-
記事
-
伝統工芸
-
地域
-
季節
-
タグ
記事
-
動画記事 5:57
富山県高岡市の伝統工芸・高岡仏壇の「仏壇塗師」の職人魂を知る!美しき漆塗りの技法は天候により細かな調整が必要とされる匠の技が満載だった!
伝統工芸- 106 回再生
- YouTube
富山県高岡市の伝統工芸・高岡仏壇の職人「仏壇塗師」動画紹介 こちらは「ニッポン手仕事図鑑」が公開した富山県高岡市で伝統の高岡仏壇の製造販売・金箔修理を行う「京田仏壇店工房」を紹介した動画「仏壇塗師になる旅 / 京田仏壇店工房」です。 動画の0:30よりご覧になれる仏壇塗師職人の京田充弘さんにスポットを当てています。 ・日本の伝統工芸「仏壇塗師」はどんな仕事をしているの? ・日本の伝統工芸「仏壇塗師」の職人魂を知りたい! という方にオススメの約5分半の動画になっています。 こちらの記事では、仏壇塗師の京田充弘さんの手技と作品に対するこだわりを動画に沿って詳しく説明してきます。 日本の伝統工芸・高岡仏壇と「仏壇塗師」の歴史について 画像引用 :YouTube screenshot 高岡仏壇は富山県高岡市で江戸時代から作られている歴史のある仏壇です。 組み立て式の仏壇で、金箔押しをふんだんに使用する特徴があります。 仏壇に使われている伝統工芸・漆塗り(うるしぬり)の技法は、仏教と一緒に中国から伝わり、仏像の塗り、矢じりの接着や鎧の錆止めなどに使用されています。 日本の伝統工芸・仏壇塗り職人「京田充弘」さんの話 画像引用 :YouTube screenshot こちらの動画では、仏壇制作の重要な工程である木地と塗りの両方を手掛ける仏壇塗師の京田充弘さんの手仕事の様子とインタビューが紹介されます。 仏壇漆塗りの工程について、2:18から京田充弘さんによる説明があります。 天気予報で予測して調整したうるしを塗り、次の日に状態を確認してさらに調整してから本番のうるしを塗るという工程を経ないと100%の仕事はできないと職人の京田さんは語ります。 うるしを環境に合わせて毎日調整し続けることが仏壇塗師にかかせない仕事です。 この調整がうまくいかないと刷毛目が残り、次の研ぎの工程に時間がかかってしまいます。 伝統工芸職人の技にテキストはなく親方からも言葉では伝えられないので、自分で試して失敗を繰り返して勉強するしかない世界です。 京田充弘さんは大学で漆塗りの理論を習ったことで、手を動かしたときに先生が言っていたことはこういうことだと納得するそうです。 職人として挑戦しやり続けないと絶対にうまくならないと情熱的に語ります。 日本の伝統工芸・高岡仏壇「仏壇塗師」の特徴と魅力のまとめ 画像引用 :YouTube screenshot こちら動画では、高岡仏壇の仏壇塗師の匠の技と職人魂を見ることができます。 堅牢な仏壇は丁寧な修理をすることで何代にも受け継いでいくことが可能です。 日本の伝統工芸は、継承する職人がいて、仕事へのこだわりとたゆまぬ努力があってこそ守られることを約5分半の動画で知ることができますので、ご興味のある方は是非ご覧ください! 【公式ホームページ】仏壇塗師|京田仏壇店工房 | ニッポン手仕事図鑑 https://nippon-teshigoto.jp/local/toyama/buddhist_altar_nurishi -
動画記事 4:03
伝統工芸「井波彫刻」の作業工程動画!木彫刻のまち富山県南砺市の職人が作り上げる芸術品・美術品をご覧あれ!
