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動画記事 18:53
江戸木彫刻は繊細な彫りと流麗な美しさの特徴を持つ東京の伝統工芸品。職人の手技と誇りで伝統工芸を守り、今もなお日本の文化的建築を支えている。
伝統工芸- 98 回再生
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江戸木彫刻は、繊細な彫りと流麗な美しさの特徴を持つ、東京の伝統工芸 こちらの動画は「NipponTsuTV」が公開した「江戸木彫刻❖日本の伝統工芸【日本通tv】」です。 動画の0:24からのインタビューに答えている後藤流江戸木彫刻三代目の岸本忠雄(後藤祐浩)さんは日本木彫連盟江戸木彫刻の代表顧問を務めたことのある、江戸木彫刻の名職人。 成田山新勝寺総門の文字彫刻や、両国国技館のなどの文化的建築彫刻を手がけ、黄綬褒章も受章しています。 岸本忠雄さんの芸術品・美術品のように美しい作品の数々は動画の1:10と17:23よりご覧になれます。 岸本忠雄さんの工房は、毎日木の心地よい香りと、手仕事によるトントントンというリズミカルな音に包まれます。 匠の技で伝統工芸を生み出す様子を、動画で体験してみましょう。 江戸木彫刻の制作工程 画像引用 :YouTube screenshot 日本伝統の江戸木彫刻の材料・原料には、ケヤキやサクラ、ヒノキなどを使用。 用途に合わせ、鋸(のこぎり)で切り出された木材には下絵が描かれます。 次にノミを当てて玄能や木槌で打っていくことで、余分な箇所が削られていきます。 この工程を荒彫りといいます。 動画内で岸本忠雄さんが披露しているは中彫りです。 ノミと彫刻刀で模様を彫っていき、仕上げ彫りで細かいところまで丁寧に彫り上げていきます。 とりわけノミや彫刻刀の種類は多く、200~300種類を駆使します。 他にも鏨(たがね)や鉋(かんな)なども使用します。 岸本忠雄さんはそれらを小道具と呼んで大切に使用し、手入れを怠ることがありません。 小さな心がけが伝統工芸や伝統文化である江戸木彫刻を守っています。 伝統工芸である江戸木彫刻の歴史 写真:栃木県・世界遺産の日光東照宮 伝統工芸である江戸木彫刻の歴史・起源は、江戸時代、徳川幕府が繁栄した頃から始まります。 日本各地の優れた大工たちが、参勤交代などの要因で江戸に集まり、腕を競い合うように江戸木彫刻が生産されるようになりました。 世界遺産である日光東照宮の陽明門は、江戸時代の大工の技が総結集された傑作です。 やがて仕事の一環として彫刻を施していた大工の中から、木彫刻を専門とする堂宮彫師や社寺彫刻師が誕生します。 仏像を彫る仏師が、ノミと小刀を使用する作り方なのに対し、彼らは小刀を使用しない技法で、江戸木彫刻を発展させました。 寺院の建築彫刻や山車、神輿の装飾などさまざまです。 文化財にもなっている神社仏閣でも、江戸木彫刻の作品を見ることができます。 明治時代になると、職人たちは伝統工芸の概念に固執せず、西洋彫刻にも取り組むようになりました。 西洋建築の国会記事堂の内装にも江戸木彫刻が施されています。 そして、岸本忠雄さんもその内装に携わっており、日本文化との融合を実現させています。 岸本忠雄さんは、動画の中でこう語ります。 「仕事をして、お客さんに喜ばれる。それが一番楽しくて、やりがいであり生きがいです。」 伝統工芸である江戸木彫刻紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 職人の手技と誇りこそが日本の伝統文化、伝統工芸を守り、日本の文化的建築を支えているのでしょう。 皆さんも日本の伝統工芸品に触れてみてはいかがですか。 -
動画記事 4:54
日本各地で古くから継承されてきた職人技が込められた「伝統的工芸品」とはどんなもの?日本国内に数ある芸術的な「伝統的工芸品」の匠の技をチェック!
伝統文化 伝統工芸 歴史- 54 回再生
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伝統的工芸品を紹介する動画をチェック! こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」による「伝統的工芸品「匠の技」伝統工芸 青山スクエア」です。 伝統的工芸品とは、各地の職人が匠の技で手作りする伝統的技術または技法のことをいい、英語では「Traditional crafts」と呼びます。 「伝統工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」で定められており2020年2月時点で指定されている品目は230品目です。 多くの伝統的工芸品の技術は、時代を超えて100年以上継承されてきました。 伝統的工芸品産業振興協会による伝統的工芸品の全国大会「KOUGEI-EXPO」は、2020年には京都を舞台にオンラインで開催されました。 動画で紹介されている伝統的工芸品とは? 写真:陶芸 伝統的工芸品とは長年受け継がれている技法で作られる工芸品のことで、製造過程の主要部分が手作りなのが特徴です。 伝統的工芸品は、さまざまな工芸品のことを指す伝統工芸品とは少し意味が違い、国によって明確に指定された品目のみを指します。 伝統的工芸品にほかにも以下のような条件があります。 ・日常生活に使われるアイテムであること ・一定の地域で産地を形成していること ・伝統的に使用されてきた原材料を使っていること ・伝統的技術または技法を使っていること 動画で紹介されている伝統的工芸品の分野とは? 写真:職人が作る手漉き和紙 伝統的工芸品の分野は以下のように分類されています。 ・織物 ・染色品 ・その他繊維品 ・陶磁器 ・漆器 ・木工品 ・竹工品 ・金工品 ・仏壇 ・仏具 ・和紙 ・文具 ・石工品 ・貴石細工 ・人形 ・こけし ・その他工芸品 動画で紹介されている伝統的工芸品の種類とは? 写真:津軽焼のお盆 こちらの動画に紹介されているのは、以下の伝統的工芸品です。 ・青森の「津軽塗」 [動画: 0:32~] ・大分の「別府竹細工」 [動画: 1:18~] ・島根の「石州和紙」 [動画: 2:01~] ・兵庫の「丹波立杭焼」 [動画: 2:42~] ・神奈川の「鎌倉彫」 [動画: 3:22~] ・石川の「山中漆器」 [動画: 4:05~] 日本国内にはほかにも多くの伝統的工芸品があります。 伝統的工芸品の紹介動画まとめ 動画には、フォトジェニックな雰囲気の伝統的工芸品がたっぷりと紹介されています。 動画で紹介されているような伝統的工芸品の多くはウェブショップ・オンラインショップでも購入できます。 日本の歴史と伝統が詰まった工芸品は実際に体験することができるのもあります。 気になる工芸品があれば是非チェックしてください。 【公式ホームページ】伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 4:05
江戸時代から続く日本伝統の「あめ細工」制作工程を実演!かわいい招き猫の飴がなんと4分間で仕上げる職人の技を動画で体験!
グルメ- 233 回再生
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日本伝統を継承する「あめ細工 吉原」の技法を紹介する動画について 藤巻百貨店が制作した『「あめ細工 吉原」の飴細工ができるまで』は、東京都文京区にある「あめ細工 吉原 千駄木本店」の職人が招き猫をつくる工程を実演する動画です。 こちらは4分ほどの動画で、「日本伝統の「あめ細工」はどんな風に作られるの?」「日本伝統文化の「あめ細工」の歴史や文化について詳しく知りたい!」という方にオススメとなっています。 この記事では、日本で江戸時代から大道芸として親しまれてきたあめ細工の歴史と文化について紹介するほか、動画に沿って、招き猫が匠の技により完成するまでの工程を説明していきます。 動画で紹介されている東京文京区にある飴細工工房の「あめ細工 吉原」は、世界中で人気で外国人にも注目されており、お店では実演販売をしているほか体験も可能です。 日本伝統のあめ細工の起源は江戸時代から 写真:飴細工 あめ細工は江戸時代の書物にその姿が残されていることから、江戸時代にはすでにあったと考えられています。 それから現代まで、お祭りの屋台や縁日やイベントなどで、縁起物の動物や植物を飴でつくりあげる実演販売がおこなわれ、子どもを中心に楽しまれてきた伝統があります。 東京下町にある飴細工の店「あめ細工 吉原」は、日本の伝統工芸として技術を継承するだけでなく、細工菓子として味にもこだわり高い評価を受けています。 日本の伝統工芸「あめ細工」の招き猫の作り方 画像引用 :YouTube screenshot あめ細工の生産は全て職人の手仕事により作られています。 1、 原料・材料である飴を熱してやわらかくなったところで、よく練ることで飴に空気の層が入っていきツヤを出します。(動画0:05~) 2、 飴が白くなったら、シワを取り、丸くして棒につけてから形作りがスタート。(動画0:56~) 画像引用 :YouTube screenshot 3、 手や握りハサミをつかい耳や鼻、尻尾や招き猫の特徴である腕を作ります。 飴が冷えて固まる3分以内に招き猫の形を作る必要があります。(動画1:12~) 4、装飾品のハートをバナーで溶かして付けます。(動画2:06~) 画像引用 :YouTube screenshot 5、最後に顔を描く色付けをおこないます。(動画2:43~) 6、完成になります。(動画3:53~) 日本の伝統を継承する「あめ細工 吉原」の情報 飴細工の店「あめ細工 吉原」は、日本で初めてあめ細工を実演販売する常設店として2008年にオープンしました。 通販もおこなっており、人気の種類のウサギやパンダ、フクロウ、柴犬などデザインの飴を購入することができます。 価格はミニサイズで700~1000円ほどですので、ちょっとしたプレゼント、ギフト、お土産にもぴったりです。 オーダーメイド制作や、出張実演販売も行っています。 また、「あめ細工 吉原 ワークショップ谷中店」では体験ワークショップもおこなっており、1時間で3本のあめ細工を作り、持ち帰ることができます。 日本の伝統工芸を継承する「あめ細工 吉原」の実演の魅力まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 動画の実演では、職人が説明しながら、芸術品・美術品と言えるような作品の「招き猫」を仕上げていきます。 実演販売ではこういった会話も楽しみのひとつです。 こちらの動画では4分ほどで、招き猫ができあがるまでの工程を解説付きで知ることができるので、ご興味のある方は是非ご覧ください。 ◆あめ細工 吉原 千駄木本店 店舗概要情報紹介◆ 【住所】〒113-0022 東京都文京区千駄木1丁目23-5 巴ビル1F 【交通アクセス】東京メトロ千代田線 千駄木駅より徒歩3分 【営業時間】平日 13:00~18:00(実演販売は17:00まで)、土日祝 10:00~18:00(実演販売は17:00まで) 【定休日】火曜日(祝日は営業) 【駐車場】無し。近隣にコインパーキングあり。 【電話番号】03-6323-3319 【公式ホームページ】あめ細工吉原 https://ame-yoshihara.com/ -
