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動画記事 8:06
北海道の空を駆け抜けるオジロワシってどんな鳥? 流氷が流れ着く根室海峡周辺にあらわれるオジロワシの映像と、気になる生態系を紹介
動物・生物 自然- 50 回再生
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北海道の根室海峡付近にあらわれるオジロワシ動画紹介 こちらは『Gaiapress Channel』さんが公開した『オジロワシ』という動画です。北海道に生きるオジロワシの映像とともに、生態系を細かく解説。北海道の自然や鳥類に興味を持つきっかけになる1本です。ナレーションや概要欄の丁寧な解説もぜひご覧ください。 オジロワシってどんなワシ? 写真:オジロワシ オジロワシは、タカ目タカ科オジロワシ属の鳥です。海岸・河川・湖沼などに生息しており、単独もしくはペアで行動します。食性は動物食で魚類・鳥類・哺乳類・動物の死骸・ヒツジの幼獣・タンチョウの雛などを食べます。 【動画】0:12~ オジロワシ 大きさは、オス80cm、メス94cm。翼を広げると180~220cm。「ピィー」「クワッ、クワッ」と独特の鳴き声を発します。 ユーラシア大陸北部一帯で繁殖を行ったオジロワシは、冬に中国やペルシャ湾周辺に南下し越冬します。近年は繁殖率が下がっているため、国内希少野生動植物種に指定され、1970年には天然記念物に指定されています。 オジロワシの生息地は?日本ではどこで見られる? 知床半島と国後島を隔てる場所にある根室半島では、アムール川から南下した流氷が見られます。流氷の上のオジロワシが動画でご覧いただけます。 【動画】0:27~ 流氷の上のオジロワシ オジロワシの生息地は、ユーラシア大陸、ヨーロッパ、東・西アジアです。日本の北日本に集中して渡来し、北海道ではごくわずかですが繁殖もするのだそう。 完全な成鳥になるためには、6~7年かかります。若鳥のときには褐色の尾羽が、成鳥になると白い尾羽に生え変わり、クチバシは黄色に。 日本のオジロワシはどこで餌を見つけるのか 写真:魚を獲るオジロワシ 動画では海氷の下に潜んでいる魚をオジロワシが狙い集まっている様子がご覧いただけます。根室海峡はスケトウダラ漁が盛んなため、オジロワシはそのおこぼれを狙って集まっているのです。 【動画】2:07~ スケトウダラをねらうオジロワシ タカ科の鳥のうち、魚を主食とする鳥はウミワシと呼ばれています。オジロワシやオオワシは典型的なウミワシでサケやタラが大好物。動画では捕食している姿が映し出されていますね。 【動画】2:43~ 捕食しているオジロワシ 根室半島、有利な場所はオジロワシやオオワシが占拠 漁が行われる沿岸部には烏やカモメがいるものの、6マイル程度の沖合はオジロワシやオオワシのような猛禽類がいます。晴れていれば見通しの良い高い場所や、吹雪の際には風よけになる風下側などの有利な場所は、オオワシたちが陣取っています。 ねぐらの上空に現れる「鷹柱」 写真:大空を飛翔するオジロワシ 動画ではオジロワシが山中に集まっている様子が収録されています。オジロワシの塒(ねぐら)は海から離れた場所にあります。 【動画】4:25~ 山中に集まるオジロワシ 「鷹柱」とは、鷹や鷲が群れになり、上昇気流にのって上空へ昇っていく様子をいいます。オジロワシの場合、渡りとは無関係に塒入りの時にも「鷹柱」を作ります。一本の木に複数の成鳥が休むのも特徴のひとつ。 【動画】4:49~ 鷹柱 オジロワシの視野に関する秘密 動画では、オジロワシの視野についても解説しています。オジロワシは上方向の視野が狭いと考えられており、吹雪のような明暗差に乏しい状況では視力が効かないことも判明しているのだそう。 【動画】6:05~ オジロワシの視野について また、オジロワシは風車にぶつかり命を落とす野鳥としても知られています。上から回ってくる風車にあたる事故がほとんどなので、オジロワシの情報視覚の狭さが関係しているようです。鳥類が風車などにぶつかる事故をバードストライクと呼ばれています。 オジロワシとオオワシの違い 写真:流氷の上から魚を狙うオオワシ 肩の辺りが白い鳥がオオワシ、全体に茶色っぽく見える鳥がオジロワシです。どちらも羽を広げると2mを超える大型の猛禽類。観光で根室半島を訪れる方は違いを知っておくと、見分けがつきますよ。 【動画】0:51~ オジロワシとオオワシ オジロワシはオオワシ同様に鳥インフルエンザに罹患しないなど、共通点が多いです。ただ、群れで行動したり、性格が穏やかなど、細かな部分で違いがあります。 オジロワシまとめ 撮影場所である北海道には、さまざまな生き物や植物が生息しています。根室半島では、オジロワシやオオワシなどのほか、タンチョウやルイビタキ、エゾライチョウといった野鳥に会えるバードウォッチングのツアーもあるようです。冬の北海道の大自然の中で、野鳥に出逢う旅はいかがでしょうか。 -
