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動画記事 4:14
岐阜県中津川市の芝居小屋「かしも明治座」で日本伝統芸能の歌舞伎を楽しむ!その奥深い世界を130年の歴史ある芝居小屋で堪能する!
伝統文化- 158 回再生
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岐阜県中津川市の芝居小屋「かしも明治座」とは こちらの動画は「N.a.」が公開した、岐阜県東濃にある歌舞伎の芝居小屋「かしも明治座」の様子をご紹介する動画「[Beautiful Japan] GIFU The Meijiza Playhouse,Tono」です。 岐阜県にある「かしも明治座(加子母明治座)」は明治27年に建てられた歴史ある芝居小屋です。 岐阜では古くから地元の素人役者により演じられ、地方に根付いた地歌舞伎が盛んに行なわれ、芝居小屋も数多く建てられました。 動画では実際に開かれている歌舞伎公演とともに「かしも明治座」を紹介しています。 日本の伝統芸能をこの動画で堪能してください。 日本伝統芸能の歌舞伎ってどんなもの? 画像引用 :YouTube screenshot 歌舞伎は「傾く(かぶく)」という言葉に起源をもつ、日本古来の大衆演劇です。 京都の出雲阿国が始めた歌舞伎踊りの演目に始まった歌舞伎は、次第に全国に広まっていきました。 人々は芝居に夢中になり、その熱狂ぶりは幕府から禁止令が出るほどでした。 現在、歌舞伎の伝統芸能は国の重要無形文化財に指定されています。 日本由来の伝統芸能には、ほかに狂言芝居や能などさまざまなものがあります。 動画で紹介されている「かしも明治座」は、岐阜県白川町にある劇場の東座と連携して地歌舞伎の道具を紹介する展示を行なうなど、伝統芸能に気軽に触れられるさまざまなイベントを行なっています。 「かしも明治座」では有名歌舞伎俳優の公演も! 画像引用 :YouTube screenshot 明治27年にオープンした「かしも明治座」は、伝統芸能の歌舞伎をはじめ、演劇や演舞などさまざまな公演が行なわれるイベント会場として人気を集めます。 平成に入ってからは中村勘三郎、中村七之助をはじめとした有名役者の公演も行なわれました。 動画では1:06よりお客様を迎えるための会場設置の様子、1:22からは舞台に立つ前の演者の化粧やかつらを付ける様子、そして1:45からは実際の公演の様子がご覧になることができます。 伝統芸能を堪能できる「かしも明治座」紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 歌舞伎の公演はテレビなどでもご覧になることができますが、やはり歌舞伎座の座席から眺める生の歌舞伎の舞台は格別です。 およそ300年続く地歌舞伎と芝居小屋には無垢の心が宿るのです。 動画でご紹介した日本伝統芸能の歌舞伎を生で見学したい方は、岐阜のかしも明治座の公演情報をチェックし、岐阜県の観光に出かけてみてはいがかでしょうか。 ◆かしも明治座 施設概要紹介◆ 【住所】岐阜県中津川市加子母4793-2 【アクセス】中央自動車道中津川ICより車で50分、JR中津川駅より北恵那交通バス「万賀」下車 【駐車場】あり 【公式ホームページ】かしも明治座 http://meijiza.jp/ 【トリップアドバイザー】かしも明治座 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1015944-d12194397-Reviews-Kashimo_Meijiza_Theater-Nakatsugawa_Gifu_Prefecture_Tokai_Chubu.html -
動画記事 19:29
岐阜県大野郡白川郷の合掌造りの伝統を守る若き茅葺職人!先人の知恵が詰まった世界文化遺産の建築物は職人の高い技術によって作られる。
芸術・建築物 伝統文化- 631 回再生
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岐阜県大野郡「白川郷」茅葺職人の動画紹介 今回紹介する動画は「明日への扉 by アットホームシリーズ「#019 茅葺職人 田中 栄作」です。 動画の2:55より紹介される田中栄作さんはまだ26歳の若き茅葺職人。 岐阜県の白川郷(しらかわごう)の合掌造り集落に生まれ育ち、故郷をその手で守る若者の姿をご紹介します。 世界遺産にも登録されている白川郷は豪雪地方。 白川郷の特徴的な合掌造りには厳しい自然を乗り切る先人の知恵がたくさん詰まっており、茅葺き屋根を仕上げる茅葺職人には高い技術が要求される過酷な仕事なのです。 