 長い参道は深い杜に包まれ、渓流のせせらぎと苔むした巨岩が続く神秘的な道のりで、歩みを進めるほど俗世が遠のき、心が静かに整っていくようです。参道の途中にそびえる「矢立杉」や、龍が天へ昇る姿を思わせる「双龍門」など、見どころは尽きません。特に本殿を守るようにそびえる岩壁は圧巻で、古くから「神が宿る岩」として畏敬の対象となってきました。 榛名神社の御朱印は力強い筆致が印象的で、限定版が出る時期には参拝者が列をつくります。参拝後は門前町で名物のこんにゃく料理を味わったり、近くの榛名湖の観光と組み合わせるのもおすすめです。 自然、歴史、パワースポットとしての魅力が調和した、まさに “何度でも訪れたくなる神域” といえるでしょう。 住所:群馬県高崎市榛名山町849開門時間:7:00〜18:00(冬季は17:00)社務所:9:00〜16:00アクセス:JR高崎駅からバス約70分 【公式サイト】https://www.haruna.or.jp ※動画の(0:21)から見ることができます。 赤城神社(群馬県前橋市) 赤城山の静かな湖畔に佇む赤城神社は、澄んだ空気と鮮やかな朱色の社殿が印象的で、訪れるとまず“神域に入った”という感覚を覚えます。赤城姫の伝説をはじめ、多くの物語が残されている場所で、古くから女性の願いを叶える神としても親しまれてきました。湖の水面に映る鳥居は四季折々で雰囲気が変わり、とくに朝日の差し込む時間帯は幻想的で、まるで絵画の中に迷い込んだような静けさに包まれます。 写真:群馬県前橋市・赤城山大沼と赤城神社の参道橋 境内には、赤城山の自然が織りなす清々しい風が流れ、散策だけでも心が軽くなるようです。また、湖畔には遊歩道やカフェもあり、参拝後のんびり過ごすのも魅力。御朱印は赤城山や龍をモチーフにしたものが人気で、季節限定御朱印が出ると多くの参拝客が訪れます。雄大な自然と神話の世界が融合した赤城神社は、どの季節に訪れても新しい発見のあるスポットです。 住所:群馬県前橋市富士見町赤城山4-2参拝時間:境内自由アクセス:前橋駅からバス約60分 【公式サイト】http://akagijinja.jp/ ※動画の(1:22)から見ることができます。 古峯神社(栃木県鹿沼市) 古峯ヶ原の広大な自然に抱かれた古峯神社は、天狗信仰の聖地として知られています。境内に足を踏み入れると、すぐに目に入る天狗の面や彫刻がユニークで、厳かな中にもどこか親しみやすい雰囲気があります。創建の歴史は古く、火防・家内安全の神として多くの信仰を集めてきました。 写真:栃木県鹿沼市・古峯神社 この神社を語るうえで外せないのが、広大な庭園「古峯園」。四季折々の花木が彩り、池に映る景色は息を呑むほど美しく、園内の茶室で抹茶をいただけば、旅の疲れを優しく癒してくれます。 古峯神社の御朱印は全国でも屈指のバリエーションを誇り、天狗が描かれた御朱印はどれも個性的。参拝者の多くがこれを求めに訪れるほどの人気です。大自然の中で静かに祈りを捧げたい人にとって、まさに理想の場所でしょう。 住所:栃木県鹿沼市草久3027社務所受付:9:00〜16:00アクセス:JR鹿沼駅から車で約35分 【公式サイト】http://www.furumine-jinjya.jp/ ※動画の(2:23)から見ることができます。 唐澤山神社(栃木県佐野市) 標高247mの山頂に鎮座する唐澤山神社は、眼下に広がる佐野市の眺望が魅力の絶景スポットです。平安時代の武将・藤原秀郷を祀り、勝負運や仕事運を願う参拝客が多く訪れます。山上に築かれた唐沢山城跡の中に神社があるため、往時の石垣や城郭跡を歩けるのも楽しみのひとつ。 境内を散策していると、ひょっこり現れる人懐っこい猫たちが参拝者を和ませてくれます。SNSで「猫の聖地」と呼ばれるほど人気で、優雅に石垣を歩く猫の姿はこの神社ならではの風景。御朱印は重厚感のある筆致が美しく、勝運祈願の印も押されるため、御朱印帳にも映える一枚になります。 