動画記事 1:59
可愛らしい風貌は海外のお土産やコレクションとしても大人気の「こけし」。日本に古くから伝わる宮城県の伝統工芸品を愛する強面の職人が語るこけしへの愛。
伝統工芸- 282 回再生
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宮城伝統こけし紹介動画について こちらの動画は「東北STANDARD」の制作した、東北に古くから伝わる伝統工芸品「宮城伝統こけし」を紹介した「東北STANDARD 07 宮城県 仙台こけし」です。 宮城伝統こけしの歴史、起源は古く、江戸時代の中期以降に東北地方の温泉地のお土産として生まれました。 宮城県内には、鳴子こけし(なるここけし)、作並こけし(さくなみこけし)、遠刈田こけし(とおがつたこけし)、弥治郎こけし(やじろうこけし)、肘折こけし(ひじおりこけし)の5つ種類の伝統こけしがあり、製作者により形や描かれる彩色が異なります。 画像引用 :vimeo screenshot この動画で紹介されている、宮城県仙台市秋保温泉にある「秋保工芸の里」のこけし工房「玩愚庵」のこけし工人・鈴木明さんは、明治時代のこけし職人「高橋胞吉(たかはしえなきち)」の制作した「胞吉こけし(えなきちこけし)」の復元に取り組んでいます。 インタビューでは、鈴木明さんの作るこけしの特徴や、受け継がれてきた伝統について語っています。 昔から変わらぬ、日本伝統文化をこの動画で堪能してください。 仙台こけしとは 写真:こけし こけしとは、一般的には球形の頭と円柱の胴のシンプルな形の木製の人気の玩具で、女の子の人形遊びや、おままごとの道具として使用され販売されている為、胴体部分は子供でも握りやすい形状に作られています。 こけしの語源のひとつとして言われているのが、“こふけし”という鳴子周辺での呼び名です。 こけしには地域によっては、「きぼこ」「でく」「こげす」「ほうこ」など様々な呼び名があり、こけしにも「木偶子、木形子、木芥子、木削子、小笥子」など多くの当て字がありました。 昭和15年(1940年)に開催された、東京こけし会総会「第一回現地の集まり・鳴子大会」で研究家や工人たちが議論の末、“こけし”との名前で統一されました。 画像引用 :vimeo screenshot この動画でご覧になれる鈴木明さんの作るこけしは「作並こけし」で、その中の「仙台こけし」に分類されています。 インタビューの0:33から語られているように、仙台こけしの特徴は胴体の下部が持ちやすいように、くびれており、赤と黒のシンプルな色使いです。 先代から伝わる伝統的な形をこけしの他に、鈴木明さんは動画の0:57から紹介されている「百想こけし」などの可愛らしいこけしを作り分けています。 古くから伝わる伝統の技法、技術で作られる当時から変わらぬ形状のものから、現代の文化に合わせた形状と、時代に合わせて幾つもの作品が作られています。 こけしの作り方 こけしは、主にミズキやイタヤカエデの木が原料・材料として、職人の手仕事による匠の技で作られます。 生産工程1 玉切り、木取り 乾燥した木材適度な寸法に整えることを玉きり、こけしを作るために適した形に製材することを木取りと言います。 のこぎりなどで木を切り、角を落としたりして円筒形にし、こけしの原型を作ります。 画像引用 :vimeo screenshot 生産工程2 木地挽き(動画 0:14~) 頭の部分と、胴体の部分をろくろに取りつけ、それぞれカンナで削ります。 生産工程3 仕上げ挽き 木地挽きである程度の形に削られたら、バンカキという仕上げ用のカンナで削って形を整えます。 続いて、サンドペーパーでさらにきめ細かく、なめらかに仕上げます 画像引用 :vimeo screenshot 生産工程4 絵付け(動画 0:41~) ろくろを回しながら胴体に線を書いたり、顔を丁寧に書いていきます。 生産工程5 完成 頭に穴を開けて、胴体と繋げます。 その他のこけし情報紹介 写真:こけしの絵付け体験をする子供 鳴子こけしの産地の鳴子温泉では、日本各地の伝統こけしが勢ぞろいする「全国こけし祭り」が開催され、フェスティバルパレードや、こけしの制作実演展示即売会が行われます。 また宮城県仙台の「こけしのしまぬき」では、東北地方の様々な民芸品、工芸品を取り扱っており、こけしの絵付け体験もあります。 伝統のこけしを缶に詰めた「こけし缶」や、災害に備え胴体が光る「明かりこけし」など様々なこけしグッズが販売されています。 「こけしのしまぬき」で取り扱っている商品は、オンラインショップ(通販)での購入も可能です。 他にも人気のこけしグッズは、紙製のご当地こけしクリップや、マスキングテープ、こけしキーホルダー、お菓子のこけしボーロがあります。 また、宮城県の方言を話すユニークなキャラクター「仙台弁こけし」も人気で切手やLINEスタンプも販売されています。 「仙台弁こけし」の巾着は女優の石原さとみさんが使用していることで注目を浴びました。 仙台こけし紹介動画まとめ 画像引用 :vimeo screenshot 鈴木明さんはインタビューの1:24より、「昔からのものをただ受け継ぐだけでは、伝統を守れない。 どんどん新しいものに挑戦して伝統を守る」と語っています。 子どもの玩具としての古くから親しまれてきたこけしですが、現在では、芸術品、美術品として海外へのお土産や収集品としても人気があります。 この記事と動画をご覧になって、東北こけしに興味を持たれた方は、鳴子町にこけしの博物館「日本こけし館」があります。 こちらに訪れてみるのもおすすめです。 この動画でインタビューに答えている鈴木明さんは一見強面の風貌ですが、こけしへの愛情が約2分の中にたっぷり詰まっています。 きっとこの動画を見終わった時、あなたもこけしの虜になっているでしょう。 秋保工芸の里 玩愚庵こけし屋 http://www.city.sendai.jp/kankokikaku/akiukoge/koge/ganguan.html -
動画記事 9:42
まさに職人技!江戸箒(江戸ほうき)の作業工程は一瞬たりとも目が離せない!10年は使える東京の名品はこうやって生まれていた!
伝統工芸 日本人・著名人- 418 回再生
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江戸箒(江戸ほうき)職人の作業工程紹介について こちらは「edocore4117」の制作した、江戸川区指定文化財に認定された日本伝統の箒(ほうき)職人・新井ほうき店の新井克己さんの江戸箒(江戸ほうき)の作業工程を紹介した動画です。 江戸から伝わる伝統工芸として新井克己さん自身は二代目になり、60年もの間この江戸箒を作り続けています。 現在、東京において、箒職人(ほうき職人)は、この新井克己さんと江戸箒老舗 白木屋傳兵衛の職人の二人しかおらず、数少ない江戸箒の伝統工芸文化を現代に伝える人物と言えます。 動画では黙々と作業する箒職人の新井克己さんが紹介されています。 その手仕事・職人技は目を見張るものがあります。 古くから受け継がれた伝統を守る職人の技を是非ご覧ください 江戸箒とは(江戸ほうきとは) 画像引用 :YouTube screenshot 江戸箒の歴史・起源は古く、天保元年(1830年)創業の白木屋中村傳兵衛商店がホウキモロコシと呼ばれるイネ科の植物を原料に、江戸後期に作られたのが始まりと言われています。 江戸の江戸箒職人(江戸ほうき職人)たちはより軽く、しなやかに使いやすく改良していきました。 箒(ほうき)は屋外を履く「庭箒」と、屋内を掃く「座敷箒」の大きく2種類に分けられます。 昔の日本の暮らしでは、どちらの箒も一家に一本は必ずある必需品でした。 東京江戸川区周辺だけでも40、50軒も箒屋がありましたが、掃除機の普及や和室の減少により現在のように衰退していきました。 約200年と続く、歴史的伝統工芸の文化は新井克己さんのもとへと受け継がれています。 江戸箒の作り方は?作業工程は? では、この動画もメインとなっている江戸箒の製作工程についてご紹介します。 まずは、材料となる国産のホウキモロコシをほうき職人が上草と並草に選別します。 この選別作業が仕上がりに大きく影響することから、非常に時間をかけて行われます。 その後はホウキモロコシを水につけ穂先を柔らかくします。 茎には麻の糸を巻き、皮穂を周りにキツく縛っていくという工程を踏みます。 画像引用 :YouTube screenshot まずは、選別したほうき草を一定の量で束ね、それを複数用意します。 それを串に通して固定し、編み上げます。 こちらは動画の0:21よりご覧になれます。 ほうき草は一本一本が太さ・風合いも異なるため、それらを職人が自らの手の感覚で選別して、このように編み上げていくのです。 動画を見ると一見簡単そうに見えるかもしれませんが、職人にしかできない作業なのです。 編み上げが終わると、長柄を付けてます。 こちらは動画の4:55よりご覧になれます。 外れることの無いようにしっかりと結び、時にはハンマーで叩きながら調整していきます。動画の5:54をご覧ください。 紐と針金の巻き付け作業は非常に力がいる工程だと映像からもわかります。 これら全ては江戸箒職人(江戸ほうき職人)の手作業で行い、串型と呼ばれる装飾も手編みで行います。 作業工程の全てで伝統工芸の文化を受け継ぐ匠の技が光ります。 江戸箒職人(江戸ほうき職人)としての考え 江戸箒の製作には体力が必要になり、大変な力仕事になります。 「江戸箒職人(江戸ほうき職人)」という立場について新井克己さんは「なかなか難しい。箒職人と言われているけど、自分じゃなかなか職人とは思っていない。」と考えているそうです。 箒(ほうき)にとって逆風の時代 写真:ルンバ 昭和40年代には電気掃除機が普及し始め、現在ではルンバなどの自動掃除機が登場しました。 これらは箒という伝統工芸文化においては非常に逆風な時代と言えます。 しかし、近年では江戸箒をギフトやプレゼント・海外へのお土産として贈られることも多く、江戸箒職人(江戸ほうき職人)の箒であることの商品価値が芸術品・美術品と言われるほど高まっています。 江戸箒職人(江戸ほうき職人)紹介まとめ 掃除機がある現代でわざわざ伝統工芸文化の江戸箒を使うメリットは何でしょうか。 それは、第一に静かであること。 第二に畳や隙間などの汚れに強いこと。 第三に江戸から続く文化を感じられることです。 伝統工芸でもあり、10年は使い続けることのできる江戸箒が見直されているのです。 この動画をご覧になって江戸箒が気になった方はamazon(アマゾン)や楽天などのインターネット通販でも購入可能となっていますので、お探しになられてはいかがでしょうか。 江戸長柄箒・おてがる箒・棕櫚箒(しゅろほうき)・不精箒などの種類があり、数千円から数万円の価格で取り扱っています。 皆さんも江戸文化から使わる伝統工芸「江戸箒」を使ってみてはいかがでしょうか。 -
動画記事 2:35
真っ赤な彩色が印象的な会津張り子の赤べこは400年の歴史ある民芸品。誰もが知っている福島県会津の工芸品には、職人のこだわりがたっぷりと詰まっていた!
