東京都大田区の「池上本門寺」の見どころや歴史は?桜の名所としても人気の寺院の秘密を紐解く!
観光・旅行
芸術・建築物
東京都大田区にある池上本門寺(いけがみほんもんじ)を紹介する動画について
こちらは「TokyoStreetView - Japan The Beautiful」が公開した動画「The Sakura of Ikegami Honmon-ji - Tokyo - 池上本門寺 - 8K」です。
8Kの鮮明な映像で桜の季節の池上本門寺を紹介しています。
池上本門寺は「日蓮聖人ご入滅の霊場」として700年の歴史があり、日蓮宗の十四霊蹟寺院のひとつ、また七大本山のひとつとされており、「布教の殿堂」として布教活動をおこなっています。
境内には重要文化財に登録されている建物があり、春には絶景の桜のトンネルが楽しめます。
また、屋台も多く出る催し物の「御会式(おえしき)」には多くの人が参拝します。
こちらの記事では、池上本門寺の歴史やイベントのご紹介、交通アクセスなどの観光情報をご紹介いたします。
まずは、動画で五重塔がある境内に桜が咲く静かな時間をご堪能ください。
池上本門寺はどんな寺院?
写真:東京都・池上本門寺の桜
「日蓮宗大本山 長栄山 池上本門寺」は、鎌倉時代の仏教の僧の日蓮聖人が1282年(弘安5年)に61歳で入滅(臨終)した霊場とされています。
毎年10月11日・12日・13日は、日蓮聖人の遺徳を偲ぶ「お会式法要」がおこなわれます。
12日の夜には、約30万人の参詣者が訪れ賑わうことでも知られています。
毎年10月下旬より11月末まではお子様の七五三発育円満祈願も行われます。
総門から表参道に入り、九十六段の石段坂「此経難持坂」を登ると、長栄堂があり、さらにその先にある仁王門を過ぎると右手に五重塔があります。
動画の0:25からご覧になれる五重塔は、関東にある幕末以前の五重塔で最古の塔です。
高さ31.8メートルで、初層のみを和様とし、2層以上が唐様の折衷様式で、上層へ登るに連れて小さくならないことが特徴の貴重な塔建築です。
重要文化財に指定されています。
五重塔の先には大堂があり本殿が続きます。
手前左手には多宝塔があります。
多宝塔は、日蓮聖人御入滅の埋葬場所で、神聖な雰囲気に包まれています。
池上本門寺の桜の見頃はいつ?見どころは?
池上本門寺の境内には、約100本ほどの桜が植えられています。数は多くないものの、参道に咲く桜と仁王門、桜と五重塔のコラボレーションが楽しめるため、春には多くの人が訪れます。
例年の桜の見頃は、3月下旬から4月上旬にかけて。2024年の東京都の開花日は3月27日頃、満開日は4月5日頃と予想されています。
また、池上本門寺では毎年4月6日・7日に「春まつり」が開催されます。五重塔特別開帳のほか、模擬店やイベントなども催されます。関東大震災にも倒れなかった五重塔、期間限定で授与できる「五重塔お守り」は受験生にも人気なのだそう。
東京都大田区の池上本門寺の観光情報
写真:東急池上線・池上駅
池上本門寺への交通アクセスは、東急池上線「池上駅」から徒歩10分、都営浅草線「西馬込駅」から徒歩12分、JR京浜東北線「大森駅」より池上駅行きバスに乗り約20分の「本門寺前」で下車して徒歩5分です。
車で訪れる場合は駐車場もあります。
境内は広く、昭和の人気プロレスラー力道山さんのお墓もあり、地元の人はお散歩コースとしても利用しています。
池上本門寺のまとめ
写真:東京都・池上本門寺
こちらの「The Sakura of Ikegami Honmon-ji - Tokyo - 池上本門寺 - 8K」は、東京の歴史のある寺院を美しい映像で紹介しています。
池上本門寺のご利益は心願成就や厄除け、眼病といわれています。
これらのお守りや縁起の良い御朱印をいただくのもよいでしょう。
また池上本門寺を中心に多くの寺社仏閣があり、周辺の寺院を周る所用時間約2時間の七福神巡りも人気があります。
また、周辺の池上梅園、本門寺公園で癒しの時を過ごしてみてはいかがですか。
こちらの記事では池上本門寺の歴史や観光情報をご紹介しました。
動画はちょうど春の桜の季節に撮影されています。
五重塔をバックに桜が舞い散る美しい景色をぜひご堪能ください。
【公式ホームページ】池上本門寺
https://honmonji.jp/
【トリップアドバイザー】池上本門寺
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1066454-d1237077-Reviews-Ikegami_Hommon_ji_Temple-Ota_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html