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動画記事 3:55
日本の建築史に名を残す美しき建造物、東京都台東区の「旧岩崎邸庭園」。日本の近代建築文化はここから始まった!
芸術・建築物 観光・旅行- 123 回再生
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東京都台東区にある「旧岩崎邸庭園」とは? こちらの動画「旧岩崎邸庭園 - 地域情報動画サイト 街ログ」で紹介されている旧岩崎邸は今から120年以上前の1896年(明治29年)に三菱創設者の岩崎久彌の邸(やしき)として建造された木造のヨーロッパ式邸宅です。 戦後GHQの指導による財閥解体で、岩崎家本邸は接収され、多くの邸と庭を失いましたが、その後日本政府に返還され、現在は洋館(本邸)と撞球室(ビリヤード場)、そして和館の3棟が残され、国の重要文化財に指定されています。 設計は英国人のジョサイア・コンドルによるもので、地下室付き木造2階建の本格的な洋館は非常に珍しく、その後の近代日本住宅にも大きな影響を与えたと言われています。 旧岩崎邸庭園全体が都立庭園として解放されていて、カフェも併設されているのでランチタイムや桜・紅葉の時期には多くの来園客で賑わっています。 瀟洒な西洋木造建築はその見た目の美しさから、多くのドラマや映画の撮影にも利用されています。 旧岩崎邸庭園の見どころは? 画像引用 :YouTube screenshot 旧岩崎邸庭園の見どころは一言では語り尽くせないほどたくさんあります。 開国直後の明治時代の富裕層を代表する和洋折衷の邸宅建築は現代の視点でもとてもモダンな作りで、内部に入るとすぐに目に付く末端にツルを巻くような装飾が施された木造の柱はジャコビアン様式といい、19世紀にイギリスで流行したデザインです。 こちらは動画の1:10よりご覧になれます。 また、離れの木造の撞球室は当時の日本では珍しいスイスの山小屋風のデザインで、岩崎久彌が常用していた和館には日本画の大家橋本雅邦の屏風絵などで彩られています。 撞球室は動画の1:58より、和館は動画の2:33よりご覧になれます。 そして旧岩崎邸庭園最大の見どころは芝庭一面を彩るバラ園でしょう。 秋にはオータムフェスティバルが開かれ、バラの甘い香りが旧岩崎邸庭園いっぱいに広がり、多くの来園者を魅了します。 一方落ち着いた日本庭園には庭石や灯籠、築山など伝統的な日本の庭園が開け、お茶席では美しい旧岩崎邸庭園の四季折々の自然を楽しみながらお茶と和菓子をいただくことができます。 旧岩崎邸庭園の激動の歴史について 画像引用 :YouTube screenshot 旧岩崎邸(茅町本邸)のある東京都台東区池之端一丁目は江戸時代、越後高田藩江戸屋敷があった地域です。 その後、明治維新を経て明治4年の廃藩置県によって高田藩は解体され旧舞鶴藩知事・牧野弼成の持ち物になったのですが、財閥だった岩崎弥太郎によって買い取られ三代目当主の岩崎久彌が現存する岩崎邸を建築しました。 戦後GHQにより財閥が解体された後は政府が所有し、東京都が管理しています。 まさに激動の歴史を経て今に至るモニュメントなのです。 旧岩崎邸庭園のまとめ 写真:旧岩崎邸庭園 近代建築の礎となった旧岩崎邸庭園公園ですが、2020年4月現在、芝庭の修復工事が行われていて、一部立ち入り禁止区域となっています。 見学等は行われていますので、旧岩崎邸庭園で日本の歴史に触れてみてはいかがですか。 日本の建築史に残るこの旧岩崎邸庭園より日本の近代建築文化は始まったのです。 ◆旧岩崎邸庭園 施設概要紹介◆ 【住所】〒110-0008 東京都台東区池之端1丁目3-45 【交通アクセス】東京メトロ千代田線「湯島」駅から徒歩3分(不忍池から徒歩10分程度) 【入館料金】一般400円、65歳以上200円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料、団体割引など各種割引料金あり 【営業時間】9:00~16:30 【休園日】年末年始 【駐車場】無し 【電話番号】03-3823-8340 【公式ホームページ】旧岩崎邸庭園|公園へ行こう! https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html 【トリップアドバイザー】旧岩崎邸庭園 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1066461-d321036-Reviews-Kyu_Iwasakitei_Teien-Taito_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html -
動画記事 4:57
世界遺産に登録された富岡製糸場は近代日本の技術革新の場として知られる重要なスポット。群馬県富岡市の人気観光スポット「富岡製糸場」の見どころや歴史を余すことなく紹介!