伝統工芸 日本人・著名人- 505 回再生
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福島県会津の伝統工芸品・会津張り子とは こちらの動画は「東北STANDARD」が制作した、赤べこ発祥の町の会津が誇る伝統工芸品「会津張り子(会津張子)」の職人を紹介した動画「TOHOKU STANDARD 03 FUKUSHIMA PREFECTURE AIZU HARIKO」です。 会津張り子の歴史・起源は古く、今から約400年前の戦国時代に、豊臣秀吉に仕えていた東北地方の福島県会津の領主「蒲生氏郷公(がもううじさと)」が、京都から人形師を招き、下級武士たちに技術を取得させて、庶民の産業振興の糧にした日本の伝統工芸品・郷土玩具・民芸品です。 会津若松駅前には、巨大な赤べこが飾られているほど、地元に根付いた伝統工芸品・郷土玩具・民芸品となっています。 会津で赤べこが親しまれているのは、約1200年前に建造された日本三大虚空蔵尊の一つ、圓藏寺に伝わる赤毛の牛の群れが、本堂再建の手伝いをしたという「赤べこ伝説」が語り継がれている為、と言われています。 この動画では、そんな会津張り子(会津張子)の二人の職人が、会津張り子の歴史や伝統、こだわりについて語っています。 真っ赤な会津張り子の美しさは、まさにアートとも言える芸術品!動画でその会津張り子の美しさ堪能してください。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子職人が語る伝統工芸品へのこだわり 画像引用 :vimeo screenshot 張り子(張子)とは、竹や木などで組んだ枠に紙などを張りつけ成型するもので「はりぼて」とも言われています。 日本の有名なお祭り「ねぶた祭り」の山車燈籠もこの技法で作られています。 張り子の技術は2世紀に中国で始まり、アジアなど各国に伝わったと言われています。 この張り子の民芸品・郷土玩具は日本全国にあり、岩手県の「六原張り子」、宮城県の「首振り仙台張子」、福島県の「三春張子」「犬張り子」、山形県の「山形張子」、栃木県の「黄鮒」、群馬県の「高崎招き猫」、埼玉県の「川越だるま」、東京都の「江戸犬張子」、静岡県の「浜松張子」、富山県「紙塑人形」、兵庫県の「神戸須磨張り子」、岡山県の「道楽かん工房」、広島県の「宮島張り子」、香川県の「高松宮内張子」、高知県の「張子鯨車」、高知県の「土佐和紙漆喰張り子」、沖縄県の「琉球張子」があります。 会津張り子は真っ赤な彩色が特徴的で、主に子育て、開運、商売繁盛、五穀豊穣を祈願して作られています。 この動画でインタビューに答える二人の会津張り子職人は、赤べこの販売店「野沢民芸」の作家「豊琳」さんと、その娘さんの「早川美奈子」さんで、親子二代に渡って会津張り子を作っています。 「会津張り子の赤べこ職人は昔は30人ほどいたが、どれも形が違い、一貫したこだわりで50年同じ物を作ってきた」と、インタビュー動画の0:33より「豊琳」さんは語っています。 しかし、動画の1:48より、「早川美奈子」さんは「受け継がねばならない部分も必要だが、新しいものを取り入れて、いろいろな人に支持されて産業として生き残ることも大切」「時代の生活に合わせて変化してもいいが、本質的なものは残っていることが望ましい」と語ります。 伝統は守らなければいけないが、後継者不足や伝統の衰退など、現実的な問題で新しい風を吹き込まなければいけないという、職人の葛藤がインタビューからも伝わってきます。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子の作り方・制作工程 画像引用 :vimeo screenshot この動画ではインタビューと共に、赤べこを作る様子も動画の0:31よりご覧になることができます。 この記事では一般的な赤べこ張り子の制作方法を紹介させていただきます。 全て手作業で行う職人技は見逃せない! 材料:紙、土、木、わら、竹など 1.木型の形を作り、その木型に和紙を何枚も糊で貼りつけて乾燥させます。(動画:0:31~) 2.糊が乾いたら、背や腹を小刀で切り開き、木型を取り出します。 3.木型を取り出したら、もう一度切った和紙を張り合わせ、特殊な塗料で下塗りをします。 4.赤い染料などで上塗りをして色をつけます。(動画:0:53~) 5.墨などを使い、模様をつけます。(動画:1:26~) 6.最後に頭部の取り付けをして完成です。(動画:1:45~) 動画の1:22でご覧になれる、ズラリと並ぶ完成した真っ赤な赤べこは圧巻です。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子・野沢民芸の取り扱い商品 画像引用 :vimeo screenshot この動画で紹介されている野沢民芸では、さまざま商品を取り扱っています。 動画の0:02より紹介されている、震災の復興を願い新しく作った色鮮やかな民芸品の「願い玉」、ねずみ・猪(イノシシ)などの十二支(じゅうにし)の動物を模した「干支張り子」は首振り招福など、様々な種類が毎年販売されます。 2018年の戌年には「ざるかぶり犬」が人気となりました。 ニワトリの中にひよこ、ひよこの中に卵の入った「マトリョーシカ」、ウェディングドレスとタキシードに身をつつんだ新郎新婦の「起き上がり小法師(こぼし)」の「ウェディングこぼし」、「会津天神」、震災復興で作られた、転がしても転がしても小さなカラダで元気に立ち上がる起き上がる小法師(こぼし)「復興丸、福枡」、そして定番の「赤べこ・福べこ・千両べこ」、「お面」「おかめ」「ひょっとこ」などがあります。 これらの商品はamazon(アマゾン)や楽天のインターネット通販でも購入可能です。 赤べこ発祥の町の柳津では、街のあちらこちらで「赤べこ」を見ることができます。「憩いの館 ほっとinやないづ」の館内にある専用スペースでは絵付け体験ができます。あなたのオリジナルの赤べこを作ってみてはいかがですか。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子の紹介まとめ 日本に古くから伝わる伝統工芸品・郷土玩具・民芸品には職人のこだわりや、次世代に受け継いでいくための葛藤がありました。 こちらの動画からは、普段私たちがなかなか知ることのできない、職人の思いが詰まっています。 そして、長い間愛されている工芸品は職人の神業、手技、凄技によって作られていることが動画からもおわかりになったのではないでしょうか。 これからもずっと、これらの日本の伝統工芸品・郷土玩具・民芸品が途切れることなく受け継がれていきますように・・・。 【公式ホームページ】野沢民芸 http://www.nozawa-mingei.com/index.html -
動画記事 21:10
飴細工がなぜ日本が誇る伝統工芸の一つなのか?「ものづくりの国、日本」の職人技を見ればその理由がきっとわかるはず。
伝統工芸- 487 回再生
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日本の伝統工芸飴細工紹介動画について 日本が誇る伝統工芸の一つである飴細工について、『日本糖果藝術 飴細工 - 金魚,青蛙,貓,狗 東京』の動画を元に紹介をさせていただきます。 飴細工とは? 日本が誇る伝統工芸の飴細工とは何か、まずはその詳細について紹介をさせていただきます。 飴細工は、製菓技術の一つで、起源は平安時代に京都で作られていたお供え物になります。 熱した飴を職人が自在に操って作品を作り出す様はまさに芸術の一言で、今回紹介させていただいている動画を見ても、伝統工芸の素晴らしさがはっきりと分かることでしょう。 動画内で実際に飴細工を制作されている姿をまずはご覧ください。 飴細工は飴と製菓という言葉が表す通り、芸術品でありながら食べることが出来ます。 その精巧な作りは食べる時には勿体無いと思ってしまうほどです。 しかし基本的には食べ物というよりは芸術品や美術品といった側面が強く、動画内でも猫や犬、金魚や青蛙等を題材としており、思わず飾っておきたくなるような素晴らしいものばかりです。 和と洋で違う飴細工 日本の伝統工芸としても名高い飴細工ですが、実は和菓子だけでなく、洋菓子としてもその技術が用いられています。 和菓子としての飴細工は、最小限の道具で生き物をモチーフとした一品で完成する作品が多いのに対し、洋菓子の飴細工は、バラや花等の植物を主として、一品一品を組み合わせた大規模な作品として主に制作されています。 伝統工芸としての歴史はどちらも古く、その美しさから、日本人外国人問わず、多くの人の間でお土産やプレゼントとして人気です。 日本が誇る伝統工芸飴細工の紹介まとめ 視覚でも味覚でも楽しませてくれる伝統工芸の飴細工、今回はその素晴らしさについて動画を交えてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか? 今回紹介をさせていただいた飴細工職人の方々は、通販での販売、体験教室を開くなど、積極的に伝統工芸を後世へと伝え、残していく活動をされています。 特にその活動を積極的に行われているのが「飴細工よし原」であり、職人の人が実際に目の前で作る姿を見ることもできます。 飴細工体験教室などのイベントも開催されるので、動画を見て気になった方はぜひ「よし原」へと足を運んでみることをおすすめします。 伝統工芸を実際に触れることで、伝統工芸という日本文化に対しての理解が一層深まることでしょう。 日本の伝統工芸の一つである飴細工について興味を持っていただけたら幸いです。 -
動画記事 9:31
「岐阜和傘」は伝統工芸職人に受け継がれた緻密な手仕事で作り上げられる美しい芸術品!岐阜市加納地区の職人が語る後継者不足の危機感とは?
