島根県の「石見神楽大蛇」は神話世界を体験できる伝統芸能!色鮮やかな大蛇が舞台の上で大暴れする姿は必見!
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島根県の伝統芸能「石見神楽大蛇」の動画をご紹介
今回紹介する「Iwami Kagura Orochi - Shimane - 石見神楽大蛇」の動画には、島根県の伝統芸能である奉納石見神楽(いわみかぐら)の様子が収められています。
石見神楽の起源は1300年以上前にさかのぼります。
石見神楽の題材は、この地に伝わる日本神話のほか、日本書紀や古事記などです。
そんな石見神楽の中でも最も有名な演目が大蛇(オロチ)です。
この動画は、奉納石見神楽の公演の模様が30分以上に渡りご覧になれる貴重な映像となっています。
日本の伝統芸能を存分にお楽しみください。
動画で紹介されている石見神楽大蛇とは?
画像引用 :YouTube screenshot
奉納神楽神事というと厳かな伝統芸能というイメージが強いかもしれませんが、島根県の石見神楽はエンターテインメント性が高く、気軽に楽しめるのが魅力。
舞手や大蛇が動き回り、舞踊に合わせてテンポ良くお囃子が鳴り響く石見神楽大蛇の公演は、思わず引き込まれる面白さです。
動画の8:10から登場する大蛇の長さは17メートルとかなりの長さ。
この大蛇が8:55過ぎからは4匹現れ、狭い舞台の上をところ狭しと動き回り、華麗な演舞を披露します。
ちょうちんをヒントに作られたこの「ちょうちん蛇胴」の大蛇は、たたむと1メートル程度になるそうです。
動画で紹介されている「石見神楽大蛇」ってどんな物語?
画像引用 :YouTube screenshot
須佐之男命(スサノオノミコト)は出雲の国で、娘を八岐大蛇(ヤマタノオロチ)に取られたという老夫婦、足名椎(あしなづち)と手名椎(てなづち)に出会います。須佐之男命は大蛇退治をし、大蛇から出た剣を天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)として照皇大神(あまてらすおおみかみ)天に献上したのち、奇稲田姫(くしなだひめ)と結婚します。
こちらの動画では30分に渡りこの物語を演じています。
動画で紹介されている「石見神楽大蛇」の定期公演スポット
写真:石見神楽大蛇
伝統芸能の石見神楽大蛇は、島根県石見地方、大田市や浜田市などの観光スポットで鑑賞できます。
また、石見神楽の演目は大蛇のほかにも、恵比寿や八幡、能舞などがあります。
定期公演スケジュールや演目リストをチェックし、公演のある温泉津温泉龍御前神社や有福温泉、湯の町神楽殿、パレットごうつや石見小屋などへ足を運んでみましょう。
ほとんどの会場には駐車場があるので車のアクセスも可能です。
遠方からでも安心して観光に出かけられます。
島根県の「石見神楽大蛇」の紹介動画まとめ
画像引用 :YouTube screenshot
動画には、島根県で上演される伝統芸能、石見神楽大蛇の様子がたっぷり30分以上に渡って紹介されています。
多くの演者によって守り伝えられてきたすばらしい伝統芸能を鑑賞しに、ぜひ島根県へ観光旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。
【公式ホームページ】石見神楽公式サイト
http://iwamikagura.jp/