住所:栃木県佐野市富士町1409参拝時間:境内自由アクセス:佐野駅から車で約15分 【公式サイト】http://karasawayama.com ※動画の(3:55)から見ることができます。 鷲子山上神社(栃木県那須郡) 茨城県と栃木県の県境に鎮座する鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)は、金運上昇のパワースポットとして全国的に有名です。境内に入るとまず目に飛び込んでくる巨大な金色のフクロウ像は、実物の迫力が想像以上で、多くの参拝者が思わず写真を撮るほどの存在感があります。フクロウは「不苦労」「福来朗」と語呂がよいことから縁起の象徴とされ、境内の至る所に置かれています。 写真:栃木県那須郡・鷲子山上神社 標高の高い場所にあるため空気が澄んでおり、清涼感に満ちた境内を歩くと、自然が持つ静けさの中に心が溶け込むような感覚を覚えます。御朱印はかわいらしいフクロウの印が押されるものが特に人気で、運気アップを願う人たちから高い支持を集めています。 住所:栃木県那須郡那珂川町矢又1948営業時間:社務所9:00〜16:00(時期により変動あり)アクセス:車での参拝が便利 【公式サイト】https://www.torinokosan.com ※動画の(5:17)から見ることができます。 西明寺(栃木県芳賀郡) 平安時代に創建された西明寺は、山深い里に佇む静謐な古刹で、国指定重要文化財の美しい三重塔が有名です。細かな彫刻と均整の取れたシルエットが優雅で、紅葉の時期には塔の朱色と紅葉の赤が見事に重なり合い、息を呑むような景観をつくり出します。 写真:栃木県芳賀郡益子町・西明寺 境内には苔むした石段や古い伽藍が点在し、ゆっくりと歩くことで歴史の深さを肌で感じられます。境内の「銘鐘」は透明感のある音色で知られ、名鐘として親しまれています。御朱印は端正で美しい筆致が特徴で、四季の風景を添えた限定朱印が登場することもあります。 住所:栃木県芳賀郡益子町益子4469拝観時間:9:00〜16:00アクセス:益子駅から車で約15分 【公式サイト】http://www.fumon.jp/ ※動画の(6:18)から見ることができます。 熊野皇大神社(長野県北佐久郡・碓氷峠) 長野県と群馬県の県境にまたがる珍しい神社で、社殿の中央が県境ラインになっていることで知られています。 写真:長野県北佐久郡・熊野皇大神社の県境の画像 古くから峠道の守護神として信仰され、旅人が道中の安全を祈願した場所でもあります。境内には樹齢千年以上と伝わる「しなの木」がそびえ、太い幹を見上げると自然の力強さと神々しさを感じずにはいられません。 訪れる人のお目当てとなっているのが、動画でご紹介している“飛び出すしなの木の御朱印”に加えて、“県境御朱印”。長野県側と群馬県側、それぞれの社務所でいただける御朱印を並べて楽しむ参拝者も多く、ここでしか味わえない特別な参拝体験となります。軽井沢観光とセットで立ち寄る人も多く、爽やかな高原の空気が旅気分を高めてくれます。 住所:長野県北佐久郡軽井沢町峠町1社務所受付:9:00〜16:00(境内は自由)アクセス:軽井沢駅から車で約15分 【公式サイト】https://kumanokoutai.com/ ※動画の(7:19)から見ることができます。 熊野神社(群馬県安中市) 静かな山あいに佇む熊野神社は、落ち着いた雰囲気と自然の癒しに包まれるような、心が休まる神社です。峠道に近いため、古くは旅人の祈願所として利用され、今もなお素朴で温かい空気が残されています。参道の木々が優しく揺れる音に耳を澄ませると、不思議と心が落ち着いていくのを感じられます。 写真:群馬県安中市・熊野神社 御朱印は素朴ながら気品のある書体で、静かな山の神を思わせる雰囲気があります。