伝統工芸- 177 回再生
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日本の伝統工芸「岐阜和傘」を作る職人のインタビュー動画をご紹介! こちらの「心を伝え、技を承ぐ 〜岐阜和傘〜」の動画には、日本の伝統工芸品の1つ、岐阜和傘の作り方や職人の技術が紹介されています。 日本古来の蛇の目傘は、竹や和紙といった道具を使って工房の職人が作り上げたインスタ映えする伝統工芸品。 東海地方にある岐阜県は和傘の一大生産地として知られています。 岐阜市加納地区は日本で現存する蛇の目傘の産地で最盛期には1万6000人が蛇の目傘の作成に従事しました。 雨具としての需要が激減した現在では数十人の職人が伝統を守っています。 この記事では動画に沿って岐阜和傘の歴史、制作工程、岐阜和傘職人をご紹介します。 日本の伝統工芸品「岐阜和傘」の歴史とは? 画像引用 :YouTube screenshot 和傘の起源は、西暦552年頃に作られた唐傘に始まります。 長い歴史をもつ日本伝統の和傘は1950年代には1400万本も生産されていましたが、近年では洋傘の普及によってわずか数万本しか製造されなくなってしまいました。 とはいえ、日本には野点傘や番傘、蛇の目傘を使用する日本伝統文化が今でも残ります。 フォトジェニックな見た目から岐阜和傘はお土産や飾りとして、時代を超えて現在でも注目を集め続けています。 日本の伝統工芸品「岐阜和傘」の作品ができるまで 画像引用 :YouTube screenshot 岐阜和傘は十数人の職人の分業により、半月から1ヶ月程度かけて主に6工程で製作されます。 まずは「骨削り」という技法で材料の竹を削り、チシャノキで「ろくろ作り」をします。 続いてろくろを差し込む「繰り込み」、小骨を糸で結ぶ「つなぎ」という工程を経た後、動画の3:34にあるような形になった竹の骨に、動画の5:46からご覧になれる「紙張り」をしていきます。 最後に「仕上げ」として油引きや干し場での天日干し、漆かけなどをして完成となります。 この他にも細かな分業がありますが、分業の種類ごとに後継者を作ることは難しく、技術や日本の伝統工芸を絶やしてしまう危機感を蛇の目傘職人は感じています。 動画の2:10より、蛇の目傘職人竹骨師の羽根田正則さんは岐阜和傘職人になった経緯を語られています。 4:17よりはツナギ・カガリ師の早川豊子さんが、昔は良かったが現在は仕事自体はあっても蛇の目傘の需要が無いと現状の状況をインタビューで答えています。 他にも数人の職人のインタビューが動画ではご覧になれます。 日本の伝統工芸品「岐阜和傘」を購入してみよう! 写真:和傘 岐阜県には、中村屋傘店を初めとした岐阜和傘販売の伝統工芸専門店があります。 美術品のような仕上がりが魅力的な日本伝統の和傘を手に入れたい方は、岐阜県内のお店へ足を運んだり、通販サイトをチェックしたりしてみましょう。 中には数千円の値段で手に入るお手頃な岐阜和傘もありますよ。 伝統ある岐阜和傘は、近年では「アイドルマスターシンデレラガールズ」というソーシャルゲームとコラボし、現代的な桜柄の和傘を発売しています。 日本の伝統工芸「岐阜和傘」を作る職人のインタビュー動画まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 今回ご紹介した動画には、日本伝統の和傘の魅力や生産工程が紹介されています。 岐阜和傘は竹骨師や貼り師、ツナギ・カガリ師などさまざまな種類の職人による分業で行われるのが特徴です。 近年では後継者育成のためのプロジェクトも発足しました。 日本の和傘職人の匠の技が結集された美しい伝統工芸の和傘は購入することもできるので、ステキな和傘をさす体験をしてみたい方はぜひ通販サイトなどをチェックしてみてくださいね。 【公式ホームページ】岐阜マルト藤沢商店 http://www.wagasa.co.jp/ -
動画記事 3:12
日本文化を感じられる美しい革工芸品「甲州印伝」。何十種類もの色柄がある山梨県甲府市の甲州印伝はあなた好みの品が必ず見つかる!職人による手仕事風景は必見!
伝統工芸 歴史- 197 回再生
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日本の伝統工芸品・甲州印伝とは? こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が制作した、日本の伝統工芸「甲州印伝(こうしゅういんでん)の紹介動画「手技TEWAZA「甲州印伝」koshu lacquered deerhide」です。 甲州印伝というのは、主に鹿皮や漆を加工して作られる伝統工芸品です。 職人の匠の技が随所に込められた上質な甲州印伝は、時代を超えて愛される魅力的なアイテムです。 動画では甲州印伝の作り方(作業工程)や、商品を紹介しています。 日本に古くから伝わる甲州印伝の魅力を動画で堪能してください。 伝統工芸品「甲州印伝」の起源 甲州印伝の歴史はとても古く、今から約1300年前の奈良時代頃には既に製作されていたそうです。 印伝の技術を使って作られた足袋は、奈良正倉院の宝庫に、印伝の文箱も奈良県東大寺に所蔵されています。 江戸時代以降には、江戸甲府城下で甲州印伝の生産が盛んに行われ、甲州印伝の袋物は庶民の間で愛用されるようになりました。 職人の手技による、甲州印伝の作り方とは 画像引用 :YouTube screenshot 甲州印伝は鹿や羊の皮といった原料を丁寧になめし、染色してから漆で模様を書いて仕上げた本革製品のことをいいます。 甲州印伝の特徴は、手触りの柔らかさと、丈夫さを両立しているという点にあります。 動画でも紹介されている作業工程を簡単に紹介します。 1, 焼き擦り(動画 0:29~)革の表面を熱したコテで焼いた後に表面をやすりで削り整えます。 2, 型紙(動画 0:45~) 3, 漆付け(動画 1:01~)職人は漆の色の特性を見極める必要があります。 4, 燻べ(ふすべ)(動画 1:54~)燻すことで色合いを出す商品もあります。 5, 縫製(動画 2:21~) 詳しくは動画で紹介されています。 映像で作業内容が映し出されるので、非常にわかりやすくなっています。 甲州印伝の手技が光るおすすめのアイテム 画像引用 :YouTube screenshot 山梨県甲府市の印傳屋(INDEN-YA)の店舗では、甲州印伝の文化を取り入れ、職人の手仕事で作られた名品を多数販売しています。 印傳屋の創始者である上原勇七は、自然素材である藁を使って鹿皮の燻べをし、柔らかな風合いの甲州印伝の作品を仕上げてきました。 印傳屋でも特におすすめの商品は、甲州印伝の長財布やがま口の小銭入れ、名刺入れや印鑑ケース、和柄の巾着など。 満開の桜をモチーフにした桜こまちシリーズも人気を集めています。 動画では2:47より、完成品を紹介しています。 近年では、甲州印伝とグッチやティファニーといった一流ブランドとのコラボアイテムも販売され話題となりました。 また、キティちゃんや、となりのトトロといった親しみやすいキャラクターとのコラボアイテムも注目されています。 Amzonn(アマゾン)や楽天などのインターネット通販でも販売されているのでチェックしてみてはいかがですか。 甲州印伝紹介まとめ 伝統工芸品の甲州印伝は、日本文化の魅力を感じられるおしゃれなアイテムです。 動画でご紹介しているように、丁寧な手仕事で作られている甲州印伝は、質感がよく丈夫なので長く愛用できますよ。 動画の2:33より、甲州印伝の職人は「甲州印伝の特色は多彩な模様が多く、ひとつの商品でも何十種類の色柄があり、お使いになる方が好みの色柄を選べる喜びがある」と甲州印伝の特徴を語っています。 日本伝統文化の魅力が詰まった甲州印伝のアイテムを、ぜひ購入してみてくださいね。 【公式ホームページ】印傳屋 | INDEN-YA https://www.inden-ya.co.jp/ 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 4:03
富山県に伝わる伝統工芸「井波彫刻」の作業工程が見られる貴重な映像!職人が作り上げる彫刻は日本が誇る芸術品・美術品だった!
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富山県の日本の伝統工芸井波彫刻とは この動画は「伝統工芸 青山スクエア」が制作した日本の伝統工芸「井波彫刻」を紹介した動画「手技TEWAZA「井波彫刻」Inami Wood Carving」です。 日本の伝統工芸「井波彫刻」の起源は、明徳元年(1390年)頃にまで遡ります。 京都の本願寺五代裃如上人は後小松天皇の勅命より、富山県に伊波別院を創設しましたが、焼失した瑞泉寺本堂再建のために、彫刻を掘るための宮大工たちを京都の本願寺より加賀藩(今の石川県〜富山県にかけて)に呼び寄せました。 これが井波彫刻の起源とされています。 昭和に入ってからも伊波の寺社彫刻は盛んで、現在では文化庁が策定する日本遺産にも選ばれているほど伝統のある大切な日本の文化です。 この動画では、そんな歴史ある井波彫刻の職人による作業工程や井波彫刻へこだわりを紹介しています。 完成した井波彫刻はまさに芸術品・美術品のような逸品です。 富山県南砺市は木彫刻のまち 画像引用 :YouTube screenshot 現在の富山県南砺市(なんとし)は、名工らの子孫によって職人の匠の技が継承されています。 彫刻作品は時代とともに寺社仏閣の装飾品にとどまらず、日本家屋に欠かせない豪華な欄間(らんま)や表札または独自の芸術品・美術品へと移り変わりを見せます。 今でも日本の伝統文化として、多くのファンを魅了しています。 富山県南砺市井波彫刻の制作工程 画像引用 :YouTube screenshot 井波彫刻の材料は楠や桐などの高級な木材です。 作業工程は以下のようになります。 下絵(動画 0:38) ↓ 粗落し(動画 1:02) ↓ 粗彫り(動画 1:25) ↓ 仕上げ彫り(動画 2:05) 約200種類以上のノミや彫刻刀を使う文字どおりの「匠の技」です。 井波彫刻の職人は動画の2:11より、「井波彫刻は最後のひと削りまでノミで作り上げていく作業で、細かな線まで際立たせるために集中力を保ち続ける必要があります。」と語っています。 富山県南砺市の宮大工によって受け継がれる日本文化の匠の技 画像引用 :YouTube screenshot 宮大工の彫物師というのは大工の世界でも位が高く、特に高い技術が必要とされています。 このため、本来は神棚、雲棚などの寺社に収める装飾品として発展してきました。 豪華絢爛で力強い作風は、宮大工時代に日本の古代神話や仏教伝来をモチーフにした作品を主として手がけていたからだと考えられます。 富山県南砺市井波彫刻紹介まとめ 富山県南砺市の井波彫刻は昭和22年に「井波彫刻共同組合」が結成され、地場産業として発展しました。 そして昭和50年には通産大臣によって伝統工芸品の指定を受けます。 現代の職人たちは、工芸品だけでなく日展(日本美術展覧会)などにも作品を出品し、日本文化のレベル向上に貢献しています。 富山県で培われてきた匠の技は伝統となり欄間(らんま)をはじめとして獅子頭、天神様、衝立、パネルなどの作品に活かされています。 こちらの動画はそんな井波彫刻の作業工程がご覧になることができる貴重な映像となっています。 日本に古くから伝わる歴史ある職人技・匠の技を動画で堪能してください。 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 4:03
熊本県の工芸品「肥後象嵌」はまさに芸術品!鉄をここまで美しくできるなんて!世界に誇る日本の職人技をご覧あれ!