伝統工芸- 561 回再生
- YouTube
富山県南砺市の伝統工芸「井波彫刻」動画紹介 この動画は「伝統工芸 青山スクエア」が制作した日本の伝統工芸「井波彫刻」を紹介した動画「手技TEWAZA「井波彫刻」Inami Wood Carving」です。 日本の伝統工芸「井波彫刻」の起源は、明徳元年(1390年)頃にまで遡ります。 京都の本願寺五代裃如上人は後小松天皇の勅命より、富山県に伊波別院を創設しましたが、焼失した瑞泉寺本堂再建のために、彫刻を掘るための宮大工たちを京都の本願寺より加賀藩(今の石川県〜富山県にかけて)に呼び寄せました。 これが井波彫刻の起源とされています。 昭和に入ってからも伊波の寺社彫刻は盛んで、現在では文化庁が策定する日本遺産にも選ばれているほど伝統のある大切な日本の文化です。 この動画では、そんな歴史ある井波彫刻の職人による作業工程や井波彫刻へこだわりを紹介しています。 完成した井波彫刻はまさに芸術品・美術品のような逸品です。 富山県南砺市は木彫刻のまち 画像引用 :YouTube screenshot 現在の富山県南砺市(なんとし)は、名工らの子孫によって職人の匠の技が継承されています。 彫刻作品は時代とともに寺社仏閣の装飾品にとどまらず、日本家屋に欠かせない豪華な欄間(らんま)や表札または独自の芸術品・美術品へと移り変わりを見せます。 今でも日本の伝統文化として、多くのファンを魅了しています。 富山県南砺市井波彫刻の制作工程 画像引用 :YouTube screenshot 井波彫刻の材料は楠や桐などの高級な木材です。 作業工程は以下のようになります。 下絵(動画 0:38) ↓ 粗落し(動画 1:02) ↓ 粗彫り(動画 1:25) ↓ 仕上げ彫り(動画 2:05) 約200種類以上のノミや彫刻刀を使う文字どおりの「匠の技」です。 井波彫刻の職人は動画の2:11より、「井波彫刻は最後のひと削りまでノミで作り上げていく作業で、細かな線まで際立たせるために集中力を保ち続ける必要があります。」と語っています。 富山県南砺市の宮大工によって受け継がれる日本文化の匠の技 画像引用 :YouTube screenshot 宮大工の彫物師というのは大工の世界でも位が高く、特に高い技術が必要とされています。 このため、本来は神棚、雲棚などの寺社に収める装飾品として発展してきました。 豪華絢爛で力強い作風は、宮大工時代に日本の古代神話や仏教伝来をモチーフにした作品を主として手がけていたからだと考えられます。 富山県南砺市井波彫刻紹介まとめ 富山県南砺市の井波彫刻は昭和22年に「井波彫刻共同組合」が結成され、地場産業として発展しました。 そして昭和50年には通産大臣によって伝統工芸品の指定を受けます。 現代の職人たちは、工芸品だけでなく日展(日本美術展覧会)などにも作品を出品し、日本文化のレベル向上に貢献しています。 富山県で培われてきた匠の技は伝統となり欄間(らんま)をはじめとして獅子頭、天神様、衝立、パネルなどの作品に活かされています。 こちらの動画はそんな井波彫刻の作業工程がご覧になることができる貴重な映像となっています。 日本に古くから伝わる歴史ある職人技・匠の技を動画で堪能してください。 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 3:09
富山県高岡市の伝統工芸品「高岡銅器」の作業工程が分かる貴重な動画!400年の歴史を持つ工芸品は芸術品・美術品として世界でも人気ある逸品
伝統工芸 芸術・建築物 歴史- 598 回再生
- YouTube