動画記事 4:46
流氷を打ち砕き進む「網走流氷観光砕氷船おーろら」の様子を動画で。北海道網走の冬の風物詩!流氷の時期やクルーズ料金も紹介
乗り物 自然 観光・旅行- 33 回再生
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網走流氷観光砕氷船「おーろら」動画紹介 今回は『おーろら チャンネル』さん制作の『網走流氷観光砕氷船おーろら』という動画を紹介します。 北海道・道東のオホーツク海に広がる冬の絶景といえば、流氷です。網走に流氷が流れ着くころ、網走流氷観光砕氷船おーろらが活躍します。 動画では、網走流氷観光砕氷船おーろらが、海面を覆った流氷の中を豪快に進む様子をご覧いただけます。雄大な流氷の景色と、真っ白な流氷から飛び立つオオワシの姿もぜひお楽しみください! 網走で流氷が見られる時期はいつからいつまで? 写真:網走流氷観光砕氷船おーろらから見た流氷 北海道の道東に位置する網走での流氷の見頃は、例年2月中旬から3月上旬。 流氷初日(沿岸部から肉眼で流氷が見えた最初の日)が1月下旬。そのあと流氷接岸初日が2月上旬から中旬になることが多く、流氷の見頃はそれ以降になります。流氷接岸初日とは、流氷が海岸線に接岸し、船舶が航行できる水路がなくなった状態を、初めて観測した日のことです。 網走の流氷は、中国とロシアの国境を流れるアムール川の淡水から生まれます。オホーツク海に注がれた淡水が、海上で厳しい寒気に晒され小さな氷になります。その小さな氷が冷たい季節風と海流に乗って、大きな塊になりながらゆっくりとオホーツク海を南下。そして、1月下旬から2月上旬に大きな氷の塊になって、網走の沖に来ます。 オホーツク流氷館に併設されている天都山展望台は人気の観光スポット。360度の大パノラマが楽しめるため、遠くの流氷まで見渡せます。 網走流氷観光砕氷船おーろらに乗って流氷クルーズへ!【予約方法・料金・所要時間】 写真:網走流氷観光砕氷船おーろら 網走流氷観光砕氷船おーろらは、砕氷するためのパワーを持った大型船です。大きな衝撃に耐える砕氷の仕組みを活かし、豪快に流氷に体当たりしながら、割り砕いて進むパワーは圧巻です。 【動画】3:15~ 大きな氷塊に体当たりする網走流氷観光砕氷船おーろら 網走流氷観光砕氷船おーろらの船上では、いろいろな場所で流氷が観賞できます。 ・展望デッキでは、流氷の砕ける音が響く大迫力が楽しめます。 ・1階客室は海に向かってソファが設置されている自由席。1階デッキは最も海面近くの低い位置から流氷が見られます。 ・2階前方には特別客室では、ゆったりと座りながら砕氷が眺められます。特別客席は事前予約不可。当日の先着50席限定です。 網走流氷観光砕氷船おーろらの予約方法、料金、所要時間をご紹介します。 ●予約方法 網走流氷観光砕氷船おーろらは、電話、インターネットで予約ができます。 当日定員に空きがあれば、予約なしでも乗船可能ですが、事前予約がより安心ですね。 ●料金 個人おとな 4,000円 小学生 2,000円 団体(15名以上)おとな 3,600円 小学生 1,800円 特別席 400円追加/ 当日のお支払いは現金のみ ●所要時間 1時間前後 網走流氷観光砕氷船おーろらの発着場、道の駅「流氷街道網走」は網走観光の拠点 写真:道の駅「流氷街道網走」 網走流氷観光砕氷船おーろらの発着場は、道の駅「流氷街道網走」にあります。道の駅1階の観光案内所は、観光情報のほかに、イベント情報やグルメ情報など、地域の多様な情報発信の場となっています。また、冬の間、衛星による流氷の情報をお知らせしています。 地元特産品販売コーナーには網走ならではのお土産物が充実、多目的交流スペースではイベントが開催されています。 また、テイクアウトコーナーとフードコートでは、人気の「網走バーガー」「網走ザンギ饅頭」「流氷ソフトクリーム」「流氷カリー」など、網走人気の料理を味わえますよ。 乗船までの待ち時間にお腹を満たしたり、お土産物を買ったり、網走川に面したデッキを歩いて、網走川、オホーツク海、帽子岩(渡良岩)の眺望を楽しむこともできます。 網走流氷観光砕氷船「おーろら」まとめ 網走流氷観光砕氷船おーろらは、網走駅から直通バスで約10分の市街地から乗船します。年齢制限なく乗船できるので、ご家族で乗船することも。 冬季限定、北海道限定の流氷観光。晴れた日には、青い空と海に浮かぶ真っ白の流氷、そのコントラストが美しいインスタ映えの写真が撮れることでしょう。 服装は、風を通さないダウンジャケットなど脱ぎ着しやすいアウターと帽子、手袋でしっかり防寒、防風対策できるものがおすすめです。網走の冬の絶景を観にお出かけください。 運がいいとアザラシやオオワシに出合えるかも!? 【動画】2:36~ 流氷の上で羽を休めるオオワシ 【公式ホームページ】網走流氷観光砕氷船 おーろら