歴史 観光・旅行- 90 回再生
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日本の世界遺産、富岡製糸場の動画をご紹介! こちらの動画は、「KyodoNews」が公開した、日本の世界遺産の1つである群馬県富岡製糸場を紹介した「明治時代に生糸産業革新 世界遺産の富岡製糸場 Japan's Tomioka Silk Mill registered as World Heritage site」です。 2014年にユネスコ世界遺産委員会は「富岡製糸場と絹産業遺産群」を世界遺産に登録することを決定しました。 富岡製糸場は、明治時代の日本において技術革新や生糸産業革命を成し遂げた、歴史的に重要なスポットです。 動画で紹介されている世界遺産富岡製糸場とはどんなスポット? 写真:群馬県・富岡製糸場 富岡製糸場は、近代産業発祥の地として知られる施設です。 富岡製糸所、原富岡製糸所、株式会社富岡製糸所、片倉富岡製糸所、片倉工業株式会社冨岡工場と呼び名を変えてきた歴史をもちます。 実業家の渋沢栄一は、富岡製糸場の設立社の1人に数えられます。 世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」には、富岡製糸場の建物ととともに、高山社跡や田島弥平旧宅、動画の4:08にある荒船風穴も構成遺産として登録されています。 また、富岡製糸場の敷地全体が国の史跡に、初期の建造物は国宝や重要文化財に指定されています。 動画の0:35からご覧になれるようには国立国会図書館には建設当時の工場の様子が描かれた錦絵も所蔵されています。 明治時代の日本にとって外国の技術を導入した工場が建設されたのは大ニュースとなりました。 動画で紹介されている世界遺産富岡製糸場の見学ポイントをチェック! 写真:富岡製糸場・東置繭所 富岡製糸場の生糸工場の建物は木骨煉瓦造で、器械製糸工場としては世界最大規模を誇ります。 建物の入口には旧富岡製糸場の表札がかけられています。 動画の1:27には検査人館の建物が、1:45には東繭倉庫の建物が紹介されています。 東繭倉庫の通路のアーチには建立された「明治5年」の刻印があります。 東繭倉庫の隣の繰糸場にはフランスから輸入された繰糸機のレプリカや、自動繰糸機が保存されています。 動画の3:17からはブリュナ館の建物が、3:57からは西繭倉庫の建物もご覧になれます。 世界遺産富岡製糸場の紹介動画まとめ 写真:群馬県・富岡製糸場 ご紹介した動画には、富岡製糸場の歴史や見どころが分かりやすくまとめられています。 富岡製糸場への観光旅行を計画している方や日本の世界遺産に興味がある方は、この動画をチェックして知識を得ておくのがおすすめです。 富岡製糸場の近隣には、群馬名物のおっきりこみを食べられるランチスポットや、富岡製糸場にまつわるシルクのお土産を購入できるショップもありますよ。 ◆世界文化遺産富岡製糸場 施設概要紹介◆ 【住所】群馬県富岡市富岡1-1 【交通アクセス】ホームページをご確認ください 【開場時間】9:00~17:00 【入場チケット料金】大人1000円、高校・大学生250円、小・中学生150円 【駐車場】なし 【電話番号】0274-67-0075 【公式ホームページ】世界文化遺産富岡製糸場 http://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/ 【トリップアドバイザー】富岡製糸場 https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1021202-d1860844-Reviews-Tomioka_Silk_Mill-Tomioka_Gunma_Prefecture_Kanto.html