-
記事
-
日本人・著名人
-
福島県
-
季節
-
タグ
記事
-
動画記事 1:40
「世界的のサカモト」こと坂本龍一に密着したドキュメンタリー映画をチェック!彼の音楽表現を大きく変えた出来事とは?あの名曲と共に紹介!
日本人・著名人 芸能・音楽- 85 回再生
- YouTube
音楽家・坂本龍一のドキュメンタリー動画をご紹介! こちらの「11/4(土)公開『Ryuichi Sakamoto CODA』予告編」は、世界的音楽家の坂本龍一が手掛けた映画作品の紹介動画です。 こちらの動画で紹介されている2017年に公開されたスティーブン・ノムラ・シブル監督作品『Ryuichi Sakamoto:CODA』は、坂本龍一の音楽的探求を描く貴重な作品。 今回は、人の心を打つ名曲を数多く生み出してきた坂本龍一、その人物像を詳しくご紹介します。 動画で紹介されている坂本龍一とはどんな音楽家? 画像引用 :YouTube screenshot 動画で紹介されている坂本龍一は東京都出身の音楽家。 元妻の矢野顕子や娘の坂本美雨も音楽家として活躍しています。 センターパートの髪型と眼鏡が特徴的な坂本龍一は「世界のサカモト」「教授」と親しまれています。 2014年には中咽頭がんを公表したことでも話題となりました。 動画を紹介されている音楽家・坂本龍一の活動について 画像引用 :YouTube screenshot かつてはYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のキーボード・シンセサイザーとして活躍し、近年ではピアニスト・ドラマー・作曲家・作詞家・編曲家・指揮者・音楽プロデューサーとして、また俳優やタレントとしても活動しています。 母校の東京芸術大学での客員教授を務めるほか、環境活動家・音楽評論家・政治評論家・社会運動家としての一面も持ち、原発再稼働反対デモに参加したことでも知られます。 動画で紹介されている音楽家・坂本龍一の代表作は? 画像引用 :YouTube screenshot 坂本龍一はクラシック音楽やテクノポップ、ロック、民族音楽や現代音楽など幅広い音楽を手がけ、多くのコンサート・ワールドツアーを開催してきました。 代表作は第31回グラミー賞最優秀オリジナル映画音楽アルバム賞・ゴールデングローブ賞・米アカデミー賞受賞作「ラストエンペラー」や、この動画の0:20からも聴くことのできる英国アカデミー賞受賞作「戦場のメリークリスマス」。 映画「母と暮せば」の音楽のほか、話題となったテレビCM曲「エナジーフロー」も有名です。 動画で紹介されているドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto:CODA』について 画像引用 :YouTube screenshot 『Ryuichi Sakamoto:CODA』は坂本龍一の2012年からの5年間を追ったドキュメンタリー映画です。 この予告動画は2011年3月11日に起きた東日本大震災の津波を被ったピアノから始まります。 このピアノに感銘を受け、自ら防護服を着用し、福島第一原発周辺の帰還困難区域に訪れます。 音楽家、社会活動家としての坂本龍一を知ることの出来る作品です。 『Ryuichi Sakamoto:CODA』は第74回ヴェネチア国際音楽祭に正式出品されました、 DVDも販売されているので気になった方は是非ご覧ください。 音楽家・坂本龍一の動画まとめ 『Ryuichi Sakamoto:CODA』は、彼の音楽と思索の旅を捉え音楽的探求を描いたドキュメンタリー映像です。 0:37からは、若い頃の貴重な映像もご覧になれます。 密着取材動画には音楽家坂本龍一のプライベート映像や写真がたっぷりと紹介されているので、ぜひじっくりチェックしてみてくださいね。 【公式ホームページ】Ryuichi Sakamoto: CODA』公式サイト http://ryuichisakamoto-coda.com/ -
動画記事 2:35
真っ赤な彩色が印象的な会津張り子の赤べこは400年の歴史ある民芸品。誰もが知っている福島県会津の工芸品には、職人のこだわりがたっぷりと詰まっていた!