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熊本県の伝統工芸品・肥後象嵌とは 「日本らしい美しさがある伝統工芸を知りたい」 「職人が手仕事で作っている日本の工芸品はどのような物があるのだろう?」 このように、日本らしい工芸品に触れたいけど、具体的にどのような物があるのかわからないという方に「伝統工芸 青山スクエア」が作成した動画「手技TEWAZA「肥後象がん」Higo Zougan Inlay」を紹介します。 肥後象嵌職人・稲田憲太郎さんの匠の技が光る熊本県の伝統工芸品” 肥後象嵌(肥後象がん)”の箸置きの制作方法を紹介するこの映像は、日本の工芸品の美しさを知ることができる素晴らしい動画です。 日本の伝統工芸である肥後象嵌を紹介 画像引用 :YouTube screenshot 熊本県の伝統工芸である肥後象嵌とは、鉄に金や銀をはめこんで模様を作ったアクセサリーや文具などの金細工のことを言います。 肥後象嵌の歴史・起源は古く、昔は日本刀の鍔や刀剣金具、鉄砲の銃身、帯留め、かんざしなどに日本の文化である肥後象嵌を施していましたが、今ではネクタイピンやネックレス、ヘアピン、カフス、ループタイ、ピアスなどの装飾器具や、ボールペン、万年筆、文鎮、ペーパーナイフなどの文具用品と、さまざまな商品に肥後象嵌が施されています。 熊本に伝わる伝統工芸品という事もあり、最近では肥後象嵌を施したくまモンのペンダントもあり、かわいいデザインはプレゼントにピッタリ。 日本伝統の工芸の美しさと、現在のデザインがうまく合わさり、とても魅力のある工芸品になっています。 日本の伝統工芸である肥後象嵌の作り方(生産工程)を紹介 画像引用 :YouTube screenshot 動画で紹介されている日本の伝統工芸である肥後象嵌の箸置きの生産方法を動画に沿って簡単に紹介します。 ・生地作り(動画0:21~) 原料となる鉄を切り出し磨いて、角をとっていきます。 ・布目切り(下地作り)(動画0:41~) 「タガメ」という道具を使い、縦、横、斜めにみぞを彫っていきます。 ・打ち込み、叩き締め(動画1:10~) 「鹿の角」を使い、金や銀をはめ込んでいきます。 ・布目消し(下地磨き)(動画1:55~) 「キサキ」という道具を使って、布目を切った部分を磨きます。 ・錆び出し(動画2:11~) 錆液を塗っていき、鉄地を黒くしていきます。 ・錆止め(動画2:30~) 沸かしたお茶に肥後象嵌を入れて、錆止めをします。 ・焼き付け(動画3:02~) 焼いていき、経年によって錆がでるのを防ぎます。 ・完成 完成した箸置きは、動画の3:17よりご覧になることができます。 これらは動画で詳しく紹介されていますので是非動画をご覧ください。 日本の伝統工芸である肥後象嵌を購入したい 日本の伝統文化である肥後象嵌を購入できる場所を紹介します。 伝統工芸の肥後象嵌を売っている販売店は熊本にある「肥後象嵌 光助」がおすすめ。こちらのお店ではアクセサリー作りを体験することもできます。 ペンダント、ブローチ、イヤリング、純金絵画などアクセサリーから美術品、芸術品までさまざまな種類のものがあるので、気になる方はチェックしてください。 また、伝統工芸である肥後象嵌はインターネット通販でも購入可能なので、こちらも要チェック! 購入後のお手入れ方法も気になりますが、乾いた柔らかい布やティッシュなどで拭いて輝きを持続させてください。 職人の匠の技の結晶“肥後象嵌”紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot この動画では、記事の中で紹介しきれなかった肥後象嵌ができるまでの詳しい技法や、肥後象嵌を作るのに必要な材料なども解説されており、とても興味深い内容になっています。 お土産やプレゼントにぴったりの完成品も多数紹介しています。 熊本の伝統工芸の肥後象嵌が、気になる方はぜひ見てみましょう! 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 4:00
山形鋳物は日本の茶の湯文化に欠かせない美しい鉄器!職人の繊細な手仕事で作られる山形県山形市の伝統工芸品の制作工程を4分で紹介!
伝統工芸- 143 回再生
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山形県山形市の伝統工芸品「山形鋳物」紹介動画について こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「山形鋳物」yamagata casting」です。 4分間の動画の中で山形鋳物の歴史や特徴、生産工程などが余すことなく紹介しています。 芸術品のように繊細な伝統工芸品を驚きの手技で作り上げる職人のスゴ技を動画を通して体験してみてくださいね。 日本の伝統工芸品「山形鋳物」とはどういったもの? 写真:茶釜 山形鋳物は、平安時代の中頃に山形の鋳物職人が、周辺の土質が鋳物に適していることから作り始めた起源・歴史のある伝統工芸品です。 現在日本で使われている茶道の茶釜の多くは山形鋳物で作られているのです。 山形鋳物で作られた茶釜は動画の0:12からご覧になれます。 薄く繊細な山形鋳物は、南部鉄器や鉄瓶、銅器といった伝統工芸品の製作技術、また建築部材や機械部品鋳物にも活用されています。 動画で紹介されている伝統工芸品「山形鋳物」の作り方 画像引用 :YouTube screenshot 山形鋳物の製作は、動画の0:28から紹介されているような伝統的な鋳型作りから始まります。 全体のデザインを決めたら山形産の砂や粘土といった材料を使って鋳型を作ります。 内部は薄い和紙に紋様をデザインしたものを貼り付けて紋様押し、または肌打ち・文様捺しをしていきます。 動画の2:08からご覧になれる「鋳込み」という鋳型の中に溶かした鉄を流し込んで冷やし、型を開いて取り出す「型出し」の工程を経て、最後に素焼きや漆の着色、漆仕上げなど仕上げ着色を施せば、山形鋳物の完成です。 完成した美しい茶釜は動画の3:29からご覧になることができます。 伝統文化の技法が光る山形鋳物はプレゼントにぴったり! 画像引用 :YouTube screenshot 伝統工芸品である山形鋳物のアイテムは、伝統的な急須や茶道文化に必須の茶釜といったものだけではありません。 近年ではグラスやティーポットといった食器類のほか、モダンなデザインのすき焼き鍋ややかんなども製作されています。 山形鋳物の販売店である「雅山(がせん)」では沢山の種類の山形鋳物を取り扱っているので、美しいデザインの作品を大切な方へのギフトにぜひ購入してみましょう。 日本伝統工芸品「山形鋳物」の文化や製法のまとめ こちらの動画は、伝統工芸品である山形鋳物の歴史や作り方、工房の職人の匠の技などが約4分間に凝縮されています。 日本の伝統文化に興味がある方は、美術品のような素晴らしい出来栄えの山形鋳物の魅力を動画でチェックしてみてくださいね。 そしていつの日か山形鋳物を実際に手に取ってみてはいかがですか。 -
動画記事 4:18
伝統工芸「別府竹細工」ってどんなもの?文化的価値の高い竹細工の歴史や特徴とは?芸術品のような竹細工を編み上げる大分県別府市の職人技を要チェック!