近隣の熊野皇大神社と合わせて参拝する“ダブル熊野参り”を楽しむ人も多く、一帯を巡ることで古道の歴史も感じられるでしょう。 住所:群馬県安中市松井田町峠1参拝時間:境内自由アクセス:軽井沢駅から車で約15分(群馬側からは車での直接アクセスはできないため、徒歩やバス利用が必要となります。詳細は公式情報でご確認ください。)※動画の(8:41)から見ることができます。 椿大神社(三重県鈴鹿市) 日本最古のみちびきの神・猿田彦大神の総本宮として知られる椿大神社は、三重県屈指のパワースポットです。境内には凛とした空気が漂い、森に抱かれるような静けさが心地よく広がります。猿田彦大神は“道を拓く神”として有名で、仕事運や人生の転機に力を授ける神様として多くの参拝客が訪れます。 写真:三重県鈴鹿市・椿大神社 本殿の奥には、強い気が宿るとされる「別宮 椿岸神社」もあり、女性の願いを叶える神として人気があります。また、参拝後は境内の椿会館で名物の「椿とりめし」を味わう楽しみも。御朱印は凛とした書体が美しく、毎月変わる限定御朱印を集める人も多いほど魅力的です。 住所:三重県鈴鹿市山本町1871社務所:8:00〜17:00アクセス:四日市駅からバスで約45分 【公式サイト】https://tsubaki.or.jp ※動画の(9:42)から見ることができます。 箱根神社(神奈川県足柄下郡) 芦ノ湖畔に姿を見せる朱色の鳥居で知られる箱根神社は、関東屈指の名社として古くから旅人や武将に厚く信仰されてきました。奈良時代に創建された由緒正しい神社で、山々と湖が重なる箱根ならではの雄大な風景の中、参道を歩くと澄んだ空気が肌に心地よく、心が洗われるような感覚になります。湖に浮かぶ「平和の鳥居」は、朝の柔らかい光や夕景の時間帯には特に美しく、近年では国内外から「一度は訪れたい絶景スポット」として人気を集めています。 写真:神奈川県足柄下郡・箱根神社 境内には樹齢千年以上とされる御神木「矢立の杉」が立ち、古来より旅人の安全や武運を願う人々が祈りを捧げてきました。また、すぐ隣には縁結びの神として名高い「九頭龍神社」の新宮もあり、両社を合わせて参拝することで金運・良縁・心願成就など多方面のご利益が得られるとされています。歴史と自然、そして神聖な雰囲気が見事に溶け合った箱根神社は、箱根観光の中心としても外せない存在です。 住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1社務所受付:8:15~17:00御祈祷の受付時間:8:30~16:00宝物殿の拝観受付時間:9:00~16:00アクセス:箱根湯本駅からバス約40分 【公式サイト】https://hakonejinja.or.jp ※動画の(11:19)から見ることができます。 中之嶽神社(群馬県下仁田町) 妙義山の麓に鎮座する中之嶽神社は、ひときわ異彩を放つ巨大な大黒様像で知られています。黄金色に輝くその姿は高さ20mを超え、近くで見ると迫力に圧倒されるほど。昔から大黒天は福徳・財運をもたらす神として親しまれ、この巨大像は“日本一大きな大黒様”として参拝者を迎えてくれます。 写真:群馬県下仁田町・中之嶽神社 神社の背後に広がる妙義山の岩肌は独特の迫力があり、自然のダイナミックさを感じられるのも魅力。境内を歩いていると、山の神が静かに見守っているような厳かな雰囲気が漂います。動画では、天井画切り絵御朱印として、龍の切り絵の御朱印が紹介されています。その他にも大黒様の御朱印もあり、旅の良い思い出になります。 住所:群馬県甘楽郡下仁田町上小坂1248参拝時間:境内自由アクセス:下仁田駅から車で約20分 【公式サイト】https://www.nakanotake.com ※動画の(12:20)から見ることができます。 妙義神社(群馬県富岡市) 日本三大奇勝の一つ・妙義山の麓に建つ妙義神社は、豪華な彫刻と荘厳な社殿で知られています。