伝統工芸 日本人・著名人- 555 回再生
- Vimeo
福島県会津の伝統工芸品・会津張り子とは こちらの動画は「東北STANDARD」が制作した、赤べこ発祥の町の会津が誇る伝統工芸品「会津張り子(会津張子)」の職人を紹介した動画「TOHOKU STANDARD 03 FUKUSHIMA PREFECTURE AIZU HARIKO」です。 会津張り子の歴史・起源は古く、今から約400年前の戦国時代に、豊臣秀吉に仕えていた東北地方の福島県会津の領主「蒲生氏郷公(がもううじさと)」が、京都から人形師を招き、下級武士たちに技術を取得させて、庶民の産業振興の糧にした日本の伝統工芸品・郷土玩具・民芸品です。 会津若松駅前には、巨大な赤べこが飾られているほど、地元に根付いた伝統工芸品・郷土玩具・民芸品となっています。 会津で赤べこが親しまれているのは、約1200年前に建造された日本三大虚空蔵尊の一つ、圓藏寺に伝わる赤毛の牛の群れが、本堂再建の手伝いをしたという「赤べこ伝説」が語り継がれている為、と言われています。 この動画では、そんな会津張り子(会津張子)の二人の職人が、会津張り子の歴史や伝統、こだわりについて語っています。 真っ赤な会津張り子の美しさは、まさにアートとも言える芸術品!動画でその会津張り子の美しさ堪能してください。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子職人が語る伝統工芸品へのこだわり 画像引用 :vimeo screenshot 張り子(張子)とは、竹や木などで組んだ枠に紙などを張りつけ成型するもので「はりぼて」とも言われています。 日本の有名なお祭り「ねぶた祭り」の山車燈籠もこの技法で作られています。 張り子の技術は2世紀に中国で始まり、アジアなど各国に伝わったと言われています。 この張り子の民芸品・郷土玩具は日本全国にあり、岩手県の「六原張り子」、宮城県の「首振り仙台張子」、福島県の「三春張子」「犬張り子」、山形県の「山形張子」、栃木県の「黄鮒」、群馬県の「高崎招き猫」、埼玉県の「川越だるま」、東京都の「江戸犬張子」、静岡県の「浜松張子」、富山県「紙塑人形」、兵庫県の「神戸須磨張り子」、岡山県の「道楽かん工房」、広島県の「宮島張り子」、香川県の「高松宮内張子」、高知県の「張子鯨車」、高知県の「土佐和紙漆喰張り子」、沖縄県の「琉球張子」があります。 会津張り子は真っ赤な彩色が特徴的で、主に子育て、開運、商売繁盛、五穀豊穣を祈願して作られています。 この動画でインタビューに答える二人の会津張り子職人は、赤べこの販売店「野沢民芸」の作家「豊琳」さんと、その娘さんの「早川美奈子」さんで、親子二代に渡って会津張り子を作っています。 「会津張り子の赤べこ職人は昔は30人ほどいたが、どれも形が違い、一貫したこだわりで50年同じ物を作ってきた」と、インタビュー動画の0:33より「豊琳」さんは語っています。 しかし、動画の1:48より、「早川美奈子」さんは「受け継がねばならない部分も必要だが、新しいものを取り入れて、いろいろな人に支持されて産業として生き残ることも大切」「時代の生活に合わせて変化してもいいが、本質的なものは残っていることが望ましい」と語ります。 伝統は守らなければいけないが、後継者不足や伝統の衰退など、現実的な問題で新しい風を吹き込まなければいけないという、職人の葛藤がインタビューからも伝わってきます。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子の作り方・制作工程 画像引用 :vimeo screenshot この動画ではインタビューと共に、赤べこを作る様子も動画の0:31よりご覧になることができます。 この記事では一般的な赤べこ張り子の制作方法を紹介させていただきます。 全て手作業で行う職人技は見逃せない! 材料:紙、土、木、わら、竹など 1.木型の形を作り、その木型に和紙を何枚も糊で貼りつけて乾燥させます。(動画:0:31~) 2.糊が乾いたら、背や腹を小刀で切り開き、木型を取り出します。 3.木型を取り出したら、もう一度切った和紙を張り合わせ、特殊な塗料で下塗りをします。 4.赤い染料などで上塗りをして色をつけます。(動画:0:53~) 5.墨などを使い、模様をつけます。(動画:1:26~) 6.最後に頭部の取り付けをして完成です。(動画:1:45~) 動画の1:22でご覧になれる、ズラリと並ぶ完成した真っ赤な赤べこは圧巻です。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子・野沢民芸の取り扱い商品 画像引用 :vimeo screenshot この動画で紹介されている野沢民芸では、さまざま商品を取り扱っています。 動画の0:02より紹介されている、震災の復興を願い新しく作った色鮮やかな民芸品の「願い玉」、ねずみ・猪(イノシシ)などの十二支(じゅうにし)の動物を模した「干支張り子」は首振り招福など、様々な種類が毎年販売されます。 2018年の戌年には「ざるかぶり犬」が人気となりました。 ニワトリの中にひよこ、ひよこの中に卵の入った「マトリョーシカ」、ウェディングドレスとタキシードに身をつつんだ新郎新婦の「起き上がり小法師(こぼし)」の「ウェディングこぼし」、「会津天神」、震災復興で作られた、転がしても転がしても小さなカラダで元気に立ち上がる起き上がる小法師(こぼし)「復興丸、福枡」、そして定番の「赤べこ・福べこ・千両べこ」、「お面」「おかめ」「ひょっとこ」などがあります。 これらの商品はamazon(アマゾン)や楽天のインターネット通販でも購入可能です。 赤べこ発祥の町の柳津では、街のあちらこちらで「赤べこ」を見ることができます。「憩いの館 ほっとinやないづ」の館内にある専用スペースでは絵付け体験ができます。あなたのオリジナルの赤べこを作ってみてはいかがですか。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子の紹介まとめ 日本に古くから伝わる伝統工芸品・郷土玩具・民芸品には職人のこだわりや、次世代に受け継いでいくための葛藤がありました。 こちらの動画からは、普段私たちがなかなか知ることのできない、職人の思いが詰まっています。 そして、長い間愛されている工芸品は職人の神業、手技、凄技によって作られていることが動画からもおわかりになったのではないでしょうか。 これからもずっと、これらの日本の伝統工芸品・郷土玩具・民芸品が途切れることなく受け継がれていきますように・・・。 【公式ホームページ】野沢民芸 http://www.nozawa-mingei.com/index.html