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芸術品のような竹細工を編み上げる職人の匠の技を要チェック! こちらは、別府温泉で有名な大分県別府市周辺で作られている伝統工芸品「別府竹細工」の紹介動画です。 良質な竹材を使い、職人の手仕事によって作られる美しい竹細工は、昔ながらの日本の伝統文化を感じさせてくれます。 別府竹細工とはどのような伝統工芸なのでしょうか。 動画とともにさっそくチェックしてみましょう。 伝統工芸品「別府竹細工」の歴史や特徴 画像引用 :YouTube screenshot 伝統工芸品である別府竹細工の歴史は古く、『日本書紀』には景行天皇が九州行幸の際に所望したことが起源と記されています。この地域には竹細工の原料となる質の良い篠竹が多かったことから、この竹を使って茶碗籠(メゴ)が作られました。 室町時代に入ると、別府竹細工は伝統工芸品として盛んに生産されるようになりました。 さらに江戸時代になると、有名な温泉地でもある別府温泉には財界人や文化人の別荘が建てられるようになります。これに伴い、茶道具などの美術品の文化的価値が上がり、高値で販売されるようになったのだそうです。 伝統工芸品「別府竹細工」の体験・購入 画像引用 :YouTube screenshot 別府市東荘園にある別府市竹細工伝統産業会館では、さまざまな種類の竹細工やその製造工程、手技を見学することができます。 竹細工の作り方を教えてくれる体験教室や、竹細工をリーズナブルな値段で購入できるショップもあるので、別府観光の折にはぜひ立ち寄ってみましょう。 伝統工芸品「別府竹細工」は通販でも買える 別府竹細工は通販で購入することもできます。 有限会社森口竹工業では、工房にて職人が手仕事で作り上げた竹細工のバッグや風鈴などを販売しています。 さまざまな価格帯の別府竹細工から、お好みのものを選んでみましょう。 伝統工芸品「別府竹細工」の作り方は? 画像引用 :YouTube screenshot 日本伝統文化に触れたいと、さまざまな種類の別府竹細工を自作する人もいます。 『別府竹細工技術資料集』などの書籍には、別府竹細工の技法や工程が詳しく記されています。 これを参考にして材料を加工し、編み上げていけば自分で伝統工芸品である別府竹細工を作り上げることもできます。 こちらの動画でも「別府竹細工」の制作過程が紹介されています。 油抜きして天日干しされた竹を剥ぎ細い竹ひごを作り丁寧に編み、ひご加工をしていきます。 日本に古くから伝わる工芸品は職人技による芸術品でもあることが動画からもおわかりになるのではないでしょうか。 伝統工芸品「別府竹細工」紹介動画記事まとめ こちら動画の最後には匠の技が光る美しい別府竹細工の商品の数々が紹介されています。 見とれてしまうほどの芸術品・・。 この記事や動画を見て、別府竹細工に興味を持っていただければと思います。 きっとお土産やプレゼントにも喜ばれると思いますよ。 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 4:42
東京染小紋の卓越した匠の技を動画で紹介!着物や帯の繊細なデザインは職人の手作りによってひとうひとつ丁寧に作られている。
伝統工芸- 423 回再生
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日本の伝統工芸の「東京染小紋」紹介動画 こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「東京染小紋」tokyo some komon dyeing/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square」です。 今回紹介する日本の伝統工芸の一つ「東京染小紋」は東京や首都圏にお住いの方には「江戸小紋」と言ったほうが馴染み深いかもしれません。 日本の伝統工芸「東京染小紋」とは 画像引用 :YouTube screenshot 「東京染小紋」は着物や帯のような高級な反物から風呂敷や扇子といった日常品まで幅広く浸透している伝統工芸の一つです。 正絹や木綿だけでなく手すき和紙などに手仕事で丁寧に染付する、卓越した職人技が描く反物や着物は美術品としての価値も高く、東京染小紋職人の多くが文化勲章を受章しています。 染めの原料には抗菌作用や防臭効果のある柿渋などが用いられます。 作品の一つ一つ職人の手作業によるものなので大量生産ができません。 工房では東京染小紋の体験をさせてくれるところもあるので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか? 「小紋」というのは動画の0:26からご覧になれる型紙に描かれた小さな模様のことです。 東京染小紋の歴史は室町時代に起源をもち、江戸時代になってから広がりました。 染物職人が江戸に集まり手技を競い、江戸で開花したので江戸小紋という愛称で親しまれています。 東京染小紋の制作・製造工程 画像引用 :YouTube screenshot 【作業工程1:型紙作り】 型紙には渋柿を用いて手漉き和紙を張り合わせた地紙を使います。 東京染小紋には伊勢型紙(三重県鈴鹿市産)が使用されます。 型紙には地染めの時に色がつかない部分に糊を塗ります。 染めた後に糊を洗い流すと糊の部分が白く残り美しい模様になります。 糊を塗ったら型紙を干します。 【作業工程2:色糊の調整】[動画: 1:03~] 色糊はもち米と米ぬかに塩を混ぜて蒸した元糊に染料を調合した色を練り込んでいきます。 見た目の色と染め上がりが異なるので、調合には職人の高い技術が要求されます。 【作業工程3:型付・地色染め】[動画: 2:01~] 生地に大きな刷毛で色糊を塗りつけます。 この作業を「しごき」という場合もあります。 【作業工程4:蒸し】 色糊が乾燥しないうちに幾重にも折るようにして蒸し箱に入れて蒸します。 この時地色が定着しやすいように徐々に温度を上げながら15分〜30分蒸しあげます。 【作業工程5:洗い】[動画: 3:04~] 蒸しあがった生地を水槽に移し替え、糊をふやかしながら十分な量の地下水でおがくずとともに洗い流します。 昔の日本では染物職人が川沿いに多かったのはこの洗いの作業に便利だったからです。 画像引用 :YouTube screenshot 【作業工程6:仕上げ】[動画: 3:16~] 水洗いが済んだ生地は脱水機にかけ、乾燥機で乾燥させ細かな色付けを行えば出来上がりです。 東京染小紋の紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 東京染小紋の特徴は「小紋の密度」にあると言っても過言ではないでしょう。 遠くから見ると無地のように見えますが、近づくと細かい定小紋が幾何学的に並び、その美しさは美術品とも称されています。 室町から江戸時代にかけては武家社会であり、その文化は質素倹約を旨としたものでした。 そのため浴衣や京友禅にみられるような派手な模様ではなく一見すると地味な小紋柄が好まれたと考えられています。 近くで見るととてもおしゃれで贅沢な染付の技法は粋を好む江戸の人達に愛されていたことでしょう。 武士の正装である裃にも東京染小紋の文化が浸透していたことが江戸時代の文献や文化遺産等で確認することができます。 また、東京染小紋が武士から庶民の文化へと拡大して行ったのは江戸時代中期からです。 男性だけでなく女性の訪問着などにも遊び心のある東京染小紋の着物や風呂敷などの日用品が大流行を見せました。 東京染小紋は1974年に当時の経済産業大臣から国の伝統工芸品に指定されました。 今ではその職人技を使ってマフラーやランプシェード、手すき和紙を使った伝統工芸品など幅広い分野で取り入れられ愛されています。 日本伝統の東京染小紋の職人技この動画でご堪能ください。 【公式ホームページ】東京染小紋 | 伝統的工芸品 | 伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/craft/0201/ -
動画記事 4:13
宮城県鳴子の伝統工芸品「こけし」制作の工房を紹介!職人が匠の技で作る可愛らしい姿はいつの時代でも人々を魅了するお土産品。
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宮城県鳴子で作られている伝統工芸「こけし」の紹介動画について こちらは「Esther Bellido」が公開した宮城県鳴子の伝統工芸こけしを実演で製作する様子がご覧になれる動画「Relaxing & Calm - Making a traditional Japanese wooden Kokeshi Doll」です。 こけしとは東北地方で作られている伝統工芸品。 日本へ観光の際にはお土産として購入すりのも良いでしょう。 こちらの動画では職人が匠の技を披露し、こけしを手仕事で作る様子がご覧になれます。 日本の伝統工芸品!こけしの歴史・由来・意味とは? こけしの起源は江戸時代、東北地方の温泉へ来た観光客にお土産として木の人形「こけし」を販売したのが発祥。 こけしは地域により形に違いがあり、津軽系・南部系・木地山系・鳴子系・作並系・遠刈田系・弥治郎系・肘折系といった多くの種類があり技術・技法も違います。 値段は1000円ほどから高級なものは数万円になります。 芸術品こけしの制作工程 こちらの動画の舞台は宮城県鳴子にあるこけしの岡仁。 ここではこけしを作る様子を実演で見ることができます。 近年では、こけしは可愛いと、若い女性や訪日観光客を中心に人気となり、ブームとなりました。 インテリアとしてこけしを自宅に飾る人も。 こけしの製作の工程は0:26からご覧になれます。 こけしの原料となる原木を切る玉切り。 次に余分な木を切る木取り、木地挽きという作業では回転させて削っていきます。 最後はカンナで仕上げ挽きをして、形が出来上がったら絵付け。 高速で回転するこけしに丁寧に色をつけていきます。 鳴子のこけしの特徴は蝋引き(ろうひき)をすること。 蝋引きをすることで色が鮮やかになります。 頭と胴体を別々に作製したものを、最後に頭と胴体を繋げ作品の完成。 宮城県鳴子で伝統工芸のこけしを楽しむ! 鳴子には多くのこけし職人がおり、職人によって技法・作り方も独自のものであり、こけしも作る人によって形が違うとも言われています。 日本の伝統工芸品「こけし」紹介まとめ 今回は日本の伝統工芸品のこけしの制作風景の動画を紹介いたしましたが、一つ一つが手作りだということがわかったと思います。 また、今回動画で取り上げたこけしの岡仁はお店でこけし作りの体験ができ、通販サイトで商品の販売をしています。 こちらの動画では4分ほどでこけしづくりの職人の技を感じることができます。 日本の伝統工芸品「こけし」の魅力をこの動画で堪能ください! -
動画記事 7:49
明治時代から続く高澤ろうそくの五代目職人が語る伝統工芸品へのこだわり!匠の技により作られた石川県七尾市の七尾和ろうそくに灯された炎に癒しを求める。
伝統工芸- 183 回再生
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日本の伝統工芸品「七尾和ろうそく」の紹介動画について こちらの動画は「ニッポン手仕事図鑑」が公開した「ニッポン手仕事図鑑 × 髙澤ろうそく」です。 歴史の勉強、伝統工芸を触れてみる、日本の観光地を訪れるなど訪日観光客の日本での楽しみ方は人それぞれ。 日本の伝統工芸に興味ある方におすすめしたいのがこちらの動画。 今回は石川県七尾市に伝わる伝統工芸品の1つである「七尾和ろうそく」を紹介した動画。 日本の伝統工芸品「七尾和ろうそく」の見どころ 画像引用 :YouTube screenshot 「ニッポン手仕事図鑑 ×高澤ろうそく」は日本の伝統工芸品の1つ七尾和ろうそくの魅力を思う存分紹介している動画。 約7分で七尾和ろうそくの要点が押さえられています。 石川県七尾市にある株式会社高澤商店の社長である高澤久氏が丁寧にインタビューに答えます。 石川県七尾市の街並みが1:20からご覧になれます。 こんなにも風情ある土地で七尾和ろうそくは作られているのです。 動画の2:25からは七尾和ろうそくの販売店である高澤ろうそくの店内をご覧になれます。 動画の3:57からは和ろうそく工房で職人の手仕事による七尾和ろうそくの制作工程もご覧になれます。 日本にはどのような技法が伝えられているのか、和ろうそくの作り方についてイメージを膨らませることができます。 動画でご覧になれる石川県七尾市ってどんな場所? 写真:石川県・七尾市の街並み 石川県七尾市は能登半島の中央部に位置します。 温泉も多く存在するので、金沢観光などを考えている方は一度訪れてみると良いかもしれません。 動画でご覧になれるように古くから受け継がれる七尾和ろうそくが有名でお土産にも喜ばれます。 日本に行く機会が中々作れない方は高澤ろうそくの通販サイトで購入するのもおすすめです。 奉燈祭(ほうとうさい)や国の登録文化財に登録されている青柏祭(せいはくさい)などのイベントも行われています。 七尾和ろうそくとは 画像引用 :YouTube screenshot 七尾和ろうそくの起源は戦国時代。 前田利家が石川県七尾市を訪れた際、日本の産業発展を目的に作られ始めたのが七尾和ろうそくです。 当時多くの職人が集められ、七尾和ろうそくの文化が始まりました。 石川県七尾市はろうそくの材料に使われる和紙が届きやすかったのも七尾和ろうそくが発展した理由の1つ。 灯芯草などの自然の材料が使われているのも七尾和ろうそくのこだわりのひとつです。 匠の技により作られた七尾和ろうそくを作り続けている高澤ろうそくは1892年に創業された歴史のあるお店です。 七尾和ろうそくの作り方を体験できるので、日本の伝統工芸に興味のある方は高澤ろうそくに一度足をお運びください。 石川県七尾市の伝統工芸「七尾和ろうそく」紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 高澤ろうそくは七尾和ろうそくを長年作り続け、販売しています。 様々なオリジナル商品もあるので、気になる方は高澤ろうそくをチェックしてみてはいかがですか。 日本の伝統工芸は多種多様です。 観光する際はその土地にどのような伝統工芸が根付いているのか調べてみるのもよいでしょう。 七尾和ろうそくは長い歴史がある伝統工芸品です。 これを機に日本の伝統工芸や技術に触れてみてはいかがでしょうか? 【公式ホームページ】高澤ろうそく店 ONLINE STORE http://www.takazawacandle.jp/index.html -
動画記事 4:19
200年以上の技術を受け継ぐ新潟県の伝統工芸品「燕鎚起銅器」の文化を動画で堪能!何の変哲もない鉄の板が卓越した職人技で美しい急須に!