鮮やかな朱色の総門をくぐり、急な石段を登ると姿を現す本殿は、江戸時代の建築美の粋を集めたような華やかさ。唐門に施された極彩色の彫刻は息を呑むほど見事で、近くでじっくり眺めるとその精巧さに圧倒されます。 写真:群馬県富岡市・妙義神社 妙義山自体が強いエネルギーを持つ山として知られ、登山者や旅人が安全祈願に訪れる姿も多く見られます。御朱印は重厚で力強い筆致が印象的で、この神社が持つ独特の荘厳さが感じられる一枚です。 住所:群馬県富岡市妙義町妙義6参拝時間:宝物殿・御殿(旧宮様御殿)は9:00~17:00(12/20~1/10除く)アクセス:松井田駅から車で約15分 【公式サイト】https://www.myougi.jp ※動画の(13:21)から見ることができます。 法多山 尊永寺(静岡県袋井市) 厄除観音として名高い法多山は、古くから多くの参拝客が訪れる静岡の名刹です。木々に囲まれた長い参道を歩くと、風に揺れる葉音に心が和み、ゆったりとした気持ちで本堂へ向かうことができます。厄除けのお寺として知られていますが、訪れると“気持ちが軽くなる場所”という言葉がふさわしいほど、境内全体に優しい空気が満ちています。 写真:静岡県袋井市・法多山尊永寺 参拝のあとは名物の「厄除だんご」を味わうのがお決まり。素朴で優しい甘さは、巡礼後の身体にじんわり染みるようです。御朱印は観音様の名が力強く記されたもので、厄落としの思いを込めていただく人も多く訪れます。 住所:静岡県袋井市豊沢2777拝観時間:8:30〜16:30アクセス:袋井駅からバス約15分 【公式サイト】https://www.hattasan.or.jp ※動画の(14:22)から見ることができます。 油山寺(静岡県袋井市) 深い森に包まれた油山寺は、“目の観音様”として親しまれる寺院です。境内には清らかな湧水が流れ、古くから眼病平癒の祈願所として多くの人々に信仰されてきました。木立の中を通る参道は心地よい静けさに満ち、歩いているだけで自然に癒されるような空気が漂います。 写真:静岡県袋井市・油山寺 本堂は重厚ながら温かみがあり、手を合わせると柔らかな空気が包み込んでくれるような感覚を覚えます。御朱印は薬師如来や観音様を中心に複数種類あり、参拝の記念にぴったりです。 住所:静岡県袋井市村松1拝観時間:9:00〜16:30(参拝自体は自由ですが、詳細は公式サイトをご確認ください。)アクセス:袋井駅から車で約20分 【公式サイト】https://yusanji.jp ※動画の(15:59)から見ることができます。 雨引観音(茨城県桜川市) 坂東三十三観音のひとつとして知られる雨引観音は、四季折々の花が境内を彩る“花の寺”として人気です。特に初夏のアジサイは圧巻で、境内の斜面が青や紫に染まり、その美しさを一目見ようと多くの人が訪れます。雨上がりの静かな境内にアジサイがきらめく光景は、ここでしか味わえない特別な美しさです。 写真:茨城県桜川市・雨引観音 境内では孔雀がのびのび歩く姿を見られることもあり、初めて訪れた人はその優雅さに驚くはず。安産・子授けの寺としても有名で、家族連れや女性参拝者から厚く信仰されています。御朱印は季節に合わせて変わる可憐なデザインが人気です。 住所:茨城県桜川市本木1拝観時間:8:30〜17:00アクセス:岩瀬駅から車で約10分 【公式サイト】http://www.amabiki.or.jp ※動画の(17:00)から見ることができます。 山家神社(長野県上田市) 真田氏ゆかりの神社として知られる山家神社は、歴史好きにはたまらない名所です。境内には六文銭の意匠が随所に見られ、戦国時代の空気が今も静かに息づいています。春になると桜が参道を淡いピンクに染め、穏やかな景色と歴史の重みが重なり、訪れる人の心を魅了します。 写真:長野県上田市・山家神社 御朱印には真田家の家紋「六文銭」があしらわれ、参拝の記念として人気。