新潟県十日町「星峠の棚田」と水鏡が幻想的!外国人が選んだ「死ぬ前に行きたい日本の景色」第一位!? 神秘的な雲海を動画で
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新潟県十日町「星峠の棚田」動画紹介
『About Japan』さん制作の『[4K]【日本の原風景】新潟県十日町星峠の棚田。雲海と光芒。』という動画を紹介します。
動画では、外国人が選んだ「死ぬ前に行きたい日本の景色」で第1位に選ばれた星峠の棚田の映像がご覧いただけます。朝昼晩で姿を変える水鏡や雲海、4Kで撮影された映像はどこまでも美しく、その光景に思わず感動してしまうほど。動画の中ではテロップで観光情報も添えられているので、実際に観光してみたい方も要チェックです。
星峠の棚田とは?新潟県十日町に広がる絶景の特徴
写真:新潟県十日町・星峠の棚田
新潟県十日町に位置する星峠の棚田は、約200枚もの水田が斜面に広がっています。この地域に点在している棚田のなかでも、星峠の棚田は別格で美しいと称されています。
天候や時期によっては雲海や水鏡も見られるなど、訪れる度に違う一面を見せてくれる人気の観光スポット。星峠の棚田は、2009年にはNHKの大河ドラマ「天地人」のオープニングにも登場した他、2022年には農水省の「つなぐ棚田遺産」にも認定されるなど国内外問わず注目されています。
日本の原風景が残る星峠の棚田は、300年以上も前に星峠集落の住民によって作られた歴史ある棚田です。集落を含めて「にほんの里100選」にも選ばれるなど、日本を代表とする景勝地。
星峠の棚田で見られる雲海と水鏡のベストシーズン
写真:新潟県十日町・星峠の棚田の雲海
星峠の棚田の見どころといえば、息を呑むほどに美しい雲海と水鏡にあります。しかし、雲海や水鏡は、時期や発生条件などが揃わないと見ることができません。さらに、美しい絶景を写真におさめるには、撮影ポイントも事前に知ってしておきたいところ、訪れる前にチェックしておきましょう。
主に雲海のベストシーズンは春(6月下旬)と秋(9月中旬)。この時期は雲海が発生しやすく、全国各地から絶景を求めカメラマンが押し寄せます。一方、水鏡のベストシーズンは春(5月~6月前後)と秋(10月~11月前後)で季節にずれがあります。雲海と水鏡のどちらも狙いたい場合は、6月がマストとなります。
とはいえ、雲海や水鏡が見られるかどうかは完全に運次第。その日のコンディションによって目の前に広がる景色は変わります。映える写真を撮影するためには運も必要ですね。ですが、条件さえそろえば光芒や霧に包まれる光景に出逢え、奇跡の1枚が狙えます。
星峠の棚田は四季折々!春・夏・秋・冬ごとの季節の魅力
写真:新潟県十日町・星峠の棚田の雪景色
星峠の棚田は、四季折々の美しい光景が見られます。人気の雲海や水鏡にくわえ、春には桜も彩りを添えます。夏には真っ青な空とのコントラストが映える深緑の棚田、秋には稲穂が黄色く色づき黄金の棚田に、そして冬には雪化粧をした水鏡の棚田に出逢えることも。
ただし、積雪が一定以上となると自動車やバイクの侵入が不可能となり、積雪量によっては鑑賞できないこともあるため、冬は注意が必要です。
また、星峠の棚田は、昼間と夜とではまた違った光景が広がります。中でも朝日や夕日の時間帯には、春夏秋冬どの季節に訪れても、言葉にならない幻想的な美しさが堪能できるでしょう。
星峠の棚田まとめ
星峠の棚田は日本を代表とする景勝地。外国人の方が「死ぬ前に行きたい日本の景色」と選ばれたことを知り、ぜひ訪れてみたいと思った方もいるのではないでしょうか。
新潟県十日町の星峠の棚田へのアクセスは、北陸急行ほくほく線「まつだい駅」を下車しタクシーで約20分。駐車場や車での行き方などの詳細はこちらからご覧ください。
星峠の棚田を含む新潟県十日町の棚田は観光用地ではありません。地元の人々が先祖から受け継いで大切に守ってきた農用地。今でも農家の方がそれぞれ稲作を行っている私有地でもあります。
田畑に入らないのはもちろんのこと、農耕車の邪魔をしたり、農作業の無断撮影、ゴミの放置などは厳禁です。基本的なマナーやルールを守った上で、絶景を楽しみましょう。
【トリップアドバイザー】星峠の棚田