秋田県にかほ市「鳥海山・飛島ジオパーク」で雄大な大自然を堪能!元滝伏流水の白滝の美しさを楽しみたいならこの動画を見逃すな!
自然
秋田県にかほ市「鳥海山・飛島ジオパーク」動画紹介
こちらは「AQUA Geo Graphic」が公開した動画『[ 4K UHD ]鳥海山・飛島ジオパーク: 新緑の元滝伏流水 Moto-taki Waterfall ( shot on GH5 with Gimbal)』です。
鳥海山・飛島ジオパークとは、山形県・秋田県に跨る日本百名山・日本百景に選ばれた『秋田富士』や『出羽富士』『庄内富士』、日本の地質百選の一つである国史跡『鳥海山』、そして鳥海山の西方約30㎞にある『不思議の島 飛島』『鳥海国定公園』を含んだスポットの名称で、2016年には日本ジオパークに認定されました。
現在は鳥海山と呼ばれていますが、古来では頂上から地平線を360度完全に見渡せることが出来たことから『鳥見山』とも呼ばれていました。
噴火などの火山活動により見渡せることは無くなり、鳥海山と呼ばれるようになりました。
「日本海と台地がつくる水と命の循環」が全体テーマで、「暖流・活火山・湧水がおりなす自然と暮らし」がサブテーマとなっています。
こちらの記事では、そんな鳥海山・飛島ジオパークにある、鳥海山の麓にある岩肌を流れる幽玄な滝である『元滝伏流水』について紹介します。
ジオパークとは一体何?
写真:秋田県・元滝伏流水
ジオパークとは、ジオ(地球)とパーク(公園)を組み合わせて出来た言葉で、大地の公園とも呼ばれています。
大地に広がる自然や生態系、そして人が生み出した文化や産業を知ることを目的として選定さました。
現在では日本ジオパークが選定した場所が全国に43地域、その内9地域がユネスコ世界ジオパークにも認定されています。
大地の公園と呼ばれるだけあり、年間を通してさまざまな顔の景色を見せてくれることでも有名で特に紅葉シーズンは非常に人気となっています。
他にも、綺麗な湧き水で酒造りもされ、お酒が好きな人は酒蔵見学等もしてみてはいかがでしょうか?
鳥海山の麓にある元滝伏流水とは
写真:秋田県・元滝伏流水
秋田県にかほ市の鳥海山にある元滝伏流水。
『元滝』と名前についていますが、伏流の水源である本来の元滝は現在、通行禁止で、その下流200m程のところにあるのが元滝伏流水となっています。
動画の0:42からご覧になれるように、高さ5m、幅約30mと小さな滝で、1日50,000トンの湧き出す水が幾筋もの線となって流れ落ちるのです。
緑色の岩肌の隙間から流れ出る伏流と苔による幻想的な絶景が魅力的で、インスタ映えのする写真が撮れること間違いなしです。
鳥海山・飛島ジオパーク周辺のおすすめ観光スポット
写真:秋田県・鳥海山の鉾立展望台からの景色
① 鳥海山大物忌神社 (吹浦口ノ宮)
昭和38年(1963年)を起源とする古い神社で、庄内地方では最古の歴史を持つ神社ではないかと言われています。
鳥海山の山頂に鎮座しており、麓に『口ノ宮』と呼ばれる里宮が吹浦と蕨岡の2箇所に鎮座しています。
② 白井新田の学田と堰
庄内藩の郡代であった白井矢太夫の藩校致道館の学田構想に基づいて1800年に開発された農地です。
鳥海山の清涼な湧水を温めて活用するための工夫が多数盛り込まれており、昔の人の知恵の結晶をご覧になることが出来ます。
遊佐駅から東へ車で10分の交通アクセスとなっています。
③ 鉾立展望台
鳥海山・飛島ジオパークと言えば登山も非常に有名で、鳥海山の雄大な景色を楽しめる鉾立展望台も人気観光スポットとなっています。
車で訪れることのできる五合目にありますので、ドライブがてら立ち寄るといったことも可能で、山頂に向かうまでにいくつもの山小屋があるので、休憩しながら進むことが出来ます。
登山の際には、登山ガイドをお願いしたり、ジオツアーに参加することで、より深く鳥海山について知ることが出来るのでおすすめです。
④ 鳥海ブルーライン
海抜ゼロから一気に1,100メートルにかけのぼる山岳道路で、秋の紅葉シーズンは一度は見てみたい絶景が広がります。
鳥海山・飛島ジオパークまとめ
写真:秋田県・元滝伏流水
水質保全・水源浄化の為にと町民によるブナの植樹によって、緑のダムと呼ばれる自然豊かなスポットとなった鳥海山・飛島ジオパーク。
観光の他にも、湧き水のミネラルを多く含んだ絶品の秋田象潟産岩がきなどのグルメもぜひ食してみてはいかがでしょうか?
【公式ホームページ】鳥海山・飛島ジオパーク
https://chokaitobishima.com/
【トリップアドバイザー】鳥海山
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298237-d1397297-Reviews-Mt_Chokai-Tohoku.html