神社周辺には真田氏にまつわる史跡も多く、歴史散策を合わせて楽しむのもおすすめです。静かで落ち着いた雰囲気の中で、戦国武将の精神に思いを馳せられる場所です。 住所:長野県上田市真田町長4473参拝時間:境内自由アクセス:上田駅から車で約25分 【公式サイト】http://www.yamaga.or.jp ※動画の(18:01)から見ることができます。 大法寺(長野県小県郡) “見返りの塔”として名高い国宝の三重塔が佇む大法寺は、里山の風景と調和する美しい寺院です。三重塔は細部まで精巧に造られ、優雅にすっと伸びた姿は見る角度により表情が変わるため、何度も見返してしまうことからその名がついたといわれています。 写真:長野県小県郡・大法寺の三重塔 境内は静かで、鳥の声が響く穏やかな時間が流れており、心を落ち着けたい時にぴったりの場所。御朱印も気品ある書体で記され、国宝を有する寺院ならではの風格があります。 住所:長野県小県郡青木村当郷2052拝観時間:4〜10月 9:00〜17:00 / 11〜3月 9:00〜16:00アクセス:上田駅から車で約20分 【公式サイト】https://www.daihoujitemple.com ※動画の(19:28)から見ることができます。 御岩神社(茨城県日立市) 御岩神社は「日本でも屈指のパワースポット」と称されるほど霊性の高い場所として知られています。創建年代は明らかではないものの、古代から祭祀が行われていた遺跡が残っており、日本最古の文献『常陸国風土記』にも“天つ神が降り立つ聖なる山”としてその名が記されています。境内に足を踏み入れると、周囲を覆う巨木の森が一瞬で俗世の気配を遮り、静謐で神秘的な空気が漂います。なかでも三本杉と呼ばれるご神木は圧倒的な存在感をもち、深く息を吸い込むだけで浄化されるような感覚を覚えるほどです。 写真:茨城県日立市・御岩神社 この地は古来、神仏習合の信仰が受け継がれてきたため、境内には神社と寺院の建物が同居し、他では感じられない“古代の宗教観”を体感できます。参拝客の中には「ここに来ると不思議と心が整う」と語る人も多く、精神をリセットしたい人や自然の力を感じたい人には特におすすめです。険しい山道もありますが、その分だけ得られる感動や気づきは大きく、まさに“歩いてこそ味わえる聖域”といえるでしょう。 住所:茨城県日立市入四間町752参拝時間:9:00~17:00アクセス:JR日立駅から車で約20分 【公式サイト】https://www.oiwajinja.jp ※動画の(20:29)から見ることができます。 御朱印旅を始める前に知っておきたいこと 御朱印巡りを楽しむためには、まずお気に入りの御朱印帳を用意して、歩きやすい服装で出かけるのがおすすめです。神社やお寺では、参拝を終えてから御朱印をお願いするのが基本のマナー。写真が控えたい場所もあるので、案内をそっと確認しましょう。 そして何より、大切なのはゆっくりと巡る気持ちです。季節の景色を感じながら、一社一社と向き合うように歩くと、心がふっと整うような穏やかな旅になります。 まとめ:祈りと発見のある神社旅へ 秘境の神社仏閣には、ただ観光するだけでは味わえない“空気”があります。神々に手を合わせる時間、自然と共鳴する空間、歴史に触れる知的好奇心。そのすべてが、御朱印帳の一ページに記録されていきます。ぜひ、静かな感動を味わいに、あなただけの御朱印旅を始めてみてください。 -
動画記事 5:25「おひなさまめぐりin二見」賓日館のお雛様を動画で! 三重県伊勢市二見町の春の風物詩、見どころやイベントもご紹介します