伝統工芸- 87 回再生
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新潟県燕市が誇る伝統工芸「燕鎚起銅器」 こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「燕鎚起銅器」tsubame hand-hammered copperware/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square」です。 新潟県燕市に200年以上伝わるモノ作りの文化があります。 それがこの動画で紹介されている無形文化財にも指定された燕鎚起銅器(つばめついきどうき)です。 燕鎚起銅器とは、一枚の平らな銅版を槌(つち)で打ち起こし、やかんや急須など立体の成型物にする技術のこと。 槌で打たれた表面は五角形や六角形に似た面を構成し、えもいわれぬ独特な味わいを醸し出します。 注ぎ口の部分まで打ち起こすことができるのが燕鎚起銅器の特徴であり、高度な技術の証でもあるのです。 鎚起技術で作られた伝統工芸品は、年月が経過するにつれて色合いが馴染み、落ち着いた雰囲気になります。 新潟県燕市はこの燕鎚起銅器の唯一の生産地として有名なのです。 この地では燕鎚起銅器は親から子、さらに孫へと伝えられる伝統工芸であり、鎚起銅器の技術が脈々と受け継がる文化でもあります。 創業は文化2年!職人が技術を守り続ける玉川堂 この燕鎚起銅器を製造する店でも老舗にあたるのが、燕市にある玉川堂(ぎょくせんどう)。 創業なんと1816年。和暦では文化2年のことです。 もともとこの地では江戸時代初期から和釘を作っていました。 やがて和釘産業に続き、藩が銅細工の産業を奨励。 弥彦山の銅山開発を背景に、仙台から来た渡り職人が伝えたのが鎚起技術でした。 この技術を代々継承しているのが玉川堂です。 玉川堂の工芸品には、江戸時代から受け継がれてきた職人の業を見ることができるのです。 燕三条はモノ作りの町として有名 玉川堂がある燕市は、燕鎚起銅器の歴史を基盤に発展した日本屈指の金属加工生産地でもあります。 とくに燕三条はモノ作りの町としてのブランドでも有名で、後継者の育成にも力をいれており、金属加工工場の多くで若者の姿が多く見られます。 モノ作りの町を推進する燕市は鎚起銅器の技術を体験できるイベントも開催しています。 燕市観光協会では鎚起銅器の技術を体験できる小皿づくり教室を毎年開催しているので、興味のある人はぜひ200年以上も受け継がれる職人の技巧を追体験してみましょう。 また、燕鎚起銅器は取扱店舗での販売のほか、通販でも入手できますよ。 伝統工芸というと敷居の高い値段を想像してしまいますが、お手軽な価格で販売されている工芸品もあるので、気になる方はお店を覗いてみてはいかがでしょうか。 新潟県燕市が誇る伝統工芸「燕鎚起銅器」 こちらの動画では、一枚の銅版が徐々に湯沸の形へと変貌を遂げる鎚起技術が撮影されています。 その卓越した職人技をぜひご覧ください! -
動画記事 6:36
匠の技で想い出を蘇らせる刺繍職人に密着。ひと針ひと針に心を込める職人の技と継承、日本の伝統工芸がここに!
伝統工芸- 149 回再生
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日本の伝統工芸品の「刺繍修復」プロモーション動画について こちらは「ニッポン手仕事図鑑」が公開した京都府京都市にある「和光舎」の刺繍修復工房を紹介する動画「ニッポン手仕事図鑑 × 和光舎」です。 「和光舎」は京都府京都市にある僧侶が身に付ける法衣のクリーニング専門業の会社です。 クリーニングを受けるうちに寺院で使われる宗教美術敷物の刺繍修復も行うようになりました。 こちらの動画は一般の人が普段あまり目にすることのない刺繍修復を専門とする刺繍職人の仕事ぶりを紹介するものです。 日本の伝統工芸品の「刺繍修復」とは 画像引用 :YouTube screenshot 刺繍修復がされるのは、寺院で受け継がれた神具に敷く「打敷(うちしき)」です。 刺繍職人は100年以上前に美しく施された刺繍を丁寧に切り取り、新しい布の上に乗せ、ほつれた刺繍を匠の技でもとの姿に戻し、現代に引き継ぐ重要な役目を担っています。 ほつれた刺繍の修理前と修理後は動画の1:55から比べることができます。 刺繍修復がされる日本の伝統工芸である「日本刺繍」は、絹の上に絹糸や金糸、銀糸をつかい花鳥などの図柄を刺繍するもので、着物(紋付きなど)や帯にも利用される歴史のある装飾技法です。 刺繍修復では、金糸を綴じ直したり、新しい糸を差し直したりします。 「古の美を現代につなぐ」ために、接着剤などは極力使わず、伝統工芸の日本刺繍の相良繍やまつり繍の技法をつかって刺繍職人が修復を行う様子を動画でご覧になることができます。 日本の伝統工芸を支える刺繍職人 画像引用 :YouTube screenshot 動画で紹介される刺繍職人・今村久光さんは、80歳を越えた今でも日本伝統の刺繍に感動し技術の習得にチャレンジしています。 また、伝統工芸である日本刺繍を継承するため、若手刺繍職人の育成にも力を注いでいます。 工房で働く刺繍職人はベテランも若手も、日本刺繍の美しさを感じながら学び、修復を行うことで刺繍が美しく蘇る仕事にやりがいを感じていることが伝わってきます。 日本の伝統工芸品の「刺繍修復」紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 刺繍修復に同じものはなく、生地の傷み具合や刺繍の状態で内容が変わる一期一会の手仕事です。 動画の最後でご覧になれるように、ひと針ひと針の修復工程に緊張感が感じられる繊細な刺繍職人の仕事は「古の美を現代につなぐ」のです。 【公式ホームページ】三条工房|株式会社和光舎 https://wakohsha.com/sanjo -
動画記事 10:00
漆器を優美に彩る蒔絵とはどういう伝統?長年の歴史の中で培われた匠の技と職人のこだわりを動画で徹底解剖!
伝統工芸- 69 回再生
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日本の伝統工芸「蒔絵」紹介動画について こちらの動画は「bunkachannel」が公開した「蒔絵―中野孝一のわざ―」です。 日本の伝統工芸で気になるものはあるでしょうか? 皆さんが思っている以上に伝統的な文化が日本各地に根付いており、今も尚語り継がれています。 今回は蒔絵について紹介している動画をご覧ください。 日本文化が好き、蒔絵に興味がある方は一度チェックしていただきたいです。 蒔絵とは? 蒔絵は漆器に文様や絵、文字を描いたら金や銀などの粉を蒔いて固めたものです。 蒔絵と一口に言ってもいくつもの技法が存在しており、日本の文化や蒔絵についてより知りたい方は押さえておきたいところ。 蒔絵の種類として ・研出蒔絵 ・平蒔絵 ・高蒔絵 ・卵殻蒔絵 ・肉合蒔絵 ・スクリーン蒔絵 の6種類が存在します。 また蒔絵は重要無形文化財のひとつに指定されており、日本の伝統工芸や文化を勉強する上で一度は触れてみると良いかもしれません。 蒔絵を体験する 蒔絵を体験させてくれるスポットは日本全国にあります。 (1) 京漆器蒔絵体験工房 蒔絵平野 京漆器蒔絵体験工房 蒔絵平野は京都府にある工房です。 蒔絵体験や教室、陶磁器や漆器の修理依頼を行っています。 蒔絵体験では自分で描き上げたオリジナルの漆器を作ることができます。 大体2~3時間の作業で特に定休日は設けられていません。 (2) 加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森 加賀 伝統工芸村 ゆのくにの森は石川県小松市にある観光地。 蒔絵をはじめ、輪島塗や友禅、九谷焼など日本の伝統工芸や文化を楽しめます。 蒔絵紹介まとめ 蒔絵はアクセサリーやボールペンなどさまざまなものに使われている日本の伝統工芸のひとつで今も尚語り継がれている文化。 商品によって使われている蒔絵の技法が違うだけでなく、模様も変わってくるのでいくつかの商品と見比べてみるのも楽しみ方のひとつです。 -
動画記事 15:02
和食で人気の高級食材「ふぐ」を職人が華麗に捌く!ふぐのてっちり、フグ刺しが登場!あなたはどのメニューが好みですか?