富山県高岡市の日本の伝統工芸・高岡銅器とは こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が制作した、富山県高岡市の伝統工芸「高岡銅器」の紹介動画「手技TEWAZA「高岡銅器」Takaoka Copper Casting」です。 富山県高岡市の高岡銅器とは江戸時代の加賀前田藩の前田利長が鋳物(いもの)の発祥地とされる京都の丹波から7人の鋳物職人を招いて工場を開いたことが起源とされています。 高岡銅器では主に仏像や銅像、花瓶、香炉、梵鐘、など仏具に関連する製品を作ることが多く、ほとんどの製造工程が職人による丁寧な手仕事で行われ、その匠の技は日本の伝統工芸文化として海外でも高く評価されています。 富山県高岡市にある大佛寺の高岡大仏は高岡銅器職人の技術の結晶と言われています。 この動画は高岡銅器の作業工程が紹介された貴重な映像となっています。職人の匠の技を心ゆくまで堪能できる動画をお楽しみください。 日本文化の至宝「高岡銅器」の工程 画像引用 :YouTube screenshot 「高岡銅器」は基本的に金属を高温で溶かし、型に流し込んで目的の形状にする「鋳物(いもの)」という技術で生産されます。 日本の鋳物技術は世界的にも高いと評判で、中でも富山県高岡市の鋳物技術は国際的な名声を得ています。 では、動画でも紹介している高岡銅器の作り方を簡単に説明していきましょう。 1.原型制作(動画0:18~) 設計図を元に木材、石膏、粘土、樹脂などを使って原型を制作します。この原型が最終的な作品のグランドイメージになります。 2.鋳型造形(動画0:29~) 原型に耐火性のある素材を使い、銅を流し込むための鋳物を作ります。この工程が最も重要といわれています。鋳物砂で作る鋳型は精密な職人技です。 3.精錬、溶解(動画0:44~) 不純物を取り除き、金属の純度を上げる工程を精錬と言います。精錬された金属は高温で溶かされ液体化します。溶けた銅合金の1200度に達します。 4.鋳込み(動画1:00~) 精錬、溶解した銅を鋳物に流し込む作業です。 5.型外し(動画1:23~) 鋳物の中で冷え固まった銅を鋳物から外し仕上げ作業に入ります。 6.研磨(動画1:48~) 研磨により綺麗に磨かれます。 7.着色(動画2:05~) 着色や象嵌細工などが施され完成です。 動画の1:31より高岡銅器職人は「発注者の方の思いが伝えられ、愛される仏像やモニュメントになってほしいとまず考えている」と語ります。 パリ万国博覧会で世界的な人気を博した「高岡銅器」の芸術品たち 画像引用 :YouTube screenshot 高岡銅器でつくられた仏像や花瓶などの美術品の数々はパリ万国博覧会に出品され、世界でもその名が知られるようになりました。 こうした工芸品たちが見事な造形なのは鋳物に彫金を施す「唐金鋳物(からかねいもの)」を生産したことで発達してきたからです。 富山県高岡市では今も時代を超え、かつての名工たちの子孫が伝統工芸の技術や手技を受け継いで数々の芸術品を世に送り出しています。 匠の技、丁寧なて仕事による美術品「高岡銅器」のまとめ 画像引用 :YouTube screenshot 日本の伝統工芸「高岡銅器」ではこの全て工程を今でも職人による丁寧な手仕事で生産されています。 高岡銅器職人は動画の2:26より「400年の歴史ある積み重ねられた技法を次の世代に繋げていきたいと語っています。」 この貴重な日本文化の継承のため、高岡市では高岡銅器の体験教室などを開くなどして後進の指導にあたっています。 高岡市美幸町には、高岡銅器展示館があり、実際に商品を目にして購入することができます。大型ブロンズ像は数百万円の値が付くものもあります。 また、高岡銅器の製品は楽天やamazon(アマゾン)などのインターネット通販でも購入可能で、おちょこや置物、文鎮、仏具のおりんなどがあり、特に株式会社竹中銅器の商品が人気があります。 この株式会社竹中銅器は高岡市の「国宝 瑞龍寺」に実物の100分の1のサイズの青銅鋳造模型を寄贈しました。 「国宝 瑞龍寺」は、瑞龍寺をライトアップする春のイベントが人気で、織田信長公父子の分骨を迎えて霊を慰めた織田信長公御分骨廟がある高岡市での人気の観光スポットのひとつです。 「国宝 瑞龍寺」から八丁道という石灯篭が続く道の先に、高岡銅器の歴史に大きく関わった前田利長の墓もあります。 近年では、高岡銅器協同組合の組合加盟の9社が、オリジナルの「高岡風鈴」を制作し、高岡市の高岡地域地場産業センターや高岡御車山会館、工芸品を扱うショップなどで販売することがニュースにもなりました。 【公式ホームページ】株式会社 梶原製作所 http://kajihara-ss.com/ 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/