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三重県伊勢市「おひなさまめぐり in 二見」動画紹介 今回は『Discover Nippon』さん制作の『Hina Matsuri (Doll Festival) ひな祭り「おひなさまめぐり in 二見」三重県伊勢市』という動画を紹介します。 夫婦岩で有名な「国の名勝二見浦(ふたみうら)」がある三重県伊勢市二見町において、毎年開催される「おひなさまめぐりin二見」。 賓客のための休憩、宿泊施設だった賓日館(ひんじつかん)では、約1500体のお雛様が展示され、来館者の目を楽しませます。さまざまなお顔をしたお雛様が並ぶ博物館のような賓日館をまずは動画でお楽しみください。 「おひなさまめぐりin二見」とは? 写真:雛人形 「おひなさまめぐりin二見」は毎年2月から3月にかけての約1か月間、夫婦岩表参道を中心とした二見浦一帯で開催されます。 施設の老朽化や交通網の変化などにより、観光客が減少していた地域を再生するために、地元有志が「第1回おひなさまめぐりin二見」を開催したのが始まりです。 期間中、公共施設や旅館、飲食店、土産物店、一般の住宅の庭先など、あらゆる場所でひな祭りの飾り付けを見ることができます。趣向を凝らした展示も多く、見どころ満載です! 「おひなさまめぐりin二見」では、ひな祭りを楽しむワークショップやイベントがあり、多くの人が参加する春の風物詩になっています。 2024年「おひなさまめぐりin二見」の開催日程や見どころは? 2023年は2月4日から3月5日まで行われた「第20回おひなさまめぐりin二見」。2024年は2月4日から3月10日に、三重県伊勢市二見町、二見浦一帯で開催されます。 江戸時代より伊勢神宮参拝の前に身を清める場所として、多くの人が訪れた二見浦。イベント開催中は、夫婦岩表参道の旅館街に軒を連ねる、風情ある旅館などにも雛人形が飾られます。 二見生涯学習センターでは、お雛様のつぶやきが付いた段飾りと吊るし飾りが人気。創作展示は、賓日館とのコラボレーションが楽しめますよ。 賓日館に展示される貴重な江戸時代の雛飾りや創作雛はなんと約1500体!御殿飾りも見応えがあります。 【動画】1:11~ 立派な御殿飾り それでは、「おひなさまめぐりin二見」の展示会場のひとつ賓日館の見どころを詳しくご紹介しましょう。 「おひなさまめぐりin二見」イベントが目白押しの「賓日館」 写真:三重県伊勢市二見町・賓日館 国指定重要文化財「賓日館」では、「第20回おひなさまめぐりin二見」期間中、企画展示やワークショップ、イベントが企画されています。 館内は、江戸時代から昭和時代までの絢爛豪華なお雛様が所せましと飾られ、ノスタルジーあふれる空間に。神宮御遷宮御用材の残材が着物に織り込まれた檜織込親王揃をはじめ、歴史を感じさせる雛飾りや御殿飾り、源氏枠飾り、親王飾りなど。珍しいお雛様をゆっくりと鑑賞できます。 【動画】2:22~ 貴重な檜織込親王揃 毎年テーマが変わる創作展示も好評です。2023年は「懐かしの修学旅行」がテーマでした。2024年のテーマは「二見の神事」とし、「藻刈神事」や「神宮御園での野菜・果樹栽培」「御塩浜と御塩焼所での堅塩作り」を雛人形で表現する展示が行われます。 また、お抹茶席や真珠雛作りといった体験イベントも予定されているのでぜひ参加してみてはいかがでしょうか。 ワークショップでは、子どもから大人まで楽しめる真珠雛作り体験を。週末には、ゴスペルコンサート、二胡や箏、尺八の演奏会、落語会、マジックショーなどさまざまなイベントが用意されています。 着物で賓日館を訪れよう! 土・日・祝日は「着物入館無料デー」! 「おひなさまめぐりin二見」期間中の土、日、祝日に着物で賓日館を訪れると、入館料が無料に!着物入館無料デーには、お抹茶席も設けられます。格式高い賓日館の建物や手入れの行き届いた回遊式庭園を見ながら、着物でお抹茶席へ。インスタ映えする写真が撮れそうですね。 