世界文化遺産に登録されている岐阜県にある白川郷とは 写真:岐阜県・冬の白川郷 日本の原風景とも称される合掌造りの家屋は現在富山県の五箇山と岐阜県の白川郷にひっそりと佇んでいます。 白川郷・五箇山の合掌造り集落は1995年、ユネスコの世界遺産に登録されました。 こちらの動画で紹介されるのは岐阜県の白川郷の合掌造り集落。 この地方は日本有数の雪国で大小100棟の合掌造りが並ぶ白川郷は冬になると厚い雪に遮断される秘境となります。 雪に包まれた合掌造りは動画の1:47からご覧になれます。 白川郷とは庄川流域の呼称で白川村と荻町地区に合掌造り民家園があり、1976年に国の重要文化財に指定されました。 かつては冬になると陸の孤島と化していた白川郷ですが、その幻想的で牧歌的な風景がマスコミやネットで配信されると世界中から観光客が押し寄せ、今では岐阜県だけでなく日本を代表する観光スポットになり、茅葺きの民家は白川郷のランドマークとして愛されています。 夜になるとライトアップされ、雪の中で美しく佇む合掌造りの集落はまさしく私たちがかつて絵本や民話の世界で見た日本の原風景そのものと言っても良いでしょう。 白川郷の茅葺職人について 写真:茅葺屋根 豪雪地帯の白川郷の重要な産業の一つが「養蚕業」でした。 動画の1:48からは蚕を育てる屋根裏をご覧になることができます。 合掌造りの特徴的な屋根の形は切妻の茅葺屋根と呼ばれ、通気性と耐水性に優れたススキやカリヤスが原料です。 細かなメンテナンスを繰り返しながら30~40年に一度、全体的な葺き替えを行います。 山間の強風と雪の重みに耐えられるよう、屋根の角度と村に吹く風向きが考慮された都市計画に基づき、村全体が設計されているのですから、先人の知恵には驚かされるばかりです。 また囲炉裏の煙が屋根全体に回り、虫や腐食を防ぎ茅葺き屋根の耐久性が向上します。茅葺職人は合掌造りがしっかりと雨風を凌げるようにするために欠かせない重要な工程を担うプロフェッショナルなのです。 茅葺職人が行う葺き替えとは 写真:茅葺職人が行う葺き替え 合掌造りの歴史は江戸時代にまで遡ります。 釘を一本も使わないこの家屋は一階の居住エリアと養蚕を行う屋根裏エリアに分けられます。 屋根に窓を作ることができ、広いスペースを確保できる切妻造りは厳しい冬を乗り切るための養蚕業に最適な設計と言えます。 屋根を支える柱は縫木とよばれる技術で組み立てられ、先端に角度をつけ、土台に差し込まれているだけで固定されていません。 こうすることで地震や強風の揺れに強いしなやかな作りになるのです。 これも日本の土木建築の技術の高さの証明と言えるでしょう。 デザイン的にも機能的にも優れたこの合掌造り家屋のメインはやはり茅葺職人たちによる葺き替えでしょう。 耐久性に優れているとはいえ、元の原料は天然のススキやカリヤスなので、30年〜40年に一度の頻度で全体的な茅葺の葺き替えを必要とします。 まずは土台となる葦簀(よしず)をしきつめ、そこに厚さ80cmになるよう均等に茅を敷き詰め、隙間ができないよう「つきあげ」という道具を使って、茅を叩きながら強度と密度を増していきます。 もっとも難しいのが「屋根の端の葺き替え」で、ここを美しく整えるということは見た目をよくするだけでなく、屋根全体の耐久性を上げるためにも重要な工程です。 全体的な葺き替えは地元の茅葺職人が総出で取り掛かり、およそ2ヶ月の工期が必要とされ、費用は約2,000万円もかかる一大事業です。 動画では6:52より職人たちによる葺き替えの様子をご覧になることができます。 岐阜県白川郷の茅葺職人紹介まとめ 写真:岐阜県・白川郷の茅葺屋根 岐阜県の山間にひっそりと存在する白川郷ですが、毎年多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。 白川郷周辺の観光スポットとしては平瀬温泉、紅葉、明善寺の御朱印集めやどぶろく祭り、獅子舞などが人気です。 また麹を使った白川郷ならではの発酵料理の数々もとても美味!交通アクセスや宿泊情報は白川郷観光協会の公式ホームページでご確認ください。 また、白川村役場の公式ホームページでは展望台からのライブカメラ撮影による今の白川郷を見ることができますので、こちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか? 【公式ホームページ】白川郷観光協会 https://shirakawa-go.gr.jp/ 【トリップアドバイザー】白川郷合掌造り集落 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1119912-d1407426-Reviews-The_Historic_Villages_of_Shirakawa_go_Gassho_Style_Houses-Shirakawa_mura_Ono_gun.html