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宮古島・島尻パーントゥとは

こちらの動画「宮古島・島尻パーントゥ2018 UNESCO World cultural heritage」で紹介されている沖縄県宮古島の島尻パーントゥ祭りとは、沖縄県宮古島市の奇祭でお面をつけた来訪神パーントゥが集落を巡って厄払いをするというものです。

この伝統行事の開催地は宮古島の平野島尻地区と上野野原地区で、それぞれ異なった特徴があります。
1982年にはどちらの行事も「宮古のパーントゥ」として選択無形民族文化財に選ばれました。
その後1993年には重要無形民族文化財として登録、2018年には「来訪神・仮面・仮装の神々」でユネスコの重要無形民族文化財として無形文化遺産への登録がされました。

宮古島・島尻パーントゥとサトゥプナハ

宮古島・島尻パーントゥの画像
画像引用 :YouTube screenshot

パーントゥの語源は宮古島の歴史書「宮古島庶民史」によれば、食むという意味のパーンに人という意味のピトゥが合わさったものとされており、お化けや鬼神という意味があります。
宮古島島尻のパーントゥ祭りは毎年3回行われるイベント「サトゥプナハ(里願い)」の3回目に行われ、パーントゥ・サトゥプナハ、もしくはパーントゥ・プナハと呼ばれます。
例年の開催時期・開催日程は「旧暦の9月吉日」で10月に行われます。

なまはげにも似たパーントゥは、親パーントゥ、中パーントゥ、子パーントゥの三体の仮装神で、宮古島島尻地区の青年の中から選ばれます。
パーントゥの姿は動画の中で0:06よりご覧になることができます。

選ばれた3人はシイノキカズラという蔦草を身に着け、産まれ泉という意味のンマリガーという井戸の底に溜まった泥を全身に塗って現れます。
このンマリガーは、宮島小学校の周辺にあり、パーントゥの中ではこの泥を人や家屋に塗りつけて回ります。
子どもたちは号泣、絶叫し、泥の臭いは数日取れないほどの臭さです。
動画では0:14より泣き叫ぶ子ども、1:21からは逃げる中高生がご覧になれます。
時には1:27からご覧になれるようにパトカーにも構わず泥を塗るのです。

神様との鬼ごっこ、宮古島・島尻パーントゥ

宮古島・島尻パーントゥの画像
画像引用 :YouTube screenshot

このような奇妙なお祭りは神様との鬼ごっこといわれるほどに地元に愛され、泥を塗ることで悪霊祓い、無病息災の印を付けてもらえると喜ばれています。
村をあげて鬼ごっこのように大人も子供も逃げ回る様子は一見恐ろしいですが、泥をつけられて笑顔になっている村人を見ると、このお祭りの素晴らしさがわかります。

しかし近年では汚されてしまうというクレームやトラブルによって中止の危機にも追いやられました。
パーントゥは島民、観光客はおろか女性、子供、警察官、老若男女問わず泥を塗りに来ます。
それが島の無病息災を祈る伝統行事としての矜持であり、それを受け入れることができる人が訪れるべきとして未だ続けられています。

宮古島・島尻パーントゥの画像
画像引用 :YouTube screenshot

宮古島島尻を訪れる際は泥まみれになることを覚悟して行きましょう。
もっとパーントゥについて知りたいという人には、宮古島市総合博物館という施設があります。
こちらではパーントゥの歴史や宮古島の歴史を知ることができるほか、パーントゥの仮面があるので、それをつけて記念撮影をすることもできます。
この仮面は百年以上前に宮古島の海岸に、クバの葉に包まれて漂着した歴史があるとされています。

宮古島・島尻パーントゥ紹介まとめ

宮古島・島尻パーントゥの画像
画像引用 :YouTube screenshot

いかがでしたか?宮古島・島尻のパーントゥという風習について紹介しました。
離島ならではのユニークな文化は多くの観光客にも人気です。

Tシャツなどのグッズも販売されており町おこしに貢献しています。
宮古島の文化を感じに島尻へぜひ泥まみれになりに訪れてみてはいかがでしょうか。

【トリップアドバイザー】宮古島市
https://www.tripadvisor.jp/Tourism-g680765-Miyakojima_Okinawa_Prefecture-Vacations.html

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
山本 孝(Takashi Yamamoto)
ライター歴7年目。旅行・グルメ・歴史の記事を執筆しています。
参加すると泥まみれ!?沖縄県宮古島の奇祭「島尻パーントゥ」が怖すぎた!変装した神から笑顔で逃げる南の島で感じる奇妙な文化を体感!
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