【動画】0:22~ 国指定重要文化財「賓日館」 おひなさまめぐり in 二見まとめ 写真:二見興玉神社の夫婦岩の画像 三重県伊勢市二見町の地域再生のために始まった「おひなさまめぐりin二見」は、今や二見浦の春の風物詩、多くの人々が楽しめるイベントです。この時期に観光に伊勢市に来られた際には、着物レンタルをしてお出かけするのもいいですね。 JR二見浦駅から夫婦岩、二見興玉神社まで、約1.5キロメートル。普段はなかなか見られない貴重なお雛様が見られるチャンス。スタンプラリーを完成させると記念品がもらえるので、楽しみながら巡ることができます。 おひなさま御膳など、開催期間限定の特別メニューをいただけるお食事処も。風光明媚な春の二見浦をゆっくりと散策して、ひな祭りをお楽しみください。 ◆賓日館◆ 【住所】三重県伊勢市二見町茶屋566-2 【開館時間】9:00〜16:30 【休館日】火曜日(祝日の場合は翌日休) 【入館料】大人:310円 小人(小・中・高):150円 ※おひなさまめぐり期間中は、大人400円・小人200円 【駐車場】なし 【アクセス】最寄り駅:JR参宮線「二見浦」駅から徒歩約12分 【公式ホームページ】賓日館 | 国指定重要文化財 【トリップアドバイザー】賓日館 -
動画記事 2:06三重県亀山市の銘菓『関の戸』は皇族にも献納された由緒ある和菓子。何百年もの間、多くの人に愛されてきた和菓子の秘密に迫る!
観光・旅行 伝統文化- 74 回再生
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三重県亀山市の銘菓「関の戸」動画紹介 こちらの動画はnippon.comが公開した「【4K動画】京の皇族にも献納された銘菓「関の戸」:三重県亀山市| nippon.com」です。 「関の戸」とは三重県亀山市の和菓子屋、関宿にて徳川三代将軍「家光」の時代の寛永年間に創業した老舗「深川屋」が作り、忍者の末裔である服部伊予保重により考案されました。 関の戸はかつて御室御所御用達のお手茶菓子として利用していました。 また、御室御所へ関の戸を納める時に使った「荷担箱(にないばこ)」があります。 とても厳重な箱に納められていたのが動画の1:45からご覧になれます。 何百年もの間、多くの人に愛されてきた人気の銘菓を動画でご堪能ください。 「関の戸」の材料を覗いてみよう! 画像引用 :YouTube screenshot 関の戸の材料は「黒糖・和三盆・求肥(ぎゅうひ)・ 水あめ・ 小豆」でなっています。 水あめと餅粉を練った求肥(ぎゅうひ)で小豆のこしあんを包んだ、直径3センチほどの上品な餅菓子で、表面にまぶした和三盆(わさんぼん)が鈴鹿の山に積もる雪を表現している一口大の和菓子です。 動画では0:54から「関の戸」のレシピ、製造工程をご覧になれます。 『関の戸』の賞味期限は製造日から15日となっていますので、賞味期限切れにならないように堪能して味わってください。 「関の戸」を販売している老舗「深川屋」には「関の戸アイス」もあります。 「関の戸アイス」もとても人気で関の戸をミルクで溶かしたアイスとなっています。 「関の戸」を購入する方法は? 画像引用 :YouTube screenshot 三重県にお店を構える深川屋で購入、深川屋のネット通販で買う、日本全国の百貨店などで購入する3つの方法があります。 近年では「疫病除け」という想いを込めてグラスアートで「関の戸アマビエ」も作製しており、販売しております。 銘菓「関の戸」紹介まとめ 関の戸は、約370年の歴史が詰まったお菓子であります。 お菓子の名前だけでなく、謡曲や歌舞伎、さらに相撲取りの四股名にも残っています。 三重県にある深川屋は江戸時代から現在まで老舗和菓子屋として「関の戸」製造・販売をおこなっています。 三重県亀山市に訪れた時には深川屋の「関の戸」のお手茶菓子を購入してみてください。 【公式ホームページ】東海道関宿銘菓 関の戸|深川屋 http://www.sekinoto.com/