グルメ- 77 回再生
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和食の人気高級食材「ふぐ」をご紹介! 日本で愛されている和食の高級食材「ふぐ」。 しかし、その珍しい形から、どのように調理するのか想像できないという方は多いのではないでしょうか? そのような方々に、今回は和食の高級食材である「ふぐ」の調理法や、おすすめのグルメなどを「Travel Thirsty」が公開した「日本の屋台の食べ物 - ふぐ」という動画をもとに紹介したいと思います。 この記事では、日本食の食材であるふぐの種類や調理法の解説をしています。 ふぐの捌いている動画も紹介しているので、気になる方は見てください! 和食の高級食材である「ふぐ」について 和食の高級食材であるふぐは何種類か存在し、有名なのはトラフグ、ハコフグ、マフグなどが挙げられます。 ふぐには毒があり、食用可能な部位はふぐの種類や漁獲場所によっても違ってくるため、一般の方がふぐを調理するのは危険。 ふぐは食中毒にならないために免許を持っている職人が捌くのがルールです。 日本の食用ふぐの捕獲場所として有名なのは、山口県の下関市です。 ほかにも、石川県で漁獲される輪島フグ、香川県で水揚げされる讃岐でんぶく、福岡県で水揚げされる玄海とらふぐなどが有名。 北海道で水揚げされるマフグも美味しいです。 和食の高級食材である「ふぐ」のおすすめグルメ 和食の高級食材である、ふぐのおすすめグルメはたくさんあります。 有名なのはフグ刺し(てっさ)でしょう。 ふぐのあっさりした刺身にポン酢をつけて食べると絶品。 弾力感のある食感もふぐの魅力です。 職人がつくった薄造りのふぐは見た目も美しいです。 ふぐ鍋(てっちり)もふぐ料理の中では代表的存在です。 旬の野菜とふぐを、だしのきいたスープに入れて煮込んだ、とても温まる美味しい料理です。 フグ刺しとはすこし違い、プリプリの食感を楽しむことができます。 他にも、焼きフグや皮刺し、フグひれ酒などおすすめのグルメがたくさんあります。 日本食の高級食材「ふぐ」の調理法 ふぐの調理法を、おすすめ動画を参考に簡単に紹介します。 まず、包丁の峰を使ってふぐを気絶させます。 次に背ビレと左右の胸ビレ、尾ヒレを切り落としていきます。 頭の左右から切り込みをいれ、背に包丁を入れていきます。 皮を剥ぎ、内蔵を取り出します。 とはいえフグの調理はとても危険です。 免許を所持している調理師の方に任せて「ふぐ」は安全にいただきましょう。 日本食の高級食材「ふぐ」のまとめ 日本食の美味しいグルメに使われている食材のふぐ。 動画をもとに紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか? みなさんも色々なフグ料理を食べてみてください。 -
動画記事 5:36
日本の伝統工芸を守る富山県高岡市の螺鈿職人に密着!色鮮やかな貝殻で作られた品はまるで芸術品のような美しさ!
伝統工芸- 68 回再生
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日本の伝統工芸螺鈿職人紹介動画 こちらの動画は「ニッポン手仕事図鑑」が公開した「螺鈿職人になる旅 / 武蔵川工房」です。 螺とは螺旋状の殻をもつ貝のことを指し、鈿とは金属や貝による飾りのことを指します。 アワビやヤコウガイ(夜光貝)シロチョウガイ(白蝶貝)クロチョウガイ(黒蝶貝)カワシンジュガイ(青貝)などの材料で幾何学模様を刻むという点で、螺鈿(らでん)は蒔絵や卵殻などとは異なります。 貝の厚さは0.4~1㎜で花鳥風月のデザインを刻むという点でも日本の伝統工芸らしさが際立ちます。 日本有数の伝統工芸螺鈿職人として最も有名な方が、動画で紹介されている武蔵川工房の親方である武蔵川剛嗣さんです。 螺鈿職人を育てた高岡漆器という日本の伝統 日本の伝統工芸である螺鈿職人を育てた歴史背景には、高岡漆器という日本の伝統工芸があります。 高岡漆器の特徴は町人文化のなかで日用品へ職人たちが技術を磨くため漆を塗り、それぞれの技法を乗せたという起源があります。 それらの匠の技として、象嵌という技法が挙げられます。 これは一つの材料に異質の原料をはめ込む種類の作り方で作られた美術品や工芸品を言います。 明治時代になると石瀬松次郎が青貝螺鈿加飾という伝統工芸漆器を始め、青貝塗という日本伝統文化を広めました。 やがて伝統工芸として螺鈿師という立場が確立され、武蔵川工房の武蔵川さんは国指定の伝統的工芸品の認定者となります。 螺鈿は光の加減によって様々な色に映るため、武蔵川工房では暑さを0.1mmまで削り加飾を行います。 高岡漆器独自のこの工程を踏むのが武蔵川工房様の特徴でもあります。 貝の輝きをいかに引き出し、コントロールできるかが伝統工芸を作る螺鈿職人の腕の見せ所であるとも言えます。 現代に活きる日本の伝統文化・螺鈿 現代においても螺鈿職人は様々な工夫を凝らして螺鈿の文化を進化させています。 ペーパーウェイトや帯留め、髪飾りや箸、時計やガラスに細工された螺鈿の作品は見ているだけでも楽しいものばかりです。 武蔵川工房でも皿や飾箱、茶器などへの螺鈿装飾を行ったものが多く制作されています。 動画では2:24よりご覧になることができます。 スマートフォンケースやスマートフォンリングといった現代の生活に即した螺鈿作品を作る螺鈿職人もいます。 日本の伝統文化螺鈿職人紹介まとめ 螺鈿職人は日本には数多くいますが、高岡漆器の歴史を組む武蔵川工房の螺鈿作品は他に類を見ない美しさを持っています。 ぜひ日本の富山県へ訪れた際には螺鈿にも触れてみてはいかがですか。 -
動画記事 3:51
宮城県仙台市の伝統工芸品「仙台箪笥」の美しいインテリアで部屋を鮮やかに!日本の職人文化の技術が集結した家具の魅力や歴史にきっとあなたも感銘を受けるはず!
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日本の伝統工芸品である「仙台箪笥」の動画について 「伝統工芸 青山スクウェア」が制作する「手技TEWAZA【仙台箪笥】SENDAI Chests Woodwork」は、繊細で美しいインテリア「仙台箪笥」の歴史や作り方などを紹介している動画です。 日本の職人のモノ作りに対する思いや、繊細な仕事に目を奪われ、感銘を受けるはず。 美しいアンティークで部屋を彩りたいと思っている人には必見の動画です。 この記事では、日本の伝統工芸・文化である仙台箪笥の魅力や作り方などを解説しています。 日本の伝統工芸品である仙台箪笥の歴史 日本の伝統工芸品である仙台箪笥の起源は、江戸時代の末期と言われており、仙台藩の地場産業として成長しました。 仙台箪笥はもともと武士や侍などの権力がある人だけが持つことができた、とてもぜいたくな家具でした。 江戸時代に成長した仙台箪笥の製造技術は、職人たちが代々受け継ぎ、今も日本の職人たちが丁寧に作っています。 ただ、仙台箪笥を作る職人の数は年々少なくなっているのが現状。 国内外で高く評価されている日本の伝統文化を残すためにも後継者探しや育成には力を入れているようです。 こちらの動画では、伝統工芸品の技術を受け継ぐ職人の仙台箪笥に対する思いを聞くことができますよ。 日本の伝統工芸品である仙台箪笥の特徴 日本の伝統工芸・文化である仙台箪笥は、国の伝統工芸品に指定されています。 その美しい佇まいや、重厚感のある外観で海外からも人気がある日本家具です。 仙台箪笥の特徴は、ツヤのある表面から木目が透けて見える木地呂(きじろ)塗りと、豪華な金具が施されているところ。 指物や塗り、金具をすべて手作業で行った仙台箪笥の値段は6桁以上。 それでも美しい見た目や、100年以上使えると言われている丈夫さなどから購入する人がたくさんいるそうです。 日本文化の仙台箪笥を購入して、お部屋のインテリアに取り入れるのはいかがでしょうか? 欅産業オフィシャルサイトにて、仙台箪笥の実物が見られるショールームが紹介されているので、ぜひ見てください! 日本の文化である仙台箪笥の作り方を紹介 日本の伝統文化である仙台箪笥は、大きく分けて3つの工程で出来上がります。 指物(さしもの)→漆塗→金具の3工程です。 まず指物は動画の0:10から紹介されている木の板を指し合わせていく作業のことを言います。 金属の釘は使わず、木釘だけで組み合わせていくのが特徴。 凹凸を使って精巧に組み合わせていくことで仙台箪笥の頑丈な仕上がりが生まれます。 丈夫な仙台箪笥の土台を作るうえで重要な工程です。 次の工程である漆塗は動画の1:06より紹介されています。 漆を何度もけやきに塗り、ツヤを出していきます。 けやきの綺麗な木目が透けて見えるのが特徴です。 金具の作業は動画の1:54より紹介されています。 金属を鏨(たがね)で何度も何度も叩き削っていきます。 とても繊細な作業によって出来上がった金具はとても美しく、仙台箪笥に欠かせない部品です。 日本の文化である「仙台箪笥」の記事のまとめ 美しい伝統工芸・文化である仙台箪笥。 インテリアとして使えばお部屋が和風にがらりと変わり、楽しめるのではないでしょうか? また、会席料理用の仙台箪笥もあり、お祝い事などに使うのもおすすめ。 欅産業オフィシャルサイトにはショールームの紹介、仙台箪笥の手入れの仕方や修理の受付なども行っているので、気になる方はチェックしてみましょう! -
動画記事 6:39
東京目黒の人気寿司店「すし処 佐治」が作る繊細な逸品を味わう!芸術品の美しさの一皿は職人の華麗な手さばきよって作られる!
グルメ- 42 回再生
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「すし処佐治」の寿司一人前が出来るまで この動画は「すし処 佐治」の大将が、一人前の寿司を握る様子を撮影した動画です。 鮮やかな包丁捌きで寿司を次々と握っていく様子に目が奪われます。 ぜひ、その様子を動画でチェックしてみてくださいね。 ◆すし処佐治 店舗概要紹介◆ 【住所】東京都目黒区自由が丘3-10-18 【交通アクセス】自由が丘駅から470m 【料金】1300円〜 【営業時間】[月・火・木・金] 11:30~14:00 / 17:00~23:00 [土・日・祝] 11:30~14:00 / 17:00~22:30 【定休日】水曜日、第3火曜日 【電話番号】03-3724-2424 【公式ホームページ】すし処佐治 https://www.sushi-saji.jp/ 【食べログ】佐治 https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47016210/ -
動画記事 19:19
日本の伝統を継承する若き「つげ櫛」職人に密着!昔から多くの女性に支持される逸品は技術を越えた櫛へと向き合う職人のこだわりから生まれる。
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こちらの動画は「明日への扉 by アットホーム」が公開した「#020 つげ櫛職人 森 英明 | 明日への扉 by アットホーム」です。 森英明さんは、1983年愛知県生まれのつげ櫛職人。 つげ櫛の老舗「櫛留商店」の三男として誕生しました。 つげ櫛は、拓殖(つげ)の木を原料に作られていて、堅さがあるにもかかわらず、弾力性があるため歯が折れにくく丈夫で静電気も起きにくい。 このような理由から、櫛の最上級品として古くから使う人を魅了しています。 森さんは大学生のとき、櫛留の櫛を使うお客さんの反応を見て、つげ櫛の素晴らしさを改めて実感。 大学卒業と同時に、大学卒業後に三代目である父・森信吾さんに弟子入りし、腕を磨き続けています。